pilipphoto/iStock/Thinkstock 寿司ネタやお弁当の具材としても人気のサーモン(鮭)。北日本に秋の訪れを告げる魚だが、じつは今や輸入が65%。中でもチリ産がもっとも多く、20万トンを超えている(2012年・農林水産省「水産物流調査」)。 人気を集めるチリ産サーモンだが、5月27日に「ハフィントンポスト日本版」が配信した1本の記事が物議を醸している。 ■殺虫剤や抗生物質で「薬漬け」? 画像はハフィントンポスト日本版のスクリーンショット 「日本のスーパーで売られているチリ産の鮭を地元の人が食べない理由」と題された記事では、冒頭で「地元の人は、この鮭を食べません」と断言。 その理由として「餌」「殺虫剤」「抗生物質」「密集度」の4点を挙げて、現地の状況を伝えている。 日本人は食の安全にはきわめて敏感なせいか、またセンセーショナルな情報であったためか、記事は公開後2日間ほどで