道幅わずか3メートル前後の狭い道路に、横断歩道の白線が描かれている。しかも歩行者用の信号機もある。こう見えても横断歩道なのだ。リサーチを進めていくと、同様の横断歩道は、京都市下京区と静岡県伊東市にもあることが判明。 【写真】京都、静岡にもあった「2本線」の横断歩道 このような狭い幅の道路にも、横断歩道と信号機を設置するのは何故か。また、その基準とは? 大阪・京都・静岡の3府県警に聞いた。 横断歩道のサイズは内閣府令・国土交通省令で定められている横断歩道といえば、交差点の流出部に描かれた縞々の白線が一般的なイメージだろう。ところが、縞々どころかたった2本しか線が描かれていない、極めて短い横断歩道がある。 大阪府和泉市肥子町(ひこちょう)1丁目にある横断歩道は、全国の珍しい光景を紹介するテレビ番組で、日本一短い横断歩道として紹介されたこともある。赤い看板が目立つドラッグストア付近にあるが、大人