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ペルシャ猫、空飛ぶじゅうたん、ルバイヤート - 似て非なるもの 遠くて近きもの
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ペルシャ猫、空飛ぶじゅうたん、ルバイヤート - 似て非なるもの 遠くて近きもの
子供のころ、ペルシャ猫は憧れだった。お金持ちのおうちにはペルシャ猫がいるというイメージがあった。... 子供のころ、ペルシャ猫は憧れだった。お金持ちのおうちにはペルシャ猫がいるというイメージがあった。アラビアン・ナイトのお話を読んで以来、ペルシャじゅうたんは、空を飛べる魔法のじゅうたんだと思っていた。だが、大人になるにつれ、ペルシャは夢の国ではなくなった。キアロスタミーの映画に胸がいっぱいになることはあっても、イランという国名は、私のなかで、残念なことに戦争のニュースや、スカーフを強制される女性たちの怒りの声と結びついてしまった。ペルシャ猫へのあこがれも、ロシアンブルーやノルヴェジアン・フォレスト・キャット、アメショーといった流行や多様化のなかに忘れていた。 そうだ。忘れていたのだ。失っていたのではない。それが証拠に、『ルバイヤート』の訳詩集(*)をひらいた途端、ペルシャ猫は私のひざに帰ってきたのである。ルバイヤートとはペルシャの短詩形式であり、その名を関した歌集『ルバイヤート』には、詩人ハ