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anonymousdiaryとpublishingに関するnatu3kanのブックマーク (14)

  • 本屋大賞ホント糞。早く終われ

    出版界隈の端っこにいる人間だけどさ。 もともと売れているが、さらに売れるだけの糞賞。書店員なんか一部を除いてベストセラーしか読んでないので、ベストセラーにさらにブーストがかかって他のとの格差がえらいことになるだけの糞賞。売れていないけど良作を書いている作家の、モチベーションと売上を低下させている糞賞。屋大賞のノミネーション10作品が長期間屋のいい場所を占拠し続けるので、選に漏れた良作が埋もれるだけの糞賞。書店員の多数決という糞システムを採用しているので、同じような作家ばかりがノミネートされる糞賞。屋大賞が影響力を持ちすぎたせいで、出版社も書店相手にゲラを読ませて帯コメントを取るなどの糞行為をはじめ、書評家・評論家の立場が低下し業界の批評機能を麻痺させている糞賞。 早く終われこんなもの。出版界の癌やろ。 参考: https://anond.hatelabo.jp/201404131

    本屋大賞ホント糞。早く終われ
    natu3kan
    natu3kan 2024/04/11
    草の根で始まった制度って、当初の理念が失われて人気投票や美人投票になって大衆化するのは宿命よね。政治ですらそんな感じだし。
  • 漫画編集者の端くれだったことがある

    青年向け漫画の編集者をしていた。といっても若い頃の話だ。都内にある編集プロダクションを辞めて田舎に帰ったのが36の時だから、おじさんの入り口に立った頃か。今では完全なるおじさんである。 ※日記は『セクシー田中さん』の件とは関係ありません。 働いていた会社というのは、講談社とか小学館とか秋田書店とか、そういう大手出版社ではない。あくまで編集プロダクションである。出版社と編プロがどう違うのかって……ざっくり言うと元請けと下請けだ。出版社が出版事業(今回だと青少年向けの漫画作りや商業展開)の企画をして、漫画家が作品そのものを作って、編プロは雑誌体を作って、その制作過程で印刷所やデザイン事務所といった専門集団と関係することになる。 イマイチな説明になってしまった。一般社会の例で説明する。民法でいうところの委託(準委任契約)に当たる。公共建築の分野でいうと、公共機関の建築技師が新しい建築物のマン

    漫画編集者の端くれだったことがある
    natu3kan
    natu3kan 2024/02/11
    当たり外れって、本人や組織の能力もあるけど相性もあるからなあ。相棒の実績に引っ張られてなし崩しで進路が決まる事もあれば、体調不良で進路が変わることもある。
  • 「出版業界ってなんで売れる商品を作らんの?」って思うんだが俺って変?

    たまに屋行くと「いや、絶対売れないだろ……」ってばっかりでびっくりする。 ターゲット狭すぎだろってビジネス書や、そいつの人生訓を聞きたいやつがどれぐらいおんねんって自己啓発書。 中身がまったく想像できないタイトルの小説。 著者を全面に出しているわりには、一般的な知名度ほぼないのでは?というエッセイ。 ネットで調べたら書いてあることが載っている実用書。 あのさ、当に売る気あるの? どういうが売れているか、ちゃんと分析してるの? 売れてるって「やっぱりこりゃ売れるわ」って顔をしているけど、なんで少しでもそこに近づけようとせんの? たとえばハリーポッターが売れたっていうエビデンスがあるのに、なんでハリーポッターみたいなを作ろうとせんの? 宮部みゆきみたいな小説を出せば売れるってわかってるのに、なんで出さんの? 屋で並んでいるを見ると、売れるを作ろうっていう気概をまったく感じな

    「出版業界ってなんで売れる商品を作らんの?」って思うんだが俺って変?
    natu3kan
    natu3kan 2023/06/23
    マイナーな題材を拾ってきてメジャーに出来たりするのも出版の面白さだよね。
  • 本格的に「ライター」という職業が終わった気がする

    ライターという職業の景気はずっと下がり調子だったが、去年と今年でがくんとさらに落ちて、もう職業として維持できるものじゃなくなった気がする。 雑誌も週刊誌もどんどん休刊していて、単純に「える案件」がほとんどない。 わずかに残ったそれは大御所が必死に死守していて、中堅や若手には手が出せない状態になっている。 出版不況と言うけれど、雑誌のレギュラーライターになればまぁえるという状態はまだ維持されていた。 雑誌の案件は手離れが早く、そのうえ安定的な収益が見込めたのでまだ魅力的だった。 だから、多くのライターは書籍の仕事を減らして、雑誌に力を入れるというのをやっていた。 だが、この10年で雑誌が壊滅的になくなっていき、そのポストはどんどん減っていっている。 まともにライターをわせられている雑誌は、もう両手で数えるほどしかないんじゃないか。 雑誌のレギュラーライターというポストはもう100人も残

    本格的に「ライター」という職業が終わった気がする
    natu3kan
    natu3kan 2023/06/01
    平成から既にライターって狭き門だし。今の専門ライターはYouTuber兼業したり、小説やエッセイ集だしたり、ファンから定額で支援を受けたり有料WebマガジンとかWeb上で記事を買うタイプみたいに同人の絵描きに近い感じに
  • 日本の漫画がアメリカで大人向けグラフィックノベルTOP20を独占した。

    グラフィックノベルってのは日で言う単行に相当する。 ※グラフィックノベルはいろいろ別の意味もあるけど、出版業界的には単行でOK https://icv2.com/articles/markets/view/48284/april-2021-npd-bookscan-top-20-adult-graphic-novels あくまで4月だけの話だけど。 コロナ禍になってから日でも爆発的にアニメ・漫画が伸びたけど、アメリカでも全く同じことが起きてる。 アメリカのグラフィックノベルをTOP層から駆逐している。 あまりにも強くなりすぎてちょっと心配になってきた。 アメコミYoutuberみたいな人も取り上げたりしてるけど完全に支配しつつある。 https://www.youtube.com/watch?v=4PAo8DuYf8g 下手するとアメコミ文化そのものが消えかねないんじゃないか。 マ

    日本の漫画がアメリカで大人向けグラフィックノベルTOP20を独占した。
    natu3kan
    natu3kan 2021/05/16
    米国だと漫画より映画が花形で見る人も多く市場規模が大きいから映画に優秀な人が集中する。米国は映画が1兆円規模で漫画が1千億円規模。日本は映画が2千億で漫画が6千億。日本でハリウッド映画が主流みたいな話。
  • 雑誌に連載を持つ著者だけど、もう限界かもしれない

    ずっと「どうにかしなくては」と思っていた現実だけど、サカナクションのサブスク収入に関する記事を読んで、自分も思いきって書いてみようと思う。 自分は執筆業をやっている人間で、キャリアとしてはもうすぐ10年を超える。雑誌に連載を持ち、を出版して生活している。あまり詳しく書くと特定されてしまいそうなので(それだけ狭い業界なのだ)、かなりぼやかして書くことを許してほしい。 この仕事を始めてからずっと綱渡り状態なのだが、ずっとどうやってみんな綱から落ちていないのか不思議に思っていた。 音楽業界のように不明瞭なことが少なくて、を刷ったらその定価の10%が必ず入ってくる。1万部刷ってだいたい100万円が著者に入ってくる(実売じゃないところがCDとの違いかな……? 実売のところもあるけれど)。 けれども、知られているように今ではが売れなくなり、1万部刷ったらヒット、3万部刷ったら大ヒットといった

    雑誌に連載を持つ著者だけど、もう限界かもしれない
    natu3kan
    natu3kan 2020/07/16
    最近は月額の有料会員ビジネスが当たり前な感じはある。日本語話者の人口減もあるけど、読者からすると投稿サイトでもいいのもある。追記:ミュージシャンやスポーツ選手みたいな顔出しする有名人はTVCMで稼げるか。
  • 編集者10年やってるけどもうそろそろ限界かもしれない

    すっごいありふれている話なんだが書かせてくれ。 おれは編集者を10年やっている。 っていっても、これから書くことは 編集者ならではネタでもないんだけど、 とりあえずを10年間作っている。 編集者としてのおれは、書いてて吐きそうだけど、めちゃくちゃ無能だ。 無能にもいろいろ種類はあるけど、 おれがもっとも無能さを発揮するのは 商才がないという意味での能力だ。 いま編集者は、商人でなければいけない。 商売の芽をいち早く見つけ、育て、ブランディングを行い、 著者の「株価」がもっとも高まったところで、打つ。 おれはとにかくそれができない。 見よう見まねでやってみようとするが おれが心から素晴らしいと思う書き手は、 言葉を選ばなければ、「売れない」人ばかりだ。 複雑で、わかりにくく、答えのない、この世の過酷さを照射する言葉。 いま、それに金を払うほどみんな余裕がないのは、頭ではわかっている。 だか

    編集者10年やってるけどもうそろそろ限界かもしれない
    natu3kan
    natu3kan 2020/02/13
    各所への折衝や駆け引きで評判を広めてブランディングしてくれるのもまた編集の一つだけど、編集がプッシュして大量に刷ったけど売れなかったせいで、次回作の印刷が絞られて地獄とかあるし。
  • キンドル出版やってみたが売れない

    数週間たったが、1冊も売れないもんだな。 当然ながらキンドルアンリミテッドで、無料で読める。 キンドル出版って日語でも、1日に10冊とか出てる。 指が動かないものばかり。 そら売れないわなーってなった。 トップ画面から売れようとしても、一瞬で流れる。 やはり、検索で引っかからないとダメだ。 単純にホラーでーす、とか、エロでーす。じゃ無理っぽい。 ニッチな性癖とかに訴えて検索で引っかからないとだめだわ。 しかし、そんな濃い内容を書いていて儲かるもんかな。 1冊で、一年かけて、3000円~20000円ってのが普通らしい。

    キンドル出版やってみたが売れない
    natu3kan
    natu3kan 2019/05/20
    超ニッチなヤツだと、普通に売ってないからキンドルとかで探すのはあるかもなあ。
  • 出版業界はもう終わっている

    これは出版業に隣接する場所で働く人間にはこう見ているという話だ。出版業は苦境に立たされている、新しい売り方を模索せねば、という声が聞こえてくるが、いや、苦境どころじゃなくてもう終わっているよなーと素直に思う。 編集者はいつ会っても疲弊している。ノルマに追われ、考える時間がない。著者を見つけ、を作っても、宣伝費がないので売る方法がない。ノルマがあるので完成したらすぐ次のに取り掛からなきゃいけない。同時並行でやっているので、一冊に力をかけることもできないし、完成したら販売に力を入れることもできない。結果、作ったらあとは放置。売れてくれたらラッキー。そのぐらいの気持ちでやっている。 宣伝費がかけられないので、少しでも売れる確率をあげたければ、すでにファンがいる人間にあたらなきゃいけなくなる。なので、ツイッターでフォロワーが多い人間、ブログが少しでもバズった人間に声をかける。だから、今はネット

    出版業界はもう終わっている
    natu3kan
    natu3kan 2018/03/20
    種類が多すぎて、客側からすると有名作家とか映像化したような話題作以外は追いきれないんだよなあ。かといってニッチ向けの作品の多様性が広がったかって言われるとそんな感じもしないし。供給過多な感じはする。
  • 「エロ本ではない、一般向けの本だ」と言うのは無理筋でむしろ危険

    natu3kan
    natu3kan 2017/11/23
    出版社側としては広く売りたいからレーティングがなあなあになるんだろうな。成人向けのモザイクや消しは公権力が介入するためのモノだからなくならないんだろうなあとは思った。
  • ラノベの人物絵に飽きた。

    ラノベの表紙、挿絵には多分必ず人物絵が入っている。 を読まないヤツにとっつきやすいように、がコンセプトかもしれない。(まぁ読者層は放っておいても小説を読むと思うんだが?) でもこれって人の発想力想像力を大きく削っていると思うんだ。 確かに売りやすいのかもしれない。 その絵でアニメにすればいいし、その絵で漫画にすればいい。原作ファンはその絵に慣れているから受け入れる。(逆に、実写化を難しくしている一つでもある) でも人物絵の無い小説で面白い小説を読んだとき、昨今の人物絵の乱発は良いのだろうか?と考えてしまう。 絵の無い小説は、自分で一からキャラ造形を作る。その脳内作業って、実はとても面白い。 ラノベをキャラもの、と呼ぶ話もある。 だけどキャラ読みするような読書家は、自分の中でキャラを組み立てていくのが一番楽しいと思うのだ。 キャラ読み家にとってラノベは、その一番面白い過程が大体表紙時点で失

    natu3kan
    natu3kan 2016/07/05
    明らかにデッサン狂ってるヘタクソな絵や自分の好みのタッチでないと、人物の想像を損ねるから難しいよね。最近は挿絵前提であんまり容姿の描写しないラノベもあるみたいだけど
  • なぜ最初から文庫本で出さないのか?

    http://anond.hatelabo.jp/20151118225408 業界内部増田です。 まず、当にどうしようもない(不可抗力ではなくしょうもないという意味)理由として、その作者さんと編集者さんのアクセスできるラインに制約があります。文庫しかアクセス出来なければ文庫で出しますし、文芸書的な編集部ならその判型で出すというのはあります。作家や編集者は、どんな装幀のでも自由に出せるかと言えばそんな事もなく、編集部の主戦場にしてる判型や書店の棚というものがあるのです。営業が影響力を発揮できる範囲は書店全域ではありません。まあ、これは後付けのところのしょうもない理由ですね。 より質的な理由としては、「想定読者数(≒初版部数)」の問題があります。もし、新書、四六判、文庫など自由な判型が選びうる編集部で企画が進んだ場合、問題になるのは、このを何人くらいの読者が求めてくれるか? という

    なぜ最初から文庫本で出さないのか?
  • 「単行本と文庫本の関係は特急と普通電車の関係」というアナロジー

    某所で 小説には、単行と文庫という形態があります。この2種類について、読者さんから多いご質問は、「どうして最初から文庫で出してくれないんですか?」 というお題に 例えば電車。鈍行は安い。しかし、時間がかかる。移動に時間をかけたくない人は、特急を使う。つまり、時間をお金で買っている。「早さ」というサービスを受けようとすると、その分お金がかかるのである。も同じだ。単行は高いが、発売と同時にすぐ手に入る。文庫は廉価だが、手に入れるのは数年先になる。 と答えている作家の文章を目にしたのですが。 この読者からの質問の主旨は「の値段って高くないですかもっと安くなりませんか」ですよね。 作家は、安くならないよ、だって特急だから。って言うんですけど、かつて「を読む行為」って、たしかに読者を新宿から小田原まで連れて行ってくれるようなものだった。と思うんです。だから「特急で行くなら普通で行くより高

    「単行本と文庫本の関係は特急と普通電車の関係」というアナロジー
    natu3kan
    natu3kan 2015/11/19
    遊園地までの無料送迎バスのような小説投稿サイトみたいなのもあり、公に文章を見せるコストは安くなった。そもそもアナロジーが悪い、マイコンが高額で大衆化してパソコンになり安価になった的な回答をすべき。
  • せっかくの「下町ロケット2」がなんだか読む気にならない

    枯れた作品がメディアミックスwによってみずみずしく息を吹き返すことで定評ある池井戸せんせーの最新作 「下町ロケット2」はドラマと同時進行で連載が更新される、という画期的な状況 ……なんですけど、どーにも読む気になれなくて。という事実を認めようと思います。 理由はかんたん。 朝日新聞の土曜と日曜の朝刊全15段で連載されてるんですが レイアウトを含めて、これがいかにも「広告局の企画」っぽいんですの(ホメてない)。 ちら見はできても、作品を読む姿勢になれない。 その自分のココロネを見出したときに思ったのは うわっ...私の頭、固すぎ...? 新聞の連載小説が文芸作品の発表媒体として意義あった時代は既に終わっている・と思っていたので 広告の体裁で/ドラマ放映に連動させるタイミングで更新していく、というスタイルは チャレンジングで良いんじゃね。と思っていたのに 文章がまるで頭に入ってこないっていうの

    せっかくの「下町ロケット2」がなんだか読む気にならない
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