海中で土木作業などを行う潜水士たちの負担を減らそうと、大学や青森県八戸市の企業などが開発を進めている、水中用の「パワーアシストスーツ」の実証実験が行われました。 これは法政大学理工学部や、八戸市の港湾土木会社と潜水会社が共同で開発を進めていて、岩手県洋野町で行われた実証実験には、関係者13人が参加しました。 試作機のスーツは、両腕に装着する形で、それぞれにゴム製のチューブが2本ずつ取り付けられ、そこに空気を送り込み膨張や収縮する際の力を利用して、重いものを持ち上げるのをサポートします。 両腕にスーツを装着した潜水士は、深さ5メートルのプールの中でおよそ50キロのおもりを持ち上げたり、およそ100キロのおもりを転がしたりして、スーツの動き具合などを確認していきました。 スーツを装着した潜水士の佐々木雄治さんは「通常よりも少ない力で作業できたように感じた。体に固定する部分を改良することで、さら
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