並び順

ブックマーク数

期間指定

  • から
  • まで

1 - 23 件 / 23件

新着順 人気順

世界史の検索結果1 - 23 件 / 23件

  • パレスチナ問題がわかる イスラエルとパレスチナ 対立のわけ - クローズアップ現代 取材ノート - NHK みんなでプラス

    世界に衝撃を与えた今月7日のイスラム組織ハマスによるイスラエルへの大規模攻撃。イスラエル軍はパレスチナ・ガザ地区への空爆を強め、ハマス側もイスラエルに対し多数のロケット弾を発射。双方の死者は増え続けています。 いったいなぜ、イスラエルとパレスチナは凄惨(せいさん)な対立の歴史を繰り返してきたのか。エルサレムに駐在するなど、この問題を取材し続けてきた国際部の鴨志田郷デスクがわかりやすく解説します。 この記事はNHKのWEBサイト「大学生とつくる就活応援ニュースゼミ」の中で2021年に公開した「1からわかる!パレスチナ(1)~(3)」をもとに制作しました。 (国際部デスク 鴨志田 郷) パレスチナ問題ってなに? イスラエルとパレスチナとは? 昔から、地中海の一番、東の沿岸にある地域のことを「パレスチナ」と呼んでいました。南にエジプト、東にヨルダンがあって、北にはシリアやレバノンがある場所です。

      パレスチナ問題がわかる イスラエルとパレスチナ 対立のわけ - クローズアップ現代 取材ノート - NHK みんなでプラス
    • ガザ危機と中東の激動 | 東京大学

      ── 2020年以降は、どのような動きがあったのでしょうか? 2020年にアラブ首長国連邦(UAE)とイスラエルが国交を正常化しました。これ以後、湾岸諸国やアラブ諸国の間でイスラエルとの関係を見直し、正常化に向かう動きが進みました。これをユダヤ教、キリスト教、イスラーム教に共通する預言者アブラハムにちなんでアブラハム合意と呼びます。アメリカのバイデン政権は、サウジアラビアとイスラエルの国交正常化に向けた交渉を仲介し、サウジアラビアがイスラエルとの国交を正常化すれば、アメリカはサウジアラビアの安全を保障すると確約していました。 サウジアラビアのサルマーン国王周辺は、1967年の戦争以前の国境での二国家共存によってパレスチナ問題を解決し、アラブ諸国がイスラエルを承認して国交正常化する、という2002年アラブ平和イニシアチブの原則に変わりがないことを一貫して明言しています。しかし、ムハンマド皇太

        ガザ危機と中東の激動 | 東京大学
      • 地政学リスクの全体像の整理 | 三菱UFJリサーチ&コンサルティング

        本レポートの内容 1.地政学リスクの俯瞰 2.米国の政治動向 3.中国の政治動向 4.米中対立の論点 5.台湾有事の可能性 6.アセアンの政治リスク 7.中東情勢とエネルギー問題 8.ロシアのウクライナ戦争とその影響 9.まとめ 続きは全文紹介をご覧ください。

          地政学リスクの全体像の整理 | 三菱UFJリサーチ&コンサルティング
        • プリゴジン氏が死亡か ロシアでジェット機墜落 暗殺や撃墜の可能性も | NHK

          ロシア政府は、ロシア北西部で墜落した自家用ジェット機に搭乗していた乗客の中に民間軍事会社ワグネルの代表と同じ「エフゲニー・プリゴジン」という名前が含まれていることを明らかにし、プリゴジン氏が死亡した可能性が伝えられています。 ロシアの独立系メディアは、墜落した機体がミサイルで撃墜された可能性を指摘しています。 ロシア非常事態省は23日、首都モスクワからサンクトペテルブルクに向かっていた自家用ジェット機が北西部のトベリ州で墜落したと発表しました。 ロシアの航空運輸局は、乗客7人と乗員3人が搭乗していたとしたうえで、10人の氏名を公表し、この中には民間軍事会社ワグネルの代表と同じ「エフゲニー・プリゴジン」という名前やワグネルの幹部「ドミトリー・ウトキン」と同じ名前も含まれています。 プリゴジン氏に近いとみられるテレグラムのチャンネルは、日本時間の24日朝早く「プリゴジン氏が死亡した」と伝えまし

            プリゴジン氏が死亡か ロシアでジェット機墜落 暗殺や撃墜の可能性も | NHK
          • 首都の立地、考えだすと楽しいよね…… 昔そこは国土の中心だった:コペン..

            首都の立地、考えだすと楽しいよね…… 昔そこは国土の中心だった:コペンハーゲン(デンマーク)デンマークといえば、みんな大好き「(植民地とかではない)メインの領土が大陸にあるのに首都が島にある」2か国のうちの1つだけど(もう1つは赤道ギニア)、確かに「現在の」地図を見れば、首都コペンハーゲンはずいぶんと端っこにあるように見える。だが、コペンハーゲンはもともと国土の中心にあった。現在のスウェーデン南部スコーネ地方はもともとデンマーク領だったが、17世紀に戦争でスウェーデンに奪われたのだ。つまりコペンハーゲンは、ユラン半島とスカンジナビア半島南端部というメインの2つの領土をつなぐ、ちょうど真ん中の位置にあったことになる。仮に東北地方がソ連に奪われていたら、東京はずいぶん国土の端っこにあるように見えるのではないだろうか。 昔そこは国土の中心だった:ソウル(韓国)言うまでもないだろう。仮に将来南北統

              首都の立地、考えだすと楽しいよね…… 昔そこは国土の中心だった:コペン..
            • 入り組んだイスラエルの歴史、その問題を、解きほぐすように解説していくノンフィクション──『イスラエル 人類史上最もやっかいな問題』 - 基本読書

              イスラエル 人類史上最もやっかいな問題 作者:ダニエル ソカッチNHK出版Amazon2023年の10月7日に勃発した、イスラム組織ハマスによるイスラエルへの大規模攻撃。本件については今なお目まぐるしく状況が動いていて日々ニュースが絶えないが、その背景には複雑な歴史や思想があって素人が理解するのは容易ではない。Web記事なども多数読んだが、まとまった情報がほしい時はやはり書籍に限る。 いくつか読んだが、中でもイスラエルの民主主義を達成させるためのNGO、「新イスラエル基金」のCEOの著者ダニエル・ソカッチによる『イスラエル 人類史上最もやっかいな問題』は今年(2023年)の2月に刊行されたばかりのノンフィクションで、現在の事態をフラットに、かといって事実を列挙するだけではない形でイスラエルーパレスチナ間の問題を説明していて、特におすすめの一冊だったので紹介したい。 著者は本書を、ある特定の

                入り組んだイスラエルの歴史、その問題を、解きほぐすように解説していくノンフィクション──『イスラエル 人類史上最もやっかいな問題』 - 基本読書
              • 「ガウェインの結婚」を歴史の授業で使わないで!~中世の英文学と女性がもっとも望むこと - wezzy|ウェジー

                2023.12.30 18:00 「ガウェインの結婚」を歴史の授業で使わないで!~中世の英文学と女性がもっとも望むこと 2年ほど前に「世界史講義録」というウェブサイトの「最初の授業」という記事がバズったことがありました。これは高校世界史の授業初回で、アーサー王伝説の「ガウェインの結婚」をとりあげ、歴史は面白い……というような話の枕にするというものです。 詳しくはリンク先の元記事を読んでいただきたいのですが、非常にざっくり説明すると、アーサー王が敵の騎士から「すべての女性がもっとも望むことは何か」という問いを出され、それの答えが「自分の意志を持つこと」だったという話をネタに、「700年から500年くらい前の時代につくられた物語」なのに既に女性の人権に関係するようなトピックを取り扱っていて現代的だ……という内容です。 このウェブサイトの講義は、2009年発行の竹田青嗣『中学生からの哲学「超」入

                  「ガウェインの結婚」を歴史の授業で使わないで!~中世の英文学と女性がもっとも望むこと - wezzy|ウェジー
                • 高校世界史教科書で学びなおす歴史学習メソッド(2024年/令和6年改訂版)|tricken

                  0. 2024年02月上旬の世界史トークから2024-02-05月 16:00時ごろ、下記のようなTweet (post) がありました。 (スタ・エレ/ @Bt1THS9XFohvr93 さんの歴史学習関連の書き込みに対して、@Simion_Sin さんが半端な歴史本に頼ることのリスクに触れた、という流れです。) 中年になってから「勉強しなおそう」というときに紐解くべきは山川の歴史教科書であって、間違っても「教科書が教えない歴史」みたいなコンビニ本ではないのだ(戒め #こねくと https://t.co/I7It6TkD0r — Simon_Sin (@Simon_Sin) February 5, 2024 2人が触れている #こねくと とは、2023年から『たまむすび』の後継番組として始まったTBSラジオの平日午後枠の番組『こねくと』のことです。月曜1600時台のアンケート企画で、「学

                    高校世界史教科書で学びなおす歴史学習メソッド(2024年/令和6年改訂版)|tricken
                  • ガザ地区からロケット攻撃 イスラエル報復 首相“戦争状態に” | NHK | イスラエル・パレスチナ

                    中東のイスラエルで7日、パレスチナのガザ地区からロケット弾などによる大規模な攻撃があり、地元メディアはこれまでに少なくとも40人のイスラエル人が死亡し、500人以上がけがをしたと伝えています。 イスラエル側もガザ地区への報復作戦を開始していて、事態の激化が懸念されています。 イスラエルのメディアによりますと、パレスチナ暫定自治区のガザ地区から7日、2000発以上のロケット弾が発射され、イスラエル南部などで被害が出ているほか、ガザ地区から侵入した武装勢力とイスラエルの治安部隊との銃撃戦も起きているということです。 一連の攻撃でこれまでに少なくとも40人のイスラエル人が死亡し、500人以上がけがをしたと伝えています。 今回の攻撃について、ガザ地区を実効支配するイスラム組織ハマスは声明で、イスラエルへの攻撃を開始し、その後、複数のイスラエル兵を捕虜にしたと主張しています。 イスラエルではネタニヤ

                      ガザ地区からロケット攻撃 イスラエル報復 首相“戦争状態に” | NHK | イスラエル・パレスチナ
                    • 『クリミア・ハン国 歴史・国家・社会』まえがきに代えて|Pençdiraht

                      2024年3月18日、ロシアによるクリミア半島の「併合」から10年が過ぎました。この10年間にクリミア半島とその周辺で起こってきたことを考えると暗澹たる気持ちしか浮かびません。国際社会の平和と安定、地域住民の幸福に少しでもつながる未来があることを祈るのみです。 10年前、クリミア情勢をめぐってクリミア・ハン国とクリミア・タタールという存在が日本語の言説空間で認知される中で、かつて無謀にもクリミア・ハン国史を専攻しようとした大学院生であった私は、日本語でクリミア・ハン国について書かれた資料がほとんどなく、イメージのみで語られていることに失望を感じていました。幸いにもTwitterなどでクリミア・ハン国史の話題を振ると、その実像についてそこそこ関心を持ってくれる人がいるようでした。そこで突如思い立ち、1か月ほどの短期間で一気に書き上げた原稿が『クリミア・ハン国 歴史・国家・社会』と題した小史で

                        『クリミア・ハン国 歴史・国家・社会』まえがきに代えて|Pençdiraht
                      • 古代の騎馬民族スキタイ人、人の皮で矢筒を作っていた、初の証拠

                        スキタイ人の墓から出土した2400年前の皮や毛皮の断片47個のうち、少なくとも2つが人間のものだったことがわかった。(PHOTOGRAPH COURTESY MARINA DARAGAN) 古代ギリシャの歴史家ヘロドトスは、2400年以上前に、騎馬遊牧民のスキタイ人は人間の皮を使って矢筒を作ると書き残した。これまで疑問視されることが多かった記述だが、このたび、それが事実だったことが確認された。2023年12月13日付けで学術誌「PLOS ONE」に発表された論文には、「この調査結果によって、ヘロドトスのおそろしい主張が裏付けられたものと考える」とある。 ヘロドトスによると、スキタイ人は最初に殺した人間の血を飲んだり、頭皮を集めたりしていた。「死んだ敵の右手から、皮や爪などあらゆるものを集め、矢筒のカバーにする者も多い。人間の皮は厚く、光沢があるので、あらゆる動物の皮の中で一番明るく白いとも

                          古代の騎馬民族スキタイ人、人の皮で矢筒を作っていた、初の証拠
                        • 慶応法学部の世界史にミリオタなら一瞬で解ける問題が出てきたが世界史を勉強した中で一番のクソ問だった「どうやって解くんだ?」「これは良問」

                          yas@中国共産党は全人類の敵 @klymenos_x ミリヲタなら秒殺だけど普通の高校3年生にコレって意味不明過ぎん? 教科書や参考書に兵器名なんて載ってるの?どうやって解くのが正解なん? twitter.com/jukennayamada/… 2023-11-24 23:07:42

                            慶応法学部の世界史にミリオタなら一瞬で解ける問題が出てきたが世界史を勉強した中で一番のクソ問だった「どうやって解くんだ?」「これは良問」
                          • なぜ「ナチスは絶対悪」と決めつけなければならないのか?左翼イデオロギーが猛威を振うせいで是々非々で評価できない歴史学の闇

                            畜生道 @incest_devildom 「ナチスはいい事・悪い事をした」と語る時、そこにある物が党派性的なジャッジでしかないのであれば、それは結局の所ナチスの抱えたファシズムを批判し切れていない事も同義だと考えてしまうな 2023-08-10 17:22:53 畜生道 @incest_devildom 俗に言う「ナチスはいい事をした」という話でよく語られる物が環境保全や禁煙運動だったりすることがあるけれど、俺自身は環境保全主義者という立場抜きにしてもやはり「大衆の顔色を伺って民意とする」行為が全てにあるのでどちらも"いい事"とは評しない 2023-08-10 17:26:01 畜生道 @incest_devildom しかし、「ナチスの禁煙運動」に関しては嫌煙が進む現代ではやはり否定し切れない人達もそこそこ存在するので、こういった"無辜"の大衆に対してどう間違いを説明出来るかが気になる

                              なぜ「ナチスは絶対悪」と決めつけなければならないのか?左翼イデオロギーが猛威を振うせいで是々非々で評価できない歴史学の闇
                            • 代々木ゼミナール、伊藤 敏先生の中世ヨーロッパの地図にテンションが上がる……『中世は海洋・河川の交通が重視!』

                              まとめ 代々木ゼミナール、世界史講師・伊藤 敏先生の地図がメチャわかりやすいと評判 『このスキルほしい』『羨ましい能力者…』 歴史は図の有無だけでわかりやすさ露骨に違うよね _(:3 」∠ )_ 102063 pv 412 392 users 502

                                代々木ゼミナール、伊藤 敏先生の中世ヨーロッパの地図にテンションが上がる……『中世は海洋・河川の交通が重視!』
                              • SDGsとは一体、何だったのか?【世界史でよむSDGs】はじめに|みんなの世界史

                                いまや日本のSDGsは、空虚な「記号」である 2015年に採択されたSDGs(国連持続可能な開発目標)は、スタートしてから早9年目を迎えようとしている。 SDGsの実施年限は2030年だから、まだあと6年ちょっと、残されていることになる。 にもかかわらず「SDGsとは一体、何だったのか?」などと問うのは、ちょっと時期尚早ではないかと思われるかもしれない。 最初に筆者の立場を明確にしておけば、日本におけるSDGsはすくなくとも本来の趣旨に沿った受容には失敗していると言わざるをえない。 もちろん新たな価値観が、新しい世代を中心に社会に根付くきっかけとなった点は、21世紀の「生活改善運動」ともいうべき一定の効果があったとみることもできる。 各施策の最前線で情熱を注がれている方が大勢いることは事実だ。 だが、そもそもの経緯の理解なきまま官民それぞれにキャンペーンが打たれた結果、かえって分断や反発を

                                  SDGsとは一体、何だったのか?【世界史でよむSDGs】はじめに|みんなの世界史
                                • 世界史で聞いたことのある言葉を1行で解説する

                                  ・ボストン茶会事件→ボストンのお茶会でテロが起こった ・カノッサの屈辱→カノッサさんが土下座した ・バスティーユ牢獄→網走刑務所みたいな怖い牢屋 ・ロゼッタストーン→使うと光る飛行石みたいなやつ ・マグナ・カルタ→百人一首みたいなやつ ・テルミドールの反動→圧政し過ぎて反動が来た ・テニスコートの誓い→テニスコートで愛を誓った ・バルバロッサ作戦→空から総攻撃 ・アウステルリッツの三帝会戦→ドイツ、フランス、イギリスの王様が話し合った ・死海文書→ヤバい文書。読むだけで呪われるので金庫に保管されている ・トロイの木馬→ウイルスばらまき作戦

                                    世界史で聞いたことのある言葉を1行で解説する
                                  • youtubeで「一橋大の世界史は狂問」と怨嗟を吐いている動画が流れてきたので前からやぞと思いながら去年の問題みたら常軌を逸していた

                                    JB's @Jwahrheit youtubeで「一橋大の世界史は狂問」と怨嗟を吐いている動画が流れてきたので前からやぞと思いながら去年の問題みたら常軌を逸していた。まずAもBもどこやねんここ pic.twitter.com/zs5EYXVdFj 2024-05-24 19:52:27

                                      youtubeで「一橋大の世界史は狂問」と怨嗟を吐いている動画が流れてきたので前からやぞと思いながら去年の問題みたら常軌を逸していた
                                    • 【絶対に解けない】慶応大法学部がしれっと出題「クリミア戦争後、アレクサンドル2世が『大改革』の一環でロシア各地に設置した地方自治機関は?」 | ゴールドオンライン

                                      本連載では、受験世界史研究家・稲田義智氏の著書『絶対に解けない受験世界史3』(パブリブ)より一部を抜粋し、大学入試で実際に出題された世界史の「難問」を紹介していきます。本書における難問とは、「一応歴史の問題ではあるが、受験世界史の範囲を大きく逸脱し、一般の受験生には根拠ある解答がおおよそ不可能な問題」。受験生から一般の歴史好き、腕に覚えのある方に至るまで、ぜひチャレンジしてみてください。 ----------------------------------------------------------- 問題3 アレクサンドル2世は,クリミア戦争後、「大改革」を実施し,その一環としてロシア各地に地方自治機関(53)(54)を設置した。 32. ゼムストヴォ  33. ソヴィエト  38. ドゥーマ  54. ミール  64. レーテ (編註:関係のある選択肢のみ抜粋) ---------

                                        【絶対に解けない】慶応大法学部がしれっと出題「クリミア戦争後、アレクサンドル2世が『大改革』の一環でロシア各地に設置した地方自治機関は?」 | ゴールドオンライン
                                      • 秦の始皇帝はアレクサンドロス大王にそっくりの模倣者だった!?神話研究の最先端の論文に当惑も?

                                        巫俊(ふしゅん) @fushunia 2022年12月刊行の『神話研究の最先端』(笠間書院)に、秦の始皇帝は、アレクサンドロス大王の模倣者で、アレクサンドロス大王の神話を意識した自らのイメージを持っていたはずだが、それは秦帝国の崩壊によって失われたと主張する論文が載っていて驚愕したところです。比較神話学で儲かるかは不明ですが twitter.com/akagitsuyoshi/… 2023-06-18 22:29:07 赤城毅/大木毅 @akagitsuyoshi オレも老後の資金を稼がなければならないので、とりあえずアレクサンドロス大王は実はひそかに日本に渡ってきていて、その子孫が日本武尊であるという妄説を唱えることにしたい。 2023-06-18 21:21:20 巫俊(ふしゅん) @fushunia 著者によるほぼ同じ内容の論文がこちらに掲載されてて、リンク先でダウンロードできます。

                                          秦の始皇帝はアレクサンドロス大王にそっくりの模倣者だった!?神話研究の最先端の論文に当惑も?
                                        • 14世紀の危機を語る時にモンゴル史家が語ること 諫早「『14世紀の危機』の語り方」 - オシテオサレテ

                                          思想 2024年4月号 岩波書店 Amazon 諫早庸一「『14世紀の危機』の語り方:ヨーロッパ到来以前の黒死病」『思想』2024年4月、no. 1200、9–32ページ。 『思想』の特集「危機の世紀」から、14世紀の危機について論じた論考を読む。 非常に多くの情報を提供する論考である。しかし、その骨子は次のように要約できる。「13世紀世界システム」の崩壊は、黒死病によってもたらされたとは考えられない。なぜなら、システムは黒死病が現れたときにはすでに崩壊していたから。システムの崩壊の主要因はむしろモンゴル帝国の解体である。まず気候変動により、帝国の拡大は13世紀末に止まる。その後、帝国を構成する各ウルスの王位継承制度の不全のためウルスは解体し、変動後の気候に適した小政体が数多く成立していった。 ここから私としては、次のような点に論考のポイントがあると判断した。論考の冒頭では14世紀の危機の

                                            14世紀の危機を語る時にモンゴル史家が語ること 諫早「『14世紀の危機』の語り方」 - オシテオサレテ
                                          • 【SDGsとは一体、何だったのか?】第2回「持続可能な開発」概念のルーツはどこにある?|みんなの世界史

                                            ●この連載について 今から筆者がお話しするのは、SDGsを世界史の中に位置づけてみようとする試みだ。だが、なぜわざわざそんなことをしようとするのか? 現在すでにSDGs終了後の次期開発目標(ポストSDGs)にかんする議論が動き出している。だが、日本の現状はどうだろうか? SDGsに対する「記号」的なイメージばかりが先行し、開発の最前線の議論や実践と、市井の印象のあいだのギャップも開いている。すでに初期段階から普及段階に移行し、日常に溶け込んでいるという評価もできようが、一時に比べれば人々の関心は薄れ、2021年頃からは冷笑的な反応とそれに対する対抗言説も目立つようになった。 誤解のないように付け加えると、筆者は、SD(持続可能な開発)は必要であると考えている。だが現場や専門的な知見のみならず、そもそも「開発」や「援助」に関する話題は必ずしも一般に共有されているとは限らない。他方で、経緯を踏

                                              【SDGsとは一体、何だったのか?】第2回「持続可能な開発」概念のルーツはどこにある?|みんなの世界史
                                            • 「自然は、世界共通の美しさで、最強の世界共通語」という考え方に、感銘を受けた。

                                              知っている方も多いと思うが、株式会社マザーハウスは「途上国から世界に通用するブランドをつくる」を理念とするブランド「MOTHERHOUSE(マザーハウス)」を展開し、途上国の豊かな自然に育まれた素材と受け継がれてきた職人の手仕事から生まれるバッグ、レザーグッズなどを販売している会社である。 この本が出版されたのは新型感染症が蔓延する以前の2019年8月。 私はそれが出版される以前からブランドのファンだったため(現在もマネークリップ、小銭入れ、パソコン入れは当ブランドのものを使っています)、出版されると同時にタイトルにも惹かれて直ぐに買って読んだのを覚えている。 社会性とビジネス。 デザインと経営。 大量生産と手仕事。 個人と組織。 グローバルとローカル。 「Third Way」とは、相反する二つの軸を掛け合わせて新しい道を創造すること。 二極化する世界を生き抜くための思考のヒントが、所狭し

                                                「自然は、世界共通の美しさで、最強の世界共通語」という考え方に、感銘を受けた。
                                              • 『クリミア・ハン国 歴史・国家・社会』第5章 オスマンとロシアのはざまで|Pençdiraht

                                                1683年、ポーランドとの戦争でポドリア、ロシアとの戦争でウクライナの南西部を併合し、オスマン帝国の最大版図を実現した大宰相カラ・ムスタファ・パシャは、満を持して第2次ウィーン包囲を敢行した。3月にエディルネを進発したオスマン帝国軍は、ムラト・ギライ率いるクリミア・ハン国軍と合流し、7月にウィーンを取り囲んだ。しかし、要塞化されたウィーンを落としあぐね、9月12日にオスマン軍背後のカレンベルクの丘から襲いかかったポーランド国王ヤン・ソビエスキ率いるポーランドとドイツ諸侯の連合軍に打ち破られた。クリミア・ハン国軍もカレンベルクの戦いに参加したが、ムラト・ギライは包囲前、軍議でカラ・ムスタファ・パシャに叱責されて以来仲違いしており、オスマン軍が壊走し始めると戦線維持を早々に放棄して撤退してしまった。クリミア・ハンの撤退はオスマン軍敗因のひとつとされ、怒ったカラ・ムスタファ・パシャはムラト・ギラ

                                                  『クリミア・ハン国 歴史・国家・社会』第5章 オスマンとロシアのはざまで|Pençdiraht
                                                1