2021年8月26日(木)に、東京2020パラリンピック選手村において発生した、村内巡回モビリティと視覚障がいのある歩行者の接触事案を受けて、モビリティの運行を停止しておりました。この度、より安心・安全を確保するための対策を講じ、主催である組織委員会が運行再開を決定しましたのでお知らせいたします。 選手村内での安心・安全な交通流は、歩行者、車両、誘導員を含むインフラの3要素で構成されております。今回の事案について、上記3要素の観点から発生状況を分析し、安全対策を作成いたしました。 発生状況 歩行者 歩行者は、単独で歩行していた視覚障がい者で、交差点を渡ろうとした際、交差点を通過中の車両と接触。 車両 車両は交差点進入時に右折する際、交差点内の人を感知し、停止。その後、オペレーターが安全を確認した上で再度発進。オペレーターは交差点周辺の状況を確認し、手動で減速を開始。道路を横断してきた当該歩