並び順

ブックマーク数

期間指定

  • から
  • まで

1 - 10 件 / 10件

新着順 人気順

判例の検索結果1 - 10 件 / 10件

  • 「33歳のVTuber」、掲示板のコメントに発信者情報開示請求→東京地裁が棄却 裁判例がWebで公開

    東京地方裁判所は2月9日までに、あるVTuberが発信者情報開示請求に失敗した裁判例を公式Webサイトで公開した。原告であるVTuberは「5ちゃんねる」の書き込みに対して、プライバシーや名誉感情、著作権などが侵害されたと主張。ソフトバンクに対して、発信者情報の開示を要求したが、原告側の主張は全て棄却となった。 5ちゃんねるでは2022年8月ごろに、原告のVTuberに関するスレッド「C・B・D【庇わなかればよかった】」(B、C、Dは原告の3種の活動名義)が立ち、その中で「33歳で『ナイフ舐める』『ぶっ殺してやりたい』とか言うのやめた方がいいよ 普通にキモいよ 自分の年齢考えて!」(原文ママ)という書き込みがあった。これに対して、VTuber側はプライバシー侵害と名誉感情侵害を主張した。

      「33歳のVTuber」、掲示板のコメントに発信者情報開示請求→東京地裁が棄却 裁判例がWebで公開
    • ベンダが提供していない決済モジュールの不具合による情報漏洩事故 東京地判令2.10.13(平28ワ10775) - IT・システム判例メモ

      ECサイトにおけるクレジットカード情報漏洩事故が、決済代行業者から提供されたモジュールの不具合があったという場合において、開発ベンダの責任がモジュールの仕様・不具合の確認まで及ぶか否かが問われた事例。 事案の概要 Xが運営するECサイト(本件サイト)において、顧客のクレジットカード情報が漏洩した可能性があるとの指摘を受けて、Xは、本件サイトにおけるクレジットカード決済機能を停止した(本件情報漏洩)。その後、Xはフォレンジック調査を依頼し、不正アクセスによってクレジットカード会員情報が漏洩したこと、クレジットカード情報はサーバ内のログに暗号化されて含まれていたが、復号することが可能だったこと、漏えいした情報は最大で約6500件だったこと等が明らかとなった。 Xは、本件サイトを、Yとの間で締結した請負契約(本件請負契約)に基づいて開発したものであって、本件サイトの保守管理についても本件保守管理

        ベンダが提供していない決済モジュールの不具合による情報漏洩事故 東京地判令2.10.13(平28ワ10775) - IT・システム判例メモ
      • チャタレー事件も知らんやつが性表現と表現の自由について語るな

        https://ja.wikipedia.org/wiki/%E3%83%81%E3%83%A3%E3%82%BF%E3%83%AC%E3%83%BC%E4%BA%8B%E4%BB%B6 簡単概要『チャタレイ夫人の恋人』には露骨な性的描写があったが、出版社社長も度を越えていることを理解しながらも出版した。刑法第175条違反で起訴された。有罪判決が確定した 争点わいせつ文書に対する規制(刑法175条)は、日本国憲法第21条で保障する表現の自由に反しないか。表現の自由は、公共の福祉によって制限できるか。要は表現の自由vsわいせつ罪です 判決出版その他表現の自由は重要であるが、公共の福祉によって制限されるべきである。性的秩序を守り、最少限度の性道徳を維持することは公共の福祉の一部である。本件訳書は猥褻文書と見なされ、その出版は公共の福祉に違反すると判断された原判決は正当である。 面白いのはここ弁

          チャタレー事件も知らんやつが性表現と表現の自由について語るな
        • 暇空茜氏の国賠訴訟を冷笑し過小評価するブクマカ・増田達

          暇空茜氏が東京都を相手取って起こした国賠訴訟の判決が東京地裁であり、原告勝訴となった。 これについて、以下のように「金の無駄遣い」「公表済みのものなのに無駄」などと冷笑したり過小評価する増田・ブコメが多数あった。以下に例示する。 ブコメから(https://b.hatena.ne.jp/entry/s/getnews.jp/archives/3516673、https://b.hatena.ne.jp/entry/s/togetter.com/li/2338562より)◯開示請求時には未決定で正当な黒塗りだったが、決定後につつがなく公開されたものを、開示しろと無駄に裁判したという事例。これぞまさに公金の無駄遣い。あれ、アノンさんたち公金の無駄遣いを責めていたのでは? ◯暇さん「勝訴して開示させたぞおおお」←すでに開示済資料 アノン「うおおおおお尊師尊師!」 ◯この件の要約→ https:/

            暇空茜氏の国賠訴訟を冷笑し過小評価するブクマカ・増田達
          • 暇空茜氏vs東京都国家賠償請求訴訟判決に対する弁護士アカウントの反応

            リンク note(ノート) 国家賠償請求訴訟④判決文|暇空茜 いえーいv(^^)vぶいぶいっ 20240326【取消訴訟(3)】判決_墨消し済み.pdf 3.68 MB ファイルダウンロードについて ダウンロード 14 users 11 渡辺輝人 🇺🇦連帯 @nabeteru1Q78 弁護士/日本労働弁護団常任幹事、自由法曹団常任幹事、全教常任弁護団、京都脱原発弁護団事務局長/残業代計算用エクセル「給与第一」開発者/労働者側の労働事件・労災・過労死事件などを手がけています。ツイッターみて来られた労働者の方の労働相談は無料。2021年9月29日『新版 残業代請求の理論と実務』好評発売!

              暇空茜氏vs東京都国家賠償請求訴訟判決に対する弁護士アカウントの反応
            • 適切に処遇されない定年後再雇用者が退職して競業しても、それは自由競争の範囲内であるとされた例 - 弁護士 師子角允彬のブログ

              1.競業避止義務 労働契約の終了後については、「信義則に基づく競業避止義務は消滅し、就業規則や労働契約等の特別の定めがある場合に限り、それらの約定に基づいて競業避止義務が認められうる」と理解されています(水町勇一郎『詳解 労働法』〔東京大学出版会、初版、令元〕914頁参照)。 しかし、競業行為も「悪質な手段、態様で行われた場合には、これらの行為を禁止する契約上の根拠がないときでも、使用者の営業の利益を侵害する不法行為として損害賠償責任が課されることがある」とされています(前掲『詳解 労働法』917頁参照)。 要するに、競業避止契約を交わしていない労働者は、退職した後、原則として自由に競業することができます。ただし、自由競争の枠を逸脱しているといえるような手段、態様で行われた場合には、例外的に損害賠償責任を負うことがあります。 この退職後の競業行為との関係で、近時公刊された判例集に目を引く裁

                適切に処遇されない定年後再雇用者が退職して競業しても、それは自由競争の範囲内であるとされた例 - 弁護士 師子角允彬のブログ
              • イラストトレース疑惑ツイート名誉毀損事件−不正競争防止法 損害賠償等請求事件等判決(知的財産裁判例集)− : 駒沢公園行政書士事務所日記

                最高裁判所HP 知的財産裁判例集より イラストトレース疑惑ツイート名誉毀損事件 東京地裁令和5.10.13令和2(ワ)25439損害賠償等請求事件等PDF 東京地方裁判所民事第29部 裁判長裁判官 國分隆文 裁判官    間明宏充 裁判官    バヒスバラン薫 *裁判所サイト公表 2023.11.02 *キーワード:イラスト、トレース、トレパク、ツイート、名誉毀損 -------------------- ■事案 トレース疑惑をブログなどで公表したことが名誉棄損にあたると判断された事案 原告:イラストレーター 被告:漫画家兼イラストレーター -------------------- ■結論 本訴:請求一部認容 反訴:却下、棄却 -------------------- ■争点 条文 民法709条、不正競争防止法2条1項21号 1 名誉毀損の成否 2 違法性阻却事由又は責任阻却事由の有無及び

                  イラストトレース疑惑ツイート名誉毀損事件−不正競争防止法 損害賠償等請求事件等判決(知的財産裁判例集)− : 駒沢公園行政書士事務所日記
                • 経産省トイレ利用制限訴訟 性同一性障害の原告逆転勝訴 最高裁(毎日新聞) - Yahoo!ニュース

                  女性トイレの利用を制限された性同一性障害の経済産業省職員が国に処遇改善を求めた訴訟の上告審判決が言い渡される最高裁第3小法廷。奥中央は今崎幸彦裁判長=東京都千代田区で2023年7月11日午後2時59分、渡部直樹撮影 戸籍上は男性で、女性として生きる50代の性同一性障害の経済産業省職員が、女性トイレの利用を不当に制限されたとして国に処遇改善を求めた訴訟の上告審で、最高裁第3小法廷(今崎幸彦裁判長)は11日、経産省の利用制限を認めない判決を言い渡した。2審・東京高裁判決(2021年5月)は制限の合理性を認めて原告側敗訴としていたが、原告側の逆転勝訴が確定した。経産省は制限の見直しを迫られる。 【写真】思いを語るトランスジェンダーの職員 最高裁が性的少数者の職場環境の在り方に判断を示すのは初めてで、裁判官全員一致の意見。今崎裁判長は補足意見で「判決は不特定多数の人が利用する公共施設のトイレ利用の

                    経産省トイレ利用制限訴訟 性同一性障害の原告逆転勝訴 最高裁(毎日新聞) - Yahoo!ニュース
                  • 「できません」「やりません」協調性ゼロの販売員が“退職勧奨”応じず会社を提訴も「完敗」した“明白な”理由(弁護士JPニュース) - Yahoo!ニュース

                    【Apple社 vs トラブルを起こしまくる従業員】の事件をお届けします。(弁護士・林 孝匡) (Apple Japan事件:大阪地裁 R5.3.24) 結果はApple社の勝訴です。従業員がどのようなトラブルを起こしたのか、以下に詳しく解説します。 ※ 争いを簡略化した上で本質を損なわないよう一部会話に変換しています 事件の概要▼ Xさんの仕事 平成26年9月からXさんは働き始めます。仕事は家電量販店内にあるApple Shopでの接客です。ヨドバシカメラや上新電機の店内で接客やデモンストレーションなどの営業活動を行っていました。 ▼ 従業員と衝突しまくり Xさんは店舗の従業員や協力企業の従業員と衝突しまくります。トラブルを一部抜粋すると以下のとおりです。 ・確たる根拠がないのに、リーダーに対して「●さんが商品の販売台数をごまかしている」と伝える。 ・学生アルバイトに対して「仕事を甘く見

                      「できません」「やりません」協調性ゼロの販売員が“退職勧奨”応じず会社を提訴も「完敗」した“明白な”理由(弁護士JPニュース) - Yahoo!ニュース
                    • グーグルマップは個人情報データベース等か 東京地判令5.10.4(令4ワ26758) - IT・システム判例メモ

                      グーグルマップ上の口コミデータが、「個人情報データベース等」に該当するかどうかが問題となった事例。 事案の概要 法律事務所を経営する原告(X)は、被告(Y)が運営する地図アプリ・グーグルマップにおいて、Xの事務所についての投稿記事(本件投稿記事)が掲載されたことについて、Yが、個人情報保護法(個情法)27条1項に違反して、第三者に提供しているとして、個情法35条3項に基づく第三者提供の停止を請求するとともに、記事を削除しなかったことが不法行為に当たるとして慰謝料40万円の請求を行った。 ここで取り上げる争点 グーグルマップが個人情報データベース等(個情法16条1項1号)に該当するか。 (定義) 第十六条 この章及び第八章において「個人情報データベース等」とは、個人情報を含む情報の集合物であって、次に掲げるもの(略)をいう。 一 特定の個人情報を電子計算機を用いて検索することができるように体

                        グーグルマップは個人情報データベース等か 東京地判令5.10.4(令4ワ26758) - IT・システム判例メモ
                      1