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古賀及子の検索結果1 - 9 件 / 9件

  • モテる友人を持ったわたしのあまりに単純なミス(古賀及子)|シカク(大阪のインディーズ書店)

    古賀及子さんのエッセイ連載、今回はおためし版で無料でお読みいただけます! とにかくモテる人だった。 知り合ったのは当時全盛期だったミクシィの、コミュニティのオフ会でだ。昭和50年代の1月から3月に生まれた人たちだけが参加できる集まりで、参加者に誕生日を聞くとだれもかれもが早生まれなのが、そういうものだとわかっていても可笑しかった。私は1月生まれで、彼女は3月生まれだ。 なんだかもう本当にモテた。会う男性がみんな彼女を、驚くほど簡単に好きになる。 さらさらでまっすぐの栗色のロングヘア、茶色い瞳のよく動く丸い目、長いまつげが印象的だけれど濃い化粧はせず、服装は気取らずカジュアル、いつも笑顔で、ふるまいは一生懸命、恋人はおらず、地方から東京に出てきてひとり暮らしで仕事を頑張るようすにひかれる気持ちは理解できたが、それにしてもという釣れ具合だった。 彼女と私は同い年で、偶然自宅が近所だったこともあ

      モテる友人を持ったわたしのあまりに単純なミス(古賀及子)|シカク(大阪のインディーズ書店)
    • 小岩のイトーヨーカドーで教わった、自分が大人になったこと|文・古賀及子 - SUUMOタウン

      写真・文: 古賀及子 埼玉の実家から東京の短大に通っていた私は、入学半年ほどで通学に音を上げた。 実家は大宮とか川口といった東京に近い都市ではない、もっとずっと奥、本気の埼玉だ。学校へは片道2時間。通えなくはない、でも正直かなり遠い。実家の最寄駅を走る路線の電車の本数が少ないのにも参った。帰宅時、うっかり1本逃がすと家に着くのが1時間遅くなってしまう。 幸いにして父方の祖父母が東京に暮らしていた。まだ元気だった祖父母は喜んで私を居候として受け入れると言ってくれたから、すぐに実家を出て転がり込んだ。品川区の街だった。 祖父母にかわいがられ、すっかり居心地よくぼんやり暮らしているうちに気づけば短大の卒業はすぐそこにやってきた。短大では軽音サークルに所属していた私は、本格的に音楽活動に打ち込むのだという先輩たちに流されて、なんと就職しなかった。先輩方と違い、私はバンドにも楽器にも本気で取り組んで

        小岩のイトーヨーカドーで教わった、自分が大人になったこと|文・古賀及子 - SUUMOタウン
      • DPZ編集部の古賀及子さんインタビュー 毎日日記を書く原動力は「ひとつもわからないけど、なんだか書けちゃって」 - 週刊はてなブログ

        Webサイト「デイリーポータルZ」編集部に所属している古賀及子(こが ちかこ)さん(id:mabatakixxx / @eatmorecakes)は、ブログ「まばたきをする体」で、2018年からほぼ毎日日記を書き続けています。何気ない日常生活を日々書いている古賀さんに、「ごく普通の日記」を書くこと、それをWebで公開して他の人に読まれることについてどう感じているかなどについて、オンラインインタビューで伺いました。 【目次】 毎日日記を書く原動力は……「ひとつもわからない」! アクセスやはてなスターが「励みになる」の文字通り、励みになる 自分の日記にはメッセージもないし、感想もない 私が生きている限り、「日記」は終わらない 毎日日記を書く原動力は……「ひとつもわからない」! ──普段の仕事についてお聞かせください。 古賀さん 普通の会社員で、「デイリーポータルZ」(以下、DPZ)の編集とライ

          DPZ編集部の古賀及子さんインタビュー 毎日日記を書く原動力は「ひとつもわからないけど、なんだか書けちゃって」 - 週刊はてなブログ
        • 古賀及子に学ぶ! おもしろい日記の書き方  |  無駄づくりの学校 - 藤原麻里菜のウェブ

          今回は、日記の達人である古賀さんに日記の書き方について教えてもらいました。 無駄かもしれない、けど作ろう。自己表現の無駄づくり学校〜。 『とにかく何かを作ろう』をテーマにモノづくりのノウハウをティーチしていく最先端の学校です! 今日はゲストにきてくれております、古賀及子さんです。 古賀さん(以下、敬称略)「よろしくお願いしま〜す」 古賀さんは今日も元気です。今日は日記の書き方ということで、日記の達人の古賀さんにお話をお伺いしたいとおもいます。 古賀「おまかせあれ!」 古賀及子(こが・ちかこ) 2004年よりwebメディアの「デイリーポータルZ」にライターとして参加。 2005年より、同編集部所属。編集の傍、ライターとしての活動も続け、代表記事は『納豆を一万回混ぜる』『決めようぜ最高のプログラム言語を綱引きで』『アイドルの話はプロレスの話に翻訳できるか~文化にも通訳が必要だ~』など。個人の活

            古賀及子に学ぶ! おもしろい日記の書き方  |  無駄づくりの学校 - 藤原麻里菜のウェブ
          • 中学受験は「自分の子は世界一」と気付く体験 編集者・古賀及子さんの体験記|学習と健康・成長|朝日新聞EduA

            Webメディア「デイリーポータルZ」で面白くて時々人の役に立つ記事を発信している古賀及子さん。毎日更新する日記では、古賀さんとお子さん2人が東京で暮らす日々をつづっています。そんな古賀さんの長男は2020年度、中学受験に挑戦。なぜ受験を選んだのか、子どもをどのように導いたのか、母親の視点からお話を伺います。 (こが・ちかこ)1979年生まれ。息子(中1)と娘(小4)の母親で、デイリーポータルZの編集者・ライター。著名な記事に「納豆を1万回混ぜる」などがある。家族の日常をつづった日記ブログを毎日更新中。ブログをまとめた同人誌「会社員、中学生、小学生、3人暮らしの緊急事態宣言日記」を2020年8月に発行した。Twitter:@eatmorecakes 優秀な方たちを見て 「偏差値って大事かも」と目覚めた ――お子さんの中学受験は、どのような体験になりましたか? 中学受験は、「自分の子は間違いな

              中学受験は「自分の子は世界一」と気付く体験 編集者・古賀及子さんの体験記|学習と健康・成長|朝日新聞EduA
            • 第11回 平民金子『ごろごろ、神戸。』/古賀及子『雨のついた網戸に消しゴム投げてみ』

              平民金子という名で、文章を書く人がいる。平民金子さんは数年前から神戸に住んでいて、そこで子育てをしながら、ベビーカーを押しながら歩いた神戸のあちこちのことや、目の前の風景から引きずり出された過去の思い出、普段食べているメシのことなどを神戸市の広報ページに連載していた。その連載の文章を加筆修正したものをベースにしつつ、その前段となる「SUUMOタウン」へ寄せた文章や、各コラムについての注釈的な意味合いを持ちつつ、それはそれとして面白い「B面」という文章なども全部集めてまとめたのが『ごろごろ、神戸。』という本で、それが2019年の12月に出た。 私は平民金子さんと数回、どれもそれほど長い時間ではないけど会ったことがある。平民金子さんは、飲み屋で会っても「おう!最近どうっすか!こっちは相変わらずっすわ、とにかくまあ飲みましょう!」みたいな感じでは全然なく、うわべだけの意味のないやり取りをするぐら

                第11回 平民金子『ごろごろ、神戸。』/古賀及子『雨のついた網戸に消しゴム投げてみ』
              • 【古賀及子に学ぶ!】おもしろい日記の書き方 | 無駄づくりの学校

                古賀さんの日記→https://note.com/eatmorecakes なんだか日記書きたくなってきた〜! ///////無駄づくりとは//////// 藤原麻里菜の無駄づくりは、 無駄でくだらない物を作るビデオブログです。 ▼一気見はコチラ→https://www.youtube.com/playlist?list=PLtSYM_ZcSJt_2HNL-kQ_icwsWMTbAEzQd ▽BGMは「空中カメラ」というバンド →https://www.youtube.com/user/kuchucamera —————更新情報・メディア出演情報等!----------- 公式ページ http://fujiwaram.com Twitter https://twitter.com/muda_zukuri Instagram https://www.instagram.com

                  【古賀及子に学ぶ!】おもしろい日記の書き方 | 無駄づくりの学校
                • 古賀及子(こがちかこ) on Twitter: "趣味の押し付けと思いつつ、子らには「日記は1日のことをまるまる書こうとせずに5秒のことを200字かけて書くと良い」と布教していたら、娘が“靴下をはいた状態で玄関に立ちサンダルと靴どちらを履こうか悩んだ”ことを日記に書いて習い事に提出していてさすがに私好みすぎてしまった。"

                  趣味の押し付けと思いつつ、子らには「日記は1日のことをまるまる書こうとせずに5秒のことを200字かけて書くと良い」と布教していたら、娘が“靴下をはいた状態で玄関に立ちサンダルと靴どちらを履こうか悩んだ”ことを日記に書いて習い事に提出していてさすがに私好みすぎてしまった。

                    古賀及子(こがちかこ) on Twitter: "趣味の押し付けと思いつつ、子らには「日記は1日のことをまるまる書こうとせずに5秒のことを200字かけて書くと良い」と布教していたら、娘が“靴下をはいた状態で玄関に立ちサンダルと靴どちらを履こうか悩んだ”ことを日記に書いて習い事に提出していてさすがに私好みすぎてしまった。"
                  • 古賀及子さん「ちょっと踊ったりすぐにかけだす」 ウェブライターの観察眼が光る、ささいな日常の面白さ|好書好日

                    ウェブライター・編集者の古賀及子(ちかこ)さん(44)が書くのは、大半が母子3人暮らしの家の中で起こる出来事。それが、なんでこんなに面白いのか。初の著書となる日記エッセー『ちょっと踊ったりすぐにかけだす』(素粒社)では、ささいな日常を面白がる著者の観察眼が光る。 2018年からブログやnote、自主制作のZINE(ジン)で発表してきた日記から抜粋、編集した。主な登場人物は、現在中学3年の息子と小学6年の娘だ。 ある日の日記では、雨にぬれた娘のために、砂糖入りの温かい豆乳をのませたエピソードとともに「私はお母さんらしさを模倣・トレースでやってるな」と書いた。 「世の中がすべてフィクションめいて見えてしまう。これは本当に私や息子や娘なのか、今まで見聞きしたフィクションに影響されて演じているだけなのか、とよく考える」と古賀さん。家族とは、そうした「○○っぽさ」が最も表れがちな関係だと言う。 自分

                      古賀及子さん「ちょっと踊ったりすぐにかけだす」 ウェブライターの観察眼が光る、ささいな日常の面白さ|好書好日
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