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増田文学の検索結果1 - 40 件 / 1220件

  • 発達障害のある妻と結婚した男の実情

    今月の頭ぐらいの事だが増田に婚活では高齢男性は歳の差婚が確率が高いと言われてるのに、なぜ歳の差婚が叩かれるのか?という記事が上がっていた。 実は私は発達障害のある女性と結婚し、夫婦生活を送っている。 そこで、今回は、発達障害のある妻を持つ男の実情を書いてみようと思う。 私と妻のスペック、出会い、結婚に至るまで等私 最終学歴:試験用紙に名前を書けば合格できるレベルのFラン大卒 年齢:40 職業:工場勤務 妻 最終学歴:試験用紙に名前を書けば合格できるレベルのFラン大卒 年齢:39 職業:主婦 出会い最初の出会いは同じ大学で。Fランク大学によくあるヤリサーに、そこがヤリサーだと知らずに入ったがヤリには参加せずにいた私と、 1年後に同じ大学に入学し、同じヤリサーに、そこがヤリサーだと知らずに入った後輩の関係。 後輩(後の妻)が入った年の新歓で、他の奴らがそれぞれ新入生達をお持ち帰りしている中、

      発達障害のある妻と結婚した男の実情
    • 父が食卓に座ると勝手に頭上のスポットライトがつく

      みんなだいすきなあれ。 「バニラアイスを買うと、、、」 「中国人のAさんがお茶を淹れると、、、」系。 我が家でも起こったから聞いて。 父親が食卓のいつもの席に座ると、頭上のスポットライトが勝手に光った。 毎回必ず光るわけじゃなくて、数ヶ月に一回程度。 父親以外がそこに座ってもそういったことは起こらなかった。 勝手にスポットライトが光るときは、決まって父親が自分の席に座っているときだった。 勝手にというと語弊があるが、このスポットライトは使いたいときだけ使えるように赤外線のリモコンでつけることができるようになっている。 かといって取り付けてからというもの勝手についてしまったことは一度もなく、ある日、突然父親が着席した瞬間についた。 食卓に座っていた家族は全員が驚き、でも、なんとなくそういうこともあるよね、と言いながらスポットライトのリモコンを探し出してきてライトを消した。 多分この時、食卓に

        父が食卓に座ると勝手に頭上のスポットライトがつく
      • あぁ〜男性用スカートが浸透した世界の妄想が止まらんぜ

        男性もスカートを履いていいんです!ってなったところで「男性のファッションに馴染むスカート」はしばらく広まらないだろう でもオシャレに敏感な人がカーテンか?って位ダボダボのスカートをまとい始め、やがてYouTuberや俳優の衣装にチラホラとズボンっぽいスカートが浸透し始める。きっとデニム地のロングキュロットみたいなやつ そしてある夏のロケで芸人が「スカートデビューです!めっちゃ涼しいですわ〜これ〜!」とか言いながらスカートの中をうちわで扇ぐ姿が放映され、おっさん層の部屋着などにジンワリと浸透していく 気がつけばスーパーの衣類コーナーに男性用スカートの一角ができている。スカートではなく楽ちんステテコとか、既存の男性服の用語を交えたワードで売り出されるだろう そうなるともう「男性がスカートでも変じゃないんじゃない?」という合意が形成され始め、逆にスカートを恥じらうのは昭和感覚、平成感覚と揶揄され

          あぁ〜男性用スカートが浸透した世界の妄想が止まらんぜ
        • 深夜の河川敷で毎晩一人ティラノサウルスレースしてたら

          職質にあった まぁちょっと前に高速道路の近くで般若の面をかぶってリラックスしてたけど 警察から職務質問を受けてから辞めてたんだ だけどさ やっぱりストレスたまるからさ 今度は私有地とかそういうのじゃない まぁ河川敷に行ってたわけだよ でもさあ ただ河川敷に行くだけじゃあつまんねってなって 最近流行りのティラノサウルスレースとか ストレス発散になりそうって思って 早速着ぐるみを買ったんだよ でも昼間っから着ぐるみ着てたら おかしい人とか言われそうだったから 深夜ならまぁいっかーってことで 河川敷で着替えてからいざティラノサウルスになりきったわけよ 🦖「がおーがおー」 って感じでね爆走したよ一人で それからすごい楽しくなってきてさ 🦖「たべちまうぞー!みんなたべちまうぞー!」 🦖「いかしてはかえさんぞむしけらー!」 🦖「ちきゅうをはかいしてやる!」 とかそんな感じのことを叫びながら毎晩

            深夜の河川敷で毎晩一人ティラノサウルスレースしてたら
          • Midasさんを思い出す「二度と行けないあの店で」

            「二度と行けないあの店で」(都築響一編)を読んでいる。 この本に収録されている、矢野優による「羽田の運河に浮かぶ船上タイ料理屋」を読んで、あれ、この文章に出てくるA君ってMidasさんのことじゃない?と思った。 詳細は書かない。どうしてA君がMidasさんかもって思ったかも書かない。 けど、読んでいて胸が苦しくなった。と言うか胸が痛んだ。失ったものが大きすぎることを思い出して。 「A君はやっかいな男だった。自分が関心を持った人間には友好的だが、そうでなかったら(ほとんどの場合はそうだ)露骨に見下す」 人生のあるひととき、わたしはMidasさんと毎日のように電話で話をしていた。 その頃のわたしは引きこもりの無職で、収入も貯金もなく、親から頼まれたおつかいのお釣りをちょろまかしてビールを買い、昼間からそれを飲んで親を激怒させるなどしていた。第三のビールとか発泡酒じゃなくて、一番搾りを飲んでいた

              Midasさんを思い出す「二度と行けないあの店で」
            • 40歳の時、生涯独身を覚悟してヲタ活邁進を決意した私が44歳で結婚することになった

              【追記】 思わずしていろいろな方に読んでもらえて嬉しいです。 ただ、一部の私の言葉の使い方がまずくて気分が悪くなってしまった方には本当にごめんなさい。 祝ってくださった方、ありがとうございました! 【本編】 40歳の誕生日を迎えた日に私は、自称”地元の郷士”を名乗るご年配のご婦人に罵倒されていた。 なんでも、絹ごし豆腐と思って買ったそれが木綿豆腐だったらしく、絹ごしの気分だった喉が酷く傷ついたらしい。 何できちんと「これは木綿です。絹ごしではありません」と明記してくれなかったのか、と。 たしかにそれはたいへんだ、申し訳ないことをしたと思いながら無心で謝罪をしていた。 その心の裏側では今どきのゴーシさんって自分で豆腐を買いにくるのか、ゴーシさんもご多分に漏れず人手不足なのかなぁ、と余計な憐れみを感じていたことをあわせて詫びていた。 申し訳ないことをしたと思う反面、やはり自分の心は荒むもの。

                40歳の時、生涯独身を覚悟してヲタ活邁進を決意した私が44歳で結婚することになった
              • ネットストーカーしていた人のことがすごく好きになってしまった

                もうちょっと詳しく言うと、読み専がネットストーカーしていた同人書き手のことが大好きになってしまって困っている。 とあるコンテンツにどハマりした。そのとき映画を上映していて、友人に誘われてみたのがきっかけだった。 コンテンツ自体と同じくらい、出てくるキャラおよびカップリング二次創作が好きになった。ハマりたての情熱はすごくて、地方民御用達の通販に飽き足らず、久しぶりに片道ウン万かけて同人誌即売会に行くようになった。 数ヶ月後、ジャンルのオンリーがあるというので喜び勇んでピクシブで新刊サンプルをチェックしてまわっていたとき、神がかったカップリング本のサンプルに出会ってしまった。 良い。そう直感が囁いた。 出会いがあまりにもうれしくて、その勢いで「とても好みで読むのが楽しみ。本を出してくれてありがとう。絶対買いにいく」という内容の匿名メッセージをその書き手に送った。すぐにツイッターもフォローした。

                  ネットストーカーしていた人のことがすごく好きになってしまった
                • 中学時代に好きだった女子の実家を巡る

                  この前GWに久しぶりに実家に帰ったのよ かれこれ5年ぶりくらいかな 仕事が忙しくて長期休暇も休日出勤があってなかなか帰れてなかった 実家って帰ってみると意外とやることがなくて暇なんだよな そこで中学時代に好きだった女子の実家でも巡るかと思って自転車で外出したんだ まず近所の田中さん(仮名)の実家に行ってみたら、あの頃のままで感動した 中学時代もよく田中さんの実家を見に来てたんだが、その頃の記憶がよみがえって懐かしい気持ちになった 2階の左側の部屋が田中さんの部屋なんだよなあとか考えながら15分ほど見物して次へ 次は高橋さん(仮名)の実家に行ったら、なんと別の家が建ってて表札も別の名前に変わってた 時の流れって残酷だなあと30年前のことを思い出したりしてた そういえば高橋さんの家には雑種の犬がいたけどさすがに死んじゃったかな? 最後は小林さん(仮名)の実家に行く するとなんと小林さんの部屋に

                    中学時代に好きだった女子の実家を巡る
                  • 無職期間に読む「郷土の歴史」の味わい

                    無職になって2か月が経った。 徒歩圏内にある二つの図書館を行ったり来たりしている。 いや、徒歩圏内というのは一般的な意味での徒歩圏内じゃない。「無職者にとっての」徒歩圏内だ。 それはまぁいい。 別に学習意欲が旺盛なわけでも、知的好奇心に溢れているわけでもない。 ただ、何もせず一日を過ごしてしまうと16時くらいから窓の外が完全に暗くなるまでの数時間、心の中の小さなハムスターがシクシクと泣き出してしまうので彼を慰めるために図書館に出向いている。 (なお、彼は労働しようとしてもシクシク泣き出してしまう) ところで、近所に「旭小学校」という小学校があって、図書館で「郷土の歴史」的な本を読んでいたらその由来が解説されていた。 その小学校は近隣の三つの村から子供が通うために作られたもので、学校の名前をどうするかでもめていた。 三つの村がそれぞれに自分の村の名前を小学校の名前にするべきだ、と主張していた

                      無職期間に読む「郷土の歴史」の味わい
                    • 今月、結婚する。

                      先月から書いて準備してある婚姻届は、実は3回も書き損じてしまった。 なんだあの普段の生活で見慣れない言葉の数々は。世の既婚者さん、よくストレートに書けましたねという気持ちだ。 「結婚はしてもしなくてもいい」わりとそんなスタンスで生きてきた。結婚は相手の気持ちがあることだし、今の時代は必ずしなければいけないものでもないと。でも、提出予定日を間近に控えた今、とてもワクワクしている。 結婚をより楽しみで素敵なものに変えてくれたのは、彼はもちろんだけど周囲の人たちの反応もとても大きい。 「顔合わせも結婚式もいらんでしょ。なんなら結婚指輪も婚約指輪もなくてもいいよ」 基本的にはそんなスタンスだった私だけど、「いや、結婚指輪はつけるでしょ」という彼の言葉に「そうなんだ!」となり、一緒にいくつかのお店を見て回った。なんだかんだ、ふたりとも同じ温度感で気に入ったお店が見つかり、近々また訪問する予定だ。刻印

                        今月、結婚する。
                      • 写真を整理していた。 夫の顔が見たくなると写真の整理のつもりでカメラロ..

                        写真を整理していた。 夫の顔が見たくなると写真の整理のつもりでカメラロールをぼんやり眺めたりしている。スマホとは別に昔使っていたコンデジがあって、そっちの画像はそういえばしばらく見ていなかったなと思って開いてみた。 夫の調子が良かった頃はよく旅行に行っていたので、旅行先の写真が多い。ふたりとも働いていて子どももいなかったので国内外いろんなところに行った。記念写真風に撮ってる写真や風景の写真の中に、必ず私が撮った夫の後ろ姿の写真がある。後ろ姿も好きだった。小さな頭に、細身な割には大きな背中、長い手足、何を着ていても画になる人だった。こんなにかっこいい人が私といっしょにいるのだ、と確かめるように後ろ姿を写真に収めていたんだと思う。 旅行写真の合間に、家の居間で私と夫が写っている写真があった。テーブルに膝をついてカメラの方を見る私と、隣で大笑顔の夫。テーブルにはビール。ふたりとも部屋着のなんてこ

                          写真を整理していた。 夫の顔が見たくなると写真の整理のつもりでカメラロ..
                        • 同人女に夢破れて

                          追記 めちゃくちゃ叩かれてて笑える。 でも文章下手とか性格悪いとかボロクソ言う割に服のダサさには反論できてなくて草。 うんうん、文章下手なのも性格悪いのも事実だね。ダサい人多いのも事実だけど。 てかルッキズムって言われてるけど顔の造形に関しては一切触れてないからね。 ただその化粧してないのに服だけ凝って浮いてたりとか服も何もかも独特すぎたりとか、そういうチグハグな格好を整えて最低限身だしなみしたら?って話をしてる。 あと眼鏡ちゃんを見下したつもりはなかった。ごめんなさい。文章下手で性格悪いせいでそういう風に捉えられてしまったみたいで。 あと送り返した感想が短い点に関しては本当に反省したので追加して送った。 指摘してくれてありがとう。 ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー 私は25歳になる同人女。 約9年二次創作活動を続けてた。 Twitterやピクシブでは細々活動していたんだけど、イベ

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                          • ブクマカは批判的コメントの最後に「怒りレベル」を添えてほしい

                            寄って集って批判してるからすごい炎上してる感じになってるけど、実際のところ一人一人の怒りはそれほどでもない、ってことはあると思うんだよな。 だから批判コメントのあとに怒りレベルを書いておけば「本気度」がわかっていいと思うんだ。 怒りレベル1:そこまで怒っているわけではないが、良いこととは思わないのでいちおう批判しておく。 怒りレベル2:瞬間的に怒りが湧いたので批判するが、継続的に批判し続けるほどではない。 怒りレベル3:とても怒りを感じる問題なので、これからも批判し続けていく。 怒りレベル4:この話題を見るたびに激しい怒りに苛まれ、次々に罵倒が溢れてくる。 怒りレベル5:激おこスティックファイナリアリティぷんぷんドリーム。 こんな感じでよろ。

                              ブクマカは批判的コメントの最後に「怒りレベル」を添えてほしい
                            • はてな匿名ダイアリーを通して著作権を考える - 死に物狂い

                              【2024.04.23追記:ここから】 本記事の公開後、下記増田の作者様から直接ご連絡を頂戴し、動画の作成および公開について快く承諾をいただけた。この場を借りて改めて御礼を申し上げるとともに、折角なのでということで再録・編集した動画を下記のとおり動画を公開する。まことにありがとうございました。インターネットにも感謝します。 www.youtube.com 【2024.04.23追記:ここまで】 いつものようにはてなブックマークを見ていると、あるはてな匿名ダイアリーの記事に出会った。 anond.hatelabo.jp 面白い! 落語みたいでいいですね。と感じた矢先、これは声に出して読むとより面白いのではないか、と思った。早速読み上げてみると、やっぱり面白い。面白い話は演る側にとっても面白いのである。興奮冷めやらぬ中、私にしては珍しく、今すぐに形にしなければと、腹の底から意欲が湧き出て、とり

                                はてな匿名ダイアリーを通して著作権を考える - 死に物狂い
                              • オムライス婚

                                今年の6月、私は彼女と結婚する。 私たちは、私の好物であったオムライスによって結ばれた。 私がオムライスを好きになったのは、歳の離れた兄の影響だった。共働きで忙しかった両親の帰りが遅い時、大抵は作り置きのものを温めたり渡された食事代で出来合いのものを買って食べていたが、時々兄がアルバイト先で覚えた料理を作ってくれ、私はそれが楽しみだった。 中でもオムライスが大好きだった。半熟のオムはバターの良い香りがしてふわふわだし、ライスはベタつかずカラリとしている。しかし、決してパサついているわけではなくふっくらと美味しいのだ。ケチャップの甘酸っぱさもちょうど良く、トゲトゲしない。私の好きな「オムライス」像は兄の作ってくれたこのケチャップオムライスだった。 対して、私の元彼女はオムライスが下手だった。 元彼女の作る、大量のケチャップのせいで酸味がきつく団子か糊のようにベッチャリと粘ついたライスを、切り

                                  オムライス婚
                                • わたしは、あなたのお母さんなんだけどさ

                                  知らないだろうけどね まごうことなきお母さんなんだよ、本当に あなたはね、実際に生きづらさを抱えているね 小さい頃から、ずっと、今も まあそうだろうなあ、って思うくらいには、育てにくい子だった 年取ったらだいたい忘れるけどね いいことばっかり覚えてるよ 早く寝てくれた日の寝顔のこととか 爪を切るときの湿った手のひらとか 玄関先でこけて鼻血出したこととかね だけど本当に手がかからない日だってもちろんあったんだよ あなたに手をかけなくていいことが、自由だということがすごく嬉しかった日もあった でもねえ 普通の人のなかで生きていかなきゃいけないくらいには頑張り屋さんで 普通の人としては生きていけないくらい、歪な感性を持ってうまれてきたあなたが どうしようもなく生きづらいあなたが、死んでしまいたいと言うのなら、お母さんに手をかけさせてくれなきゃ困るんだよ お母さんより大きくなったあなたでも、もしも

                                    わたしは、あなたのお母さんなんだけどさ
                                  • 役職定年になり、若い頃に決めたことのひとつ「どこまで昇進できるか試してみよう」が終わった女性の話

                                    カステラ @castellabolo 労働と賃金、女性差別の解消、フェミニズムに関心があり、それらについて思ったことを整理するためのアカウントです。 なかなか旅行に行けないので旅する方の暮らしをのぞかせてもらい、いいねしまくるアカウントでもあります。 カステラ @castellabolo 少し前に役職定年になり、若い頃に決めたことのひとつ「どこまで昇進できるか試してみよう」が終わりました。 定年まであと5年働くので「定年まで当たり前の顔して当たり前に働こう」は「非婚非産単身で生きてみよう」とともに継続中です。 個人的に大きな出来事なので感想を書きます。 2024-05-01 10:32:34 カステラ @castellabolo 私が非婚非産単身で生きようと決めたのは、普通の女性が普通に働き普通に稼ぎ自分だけの稼ぎで普通に暮らせないのはおかしい、そうしている普通の男性は沢山いるのに。自分の

                                      役職定年になり、若い頃に決めたことのひとつ「どこまで昇進できるか試してみよう」が終わった女性の話
                                    • (追記あり)旦那が娘の名前を「ことり」にしないかと言い出した

                                      今年の夏に子供が生まれる。 性別は女の子でほぼ間違いないだろうと診断された。 会社には産休育休に関する手続きを済ませたし 兄夫婦からベビー用品を譲ってもらったこともあり あとは産まれてくるのを待つだけだねーなんて雰囲気になっていたが 名前をまだ決めていなかった。 それでGWに名付けに関して話し合うことになったのだが 旦那の希望する名前は「ことり」であることが発覚した。 ことり? 人名としては一般的じゃないと思うけど一体なぜその名がいいのか? 旦那の返答は 「響きが可愛いから」 「あとはわかりやすく日本語っぽい名前がいいと思った」 「『ことちゃん』って呼ぶの可愛いと思って」 だった。 勘弁してくれ。 人生100年時代に使い続ける名前の由来が「響きが可愛い」ってお前は人生舐めてんのか。 せめてもう少しよく練った由来を出してくれたなら色良い返事も出せたかもしれないが 「響きが可愛い」名前がつけた

                                        (追記あり)旦那が娘の名前を「ことり」にしないかと言い出した
                                      • もう駄目かもしれない

                                        連休前と先駆けてパチンコに行き、結果-50k負けてきた。 こんな馬鹿な俺を笑ってほしい。 30半ばにもなって彼女も居らず、毎日9時から17時の工場勤務。一日誰とも口を利かずに終わる日なんてざらにある。 元々趣味なく、これまで何かに熱中するようなことがない人生だった。今ではパチンコが唯一の趣味と呼べるのかもしれない。 かといって大勝ちしたところで使い道はなく、ソープ行って居酒屋で一杯するのが関の山だ。 今年に入ってから一度、驚くほど勝てた日があった。 その日もソープに行った。土曜の夕方。馴染みの店だった。指名したのは一番若い子。初指名だった。 くつろぐようにと案内された黒革のソファで待ち、並びには50近くに見えるスーツ姿の男と、大学生ぐらいのカジュアルな格好をした青年が居た。 ようやく俺の名前が呼ばれると立ち上がり、迎えに来た嬢が一瞬眉をしかめる。俺はそれを見逃さなかった。 こちらへどうそ、

                                          もう駄目かもしれない
                                        • 「帰蝶呼びは知識マウント」ってマジ!?

                                          “信長を気にかける貴重な資料” 義父 斎藤道三の書状を発見 | NHK https://b.hatena.ne.jp/entry/s/www3.nhk.or.jp/news/html/20240424/k10014431231000.html ブコメに「なんじゃこりゃ?」ってレベルの言い掛かりがあったので migurin 「帰蝶と書きなおした!知識マウント欲が溢れ出ていていとおかし!」migurin 素直にすごい。どうでもいいけどブコメ、記事に「濃姫」と記載があるのにわざわざ 「帰蝶」と書き直してくるあたり知識マウント欲が溢れでていていとおかし/悪くない。いとおかし、です。 2024/04/24 まったく意味わからん。 ちなみに言及先と思われるブコメはこれ。 mouseion それにしても信長と帰蝶との間に子供が出来なかったのが悔やまれる。 義龍との溝は土岐氏だけでなく姻戚関係の維持も理由

                                            「帰蝶呼びは知識マウント」ってマジ!?
                                          • カンゴームのこと

                                            中高一貫の女子校ってちょっと独特の空気があるんだよね。 なんていうか、まず校内に異性がいないから、 基本的にみんな、普段、性別の事を忘れてる。 恋愛話はほとんどないし、仮にあっても、 「あの先生がちょっと素敵」とか言ってキャッキャしてたり、 「特別仲がいい友達同士」みたいにお互いをちょっと特別と思いあう関係を作って、やや過剰にいちゃいちゃしてみたりとかそんな程度。 いろんな意味で、性別をあまり感じない、不思議な空間。 それでも、やっぱりみんな年頃になると ちょっと恋愛とか性別とかに興味がわいてくるからなのか、 中学後半~高校前半とかあたりになると、そんな集団の中でも、「特に女の子っぽい扱いの子」「特に男の子っぽい扱いの子」が出てくる。 後者は例えば体育会系の部活に入ってて、高身長でショートカットの子とか。 そういう子には、ファンの子とかついたりして、バレンタインにチョコもらったりして、ちょ

                                              カンゴームのこと
                                            • 連載四年やってた漫画家のエントリー見てここにきたけど、十年以上漫画家..

                                              連載四年やってた漫画家のエントリー見てここにきたけど、十年以上漫画家やって自分もつかれた。 2作ポテンヒットで30万部ずつくらい売れた。貯金は全然ない笑。 ありがたいことにこうして食わせてもらってる。 でも若い頃付き合いがあった周りの人間が何百万部も売れて、才能の差を死ぬほど感じてきつい。みんな聞いたことある人ばかりだと思う。 当時からすごかった人、いきなり売れた人色々だけど、売れた漫画はやっぱり売れないのとくらべて全然おもしろいし、その人の描いた漫画には変わりないって感じ。なろうじゃないからもあるけど。 努力することも含めて、才能ってのは明確にあるんだよな。 なろう系にもエロにも向いてない絵柄だし求められない。 仕事なんだからやれよ!って思うかもしれないけど、こういう職業は向いてないことをやると本当にうまくいかない。 エロをかいてる知り合いも何人かいて、あの人たちは本当にエロが好きで描い

                                                連載四年やってた漫画家のエントリー見てここにきたけど、十年以上漫画家..
                                              • 世紀末のインターネッツでスーパーハカーを夢見たまま隕石で死にたかった

                                                自分の時間は今でもあそこで止まっているんだと強く感じる。 あれほどスーパーハカーを夢見ていたのにIT系のブラックさに恐れをなし、気づけばIT系でもない場所でSierまがいの何かを演じている。 この人生は何がしたかったのかと毎日自分に問いかけている。 家に帰ればこの歳になってもゲームやアニメで時間を潰す。 人付き合いを嫌いすぎてオンラインゲームを遊ぶことはなく、SNSでリプライを飛ばされたらブロックする。 バイブルは「Serial experiments lain」と「世界の終わりとハードボイルドワンダーランド」。 どっちも美化されすぎて一秒だって二度と触れたくない、セピア色のメッキを1ミクロンも剥がしたくない。 思い出の中にひたすら生きる。 今を生きていても感覚は今も思い出の中。 ポプテピピックを見ながらぱにぽにだっしゅ!を思い出す。 ガールズアンドパンツァーを見ながら陸上防衛隊まおちゃん

                                                  世紀末のインターネッツでスーパーハカーを夢見たまま隕石で死にたかった
                                                • 「絵が上手いの、ずるい」と言われた

                                                  子どもたちと接する機会があり、一緒に絵を描いていたらその親?に言われた。 子どもたち「絵、うま!どうして?」 「君たちくらいのころから描き続けていたからだよ」 親「え~w最初から上手だったんだw」 「最初はこの子たちより下手でしたよ~」 親「ないないw最初から上手いから描き続けるんだよwいいな~ずるいよねw」 子どもの前で何をいってんだこいつ…と思いながらその場は適当にあしらった。 こいつに初めて描いた絵を見せたいもんだ。 ただのぐちゃぐちゃの線だぞ。 最近はオタク文化が根付いたのか絵描く子多いから今の子の方が上手いだろ。(おそらく) というか「ずるいよねw」ってなんだ…。ずる…? ふと絵描き人生でも振り返るかと思い、吐き出しがてらここに投げることにした。 * 初めて絵を描いたのは覚えていない。物心ついたときから暇だったら絵を描いていた気がする。 幼稚園で一番好きなのは絵を描くとき。 想像

                                                    「絵が上手いの、ずるい」と言われた
                                                  • 生活を、している

                                                    4/8 追記 思った以上にたくさんの方に読まれて驚いています。 ブラジャー外干はありえんって意見が多かったのでググったら確かに危なそうだったんで室内に干したいんですけど、ワコールの店員さんに洗濯機の脱水は使うなって言われてるんですよ。だから自力で絞るしかないんですけど、それじゃヒモとかから水がぼたぼた垂れません?みなさんどうされてるんだろう。 ↑コメ欄の方ありがとうございます!バスタオルで挟むのやってみます! 後母親と一緒に買うものだと思ってたってコメント見たけど、「アンタ胸ないのにブラなんていらんでしょ」で終わらす母だったのでそれは仕方ないです。 追記終わり ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー 産まれてこの方カップ付きキャミソールしか着てこず、ブラジャーを買ったことすらなかった。 ブラをする必要もないぐらいの胸の大きさだし、彼氏も居たことないので買うことすら思いつかなかったけど

                                                      生活を、している
                                                    • 左派に絶望して自民党に宗派替えした話

                                                      主語デカ政治お気持ち文章を垂れ流すのは、趣味じゃあないんだが、増田に甘えて。 俺は、学生のとき、明らかに左寄りの思考だったと思う。まあ、今考えれば、今も昔も左に寄ってる中高の教師の影響だったかもしれないし、大学の環境だったかもしれない。それでも、少数者が、自分の力ではどうしようもない理不尽を味わうのは、間違っていると思っていた(それは今でも思ってる)し、タカ派的な外交政策は、危険な火遊びにつながるんじゃあないかと思っていた。 家庭も自分も、明らかに労働者階級の人間だから、賃上げにも育児休業の拡大にも興味があるし、所得の再分配もある程度行われたほうがいいと思っている。当然、ジェンダー格差なんかも、是正しなければいけない問題だ。 ところで、選挙の度に、各党のパンフレットなりホームページなりを集めて眺めている。あとは、焦点になる問題があれば、たまに省庁委員会の国会中継なんかも眺めることもある。あ

                                                        左派に絶望して自民党に宗派替えした話
                                                      • 腫瘍を取ったら姉だった話

                                                        過去にね お腹がすごく痛くなったことがあるんです なんていうか圧迫感っていうか 体を折り曲げるとテニスボールを挟んでいるような違和感があって それでまぁ我慢できなくてかかりつけ医のところに行ったんです そうしたら難しい顔されて あれよあれよという間に大学病院に連れて行かれて腫瘍ができてるから手術するよって それで取ったんです 腫瘍 わたしどうしても腫瘍っていうのが見てみたくて 必死にしつこくお願いして見せてもらったんです 腫瘍はなんというか モッツラレラチーズをカマンベールチーズ色にして赤い血を浴びせたようなそういう見た目でした そんで 中に何が入ってるか調べるっていうんで それも見せて欲しいって言ったんです そうしたらね まあ面倒そうに口元ひん曲げながら銀色のトレーに中身を入れてずいっと差し出してくれてね 中には髪の毛の束と小さな歯か骨のカケラが入っていました わたしが元母親(縁切りして

                                                          腫瘍を取ったら姉だった話
                                                        • タイミー疲れたよ日記

                                                          こんど転職するのだが、見切り発車で仕事をやめた結果、次の仕事が始まるまで1か月ほど暇な時間ができてしまった。 2週間ほど休んだらもう休むのが嫌になってしまったので、せっかくなのでタイミーとやらを試してみようと思いついたときの話。 意外にも未経験だとできる仕事は少なく、やっと見つけたのは某化粧品とか日用品、掃除用品を作っている会社の流通倉庫でのピッキング作業。 朝から夕方までガッツリ働いても9000円いかないのには驚いたが、バイトなんて学生の頃以来なのでちょっと楽しみだ。 働いてみると、想像していたよりもずっとホワイト、というか巨大なシステムの一部として期待されていること以上のことは一切期待されていない、という労働環境なのでなかなか気楽で楽しかった。 休憩を抜くと7時間ほどハンドフォークを引っ張りながら歩きっぱなしだったが、毎日リングフィットをしているおかげかさほどダメージはなかった。 その

                                                            タイミー疲れたよ日記
                                                          • 死んだ夫とは性格も趣味も合わなかったけど体の相性は良かった 出会ったの..

                                                            死んだ夫とは性格も趣味も合わなかったけど体の相性は良かった 出会ったのは大学のサークルで、新入生歓迎コンパで既に意気投合してホテルに行った 夏休みには彼の実家が死蔵していた軽井沢の別荘に2週間ほど滞在してやりまくった あんな退廃的な日々を過ごすことはもう二度とないだろうな これは完全に偶然だったけど、卒業後の就職先も同じ大企業だった 周りには二人の関係は隠していたけど、帰りの時間を合わせてどちらかの家に帰ってやりまくり、そこから出社した すぐに家賃がもったいないと気がついて2年目には同棲を始めた そうなると籍入れたほうが便利だろってなって結婚 新婚だと思うと気分が盛り上がって今まで以上にやりまくった 数年後、夫が離島に転勤になって私にとっては冬の時代が来た それでも月に一度は帰ってきてくれて、久しぶりだからやりまくった また2人で暮らせるようになったのは5年後だった その頃には夫は大病を得

                                                              死んだ夫とは性格も趣味も合わなかったけど体の相性は良かった 出会ったの..
                                                            • きっかけは名前も忘れた洋画のロードムービーからだった。

                                                              運転手の男はとろんと口を開け恍惚とした表情で運転し、助手席の女が男のソレをフェラしていた。 その光景が忘れられず、俺は心のどこかでずっとそのシーンを体験したいと思って生きてきた。 そして先日。俺は実際に体験した。 深夜の幹線道路。走行車の数はまばらで、彼女には事前に話を通していた。 当初は断られるのではと思っていたが、実際に話してみると彼女は乗り気であった。 何だかおもしろそうじゃん、それに昔からやってみたかったんでしょ?と彼女は微笑み、俺は彼女に感謝した。 月極の駐車場から車を出し、慣らし運転に少し走るときから既にドキドキしていた。 それから俺は助手席の彼女を一瞥し、互いに頷いた。 彼女は胸の膨らみが著しいニットを脱ぐと下には何も着けておらず、露になったたわわな乳房を目に俺はすぐさま勃起した。 彼女は笑って屈み込み、俺の下腹部へ身体を倒す。 俺は運転に集中した。 いよいよ幹線道路に合流す

                                                                きっかけは名前も忘れた洋画のロードムービーからだった。
                                                              • lain全話レビュー|岩倉文也

                                                                Layer:01 WEIRD 『Serial experiments lain』について語ることはぼくの詩的来歴について語ることと等しい。あるいはまったく無関係である。さて第一話。まずは電気を消すことからはじめよう。このアニメは暗い部屋のなかでしか楽しむことができない。暗い部屋をもたないものは、どんな鋭敏な感性をもっていても詩を書くことはできない。目を病むことなど些細な問題である。アニメとは、暗い中に浮かび上がってこそ価値があるというものだ。 オープニング曲である「DUVET」を聴きながら考える。ぼくが『lain』と出会ったのは灰色の地方都市にある小さなレンタルビデオショップにおいてであった。ぼくは十四歳。ぼくはそのころ人間だった。限りなく人間だった。なにをしていたか? 人間を。勉強をし竹刀を振り、顔に湧いたニキビに気を病んでいた。たしか、友達だっていたはずだ。時は二〇一二年。ぼくは取りあ

                                                                  lain全話レビュー|岩倉文也
                                                                • 般若のお面かぶってたら通報されたよお

                                                                  高速道路ってなんでか知らないけど なかなか人が立ち寄れないような位置に作られているじゃん だからさ 高速道路付近の山林の中に入ればさ 高速道路を眺められるじゃんって思って頑張って歩いたんだ それでこういうところでお面とかつけたら面白いかもって思ってさ 般若のお面買ったの それで厚手のコート着てさ なんかうきうきしちゃって懐中電灯持ってさ 山林のちょっと見晴らしいいところに行ったんだ 夜にね それ顔の下に懐中電灯当てて何時間もずーっと 高速道路を見つめていたの これを数ヶ月続けてたの そうしたらさ通報されたみたいで 警察官が3人くらいでこっちに根掘り葉掘りきいてくるの はー!? なんなのなんなの!? ただみつめてただけだよ!? 夜の山林で般若のお面をつけてじーっと車を 何が悪いんだよ! なんなの! だったら高速道路をもっと人が入れるようにしろよ! むかつく!

                                                                    般若のお面かぶってたら通報されたよお
                                                                  • ディズニーランドは疲れ切ったサラリーマンが流れ着く場所

                                                                    出張費が手当性で固定形式の会社と言うものがあります。 中小企業です。往復の新幹線旅費+宿泊の場合1日5000円しか出ないため、出張すればするほど本人負担で赤字です。でも出張命令は出る。 でも、そんな方式の会社が給料がいいわけもありません。 そこで活躍するのが高速バスです。それも路線バスではなくて、昔は格安ツアーバスと言われたバスを利用することになります。安いから。そして、こういったバスの発着、特に東京より西に向かう長距離バスは、東京ディズニーリゾートが終着点になっている事を皆さんご存じですか? すると、こんなことが起きます。 夢の国に遊ぶ青春爆発の人々と、客のところで精神も体力もすりつぶしてぐったりと眠るリーマンが同居する。特に春夏の休みのシーズンは学生さんぐらいの若い女性が団体で利用するので全然バスが取れなくなる。別にうるさいとかはない。それは慣れるし、高速バスの4列シートの前に全人類は

                                                                      ディズニーランドは疲れ切ったサラリーマンが流れ着く場所
                                                                    • 35歳年収800万円台の人権なし男性の婚活

                                                                      これは、同族のホビットからも迫害される身長160cmの底辺ホビットによる呪詛だ。 身長さえあればこんな苦労せずにすんだろうに。 身長170cm以上の既婚男性達、お前が身長160cmだったらお前の奥さんはお前を選ばなかったぞ。親に感謝しろ。 え?身長じゃなくて俺の性格に問題があるんだろ、だって? 問題ないと言えるほどできた人間ではないが、そもそも、結婚生活に大事なのは性格だが、結婚するだけなら性格は重要ではないんじゃないか? 結婚して暴力したり、ツイッターでボロクソ言ったり、ボロクソ言われるほど家庭での態度がひどかったり、子供作って殺している人達は性格が良いのかい? 世間的にはそのクズよりも俺の方が婚活市場における評価が低いことは認めるけど(納得はいってない) 俺が婚活を真剣に始めたのは33歳の頃。このときは年収600万円後半くらいだった。 最初はマッチングアプリをやった。 プロフィールの添

                                                                        35歳年収800万円台の人権なし男性の婚活
                                                                      • いいなと思うもの

                                                                        ・水族館や動物園で、説明文を読んで得たばかりの知識を、同行者になぜか少し得意げに披露している人の声を聞きながら、動物や魚を見ている瞬間 ・いいパン屋でいい惣菜パンを買って、包み紙に油が染みているのを見たとき ・新しいゲーム機の初期設定をしているときの、焦れるようなワクワクするような感じ ・ロイヤルホストなどのファミレスの看板が、雲ひとつない青空をバックにゆっくり回転している ・22時22分 ・式典のために用意された、デカい花瓶に入ったデカい生花の近くを通ったときに感じる、強い花の匂い ・12月の雨の日、降っているものにあられが混じっていることに気がつく瞬間 ・春先に飛んでるオレンジ色のチョウチョ(ツマグロヒョウモン!) ・夏場に美術館や博物館に行ったときの、圧倒的な涼しさ(案外人は多くて、静かさはない) ・自転車でネコの横を通り抜けるときにネコが見せる、いつでも動けるように緊張した姿(実際

                                                                          いいなと思うもの
                                                                        • お前らは食べ放題のよろこびを忘れてしまっている

                                                                          お前らは食べ放題のよろこびを忘れてしまった。ああ、なんと悲しいことだろう。 思い出せ、食べ放題のよろこびを。食べが放題なのだ。何をいくら食っても良い。いくらばかり食っても良いし、肉ばっか食っても良い。その喜びをお前は忘れてしまった。 原因はわからない。きっと加齢だとは思う。胃が弱り、ガツガツするのをみっともないと思うようになり、アブラを受け付けなくなり、鶏肉とブロッコリーを蒸したやつしか食わなくなり、そしてお前らは食べ放題のよろこびを忘れた。 思い出してほしい、小学校6年生。サッカーか?野球でもいい。スイミングでもいい。運動会というパターンもあるだろう。なんでもいいが、試合の終わり、打ち上げですたみな太郎に連れて行ってもらった日のことを思い出せ。そういう記憶が無いなら脳内で捏造してもらっても構わない。 まずお前らはすたみな太郎の席につく。土曜日、ランチ。値段は2580円くらいだろうか?子供

                                                                            お前らは食べ放題のよろこびを忘れてしまっている
                                                                          • でかいスーツケースを手放した - まるっとまったりまろやかに

                                                                            ジモティーでスーツケースを売った。500円だった。 オイラは普段あんまり物を買わない。餅つき機や食洗機が欲しくても、本が欲しくてもとりあえず保留にする。ミニマリストってわけじゃあないけれど、物をあんまりたくさん持ちたくない。自分が管理できる以上の物を持つことにしんどみを感じる。コレクター的な楽しみもあんまり理解できないので、しまう場所が無くて困るくらいなら買わずに別の方法を取る。 そうは言っても生きていれば物は少しずつ増えていく。悩んで悩んで買った本、目を合わせてその場から私を動けなくさせたぬいぐるみ、5kgのお米が入るようにと買ったデカいリュック。最近は最適な文房具を探してノートを買うことも増えた。 今年もいろいろなことに挑戦しようと思い、300円でフィルムカメラを買ったりもした。100均で買った毛糸玉はまだ3つくらいあるし、アイロンビーズもプラの容器にパンパンに詰まっている。どれも触る

                                                                              でかいスーツケースを手放した - まるっとまったりまろやかに
                                                                            • ジャンボタニシ農法

                                                                              ジャンボタニシが流行り始めた頃に話題になったのが「被害がまったくない水田がある」という事実 ジャンボタニシは繁殖力が凄まじいので駆除作業はほとんど意味が無く 一度広まるとあたり一面の水田にうじゃうじゃと湧いてくるんだが その中でなぜか被害が全く無い水田がいくつかあることが分かった 「被害が少ない」のではなくて「全く無い」のだ 特に篤農家と呼ばれるような著名な農家の水田にその傾向が強く 原因について調査した その結果、被害のない水田の苗は他の水田に比べて茎が非常に太いことが分かった ジャンボタニシは細い茎を好むために太い茎の稲は食べない 一般的な苗の太さはちょうどジャンボタニシ好みの太さなので甚大な被害が出るのだが 太い茎にすることで被害が出ないだけでなく、雑草の生え始めのような細い茎が食べられるため、結果として除草効果が生まれた この結果から「よし、茎が太くなるまで苗を育てよう」という農法

                                                                                ジャンボタニシ農法
                                                                              • 妻がいない夕食。 いつもの鍋。 娘はマックがいいとかうどんがいいとか文句..

                                                                                妻がいない夕食。 いつもの鍋。 娘はマックがいいとかうどんがいいとか文句言ってる。 お椀に鍋をよそってあるが、ご飯にふりかけかけてそればっかり食べてる。 ご飯に飽きて鍋の肉を食べる。 「うまいか」と声をかける 「私ちゃんは毎日これでもいいんだぞ」相変わらずチョロい。 息子(小5)はお椀を平らげ、お代わりと差し出してくる。 「もう自分でよそいなさい」 「出来ない」 「給食当番のとき何やってんだ」 「消毒とか」 「お前、配膳係女の子とかにやってもらってんじゃないだろうな」 「やればできる!」ほらっ。 お椀に豆腐ひとかけらだけ乗ってる。 「豆腐一つだけでドヤ顔するんじゃない」笑いながら突っ込む。 慌ててほかの具も乗っける。 「お父さん、七味とって」小学生だけど、辛い物が好きだ。 でも明らかにかけ過ぎてる。 「お兄ちゃん絶対から言っていいそう」娘にささやく。 「かき混ぜれば辛くないから」そう言いな

                                                                                  妻がいない夕食。 いつもの鍋。 娘はマックがいいとかうどんがいいとか文句..
                                                                                • 関東地方で桜餅を騙っている簀巻き野郎について

                                                                                  桜餅といえば、粒感のあるピンク色の餅で餡を丸く包んで桜の葉を巻いた和菓子だ。関西で生まれてこのかた、「桜餅」と言われればまずこれだった。それ以外の「桜餅」の存在なんて想像すらしていなかった。 ところがどうだ、東京に来てみれば見慣れないやつが桜餅を名乗っていた。平べったい生地で餡をロールケーキのように巻いてその上からさらに桜の葉を巻いた和菓子。関東ではこれを「桜餅」と呼ぶらしい。 アホか。どこが餅だ。今日からきみは桜クレープと名乗りなさい。おしゃれぶりやがって。なんだその軽やかなフォルムは。ヨックモック気取りか。洋菓子のパーティにでもお呼ばれしているのか?大体その葉っぱはなんだ。意味があるのか?その桜の葉っぱはな、本物の桜餅をそのまま触ると手がべたついてしまうから巻かれているんだよ。きみは見たところ結構さらさらしているようだが本当に桜の葉っぱが必要だったか?そのまま手でつまんで食べられそうな

                                                                                    関東地方で桜餅を騙っている簀巻き野郎について