並び順

ブックマーク数

期間指定

  • から
  • まで

161 - 199 件 / 199件

新着順 人気順

東洋経済の検索結果161 - 199 件 / 199件

  • 中国政府が「原発建設」の認可を加速する背景

    中国国務院は7月31日、李強首相が主催する常務会議を開催し、山東省の石島湾原子力発電所、福建省の寧德原子力発電所、遼寧省の徐大堡原子力発電所の3カ所で合計6基の原子炉の建設を認可した。 今回認可された6基は、具体的には中国華能集団が運営する石島湾原発の拡張プロジェクトの1・2号機、中国広核集団が運営する寧徳原発の5・6号機、中国核能電力が建設中の徐大堡原発の1・2号機。中国政府が原子炉の新設を認めたのは10カ月ぶりのことだ。 (訳注:徐大堡原発では3・4号機が2021年に先行して着工している) これら6基のうち、石島湾原発と寧徳原発の4基はすべて中国が独自開発した第3世代原子炉「華龍一号」を採用。徐大堡原発の2基は、アメリカのウエスチングハウスが開発した「AP1000」をベースに中国が国産化した第3世代原子炉「CAP1000」を採用することとなった。 第3世代原子炉の建設コストは、1基当た

      中国政府が「原発建設」の認可を加速する背景
    • 斎藤幸平「企業に商品化される神宮外苑」の大問題

      コンテンツブロックが有効であることを検知しました。 このサイトを利用するには、コンテンツブロック機能(広告ブロック機能を持つ拡張機能等)を無効にしてページを再読み込みしてください。 ✕

        斎藤幸平「企業に商品化される神宮外苑」の大問題
      • データが明らかにする「宗教消滅危機」のリアル

        コンテンツブロックが有効であることを検知しました。 このサイトを利用するには、コンテンツブロック機能(広告ブロック機能を持つ拡張機能等)を無効にしてページを再読み込みしてください。 ✕

          データが明らかにする「宗教消滅危機」のリアル
        • 質問重ねるも旧統一教会を詰め切れない文化庁

          コンテンツブロックが有効であることを検知しました。 このサイトを利用するには、コンテンツブロック機能(広告ブロック機能を持つ拡張機能等)を無効にしてページを再読み込みしてください。 ✕

            質問重ねるも旧統一教会を詰め切れない文化庁
          • 稲盛和夫さんが「利他」の心を常に問い続けた理由

            托鉢の行をして出会った人の心のあたたかさ 1997年9月、私は京都の円福寺(えんぷくじ)というお寺で得度をし、「大和(だいわ)」という僧名をちょうだいしました。ほんとうは6月に得度を行う予定だったのですが、直前に検診で胃がんが見つかり、急遽手術を受けることになったのです。そして、術後2カ月あまりを経過して、いまだ体調も万全とまではいきませんでしたが、9月7日に、俗界に身を置きながら、仏門の一員に加えていただきました。 それから2カ月あまりたった11月には、短期間ではありますが、お寺に入り修行もしました。病み上がりのこともあって、修行はかなり厳しいものでしたが、そこで私は生涯忘れることのできない体験をすることができました。 初冬の肌寒い時期、丸めた頭に網代笠(あじろがさ)を被(かぶ)り、紺木綿の衣、素足にわらじという姿で、家々の戸口に立ってお経を上げて、施しを請う。いわゆる托鉢(たくはつ)の

              稲盛和夫さんが「利他」の心を常に問い続けた理由
            • オープンハウス、「暴力団に関与」同業買収の背景

              「われわれも買収のアプローチをしていたのだが、先をこされた」。あるハウスビルダーの幹部は唇をかむ。 この幹部が言う、買収を狙っていた企業とは、東京や埼玉などで戸建て分譲を展開する三栄建築設計のことだ。「行こうぜ1兆!2023」のスローガンを掲げ、今期に売上高1兆円超えを確実視する、ハウスビルダーのオープンハウスグループは8月16日、この三栄建築にTOB(株式公開買い付け)を実施し、完全子会社化を目指すことを発表した。 元社長が暴力団員に金銭を供与 三栄建築については、元社長が暴力団員に金銭を供与していたとして、東京都公安委員会から暴力団排除条例に基づく勧告を受けていた。新たな体制で、経営の建て直しを図る。 オープンハウスは8月17日から9月28日まで、1株当たり2025円で三栄建設株に対してTOBを実施する。買い付け代金は429億円。三栄建築株の63%超を保有する元社長の小池信三氏とは、公

                オープンハウス、「暴力団に関与」同業買収の背景
              • 1年前の新聞と10年前の本で得られる知識の大差

                コンテンツブロックが有効であることを検知しました。 このサイトを利用するには、コンテンツブロック機能(広告ブロック機能を持つ拡張機能等)を無効にしてページを再読み込みしてください。 ✕

                  1年前の新聞と10年前の本で得られる知識の大差
                • 「高配当」で安定収入、30年減配なしの株がある

                  例えば、メガバンクで最も予想配当利回りが高い、みずほフィナンシャルグループ。9月下旬の予想配当利回りは約3.5%だが、計算しやすく4%としたい。年95円の配当金が変わらなければ、3年間保有すると12%、5年間保有すれば20%の配当収益を得られる。株価が下落しなければ、投資元本を下回ることはない。 仮に配当収益を超える値下がりとなったとしても、配当金を受け取りながら株価の回復を待っていればいいだけ。かなり長期になるが、25年間保有すれば配当収益は100%となり、投資元本そのものを回収できる。元本割れを嫌気し投資に踏み出せない人が多いが、雌鶏投資であれば、長い時間をかけることでかなりの確率で元本割れリスクを回避できるのだ。 加えて雌鶏投資は長期投資に新NISAとも相性がいい。投資対象は株や投信、ETF(上場投信)、REIT(上場不動産投信)であるため、選ぶのには事欠かない。このうち、分配金の管

                    「高配当」で安定収入、30年減配なしの株がある
                  • 「PBR1倍割れ」続出の銀行、ついに東証が警告

                    コンテンツブロックが有効であることを検知しました。 このサイトを利用するには、コンテンツブロック機能(広告ブロック機能を持つ拡張機能等)を無効にしてページを再読み込みしてください。 ✕

                      「PBR1倍割れ」続出の銀行、ついに東証が警告
                    • 人間にできてChatGPTにできぬ「意味理解」の深層

                      (右)今井むつみ(いまい・むつみ)/慶応大学教授。1989年慶応大学博士課程単位取得退学。94年米ノースウェスタン大学心理学部Ph.D.取得。専門は認知科学、言語心理学、発達心理学。著書に『ことばと思考』『ことばの発達の謎を解く』など。(写真:中央公論新社) (左)秋田喜美(あきた・きみ)/名古屋大学大学院准教授。2009年神戸大学大学院文化学研究科修了。博士(学術)。大阪大学大学院言語文化研究科講師を経て、現職。専門は認知・心理言語学。著書に『オノマトペの認知科学』。

                        人間にできてChatGPTにできぬ「意味理解」の深層
                      • 開始まであと90日「インボイス制度」のインパクト

                        コンテンツブロックが有効であることを検知しました。 このサイトを利用するには、コンテンツブロック機能(広告ブロック機能を持つ拡張機能等)を無効にしてページを再読み込みしてください。 ✕

                          開始まであと90日「インボイス制度」のインパクト
                        • 年を取って「記憶力低下」を嘆く人が知らない真実

                          コンテンツブロックが有効であることを検知しました。 このサイトを利用するには、コンテンツブロック機能(広告ブロック機能を持つ拡張機能等)を無効にしてページを再読み込みしてください。 ✕

                            年を取って「記憶力低下」を嘆く人が知らない真実
                          • 戦争はなぜ起こるのか、「ゲーム理論」で考える

                            [Book Review 今週のラインナップ] ・『戦争と交渉の経済学 人はなぜ戦うのか』 ・『母の壁 子育てを追いつめる重荷の正体』 ・『コンビニオーナーぎりぎり日記 昨夜10時からワンオペ勤務、夫が来たら交替します』 ・『イラク水滸伝』 評者・大阪大学教授 安田洋祐 戦争はなぜ起こるのか。どうすれば平和を維持できるのか。戦争が身近な脅威となりつつある今、その答えを世界中が求めている。紛争地域のフィールド調査をライフワークとする著者は、駆け引きを数理的に分析するゲーム理論の考え方を土台に、この難問に正面から挑む。理論と実証・実践のバランスがよいユニークな大著である。 1つの戦争の裏に1000の回避 開戦より望ましい「交渉領域」 本書でまず驚かされるのが、「選択バイアス」に対する鋭い指摘だ。戦争の原因を探るとき、私たちは実際に起きた武力衝突にばかり目を向けてしまう。しかし、「現実に起きた1

                              戦争はなぜ起こるのか、「ゲーム理論」で考える
                            • 子どもが耳を傾ける!「言葉かけ」超重要3大コツ

                              声のトーンは少々高めで発します。感覚的な表現でいえば、「ふわっとした言い方」と言ってもいいかもしれません。 例えば、「まだ宿題やらないの? → ゲームはいつ終わる?」に言い換えをしてくださいと言われたとします。そのとき、軽いテンションで「ゲームはいつ終わる〜?」という言い方です(「〜」の部分で軽さを表現していますが、ニュアンスは伝わるでしょうか)。 逆に声のトーンを下げて少々キツめに、「ゲームはいつ終わる?(怒)」と言ったとしたら軽いとは言えません。相手に伝わる言い方としては、「軽く表現する」ことが最大のコツであると考えています。なぜなら、相手の抵抗という心のバリアーを突破しやすいからです。重々しく言えば言うほど、厳かな雰囲気にはなりますが、感情面が出すぎてしまい、内容は何も伝わっていません。 言葉は端的に伝えることが理想的です。例えば、帰宅したら珍しく子どもが勉強していたとします。このよ

                                子どもが耳を傾ける!「言葉かけ」超重要3大コツ
                              • インボイスを無視できるうらやましい意外な業界

                                コンテンツブロックが有効であることを検知しました。 このサイトを利用するには、コンテンツブロック機能(広告ブロック機能を持つ拡張機能等)を無効にしてページを再読み込みしてください。 ✕

                                  インボイスを無視できるうらやましい意外な業界
                                • 「推しの魅力を伝えたい」オタクに一番大切なこと

                                  コンテンツブロックが有効であることを検知しました。 このサイトを利用するには、コンテンツブロック機能(広告ブロック機能を持つ拡張機能等)を無効にしてページを再読み込みしてください。 ✕

                                    「推しの魅力を伝えたい」オタクに一番大切なこと
                                  • お金ではなく「サービスを配る」がなぜいいのか

                                    コンテンツブロックが有効であることを検知しました。 このサイトを利用するには、コンテンツブロック機能(広告ブロック機能を持つ拡張機能等)を無効にしてページを再読み込みしてください。 ✕

                                      お金ではなく「サービスを配る」がなぜいいのか
                                    • 米共和党の星「トランプ2.0」は38歳インド系富豪

                                      ラマスワミ氏はオハイオ州シンシナティで生まれ、インド系移民でエンジニアの父と高齢者専門の精神科医の母を持つ。両親に「人目を引きたいのなら、傑出する人物になれ」と教えられた通り勉学に励み、ハーバード大学を卒業後、イエール大学法科大学で学んだ。 在学中からベンチャー企業のネットワークを構築するなどビジネスを展開し、ヘッジファンドなどでの勤務を経て、2014年にバイオ製薬会社ロイバント・サイエンシズを立ち上げた。今年2月、アメリカ大統領選出馬に合わせ、同社の会長を退いている。 リバタリアンからゴリゴリの保守派に ラマスワミ氏が2月に行った出馬表明で「単なる政治運動ではなく、次世代のアメリカ人のための新しい夢を創造する文化運動だ」と訴えたように、既存の政治勢力や社会的理念に挑戦状を叩きつけたも同然だ。 もともと、ラマスワミ氏はリバタリアン(政府の内政干渉を最小限にとどめ、個人の権利や責任を重視する

                                        米共和党の星「トランプ2.0」は38歳インド系富豪
                                      • ジャニーズ問題で「沈黙メディア」が問われる姿勢

                                        8月29日放送の日本テレビ「news zero」はジャニーズ問題に約25分もの時間を割いた。同日のテレビ朝日「報道ステーション」は約14分、TBSの「news23」は約17分取り上げた(編集部撮影) 「海外の人権問題は徹底的に批判するのに、もっと近くにあった問題はちゃんと取材して知ろうとしませんでした。なぜ『沈黙』してしまったのか、重く問われているという覚悟のもとに向き合っていきたいと思います」(日本テレビ「news zero」の有働由美子キャスター) ジャニーズ事務所の故ジャニー喜多川前社長による性加害問題について、同事務所の設置した特別チームが調査報告書を公表した8月29日。夜に放送されたテレビ各局のニュース番組は、贖罪のコメントであふれた。 「外部専門家による再発防止特別チーム」(座長・前検事総長の林眞琴氏)の調査報告書は、ジャニー氏の性加害行為を事実として認定、「極めて悪質な事件」

                                          ジャニーズ問題で「沈黙メディア」が問われる姿勢
                                        • 無宗教の日本人が「スピリチュアル」にはまる謎

                                          ――江原氏のような存在がブームになったのは、日本人の宗教観から見て、どう解釈できますか。 国語辞典や英語圏の辞書を見る限り、宗教とは超越的な存在や力を前提とする信念と実践ということになります。占いなどもこれに当てはまりますが、日本人の間では、個人的な信念や実践は宗教とは呼ばれません。個人と社会の間の拘束力が強い中間団体が、とくに「宗教」と呼ばれる傾向があります。 各種の宗教意識調査を総合すると、「宗教」を信仰する人は20%台であり、大学生に至っては1割に満たない。ところが、霊魂やあの世の存在への肯定回答率は過半数を超えることがあります。つまり、現代日本においては「霊を信じるが無宗教」という層が広まっている可能性があります。 江原氏のように「宗教」と批判的距離を置きながら、「霊」への関心を満たしてくれるようなカリスマ的存在が受け入れられる背景には、このような宗教意識の土壌があるのです。 もう

                                            無宗教の日本人が「スピリチュアル」にはまる謎
                                          • 知らずに「わが子の脳の発達を妨げる親」の悪習慣

                                            コンテンツブロックが有効であることを検知しました。 このサイトを利用するには、コンテンツブロック機能(広告ブロック機能を持つ拡張機能等)を無効にしてページを再読み込みしてください。 ✕

                                              知らずに「わが子の脳の発達を妨げる親」の悪習慣
                                            • 怒りを抑えられない人に欠けた「大切な考え方」

                                              もうひとつ大事な点は、「怒りを伝えること自体が悪いのではない」ということです。 とくに深い傷つきがあり、「迎合・服従」のパーツが働いている人は、怒りの気持ちを表現することに抵抗感を持ちます。 しかし、そうした「相手に寄せる」戦略を持っている人が、「怒り」を見せようとする、というのはある種の信頼が生まれている証でもあります。 受け止める側としても、ズレを教えてくれることは、良好な関係を維持する上でとても有益な情報であり、ありがたいと感じるものなのです(これは、相手があなたを支配しようとしているのではなく、対等で安定した関係を築きたいと思っていた場合に限ります)。 怒りや違和感は、大事なズレを教えてくれる重要な感情 個人的な話になりますが、僕自身も相手との間にある「ズレ」になかなか気づけず、気づかぬうちに相手に不快な思いをさせてしまうことがあります。そして、相手が「怒り」を見せてくれたことで、

                                                怒りを抑えられない人に欠けた「大切な考え方」
                                              • 「筑波合格も藝大に挑戦」彼の劣等感が消えた瞬間

                                                コンテンツブロックが有効であることを検知しました。 このサイトを利用するには、コンテンツブロック機能(広告ブロック機能を持つ拡張機能等)を無効にしてページを再読み込みしてください。 ✕

                                                  「筑波合格も藝大に挑戦」彼の劣等感が消えた瞬間
                                                • 「女性活躍はおっさんの幻想」 読者1800人の声

                                                  コンテンツブロックが有効であることを検知しました。 このサイトを利用するには、コンテンツブロック機能(広告ブロック機能を持つ拡張機能等)を無効にしてページを再読み込みしてください。 ✕

                                                    「女性活躍はおっさんの幻想」 読者1800人の声
                                                  • 心理的安全性のために幹部が今日からすべきこと

                                                    ピョートル・フェリクス・グジバチ (Piotr Feliks Grzywacz)/プロノイア・グループCEO・代表取締役。ポーランド出身。モルガン・スタンレーを経て、グーグルジャパンでアジアパシフィックにおける人材育成と組織改革などを担う。2015年に独立し、プロノイア・グループを設立。『心理的安全性 最強の教科書』など著書多数 (撮影:尾形文繁) ビジネスパーソンの間で今、「心理的安全性」という言葉が大きな関心を集めるようになってきた。企業などの組織や自身の仕事を一変させるこの言葉の意味とは何か。『週刊東洋経済』9月2日号では「『心理的安全性』超入門」を特集。注目キーワードのすべてを解説する。その誌面の中から、グーグルジャパンでアジアパシフィックにおける人材育成と組織改革などを担い、『心理的安全性 最強の教科書』の書著を持つピョートル・フェリクス・グジバチ氏のインタビューを紹介する。 な

                                                      心理的安全性のために幹部が今日からすべきこと
                                                    • 仕事や人間関係で「引きずらない」ための"思考法"

                                                      コンテンツブロックが有効であることを検知しました。 このサイトを利用するには、コンテンツブロック機能(広告ブロック機能を持つ拡張機能等)を無効にしてページを再読み込みしてください。 ✕

                                                        仕事や人間関係で「引きずらない」ための"思考法"
                                                      • 多死社会をあてこむ納骨堂ブームの「落とし穴」

                                                        コンテンツブロックが有効であることを検知しました。 このサイトを利用するには、コンテンツブロック機能(広告ブロック機能を持つ拡張機能等)を無効にしてページを再読み込みしてください。 ✕

                                                          多死社会をあてこむ納骨堂ブームの「落とし穴」
                                                        • 「あえて失敗せよ」全米トップ大学異例授業の真意

                                                          エリートほど「戦線恐々」としている 失敗と健全な関係を築くこと、すなわち失敗を変化の障害物ではなく、触媒と見なすことは本講義の中心テーマだ。 この講義で私が学生たちに課す演習の内容は、カリフォルニア大学バークレー校のキャンパスで広く知られるようになっている。 私は「失敗」についての講義の終盤、賢明なリスクテイクに関する研究や、シリコンバレーの失敗を前向きにとらえるカルチャーなどの話をしたのち、たった2単語からなる文をスライドに表示する。 「Go fail (失敗してみよう)」 学生たちはソワソワしながら不思議そうに笑みを浮かべるが、次のスライドが表示されると、その笑顔はすぐにパニックの表情に変わる。私が冗談を言っているのではないと気づくからだ。 そのスライドには、「いますぐ教室を出て、誰かに頼み事をして、拒絶されること。制限時間は15分」と書かれている。つまり、意図的に誰かから拒絶される(

                                                            「あえて失敗せよ」全米トップ大学異例授業の真意
                                                          • オペラって何?400年の歴史を5分で解説!前編

                                                            コンテンツブロックが有効であることを検知しました。 このサイトを利用するには、コンテンツブロック機能(広告ブロック機能を持つ拡張機能等)を無効にしてページを再読み込みしてください。 ✕

                                                              オペラって何?400年の歴史を5分で解説!前編
                                                            • 映画「バービー」をビジネス視点で見たら凄かった

                                                              小さな女の子向けの玩具として、アメリカを中心に長く人気を誇ってきた人形・バービー。誕生から65年を控えた今年、実写映画化されて世界各地で話題となっている。 バービー人形はもとは金髪に碧い眼、細い体が特徴だったが、1980年からは多様な人種のタイプが、そして近年は体型もバラエティ豊かになっている。着せ替え用の洋服や家、車に加え、ケンと名付けられた男性の人形なども多数ある。 筆者は、映画「バービー」には、大きくいって3つの見どころがあると捉えた。 第1に、大衆向け娯楽としての秀逸さ。第2に、ジェンダー視点が全編を覆っていること。第3に、バービーの発売元である実在するマテル社のマーケティング戦略だ。この記事で主に伝えたいのは主に2番目、3番目のポイントになる。それぞれについて順に紹介したい。 玩具らしいシュールな世界 まず、第1の見どころである、大衆向け娯楽としての魅力について。すでに多く報じら

                                                                映画「バービー」をビジネス視点で見たら凄かった
                                                              • 「戦争」抜きに語れぬ小津映画、その核にあるもの

                                                                小津安二郎(平山周吉 著/新潮社/2970円/400ページ) [著者プロフィル](ひらやま・しゅうきち)/雑文家。1952年生まれ。慶応大学文学部卒業。雑誌、書籍の編集に携わってきた。昭和史に関する資料、回想、雑本の類いを収集して雑読、積ん読している。著書に『江藤淳は甦える』『満洲国グランドホテル』などがある。 娘の結婚や家族の別れを描く繊細な家庭劇だと思って見ていると、ふと不可解なセリフやシーンに出くわす。感動のどこかにそれらが引っかかったまま、ずっと残る。多くの人が戦後の小津映画から受ける印象だろう。 「あたくし、猾(ずる)いんです」。『東京物語』(1953年)で原節子が演じる、戦死した次男の妻、紀子の言葉が、それだ。あるいは遺作となった『秋刀魚の味』(62年)で主人公、笠智衆と戦中の部下だった加東大介が「軍艦マーチ」のレコードがかかる場末のバーで交わす会話。「けど(戦争に)敗(ま)け

                                                                  「戦争」抜きに語れぬ小津映画、その核にあるもの
                                                                • 心身を蝕む「宗教虐待」は親だけの責任ではない

                                                                  コンテンツブロックが有効であることを検知しました。 このサイトを利用するには、コンテンツブロック機能(広告ブロック機能を持つ拡張機能等)を無効にしてページを再読み込みしてください。 ✕

                                                                    心身を蝕む「宗教虐待」は親だけの責任ではない
                                                                  • インボイスで個人事業主に降りかかる3つの危機

                                                                    コンテンツブロックが有効であることを検知しました。 このサイトを利用するには、コンテンツブロック機能(広告ブロック機能を持つ拡張機能等)を無効にしてページを再読み込みしてください。 ✕

                                                                      インボイスで個人事業主に降りかかる3つの危機
                                                                    • 部下に任せた仕事に、上司が介入すべき3つの局面

                                                                      介入すべき3つ目は、組織としての重要なリスクが増大しているときです。 何が重要なリスクかは仕事やチームによって違いますが、ひと言で言えば、チームの成果の最大化に甚大な悪影響を与えるものです。 たとえば、対顧客サービスを担っているチームであれば、顧客との信頼関係が重要なリスクです。それがぐらつき始めているにもかかわらず、本人が気づいていなかったり、気づいていても、プライドが邪魔をしてそこから目をそらしている場合があります。 この状態を放置すると事態が悪化して取り返しがつかなくなるため、やはり、そうなる前に注意を喚起すべきです。上司は自分のチームの重要なリスクが何かを常にメンバーと共有しておき、その点に関してよく注視しておく必要があります。 違和感を覚えたら、やはり自分の懸念を理由とともに伝えて本人の考えを聞き、解決策や自分がサポートできることが何かを一緒に考えましょう。いま、何を優先すべきか

                                                                        部下に任せた仕事に、上司が介入すべき3つの局面
                                                                      • ミャンマー軍事政権に曖昧な姿勢を続ける日本

                                                                        ――ミャンマーでは2021年に軍事クーデターを起こした国軍による市民に対する弾圧が激しさを増す一方、5月の大型サイクロン・モカの襲来で深刻な被害が出ているといいます。現地の状況はどうでしょうか。 サイクロン・モカは少数民族が多く住むミャンマー西部を直撃した。国連や国際NGO(非政府組織)が被災地に援助物資を届けようとしたが、ミャンマー国軍がそれを阻み、援助を必要とする人に行き渡らない状況が続いている。 とりわけ厳しい状況にあるのがイスラム教徒のロヒンギャの人々だ。彼らは国軍によって国内避難民用のキャンプに収容され、自由に外に出ることもできない。サイクロン襲来の警報も伝えられず、逃げ場を失い、多数の死傷者が出ている。 ――どうすれば援助を必要とする人たちに届けることができるのでしょうか。 国連や東南アジア諸国連合(ASEAN)、日本を含めた国際社会に対しては、ミャンマーの軍事政権や国軍には絶

                                                                          ミャンマー軍事政権に曖昧な姿勢を続ける日本
                                                                        • 「執拗な円安」が日銀にマイナス金利解除を迫る

                                                                          9月22日の日銀金融政策決定会合は現状維持を決定、注目された植田和男日銀総裁による記者会見も無風だった。 9月9日の読売新聞で「年末までに十分な情報やデータがそろう可能性はゼロではない」という植田総裁の発言が報じられて以降、年内のマイナス金利解除があるかどうかが市場の焦点となってきたが、ふたを開ければ「政策の修正時期や具体的な対応について到底、決め打ちはできない」と一蹴され、騒動は収束に向かっている。 収穫は「マイナス金利解除」の現実味 報道から総裁会見に至るまでの流れを総括すると、植田総裁が早期引き締め観測の台頭を不本意に感じ、火消しに走ったというのが事の顛末に見える。 だが、マイナス金利政策の年内解除に関し「ゼロではない」と述べるのも、「決め打ちできない」と述べるのも、実質的には同じ意味だろう。 植田総裁は「決め打ちできない」発言に続け、「年内はそういう可能性(※マイナス金利解除の可能

                                                                            「執拗な円安」が日銀にマイナス金利解除を迫る
                                                                          • 崖っぷち「ぐるなび」楽天頼みで復活期す危うさ

                                                                            外食需要が急回復する中、グルメサイトでは明暗が分かれている。「食べログ」が好調な一方、苦戦する「ぐるなび」は10月に「楽天ぐるなび」へサービス名を変更したばかり。いったい、何が起きているのか。 ぐるなびが11月1日に発表した2024年3月期中間決算(4~9月期)は、売上高が前年同期比3.6%減の56億5200万円となった。2023年度通期では売上高が同11.4%増の137億円を見込んでおり、年末年始の宴会需要で巻き返しを狙う。 営業損益は7300万円の赤字となり、前年同期の赤字16億円から大幅に縮小した。協業先企業へ社員を大量出向させるなどして人件費削減を進めるが、通期でも7億円の営業赤字となる見通し。2021年3月期の営業赤字74億円から大幅に改善するとはいえ、4期連続で営業赤字に沈むことになる。 ぐるなびは3期連続で多額の赤字を計上したことで、財務内容が悪化している。2020年3月末に

                                                                              崖っぷち「ぐるなび」楽天頼みで復活期す危うさ
                                                                            • 5割超が子どもを、半数近くが結婚を望まない

                                                                              コンテンツブロックが有効であることを検知しました。 このサイトを利用するには、コンテンツブロック機能(広告ブロック機能を持つ拡張機能等)を無効にしてページを再読み込みしてください。 ✕

                                                                                5割超が子どもを、半数近くが結婚を望まない
                                                                              • 映画『福田村事件』が描く多数派に潜む暴力性

                                                                                映画『福田村事件』/監督:森 達也 脚本:佐伯俊道、井上淳一、荒井晴彦/出演: 井浦 新、田中麗奈、永山瑛太、ピエール瀧、水道橋博士、豊原功補、柄本 明ほか/配給:太秦/9月1日(金) テアトル新宿、ユーロスペースほか全国公開(©「福田村事件」プロジェクト2023) オウム真理教を描いたベテランドキュメンタリー監督・森達也の初の劇映画作品。実在の事件をベースにした創作を通して、多数派に潜む暴力性を浮き彫りにした。 関東大震災の5日後、千葉県の福田村で自警団を含む100人を超える村人により、被差別部落出身の行商人ら9人が朝鮮人と間違えられ殺害された。中には幼児や妊婦もいた。当時の様子は辻野弥生著『福田村事件』の生存者の証言に詳しい。実は部落民だと認識していたのではないかという説もあるが、そこにはこの残虐な異常事態が起きた経緯が克明につづられている。

                                                                                  映画『福田村事件』が描く多数派に潜む暴力性