鹿児島市の南のほうの谷山(たにやま)には、タノカンサァ(田の神)が多い。JR谷山駅の周辺を歩いていると、けっこうな数に出くわすのだ。そのうちの一つを紹介する。 タノカンサァ(田の神)の像は、鹿児島県内に大量にある。18世紀頃から島津氏領内で大量に造られるようになった。田の守り神であり、子孫繁栄の神でもある。 タノカンサァの詳細についてはこちらの記事にて。 rekishikomugae.net 公園の一角に 谷山には「永田川」というけっこう大きな川が流れている。その川沿いに「島ノ森公園」がある。それほど大きくない都市公園だ。その一角にタノカンサァがいる。近くのあぜ道に立っていたものが、区画整理の際にこちらの公園に移されたという。 どこにいるのか、わかるかな? 植え込みのところに 公園から外側を見るような感じ 「永田の田の神」と呼ばれている。このあたりは「永田」という地区である。その姿は地蔵っ