アメリカのMicrosoft社が開発した表計算ソフト「Excel」。Excelは今も昔も、オフィスで利用されるパソコンソフトの代表だ。関数を該当のセルに入力するだけで、自動で計算を行ってくれ、あっという間にグラフや表にまとめてくれる。しかし、少しややこしい計算を指定したい場合は、該当の関数を入力するのに手こずってしまった経験があるという人も多いのではないだろうか。 2023年8月28日に投稿された、usutaku@AI情報解説@usutaku_comさんの「やりたいことを書いたら、エクセルの関数に変換してくれるAIが面白い。・曖昧な書き方でもいい感じに直してくれる ・長文でも問題なし ・出力結果が関数だけでシンプル←ChatGPTとの差異 ・マクロ(VBA)やSQLにも対応 長めの関数とかを書く時とかに重宝するのでぜひ使ってみて欲しい。AI初心者におすすめ。」という書き込みには、実際にAI
AIスタートアップの米Anthropicが、同社のチャットAI「Claude 3」向けに公式プロンプト集を公開している。3月11日までに64種類の使用例を公開中。専用のWebサイト「プロンプトライブラリ」で公開しており、英語と日本語表示に対応している。 例えば、入力した材料や好みに応じた料理レシピを提案する「料理クリエイター」などのプロンプトを公開している。プロンプトは「システム」と「ユーザー」の2つに分かれ、まず前者でAIに指示し、次に後者でユーザー個別の条件や要件を伝える仕組み。料理クリエイターの場合は以下のような具合だ(原文ママ)。 システム:あなたの仕事は、利用可能な材料や食事の好みに関するユーザーの入力に基づいて、パーソナライズされたレシピのアイデアを生成することです。この情報を使用して、ユーザーの食事のニーズに対応しながら、指定された材料を使用して作ることができるさまざまな創造
ビジネスパーソンが仕事をする上で最も利用されているソフト、Excel。使い方を調べなくても直感的に操作できるので、多くの人は特に勉強することなく使っているでしょう。しかし、Excelは「使い方を知っているかどうか」で作業効率が激変します。もっと便利な操作・機能があるのに、知らずに不便なやり方をしていませんか? Excel医氏の著書『人生を変える Excelの神スキル』(KADOKAWA)より一部を抜粋し、「コピペ」の超便利な機能を紹介します。 --------------------------------------------------- <セルのコピペをしたいとき…> ●Excel初心者: ・【Ctrl】+【C】→【Ctrl】+【V】でコピペして、表の書式が崩れる、参照がずれてエラー値になる ●Excelできる人: ・「貼り付けオプション」をよく使う ・形式を選択して貼り付け(【C
最近は朝型にシフトしてウォーキングを始めました。菅野です。 皆さんは日々の業務でどれぐらいExcelを用いているでしょうか? 表計算ソフトであるExcelですが、計算のみならず、グラフ描画や、文章を表形式でまとめたり、マニアックな使い方ではアニメーションの作成までできてしまいます。 エンジニア以外の方も業務で使用することが多いのではないでしょうか? しかしながら、業務上でExcelを用いると、日々の煩雑な作業が多くなりやすい印象です。 エンジニアであればVBA等を調べてマクロを作るといったことも可能ですが、一般の人にはハードルが高くなってしまいがちです。 今回はそんなExcelを用いた業務をChatGPTにPythonスクリプトを作ってもらうことで効率化してみましょう。 今回のテーマではGPT-4のモデルを使用します。 また、CodeInterpreterで対象のExcelファイルを読み込
先日本サイトで「めちゃくちゃ重いけど動くぞ!Excelで『GPT-2』を再現したスプレッドシート」というニュースを執筆したのだが、実際に触ってみたところ想像以上に素晴らしかったのでレポートする。 「Spreadsheets-are-all-you-need」とは 記事で紹介した「Spreadsheets are all you need」とは、Excelの標準的なスプレッドシート機能を使ってGPT2(ChatGPTの先祖)のフォワードパス(入力から出力までのプロセス)をExcelの中で完全に実装したものだ。 と言ってももちろんExcel内で「ChatGPT」的な会話ができるわけではない。ChatGPTの心臓である大規模言語モデル(LLM)のごくごく基本的な機能をシミュレートできるだけだ。 本シートの説明文には「開発者でない人でも本物のLLMが内部でどのように機能しているのかを、最小限の抽象
アルマ🍤🍤 @lellot01 SUM関数がトレンドになってるけど、エクセルできる人間が業務効率化の為にエクセルでこことここだけを入力したら全て自動的に出るよ、という表を作るとするだろ。んで、担当者に渡す。すると、何故か全て数式が消えて直接数字が入っている状態になっているということがよくある。 2024-03-10 14:19:59 アルマ🍤🍤 @lellot01 こことここだけ入力してくださいとかいてあるにもかかわらずだ。そして「数字を入力しても入ってる数字が違うんですけど!あなた何やったの!?」って逆切れされる。見ると数式が全部潰れていて「なんで直入力したんですか?」って聞いても「直入力して何が悪いの?」って答えられる。これ何て現象? 2024-03-10 14:19:59
データ分析に興味はあるけれど、どこから手を付けていいか分からない……そんなあなたにぴったりなのが、この無料の電子書籍『Excelで学ぶ、やさしいデータ分析』です。ここから、データ分析の第一歩を気軽に踏み出してみましょう! この電子書籍は、「Microsoft Excel」「Googleスプレッドシート」など日常的に触れる表計算ソフトウェアを使って、自分の手で体験しながら段階的に学べるように設計されています。概念や手順は誰でも理解できるように丁寧に易しく説明されており、数学やプログラミングの前提知識も必要ありません。 本書は、データ分析を初歩から学びたい方々に向けた「包括的な教科書」として、データの取り扱い方から基本的な分析方法まで、幅広いテーマを網羅しています。具体的には、以下の全16回で構成されています。 データ分析の基礎: 第1回 データ分析を学ぶべき理由と連載概要 第2回 前提基礎:
「gettyimages」より ある企業の採用に関するSNS上での投稿が話題を呼んでいる。それは「海外大学卒・TOEIC900オーバー・Excelの達人」の高スペック人材を新卒で採用したところ、5年たっても使えないというものだ。同投稿には「現実で求められるのってコミュ力と体力じゃない?」「入る会社間違えたんだね」といったさまざまな意見が寄せられている。今回のようなハイスペック人材の採用ミスマッチは、なぜ起きてしまうのだろうか。人材研究所シニアコンサルタントの安藤健氏に、詳い話を聞いた。 ハイスペ新卒の基準とは 新卒採用において「海外大学卒・TOEIC900点以上・Excelの達人」という経歴は高スペックと見なせるのだろうか。 「一般的な企業において、このようなスペックは高く評価されるでしょう。企業にとって、これらを持ち合わせた学生は非常に魅力的な存在です。しかし新卒採用の人材要件は、テクニ
by Jen Ross 1970年に誕生したF1チームの「ウィリアムズF1」は、2019年時点でドライバーズタイトル7回、コンストラクターズタイトル9回を獲得する名門チームです。しかし、2000年以降その成績は伸び悩み始め、2023年にはコンストラクターズポイントが全10チーム中7位にとどまっています。そんなウィリアムズF1の低迷理由について、海外メディアのThe Raceが「Microsoft Excelを用いたパーツ管理」と指摘しています。 The shocking details behind an F1 team's painful revolution - The Race https://www.the-race.com/formula-1/shocking-details-behind-painful-williams-f1-revolution/ How a Microso
同じ寺澤さんの記事の中で、連載『Excelエリートへの道』のこちらの記事も会員読者からの支持を多く集めました。 Excelの初心者向けに、まず知っておくべきExcelの関数をランキング形式で10種類ピックアップしています。Excelをあまり使ったことがない人でも、これらの関数を知ることで、基本的な数値の集計やデータの整備を行うことができるようになります。 値の検索ができる関数や、日付データを作成できる関数など、初心者が身に付ければ仕事のスピードが劇的に改善する関数ばかりなので、ぜひ記事をご覧ください。 >>記事を読む 2023年上期ベスト記事ランキング トップ10のラインナップは? 23年上期(1~6月)に「ダイヤモンド・オンライン」で会員読者の反響が大きかった人気記事ベスト10、その他の順位は以下のラインナップでした!読み逃した記事があれば、ぜひこの機会にご覧ください。
「Python」は現在、最も人気のあるプログラミング言語の1つである。Webアプリの開発から、近年需要が伸びているデータ分析や機械学習、深層学習といった幅広い分野で利用されている。コードが分かりやすく、読みやすいため、プログラミング知識が少ない人でも扱いやすい。そのため、企業や学生の間でも利用が増えている。そのPythonを、データの整理、操作、分析の定番ツールであるMicrosoftの「Excel」で簡単に扱えるようになる。 米Microsoftは8月22日(現地時間)、開発プレビュープログラム「Microsoft 365 Insiders」のベータ・チャネルで「Python in Excel」のプレビューテストを開始した。まずはWindows用Excel(build 16818)からロールアウトし、他のプラットフォームにも拡大する予定。 セットアップや追加のインストールは不要。Pyth
September Update Python in Excel is now available to all Enterprise, Business, Education, and Family and Personal users running Beta Channel on Windows. This feature will roll out to Excel for Windows first, starting with build 16.0.16818.20000, and then to the other platforms at a later date. Since its inception, Microsoft Excel has changed how people organize, analyze, and visualize their data,
【番外編】Excelの知識しかない人をRDBの担当者にする:SQLの知識がなくてもJetBrains AIを利用してRDBをノーコード生成! 企業にとってデータは顧客の次に大切なものであり、その保持・管理・活用方法について各社の担当者は日々、頭を悩ませているところだと思います。 2010年代になってから話題になった「NoSQL」はデータベースの一つの選択肢としてすっかり定着し、2020年代になってからはWebブラウザからデータの入力・閲覧がすべてできてしまう「DBaaS(サービスとしてのデータベース)」とでも呼ぶべき製品も多数出てきました。それらを活用したいところですが、社内で運用しているRDBMSをすぐにやめるわけにもいきません。 これらを保守するには、担当者は最低でもSQLは覚えておかなければならないのですが、教育コストが掛かります。そこで今回は「先輩社員がいなくても、SQLを知らなく
今朝は雨が降ったようで、久しぶりに涼しい朝を迎えられた菅野です。 前回の記事「日々のExcel管理を効率化するPythonスクリプトをChatGPTに作ってもらう」には多くの反響をいただきありがとうございます。 acro-engineer.hatenablog.com 前回は、Pythonスクリプトを生成することで、Excel管理の作業を自動化することを目的としていました。 ただ、エンジニアでない社員からは、以下のようなコメントをもらいました。 エンジニアではない人はPython実行もハードルが高い ChatGPTとExcelファイルだけで完結させてほしい ということで、今回はPythonスクリプトを意識することなく、ChatGPTのCode Interpreterのみを用いてExcelの集計・編集作業を行ってみます。 今回のテーマではGPT-4モデル、Code Interpreterを使
職場環境 ・インターネット禁止 ・マイクロソフトオフィス/ウィルスバスター/エッジ以外のソフトは使用禁止 ・USBやメールを使用したデータの社外持ち出し禁止 この条件でマクロ作らんとならん。 こういう時になんか効率的な順序ある? 俺はここ最近のプログラミング知識ほぼゼロ。 子供の頃BASIC言語でちょっと遊んだから原理そのものは漠然と分かる。 他人が作ったマクロ開いてコピペで機能追加したり二重で処理してる所見つけて早くしたりぐらいは出来る。 自分で一からマクロ作ったことはない。 そもそも自宅のパソコンにオフィス入ってない。 追記流石はてなーだ。 はてなーも質が落ちたと言うが、こういう分野ならまだまだいい感じやね。 ざっとまとめると代表的な意見はこの辺やね。 ・記録機能使ってから弄れ ・本買え。特に逆引き辞典。 ・家でGPTに聞いて印刷して持ち込め ・古いオフィス入りの中古PC買え ・辞めろ
創業時に会社が取り組むべき資金調達、営業、経理、総務、オフィス環境、ITツールなどの情報を1冊にわかりやすくまとめた、起業家向け経営ノウハウ誌「創業手帳」が主催した「創業手帳EXPO」に、累計40万部突破の『たった1日で即戦力になるExcelの教科書』の著者で、株式会社すごい改善の代表・吉田拳氏が登壇。Excelで効率化するための2つの原則や、「インプット」「マスタ」「アウトプット」の3種類のシートが必要な理由などを語りました。 Excelで効率化するための2つの原則 吉田拳氏(以下、吉田):Excelの話の最後に、大事な原則を2つご紹介します。意味はあまりわからなくてもかまいませんので、記憶に留めてほしい言葉をご紹介して、Excelの話を終了したいと思います。 こちらの2つです。弊社のセミナーでは、これを口を酸っぱくして言っています。 まずは「データベースファーストの原則」です。 そもそ
米Microsoftは8月22日、Excelにプログラミング言語「Python」を搭載すると発表した。セルに「PY関数(=PY)」を入力するとPythonのコードを記述できるようになる。Pythonのライブラリとシート上のデータを参照して高度なグラフ作成や機械学習などができるという。 機能の名前は「Python in Excel」。利用には試験的に実装された機能を体験できるプログラム「Microsoft 365 Insider Program」への参加が必要。 Pythonコードは、クラウドプラットフォーム「Microsoft Cloud」上で実行。Pythonの各種ライブラリをまとめた「Anaconda」を活用しており、グラフ作成ライブラリを使ったデータの視覚化や、機械学習ライブラリを使った機械学習や予測分析などもできる。
ChatGPTにマクロのコードを教えてもらったら、6年間面倒だなと思っていたExcelの作業が3日で解消したExcelVBAマクロ業務効率化ChatGPT お疲れさまです。沖縄でデジタル修行中の惣菜バイヤーです。 先日ChatGPTを勉強しました。 いろいろ会話できるだけだと思ったら、なんとプログラミングのコードとかも教えてくれるということがわかりました。 プログラミングはまだ全然わかりませんが、今回はChatGPTにいろいろ教えてもらって衝撃を受けたのでその記しです。 計画書作成が大変 お惣菜のバイヤーとしての主な業務は、メニュー開発・仕入れ・在庫管理・店舗の売上計画などです。 今回は上記の店舗の売上計画にスポットをあてて進めていきます。 例えば、8月はお盆がありますが(沖縄は本土とは違い旧暦なので旧盆が商機!)、どの店舗がどの商品をどのくらい販売するかをあらかじめ計画します。 その計画
こんにちは!Notionを全力で広めている山田です。 今回は、「Excelのこの機能、Notionでどうやって実現するの?」を全部解決します! ・Excelと同じようにNotionを使いたい! ・Notion使い始めたけど結局Excelに戻っちゃう ・なんだかんだExcelの方が利便性高いよね ・WordとExcelしか使えない人たちにNotion広めるの無理ゲーです… これまで何度もこのようなお声を聞いてきました。 その度に歯がゆい思いをしてきましたが、事実として実現が難しい機能多かったんです…。 でも、それはもう過去の話。 最近のアップデートにより急速に実現できることが増えてきたんです! Notionのアップデート速度は早すぎる今なら満足してもらえるレベルでExcel機能の説明ができる! そう決心し記事を書き始めたら、あれよあれよと15機能もピックアップすることができました。 ただ、実
ゆきる。 @lion_yukiru 多分知らない人もいると思うから書くぞ! エクセルで「01」と入力すると0が消えて「1」と表示されてしまうんだけど、これを今の仕様で直すには ホーム→数値(ホームタブの真ん中ら辺にある)→「文字列」に変更すると0が消えずに「01」というように表示できるぞ! この手間がなくなるかもって話だぞ! twitter.com/nobluesnorock/… 2023-07-27 19:32:15 デフォルトの設定だと電話番号の「080~」や、郵便番号の「060~」など、0から始まるデータの0がj自動で省略されてしまっており、回避する方法はあったがとても面倒だった。 それが「Microsoft 365 Insider」で、先頭のゼロを削除しないオプションが試されているらしい。
ChatGPTなどの生成AIを活用し、自社プロダクトやサービスを拡張する動きが多くの企業でみられるようになっている。一方、社員のChatGPT利用に制限をかけている企業は少なくない。そんな中、マッキンゼーやウォルマートなど、社員の生成AI利用を積極的に推し進める企業が登場し、その取り組みに注目が集まっている。各企業ではどのような対応を進めているのか、最新動向を探ってみたい。 バークリー音大提携校で2年間ジャズ/音楽理論を学ぶ。その後、通訳・翻訳者を経て24歳で大学入学。学部では国際関係、修士では英大学院で経済・政治・哲学を専攻。国内コンサルティング会社、シンガポールの日系通信社を経てLivit参画。興味分野は、メディアテクノロジーの進化と社会変化。2014〜15年頃テックメディアの立ち上げにあたり、ドローンの可能性を模索。ドローンレース・ドバイ世界大会に選手として出場。現在、音楽制作ソフト
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