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kotorikoの検索結果1 - 15 件 / 15件

  • 無名の新人が書いた地味な分野の本に、ありえないほど長いタイトルをつけて売ろうとした人文書出版社の話

    ある日、いつものようにツイッターを立ち上げてタイムラインをぼんやり眺めていたら、なんだかとてつもなく長いタイトルの本についてのツイートが流れてきた。発信者はその本の版元の編集者で、題名は『「舞姫」の主人公をバンカラとアフリカ人がボコボコにする最高の小説の世界が明治に存在したので20万字くらいかけて紹介する本』――カギカッコを含めて60文字もある。ただ長いだけではない。一つひとつの言葉に見覚えはあるが、そのつながりがよくわからない。いったい「舞姫」と「アフリカ人」がどうつながるんだろう? タイトルだけではまったく内容の想像がつかないので、書店にでかけたときに立ち読みをしてみた。思ったより、ちゃんとしてる――というのも変だが、そう感じた。なにしろ版元はあの柏書房である。私はアルベルト・マングェルの『読書の歴史 あるいは読者の歴史』やアレッサンドロ・マルツォ・マーニョの『そのとき、本が生まれた』

      無名の新人が書いた地味な分野の本に、ありえないほど長いタイトルをつけて売ろうとした人文書出版社の話
    • 面白かった本2019 - phaの日記

      毎年まとめているこのコーナー。 面白かった本2018 - phaの日記 面白かった本2017 - phaの日記 面白かった本2016 - phaの日記 面白かった本2015 - phaの日記 面白かった本2014 - phaの日記 2019年もいろいろ本を読みました。大体本読むくらいしか趣味があまりないんだよな。今年は引っ越しをしたら、新しく住み始めた街が本屋が充実していたので、ついつい本を買っちゃうことが多かった一年でした。 濱野ちひろ『聖なるズー』 稲田俊輔『人気飲食チェーンの本当のスゴさがわかる本』 スズキナオ『深夜高速バスに100回ぐらい乗ってわかったこと』 雨宮まみ『東京を生きる』 又吉直樹『東京百景』 山下泰平『「舞姫」の主人公をバンカラとアフリカ人がボコボコにする最高の小説の世界が明治に存在したので20万字くらいかけて紹介する本』 三宅香帆『文芸オタクの私が教える バズる文章

        面白かった本2019 - phaの日記
      • 誰でも人にとって面白い文章を書ける気がする。作家・山下泰平さんが語る「ブログの享楽」とは?【書籍プレゼントあり】 - 週刊はてなブログ

        はてなブログのユーザーに、自身とブログについて語っていただく【「ブログを書く」ってどんなこと?】シリーズ。今回は、明治・大正時代の娯楽小説や文化を中心にブログで発信している文筆家の山下泰平(id:cocolog-nifty/@kotoriko)さんに「ブログの享楽」についてインタビューで語っていただきました。 一見するとなじみのない文化や娯楽を軽快な語り口で紹介した記事が人気を博し、2019年には記事をきっかけにした書籍『「舞姫」の主人公をバンカラとアフリカ人がボコボコにする最高の小説の世界が明治に存在したので20万字くらいかけて紹介する本』(柏書房)を刊行した山下さん。今回は、そんな山下さんの間遠な情報をグッと分かりやすくするブログ術に迫ります! 書籍プレゼントキャンペーンもあるのでぜひ最後までご覧ください。 「楽しくなきゃダメ」ブログで明治・大正の文化を共有する理由とは? ──ブログで

          誰でも人にとって面白い文章を書ける気がする。作家・山下泰平さんが語る「ブログの享楽」とは?【書籍プレゼントあり】 - 週刊はてなブログ
        • 明治40年代に不良グループが殺し合いしようと80人くらい校庭に集まった→ヤバすぎる用務員が説得したらドン引きしてみんな帰った話

          kotori @kotoriko 明治40年代に不良グループが殺し合いしようと80人くらい学校の校庭に集まったんだけど、そこにいた用務員さんが人殺と放火して逮捕された後で脱獄して常時強盗してた元犯罪者のキリスト教徒で、そいつが出ていって説得したら不良がドン引きして全員家に帰ったっていうエピソードめちゃ好き。 pic.twitter.com/sbE8mIVLZb 2024-02-06 12:04:55

            明治40年代に不良グループが殺し合いしようと80人くらい校庭に集まった→ヤバすぎる用務員が説得したらドン引きしてみんな帰った話
          • 時間厳守は残ったのに科学的で合理性のある考え方が根付かなかった理由 - 山下泰平の趣味の方法

            分かりやすく強制力のあるものが残っていく 明治あたりから普通の人たちに『科学的で合理性のある考え方』が求められていた。残念ながら、これは文化や社会の風習としては、あまり残らなかった。 その一方で『時間を上手く使うこと』も求められていた。こちらは『時間厳守』として今に残っている。 先人たちはみなが時間を上手く使い、科学的に分析し合理的な判断を下す社会を思い描いていたわけだが、先にも書いたように現代根付いているのは時間厳守の考え方だ。なぜそうなったのか、複雑な要因があるわけだが、単純化してしまうと、基本的に社会には分かりやすく強制力のあるものが残っていくといったところであろう。 時間厳守 時間を上手く使おうといった概念が流通する以前に、推奨されたのは早起きであった。 『早起の功能 望月誠 著 うさぎ屋誠[ほか] 明治一二(一八七九)年』では、 植物は日光で成長する 日光は健康に良いはずだ だか

              時間厳守は残ったのに科学的で合理性のある考え方が根付かなかった理由 - 山下泰平の趣味の方法
            • 広げる読書、落ち着く新書/山下泰平

              原田多加司『屋根の日本史 職人が案内する古建築の魅力』 武田尚子『ミルクと日本人 近代社会の「元気の源」』 竹沢尚一郎『社会とは何か システムからプロセスへ』 本棚のない家庭で私は育った。色々あってたまたま本好きの少年となったのだが、子供のお小遣いで買い集めるのだから、欲しいものを片っ端から手に入れることはできない。失敗すればかなりの痛手だ。自然に、絶対良いと決っている古典的名著の文庫本を選ぶようになった。 新書を積極的に読むようになったのは大学生の頃で、知識の幅を増やすため、分野別分類が被らないように新書を十冊選び、片っ端から読んでいった。面白いと感じた新書をガイドにして、未知の分野に進出するといった方法だ。これを私は勝手に「広げる読書」と呼んでいた。これがなかなか面白く、飽きたら別の本を手に取り、また元のものを読み......と、繰り返していると延々と読めてしまう。一度に一冊しか読めな

                広げる読書、落ち着く新書/山下泰平
              • 明治時代に男塾みたいな学校が本当にあった→「直進行軍で草」「文科省の認可も受けていないで草」

                愛水散人 @AI_Wasser なんというトンデモ記事と思ったら、筆者の「文学士物集梧水」は物集高量、中学校は現・比叡山中学校で、物集が当時の天台宗比叡山中学に務めていた頃の回想なのか。もっとも、物集高量がトンデモ記事を書いていても意外ではないのだけど、「文学士」という肩書と内容のギャップがなんかおもしろい。 twitter.com/kotoriko/statu… 2023-01-10 22:12:07

                  明治時代に男塾みたいな学校が本当にあった→「直進行軍で草」「文科省の認可も受けていないで草」
                • kotori on Twitter: "明治、クソ馬鹿が退職すると、企業が新聞にこのバカは私達とは無関係ですという退職エントリーを掲載してきて厳しさがある。 https://t.co/aekHnZ66VL"

                  明治、クソ馬鹿が退職すると、企業が新聞にこのバカは私達とは無関係ですという退職エントリーを掲載してきて厳しさがある。 https://t.co/aekHnZ66VL

                    kotori on Twitter: "明治、クソ馬鹿が退職すると、企業が新聞にこのバカは私達とは無関係ですという退職エントリーを掲載してきて厳しさがある。 https://t.co/aekHnZ66VL"
                  • kotori on Twitter: "大正時代に女性同士の恋愛が流行した時期があるんですけど胃腸薬の広告に強引に埋め込んだ事例を発見した。 https://t.co/fEyvQBcFCA"

                    大正時代に女性同士の恋愛が流行した時期があるんですけど胃腸薬の広告に強引に埋め込んだ事例を発見した。 https://t.co/fEyvQBcFCA

                      kotori on Twitter: "大正時代に女性同士の恋愛が流行した時期があるんですけど胃腸薬の広告に強引に埋め込んだ事例を発見した。 https://t.co/fEyvQBcFCA"
                    • 昭和の田舎のエンタメ「独居で常に怒ってるオッさんのボロい家に、子供が「出てこい」と叫ぶ」一度消えたそれが今ではインターネットにある

                      kotori @kotoriko 昭和の田舎にはボロい家に一人で暮してる常に怒ってるメチャ恐いオッさんがいて、子供が「オラー出てこいアホが」って叫ぶと出てきたオッさんに棒で殴られそうになるといったエンタメあったんだけど、一度は消えたそれが今ではインターネットにある。 2022-01-13 10:48:11

                        昭和の田舎のエンタメ「独居で常に怒ってるオッさんのボロい家に、子供が「出てこい」と叫ぶ」一度消えたそれが今ではインターネットにある
                      • 「物語が停滞するとぶん殴る」? 奇天烈な明治娯楽物語を紹介する『まいボコ』とは | AERA dot. (アエラドット)

                        山下泰平(やました・たいへい)/1977年、宮崎県出身。明治・大正の大衆読み物を渉猟し、講談速記本をテキスト化、インターネットで公開し話題に。「kotoriko」名義でも活動(写真部・掛祥葉子) 『「舞姫」の主人公をバンカラとアフリカ人がボコボコにする最高の小説の世界が明治に存在したので20万字くらいかけて紹介する本』は、明治・大正時代、夏目漱石や森鴎外を人気で圧倒し、大衆に熱烈に支持された娯楽物語の「規格外の小説世界」を紹介した一冊。著者の山下泰平さんに、同著に込めた思いを聞いた。 *  *  * まずは長大なタイトルのインパクトを見よ。あまりに長いので担当編集者がつけた呼び名は略して『まいボコ』。 おなじみ『東海道中膝栗毛』の弥次喜多が宇宙旅行をする『宗教世界膝栗毛』、タイトルの元になっている『蛮カラ奇旅行』では、“理由もなく強い男”島村隼人がハイカラ討伐の旅に出る。旅先で、『舞姫』の

                          「物語が停滞するとぶん殴る」? 奇天烈な明治娯楽物語を紹介する『まいボコ』とは | AERA dot. (アエラドット)
                        • Yahoo知恵袋にどう考えても解決できない難問が→ツイッターに本人現る「強キャラなんよな」

                          リンク Yahoo!知恵袋 至急です。。高1の娘の部屋からビックカツが60個近く出てきました。何か心配です。。私はどうするのがいいでしょうか? - お気に入り... - Yahoo!知恵袋 至急です。。高1の娘の部屋からビックカツが60個近く出てきました。何か心配です。。私はどうするのがいいでしょうか? お気に入りのうまい棒を買いだめしたり、チロルチョコを買いだめしたり、、、娘さんの気持ち分かります。親としては心配ですが、、、まぁある話だと思いますよ 奇婦人𝕏 @decadence_dolce これは推測ですが「友達とドンキとかに行ってデカい袋に大量に入ったビッグカツが売っててその場のノリで買った」か「UFOキャッチャーの景品」かなんかじゃなかろうかと思うので… 軽く「掃除しようと思って部屋入ったらビッグカツ大量に出てきてビックリしたわwどうしたのあれ?w」と聞く🤔 twitter.c

                            Yahoo知恵袋にどう考えても解決できない難問が→ツイッターに本人現る「強キャラなんよな」
                          • kotori on Twitter: "関東大震災の時の江戸っ子の元気が良すぎて最高。 https://t.co/6Xei8ByO5y"

                            関東大震災の時の江戸っ子の元気が良すぎて最高。 https://t.co/6Xei8ByO5y

                              kotori on Twitter: "関東大震災の時の江戸っ子の元気が良すぎて最高。 https://t.co/6Xei8ByO5y"
                            • kotori on Twitter: "昭和の田舎にはボロい家に一人で暮してる常に怒ってるメチャ恐いオッさんがいて、子供が「オラー出てこいアホが」って叫ぶと出てきたオッさんに棒で殴られそうになるといったエンタメあったんだけど、一度は消えたそれが今ではインターネットにある。"

                              昭和の田舎にはボロい家に一人で暮してる常に怒ってるメチャ恐いオッさんがいて、子供が「オラー出てこいアホが」って叫ぶと出てきたオッさんに棒で殴られそうになるといったエンタメあったんだけど、一度は消えたそれが今ではインターネットにある。

                                kotori on Twitter: "昭和の田舎にはボロい家に一人で暮してる常に怒ってるメチャ恐いオッさんがいて、子供が「オラー出てこいアホが」って叫ぶと出てきたオッさんに棒で殴られそうになるといったエンタメあったんだけど、一度は消えたそれが今ではインターネットにある。"
                              • https://twitter.com/kotoriko/status/1531873259272425472

                                  https://twitter.com/kotoriko/status/1531873259272425472
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