超高齢社会が進む現在。 今後、介護の担い手の減少が予測され、仕事をしながら家族の介護に従事するビジネスケアラーもますます増加していくと言われている。 多くの人が不安に思うのが親の介護問題だ。 突然そのときが訪れたら、「適切に対応できるのか」「時間や体力、金銭面などは大丈夫なのか」。 あらゆる心配ごとが頭をよぎり、不安に駆られながら働く世代は少なくない。どんなマインドセットを持てば、この漠然とした不安から逃れられるのだろうか......。 介護・福祉事業者に特化した採用・育成・定着支援サービス「KAIGO HR」や、介護にまつわるコミュニティ「KAIGO LEADERS」を10年以上運営する株式会社Blanket代表の秋本可愛さんに話を聞いた。 「親の介護をしないことは、決して親不孝ではない」 「介護の目的はお世話じゃない」 「家族が要介護者になっても、甘えていい」 若い世代を巻き込みながら