麻生太郎副総理・財務相・金融相は27日の閣議後の記者会見で「財務省から金利が上がったらどうするとオオカミ少年みたいな話を聞いてきた」と述べた。同省は長期金利が急騰するリスクを強調してきたが実際はそうならず、低水準で推移している。財政運営や金融機関の監督を担う麻生氏が金利上昇のリスクを過小評価しているととられかねない発言ともいえる。麻生氏は「(財務省が金利が上がると)言うたびに下がった」としたう
12月1日、ムーディーズは日本の政府債務格付をAa3からA1に1ノッチ格下げした。写真は日銀本店。2010年9月撮影(2014年 ロイター/Toru Hanai) Edward Hadas [ロンドン 1日 ロイター BREAKINGVIEWS] - マネタイゼーションを話題にするのは難しい。新たに発行された紙幣を国家債務の返済に充てるというのは、ほとんどのエコノミストや投資家、格付け会社の間では触れてはならない問題になっている。そこでムーディーズが1日に国債格付けを「Aa3」から「A1」に引き下げた日本のケースを考えてみよう。 ムーディーズは懸念すべき確固とした理由を提供している。日本政府は物価上昇率と国内総生産(GDP)成長率のいずれもなかなか押し上げられていない。財政状況は厳しい。国際通貨基金(IMF)によると、今年の日本の純債務額と財政赤字の対GDP比はそれぞれ138%と7.8%に
4月30日の日銀金融政策決定会合では、政策金利の変更はなかったのですが、中央銀行としては異例の政策が検討されることになりました。 [東京 30日 ロイター] 日銀30日の金融政策決定会合で、成長基盤強化の観点から、民間金融機関による取り組みを資金供給面から支援する方法について検討することを決めたが、市場では新型オペや長期国債の買い入れ額の増額に追い込まれることで「量的緩和」の世界に逆戻りすることを避けたい日銀の意図がこの裏に隠されているのではないか、との思惑が広がっている。 日銀が成長基盤強化に向けた支援策検討、「量的緩和」圧力けん制との声 | ビジネスニュース | Reuters この「民間金融機関による取り組みを資金供給面から支援する方法」ですが、高橋洋一氏によると日銀が成長基盤強化のために必要と考えている環境・エネルギー関連産業に低利の資金供給を行うそうです。これは従来民間銀行や政府
最近の噂 風の噂ではございますが…… なお、リンクする場合には各コメントの日付のあとにある「id」をクリックすると、そのコメントのユニーク id が url 欄に表示されるぞ。 2009年後半 2009/06 日本に帰ってすぐにカンボジアへ。あのお間抜けなクメール・ルージュ裁判は未だに続いている。でも前にも書いたけれど、有罪であることがすでにわかっていて量刑まで決まっているのに裁判をする意義ってなに? 裁判で儲けている連中は「人々に発言の機会を云々」とかいうんだけれど、それは裁判としてやるべきことなの? で、いま裁判にかけられているドッチは、もう自分の先行きがわかっているので言いたい放題で、なかなか面白い。子供の頃に収容されてひどい目にあったという証人がでてきたら「入った子供で生きて出たやつはいない、おまえは嘘つきだ」とやりかえしたり、原告側の弁護士をさんざんバカにしたり。泣いてみせてもい
日本銀行の総裁選びが難航するなか、自民党は田波氏人事案を撤回し、代わりに「こなせないものは何もない」ことで有名なガチャピン氏を新総裁にする案を提示した。この案に対し、民主党幹部は「金融と財政の分離ができるのであれば、誰でも構わない」と同意する構えを見せている。 政府・与党は野党から同意を得るため、さまざまな人事案を提示してきたが、ことごとく拒否され、最終案としてガチャピン氏を推挙する方向で決定した。この人事案に対し、野党・民主党幹部は「ガチャピン氏なら国民の同意も得られるのではないか」と語り、この人事案に同意する方針を固めつつある。 福田首相はこの人事案について、「まあ、ガチャピンさんですからね。ええ。経済にも造詣が深いと聞いてます。いいんじゃないですか、民主党さんもね、文句ないって言うんなら。」と語り、今回の人事案に期待を寄せた。 野党の若手議員からは「中の人が問題なのではないか」
阿部重夫主筆ブログ「最後から2番目の真実」 2008年2月 1日 [金融]日銀総裁は大学入試で落第か? 30日、年来の友人と久しぶりに赤坂で歓談した。ちょっと緊張したのは、今年の大学入試センター試験のある問題で、金融政策のイロハを試された時である。友人はニヤニヤ笑いながら言う。 「いや、ちょっと面白い出題でね。阿部さんは解けるかな。日銀の記者クラブにいたでしょ。洗脳されてる記者は、この問題が解けないんです。つまり大学受験生以下になっちゃう。日経はじめ大新聞の記者もかなりが落第組に入るんじゃないかな」 「ふーん。解けなかったら丸坊主かな。経済ジャーナリストの踏み絵にしてはちょっと怖いね」 こういう出題だった。 おやおや、高校で「公民」を教わった生徒に、今はこんな難問が出るのか。確かに背筋が寒くなる。現実の日銀のとった政策を多少知っていればいるほど、それがとんだ落とし穴になる。ここはオーソドッ
http://www.boj.or.jp/type/release/teiki/gp/gp0705.htm 「消費者物価(除く生鮮食品)の前年比は、既往の原油価格反落の影響などからゼロ%近傍で推移している」。マイナスなのにゼロ近傍という表現。これは興味深い。 他方で「個人消費は底堅く推移している」と、個人消費はなぜか「底堅く」であり「ゼロ近傍」ではない(笑)*1。 ご参考:http://www.stat.go.jp/ おまけでいうと、「より長い目でみると、マクロ的な需給ギャップが需要超過方向で推移していく中、プラス基調を続けていく」の「長い目」はいったいいつからなのか、また「プラス基調」とはどのくらいなのか、全然わからないが、とりあえず僕が補えば(苦^^)、ブレイク・イーブン・インフレ率から察するに0.5%近傍を「プラス基調」と考えているのかもしれない。 整理すると、日銀のレトリックでは
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