米イリノイ大学アーバナ・シャンペーン校の研究チームであるKIMLAB(Kinetic Intelligent Machine LAB)は、2024年2月7日、2本の脚でバランスをとる一輪車ロボット「Ringbot」の動画を、YouTubeで公開した。 Ringbotは、スポークがない車輪と、リムに相当する内周に沿って自由に移動する2つの駆動モジュールで構成される。駆動モジュールはそれぞれに、一輪走行に必要なバランス、操舵、脚部の動作を行う「3自由度」の脚に相当する機構を持つ。走行時には、速度制御と操舵制御は独立して行われる。 Ringbotは、駆動モジュールが発する動力で走行する。走行中、2本の脚部分は、一輪車に乗る人が両手を広げてバランスをとるように動作し、旋回や直進を制御しているように見える。動画によれば、Ringbotの最高速度は時速5kmだ。 倒れた場合、2本の脚が地面を押して、自