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コロナワクチン特許権、適用除外巡り富裕国と途上国で合意至らず
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コロナワクチン特許権、適用除外巡り富裕国と途上国で合意至らず
3月10日、世界貿易機関(WTO)に加盟する富裕国は、貧困国向けに新型コロナウイルスワクチン生産... 3月10日、世界貿易機関(WTO)に加盟する富裕国は、貧困国向けに新型コロナウイルスワクチン生産を拡大するために80カ国以上の発展途上国が求めていた特許権の適用除外を認めなかった。写真はインド・アーメダバードで1月12日、ワクチンを運ぶ人々(2021年 ロイター/Amit Dave) [ジュネーブ 10日 ロイター] - 世界貿易機関(WTO)に加盟する富裕国は10日、貧困国向けに新型コロナウイルスワクチン生産を拡大するために80カ国以上の発展途上国が求めていた特許権の適用除外を認めなかった。 南アフリカとインドは、ジェネリックメーカーなどによるワクチン生産拡大につながる、WTOの「知的財産権の貿易関連の側面に関する協定(TRIPS協定)」ルールの適用除外を求め、発展途上各国の支持を得ていたが、国内に大規模な製薬産業を抱える英国、スイス、欧州連合(EU)各国、米国を含む西側諸国が反対した。