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【イベントレポート】村上隆×菅野康晴×黒田佳雄「北大路魯山人展」トークイベント | 銀座 蔦屋書店
黒田佳雄(以下、黒田):本日はよろしくお願いします。 村上隆(以下、村上):はい、よろしくお願いします... 黒田佳雄(以下、黒田):本日はよろしくお願いします。 村上隆(以下、村上):はい、よろしくお願いします。「北大路魯山人展」という場で話ができるのは大変光栄です。「魯山人」という冠がついたイベントで話すのは生まれて初めてです。自分は、現在存命中のアート関係者の中で10本の指に入るくらい魯山人を語れると思っています。僕は、現代美術の制作と販売が本業で、日本画も骨董も「生活工芸」系の陶芸作品、もちろん魯山人の作品も随分コレクションしています。そういう蓄積と魯山人との相対的な考察においても、色々、話せると思います。 村上:彼の日本における、果たした功績の凄さに比べて、評価が異常に低い人物です。存命中のスキャンダラスな各種の炎上が、今も尾を引いているんでしょうね。どれくらいの評価が必要かというと、本阿弥光悦との比較くらいは行なわれて然るべきです。魯山人が成し遂げてきたことは、巨人級です。なんと言って
2022/05/16 リンク