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300円ショップ好調の裏で 「100円死守」なセリアが苦しいワケ
実質賃金が20カ月連続でマイナスとなった今、生活防衛意識の高まりから、より安いものを求めてディスカ... 実質賃金が20カ月連続でマイナスとなった今、生活防衛意識の高まりから、より安いものを求めてディスカウント型のスーパーを利用する消費者が増えている。また、ナショナルブランド(NB)商品から、低価格なプライベートブランド(PB)商品へシフトするといった動きもある。 生活必需品をなるべく安く手に入れようと、買い物に行く店を見直している消費者が増えているわけだが、これはデータでも確認できる。 ディスカウントスーパーとして有名なオーケーの2024年3月期(上半期)の既存店売上は前年比+8.8%と大きく伸長。コロナ禍の巣ごもり需要を除くと、近年では最高水準に達している。全国スーパーマーケット協会の統計によると、同時期の加盟社平均は+3%程度であることからも、その勢いが分かるだろう。オーケー好調の最たる要因は、既存店客数が前年比+9.88%だったこと。実際に多くの消費者が安い店を選んでいるのだ(図表1)
2024/02/06 リンク