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【緯度経度】 移民が変えた「欧州の理想」 三井美奈
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【緯度経度】 移民が変えた「欧州の理想」 三井美奈
昨年12月19日、フランス下院の移民法案採決で、「自由」「平等」などと書いた紙を掲げて抗議する議... 昨年12月19日、フランス下院の移民法案採決で、「自由」「平等」などと書いた紙を掲げて抗議する議員たち(ロイター)筆者は昨秋、パリ勤務から約6年ぶりに帰国した。外国人が増えたと実感すると同時に、移民をめぐる緊張がないことに驚いた。 英調査会社の番付で、パリは昨年「世界一魅力的な都市」に選ばれた。だが、華やかな街の裏には不法移民のテントがある。長く住んでいても、ジャージー姿の黒人に「たばこを買って」と近寄られると、鞄(かばん)を抱いて身をかわしてしまう。 この年末、ある西欧の駐日大使と話したとき、彼は「日本は移民を少しずつ入れているから摩擦がない。それがよいのでしょう」と言った。「私たちの失敗は短期間で大勢の移民を入れたことです。もう寛容ではいられなくなった」と苦い笑顔を見せた。