アイルランドはパレスチナを国家として承認すると表明。写真は2024年1月のデモ(写真:LiamMurphyPics/Shutterstock) スペイン、ノルウェー、アイルランドが5月22日、パレスチナを国家として承認すると発表した。 先の国際刑事裁判所(ICC)によるネタニヤフ首相らに対する逮捕状請求に続き、イスラエルは猛反発している。 欧州3カ国はなぜいま、パレスチナの国家承認を表明したのか。それぞれの事情を解説する。(JBpress) (楠 佳那子:フリー・テレビディレクター) スペイン、ノルウェー、アイルランドの欧州3カ国は5月22日、パレスチナを国家として承認すると発表した。28日付で承認される。昨秋以来、イスラム組織ハマスとイスラエルの戦闘が泥沼化するなか、20日に国際刑事裁判所(ICC)がハマス幹部らとイスラエルの首相・外相への逮捕状を請求したことに続く、大きな動きだ。 米公