第286回:担ぐ君へ - 家電 Watch
先日、はりかもさんの新刊『うらら迷路帖』を購入しました。 うらら迷路帖 (1) (まんがタイムKRコミックス) 作者: はりかも出版社/メーカー: 芳文社発売日: 2015/01/27メディア: コミックこの商品を含むブログ (7件) を見る 舞台となるのは、うらら(占師)が集まる街・迷路町、ならびにその街にある占い茶屋・棗屋。 物語の中心となるのは、母親を探しに迷路町へと来た山育ちの少女・千矢、占い茶屋・巽屋の一人娘・紺、財閥令嬢の小梅、棗屋の先生・ニナの妹ノノ、この4人のうらら見習い。 彼女らや周囲を取り巻く人たちの日常と、千矢を中心とした見習いの少女たちが、うららとして成長していく様子、ならびに彼女らがそれぞれの目的に向かい進んでいく姿が描かれる4コマ作品になります。 さて、今書いたとおりこの『うらら迷路帖』は4コママンガなのですが、コマの演出といいますか使い方といいますか、表現が実
4コママンガの定義って、いったい何なんでしょう? 起承転結があること、一本ごとに独立していること、上から下に読むこと、四角い4つのコマに分かれていること……。 いろいろ出ましたね。はい、終了。 そんなわけはない。 4コママンガの世界はそんなに狭いものではありません。決められた形式の中でこそ、自由になれることもあるのです。 萌え4コマの特殊性 ここで次の4コマをごらんください。 これは日本で一番売れた4コママンガ「あずまんが大王」(あずまきよひこ・1999~2002)からの一本です。そしてこの作品は萌え4コマの元祖でもあります。 萌え4コマは、ほとんど4コママンガを読んでいなかった若年層に向けて書かれてきました。そのため従来とは違った要素が求められ、結果、4コマのセオリーを破壊するような特異な演出を用いた作品がいくつも生まれました。もちろん、同様の試みは古くから行われてきましたが、萌え4コマ
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