内容が合ってないで叩かれがちなタイアップアニメソングですが、個人的にはアレで知らなかったアーティストを知るきっかけになったのでそれはそれで重宝してました(基本音楽は雑食派なので)。
吉田隆一/SF音楽家 @hi_doi バリトンサックス奏者/一般社団法人日本SF作家クラブ・第4期理事/谷甲州『航空宇宙軍史・完全版』巻末解説担当/「変な音を出させたら日本一」(by菊地成孔)/巴マミ/ほむマミ/マミ杏/小笠原晴香/安斎千代美/日常/ヤマノススメ/ヘッダーは西島大介:画『メビウス戦記』 bloc.jp/sincerely_musi… 吉田隆一/SF音楽家 @hi_doi 先ほどRTした、アメリカ映画に於ける「男性の悲鳴」に延々と使いまわされている歴史的サンプリング音源「ウィルヘルムの悲鳴」原盤発見ニュース映像のココ、何度観ても噴いてしまう An iconic Hollywood sound effect called the Wilhelm scream was uncovered in an archive youtu.be/_Fm39bUqjqU pic.twitter
昨日の「マツコの知らない世界」で、SHOW-YAの寺田恵子さんと、Mary's Blood/NEMOPHILAのSAKIさんを迎えて「ガールズバンド」を特集していたのでぼんやりと眺めていたところ、いろいろ思いついたのでちょいちょいTwitterに流していたのですが、いったんまとめてみようと思いまして、書きます。 まず冒頭ですごく違和感を感じたのが、2人が口をそろえて「今のガールズバンドは売れない、不遇である」と言っていたこと。自分の感覚では、確かにプリプリやSHOW-YAレベルのビッグネームこそいないものの、日本のバンドシーン史上で今が最も数多く様々なガールズバンドが存在して活躍していると思っていたので。 ただ、番組を観ていくうちに何となくその違和感の理由が何となく理解できまして。 番組でもざっくり日本のガールズバンドの歴史を流していましたが、少なくともメジャーデビューした「全員が女性」の
「忘れなさい」 そう言われると、逆に忘れられなくなることが誰にでもあるだろう。 あれは夏の日差しが強い日だった。 祖母と曾祖母が唯一、沖縄戦のことを話してくれた日。 心が強い人で、“笑い上戸”の祖母がその時は目にハンカチを押しつけながら泣いていた。 そして言ったのだ。「この話は忘れなさい」と。 その孫娘であるアーティスト・Coccoは忘れなかった。 むしろそれはCoccoが「戦争」を語り継ぐ原点になった。 Cocco 1997年にデビュー。「強く儚い者たち」「樹海の糸」といったJ-POPナンバーから「ジュゴンの見える丘」など古里・沖縄をテーマにした歌まで幅広い楽曲を世に送り出してきた。2021年春のNHK連続テレビ小説のヒロインに決まった清原果耶のファーストシングルの作詞・作曲・プロデュースも手がける。 たった一度。祖母の証言 太平洋戦争で日本唯一、住民を巻き込んだ地上戦となった沖縄戦。4
【平成B面史】近年、レコードやカセットテープといったアナログ音源のリバイバルブームが起きています。そのニュースに触れるたび、何かを忘れている気がしていました。1990年代半ばから2000年代初めに活躍したMD(ミニディスク)です。36歳になった僕も高校、大学時代にお世話になりました。平成3(1991)年に生まれたMDは、平成と共に消えていくのでしょうか。(朝日新聞記者・斉藤佑介=昭和57年・1982年生まれ) 【画像】「うちが最後でしょうね」今も生産されていたMDデッキ 曲名表示には懐かしの…… 高校生の頃、お小遣いに余裕のない僕が買うCDは、英国バンド「oasis」など一部に限られ、米国ロックや邦楽はCDをレンタルしてMDにとりためたものです。そういえば、実家に大量にあったはずのMD、どこにいったのか。この冬、九州の実家の母に部屋を探してもらいました。 「机の上に2枚あったよ! Drag
【Amazon.co.jp限定】ボヘミアン・ラプソディ 2枚組ブルーレイ&DVD (特典映像ディスク&オリジナルTシャツ付き)[Blu-ray] 出版社/メーカー: 20世紀フォックス・ホーム・エンターテイメント・ジャパン発売日: 2019/04/17メディア: Blu-rayこの商品を含むブログを見る 映画『ボヘミアン・ラプソディ』については、最初批評家による低評価が伝わり、これはパスかなと思いかけたが、実際に観た観客の受けはそれとまったく違い大ヒットという話を聞き、音楽の原体験を聞かれると「1981年に聴いたYMOとクイーン」と答えてきた人間としてはやはり行くべきではないかと思い直し、どうせ観るなら最良の映像、音響ということで、満を持して IMAX 版を観てきた。 実際の史実と異なる点が多い、フレディ・マーキュリーのセクシャリティについて「ストレートウォッシュ」されている、といった批判
毛布にくるまって店の片隅に転がっていた古い管楽器。北九州市八幡東区の楽器店が店じまいの際に売ったファゴットが、国産としては最古級の品かもしれないとわかり、このほど博物館に納められた。旧日本海軍が発注したものとみられ、来歴を調査する。 「古いファゴットを落札させていただきました。博物館に打診してみたところ、収蔵していただけることになりました」 9月7日、同区の商店街で楽器店を経営していた梅崎博人さん(72)の元に、こんなファクスが届いた。 店は2年前に閉店したが、その際に在庫の楽器をネットオークションに出した。店の2階を整理して見つけた古いファゴットも売った。ファクスの送り主は、その品を約10万円で落札した長野市の福田伸幸さん(61)だった。 愛好家「ピンと来た」 高校で音楽を教える福田さんはファゴットの愛好家で、アマチュアオーケストラで演奏もする。売りに出ていたファゴットの写真を見て、ピン
About polytope: Nothing here yet polytope photo gallery: Nothing to show here at this time 感覚的には速攻で分かるのですが、言葉にしようとすると難しいですね。長くなるので時間があるときに読んでください。ワタシの回答としては、オリコンチャートにも通用するR&Bのグルーヴを90年代のTKは作れず、宇多田ヒカルは作れたということでしょう。trf「Overnight Sensation」と宇多田「Automatic」を聞き比べればわかると思いますが、TKはどこまで行ってもタイミングがほぼジャストなんです。でもR&Bのグルーヴというのはゆらぎ・ずらし・間が必要です。頑張ったのは安室奈美恵「Don't wanna cry」ですが、やはり甘すぎる。 TKはロックや4つ打ちのグルーヴを作ることはできました。ただTKは
「渋谷系」という音楽ジャンルがある。ジャンルって書いたけど、ぼくはこれをあまりジャンルと考えていなかった。1990年代前半にあった音楽ムーブメント、つまり時代性の高い一過性のもの、歴史のワンシーンみたいなものだととらえている。 のだけれど、これはやっぱ「音楽ジャンル」になっちゃったんだな、と思わせる記事があった。 はてなブックマーク - 渋谷系音楽のススメ - だめりと(【追記】元記事が消えていたのでリンク先はブックマーク) YouTubeを5曲ばっか貼って270ブクマか……って正直うらやましかったんだけど、このブコメを読んで「ああそうだなー」って納得した。 渋谷系音楽のススメ - だめりと[音楽] 本文もブコメも90年代初頭の渋谷系ムーブメントとその後出てきたフォロワー群が区別されてなくて、こうして「渋谷系」が拡大解釈されていくんだなって感じた。2016/05/05 12:57 これが例
今日、会社の帰り道にある坂をのぼってたら、自転車に乗った中学生くらいの男子たちが 「ゆっくり~ゆっくり~くだってく~」 って歌いながら坂をくだってたんよ。 すれ違ったときは「あー、ゆずの夏色かー。」と思っただけだったんだが、しばらくしてハッとした。 「夏色って17年前の曲だぞ…」 俺は今30歳なのだが、中学生というと2000年頃の話だ。2000年から17年前というと1983年だ。 果たして俺は中学生の時に階段をのぼりながら「おとなの階段のぼる~」とか歌ってただろうか? 猫を見ると「見つめるキャッツアイ~」とか歌ってただろうか? ヒロシにだまされるたびに「そんなヒロシにだまされ~」とか歌っていただろうか? 否、そんなことはない。 中学の時の俺は、花火大会の日は「空に消えてった~打ち上げ花火~」と歌ってたし、 にらめっこしてたら「見つめあうと~すなおに~」とか歌ってたし、 テレホタイムになった
× 7594 この記事に関するナタリー公式アカウントの投稿が、SNS上でシェア / いいねされた数の合計です。 1794 303 3916 シェア 今年2014年5月21日にデビュー25周年を迎える彼ら。メンバー間での話し合いの末に「この4人でやれる事、やるべき事は全てやり尽くしたのではないか」という結論に達したため解散することになった。4人は連名のコメントで「たくさんの、本当にたくさんの愛とぬくもりに包まれ、僕たちは日本一幸せなロックバンドでした」とファンへのメッセージをつづっている。 またTHE BOOMは5月21日にニューシングル「星のラブレター」と新作ライブDVD「THE BOOM CONCERT TOUR 2013 "24"」をリリースし、発売同日に東京・渋谷公会堂にてファンクラブ会員を対象にしたイベントを開催する。さらに9月には新録音源を含むヒストリーアルバム「THE BOOM
80年代女性アイドル格付 http://anond.hatelabo.jp/20130821065806 を書いたマスダです。 今日は中森明菜について。 (追記) こちらを見落とされている方が結構いらっしゃるようなので。 マスダ80年代女性アイドル論~松田聖子論 http://anond.hatelabo.jp/20130825215309 今回は松田聖子論に続く「第2回目」です。「80年代女性アイドル格付」の順位順に書いています。次回は小泉今日子です。 松田聖子もずいぶん批判されましたが、今になってみれば、いったい何が批判されたのか、よく分からないところがあります。恋多き女性という印象もありますが、婚約・結婚を含めて彼女は4人の男性と法的なパートナー関係を結んだ経験がありますが、いちいち結婚という形をとりたがるのは彼女の価値観の基盤が実は案外保守的だからです。パートナーに対して彼女が求め
ツィッターほど短くもなく、ブログほど個人的でもない、 同じような話題をグルグルめぐるけど、基本は最新の話題。グル新。 日本の吹奏楽の元祖は、幕末の薩摩藩に設置された「鼓笛隊」である。これが「薩摩藩軍楽隊」となり(指導していたのは、最初の《君が代》の作曲者で、イギリス陸軍軍楽隊長だったジョン・ウィリアム・フェントン)、明治維新後、同隊を吸収する形で「陸軍教導団軍楽隊」が設置された。いわゆる「陸軍軍楽隊」である。 やがて軍備拡張にともない、各地に軍楽隊が増設される。その増設第一号が、明治13年設置の「第二軍楽隊」(のちの近衛師団軍楽隊)だった。第二号が、明治19年設置の「大阪鎮台軍楽隊」。これがのちの「第四師団軍楽隊」である。この時点で、東京に2隊、大阪に1隊の計3隊(計142人)の陸軍軍楽隊員がいた。まさに彼らこそ「日本吹奏楽の曙」なのである。 このうち、大阪の「第四師団軍楽隊」は、本隊であ
このまま永遠に夕凪を。 …THE BOOMの名曲「島唄」(宮沢和史 詞・曲)の旋律は、沖縄音階(ドミファソシド)で書かれています。しかし、曲の途中で、沖縄音階でない、日本のヨナ抜き音階(ドレミソラド)が出現する箇所があります。 ウージの森で あなたと出会い (ドシラドミソミ ミレドレドラソラ) ウージの下で 千代にさよなら (ドレミミソラレ ミレドドレミレ) というところです。私は、突然ここで沖縄音階が姿を消すのはなぜなのか、ずっと疑問に思っていました。それが、最近読んだ新聞記事で氷解しました。 〈うたの旅人〉海を越えた魂 ザ・ブーム「島唄」 (asahi.com) 上に掲げた歌詞は、太平洋戦争末期、沖縄戦で起きた「ガマでの集団自死」を暗示しているというのですね。 「彼らを死に追いやったのは、当時の日本の軍事教育。沖縄音階では歌えない」 という判断で、ここだけはわざと日本風のメロディーにし
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