【ニューヨーク=中山修志】1981年から約20年にわたってゼネラル・エレクトリック(GE)会長を務めたジャック・ウェルチ氏が1日、腎不全のため死去した。84歳だった。「選択と集中」を掲げ、事業の多角化と大規模なリストラを断行。在職中にGEの株価を約30倍に引き上げ、世界の経営者の手本とされた。ウェルチ氏は1935年に米マサチューセッツ州で生まれ、イリノイ大大学院で博士号を取得後、60年にGEに
【ニューヨーク時事】複数の米メディアによると、米複合企業ゼネラル・エレクトリック(GE)の会長兼最高経営責任者(CEO)を20年にわたって務め、「20世紀で最も卓越した経営者」と称されたジャック・ウェルチ氏が1日、腎不全のため死去した。 【写真特集】追悼2020 84歳だった。 マサチューセッツ州生まれ。イリノイ大学で博士号を取得後、1960年にGE入社。早くから頭角を現し、81年に45歳の若さで会長兼CEOに就任。「世界でナンバーワンかナンバー2でない事業は撤退する」との方針の下、大胆な「選択と集中」を進めた。重電メーカーとして知られたGEの収益を多角化して「世界最強の企業」と呼ばれるまでに成長させた手腕は、日本の経営者のお手本にもなった。 日本メーカーの攻勢にさらされていた小型家電事業などを売却する一方、米3大テレビ局の一つNBCを買収。世界各地では保険会社やリース会社などを相次ぎ取得
「団塊の世代」などの小説で知られ、平成10年から2年間、経済企画庁長官も務めるなど、政治や経済、文芸など、幅広い分野で活躍した堺屋太一さんが、8日多臓器不全のため亡くなりました。83歳でした。 在職中の昭和50年に、石油危機を描いた小説、「油断!」で作家としてデビューし、よくとしには1940年代後半に生まれた第1次ベビーブーム世代が将来の日本にもたらす影響を予測した小説、「団塊の世代」がベストセラーになりました。 また、歴史小説も数多く手がけ、忠臣蔵を題材にした「峠の群像」や、豊臣秀吉の生涯を描いた「秀吉夢を超えた男」は、NHK大河ドラマの原作にもなりました。 そして、平成10年から2年間、民間人の閣僚として経済企画庁長官を務めたほか、平成25年には安倍内閣の内閣官房参与に任命されるなど、政治や経済、それに文芸など幅広い分野で活躍してきました。 さらに、歴史を、経済から捉える新たな視点を提
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