世の中には様々な哲学がある。 何に重きを置くかによって物事の見え方は変わってくる。 心に主眼を置けば、自らの心の向きに囚われた生き方となるし、体に主眼を置けば、欲求に縛られた生き方になる。 どちらかに傾きすぎてもいけないし、ちょうどいいバランスを保ち続けたところで、常にそこに正解があるとは限らない。 大事なことは、物事を俯瞰して本質を見抜くことなのではないだろうか。 「アンコンシャスバイアス」に目を向ける、という考え方が流行っているが、それを平く訳すと「自らの無意識が発する偏りに気がつく」それを推奨するということである。 ACの広告でも流れていたが、私たちは、目の前の事象に対して、性別や年齢で区分けした時に多数派が属する方向だろうと決めつけて生きている。 しかし、ダイバーシティアンドインクルージョンを目指す現代の社会組織においては、それを悪だと捉える。 難しい言葉ばかりが世の中に溢れている