ニジェール州ではここ数年、武装集団が身代金目的で住民を集団拉致する事件が頻発している/Adam Dobby/CNN (CNN) ナイジェリア北中部ニジェール州の村が武装集団に襲撃されて10人が殺害され、子どもを含む160人が拉致された。地元当局者は27日、イスラム過激派「ボコ・ハラム」の関与が疑われるとCNNに語った。 首都アブジャに隣接するニジェール州ではここ数年、武装集団が身代金目的で住民を集団拉致する事件が頻発している。 地元当局者によると、同州クチ村に対する襲撃は現地時間の24日午後5時半ごろから始まり、25日午前4時ごろまで続いた。 バイクに乗ってやって来た300人ほどの武装集団は何時間も村に居座ったといい、「あの日は一日中雨が降っていたので、彼らは火を起こして暖を取った」「料理してお茶をいれ、即席めんやスパゲティを作った」と当局者は話す。 武装集団に抵抗しようとして圧倒され、殺