本書は、ストーリーテリングがプロダクトデザインにもたらすダイナミックな影響を紹介します。優れたプロダクトデザインのために伝統的なストーリーテリングに目を向け、映画やフィクションで試行錯誤された原則やツール、方法を活用し、キャラクター開発から物語構造、メインプロット、サブプロットまで、あらゆる可能性を定義し設計します。セット、シーン、ショットのデザインも行い、プロダクトやサービス体験の特定の部分を生き生きとさせるのに役立ちます。これらは全て、プロダクトやサービスを利用する人がストーリーの主人公であり、その体験の主役たらしめ、より魅力的なユーザーエクスペリエンスを生み出すのに役立ちます。 訳者まえがき まえがき 第1章 なぜストーリーテリングが重要なのか 執筆の経緯 歴史におけるストーリーの役割 情報をつなぎ、伝える手段としてのストーリーテリング 道徳をインストールする方法としてのストーリーテ
『仕事ができる人が見えないところで必ずしていること』 安達裕哉著(日本実業出版社, 2023.11) 「私は、仕事ができる」と、ひそかに思っている人は、たぶん多い。 そういうささやかなプライドがないと仕事は続かない。小さな歯車であっても、「できる人」がいないと世の中は回らない。しかし、その仕事が「評価」され、世間的な「出世」を得て、世の中に貢献できる「仕事ができる人」は、少ない。 例えば、僕は医療業界で働いているのだが、「患者さんに評判が良い」医療者が臨床家としては認められるが、組織内で「仕事ができる」とは評価されるとは限らない。また、「いい研究をしている」人は研究者としては認められるが、組織内で出世できるとは限らない。同様に、偏差値の高い大学の出身である人、強力なコネのある人、代々お金持ちの人……が、かならずしも「仕事ができる」とは限らない。そんなことは、誰でも知っていることであろう。
2024年4月30日紙版発売 佐伯葉介 著 A5判/256ページ 定価2,860円(本体2,600円+税10%) ISBN 978-4-297-14159-2 Gihyo Direct Amazon 楽天ブックス ヨドバシ.com 電子版 Amazon Kindle honto この本の概要 CRM製品でトップシェアであるSalesforceは,国内でも導入企業が増え続けており,関連書籍がスタートアップ界隈を中心に人気を博しています。人材市場では,Salesforce管理関連の資格やスキルのキャリアの価値が高まり,注目度も上がり続けています。 今後も増え続けるSalesforce管理者ですが,実際は情シス,営業企画,営業アシスタント,経営企画,バックオフィス担当などが,SIerが導入したサービスを引き継ぐというかたちで管理者を兼務することが多く,SalesforceもITも営業改革も詳しく
本書はHTTPに関する技術的な内容を一冊にまとめることを目的とした書籍です。HTTPが進化する道筋をたどりながら、ブラウザが内部で行っていること、サーバーとのやりとりの内容などについて、プロトコルの実例や実際の使用例などを交えながら紹介しています。さまざまな仕様や実例、またGoやJavaScriptによるコード例を紹介しながら、シンプルなHTTPアクセスやフォームの送信、キャッシュやクッキーのコントロール、SSL/TLS、Server-Sent Eventsなどの動作、また認証やメタデータ、CDNやセキュリティといったウェブ技術に関連する話題を幅広く紹介し、いま使われているHTTPという技術のリアルな姿を学びます。 第3版では、より初学者を意識した導入や、スーパーアプリなどプラットフォーム化するウェブに関する新章を追加。幅広く複雑なHTTPとウェブ技術に関する知識を整理するのに役立ち、また
継続的デリバリーとは、コード変更を必要に応じて迅速かつ安全に、継続的にリリースできるようにするための開発手法です。本書は、初めて継続的デリバリーに取り組む読者向けに、必要な知識とベストプラクティスをていねいに紹介する入門書です。基本的な概念や技術、アプローチの解説はもとより、章ごとに事例を使用しながら、継続的デリバリーを実践する際に直面するさまざまなシナリオを取り上げ、その全体像・世界観を包括的に理解することができます。 序文 はじめに 第1部 継続的デリバリーとは 1章 『入門 継続的デリバリー』へようこそ 1.1 継続的デリバリーは必要? 1.2 なぜ継続的デリバリー? 1.3 継続的デリバリーとは 1.4 インテグレーション 1.5 継続的インテグレーション 1.6 何をデリバリーするのか? 1.7 デリバリー 1.8 継続的デリバリーと継続的デプロイメント 1.9 継続的デリバリー
はじめに こんにちは!kindle unlimitedヘビーユーザーです。 kindle unlimitedは定額料金で、登録されている書籍が読み放題というサービスです。 今回はその中で私が読んだ書籍から、おすすめのものを紹介します。 現在は1ヶ月の無料体験もできます。 これを機にぜひ良書を1ヶ月で読破してみてはいかがでしょうか。 ※この記事はAmazonアソシエイトに参加していません。 弊社Nucoでは、他にも様々なお役立ち記事を公開しています。よかったら、Organizationのページも覗いてみてください。 また、Nucoでは一緒に働く仲間も募集しています!興味をお持ちいただける方は、こちらまで。 kindle unlimitedで無料で読める超良書45選 さっそく紹介していきます。以下のカテゴリに分けてみました。 ・ビジネス・実用書 ・健康・メンタルヘルス ・エンジニアにおすすめ
デジタルアーカイブを取り巻く環境や技術は日進月歩で変化・進化を遂げている。 本書は文化財のデジタル化や、映画・新聞・テレビ・ウェブなどメディアのデジタルアーカイブ、3DやAIを始めとする革新的技術の動向など、具体的な事例を豊富な図とともに紹介することで、デジタルアーカイブの最新の現状をわかりやすく解説した入門的な一冊! 【本書の特色】 ・新型コロナウィルス感染症のアーカイブや、3D技術やドローンを使った撮影アーカイブなど、近年話題に上がるトピックスを多数紹介。 ・読者の理解を助ける図版を多数掲載。重要なWebサイトについては、QRコードも併せて掲載。 はじめに 第1章 災害とデジタルアーカイブ 1-1 新型コロナウィルス感染症をアーカイブする 1-2 東日本大震災を記録する 1-3 阪神淡路大震災を記録する 第2章 文化を保存するデジタルアーカイブ 2-1 文化財 2-2 デジタルアーカイ
ここはすべての夜明けまえ 作者:間宮 改衣早川書房Amazonこの『ここはすべての夜明けまえ』は、第11回ハヤカワSFコンテストの特別賞を受賞したSF中篇(もしくは短めの長篇といえるかぐらい)だ。特別賞は長さが短めだったり一点突破の魅力があったりで受賞する作品が多いが(たとえば過去事例で代表的なのといえば草野原々の「最後にして最初のアイドル」など)、本作も「刺さる人にはこれ以上なく深く刺さる」、2100年代を舞台にした、問題まみれの家族の物語だ。 とある理由からひらがなだらけの文章で物語が始まるので面食らうのだが、設定開示の順番は心地よく、すぐに作中世界へと入り込んでいくことができる。単行本になる前からゲラが配られたりSFマガジンに全文掲載されたりしていたのでエモいエモいと評判だけは聞いていたのだけど、実際に読んでみたらたしかにこれはエモーショナルな物語だ。しかし、ただ感動させよう、感動さ
『パンクの系譜学』 川上幸之介 四六判、上製、384ページ 定価:本体2,600円+税 ISBN978-4-86385-610-3 C0070 装幀 宇平剛史 パンクとは常に問い、それについて行動を起こすことだ━━。音楽だけでなく、アート、思想、運動の側面からも「パンク」の根源に迫る画期的著作。 労働者階級の若者による現状への怒りからイギリスで生まれたとされるパンク。その叫びのルーツには、アナキズムやコミュニズムといった思想、そしてダダから脈打つ前衛芸術史も刻まれていた。 奴隷制からポピュラー音楽の誕生、その後のフォーク、スキッフル、ガレージ、パンクへの道のりに、シチュアシオニト・インターナショナル、キング・モブといった運動が交差し、セックス・ピストルズ以降に現れたOi!、クラス、ポジティブ・フォース、ライオット・ガール、クィアコア、アフロパンク、アジアのパンクシーン、そして橋の下世界音楽
内 容 学術雑誌の歴史から、科学のあり方を問い直す ——。科学ジャーナルはいつ誕生し、いかにしてその地位を確立したのか。科学者はなぜ論文を投稿するようになったのか。19世紀イギリス・フランスの学協会やメディアを中心に、商業化、オープン化、査読、不正など現代の学術ジャーナルにも通ずる課題の根源を解き明かす。 刊行記念ブックフェア「というわけで、科学史フェア」(丸善名古屋本店 6F) 著者紹介 アレックス・シザール (Alex Csiszar) ハーヴァード大学科学史科教授。本書が初の単著。現在は,次著 Rank and File: From the Literature Search to Algorithmic Judgment(予定)を鋭意執筆中。 (所属等は邦訳初版第1刷発行時のものです) 目 次 序 章 「ばらばらの事実の破片」 第1章 雑誌とアカデミーの判定 オルデンバーグの計画の
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