パレスチナ自治区ガザ(CNN) 爆発の衝撃で自宅が揺れ、ノートパソコンが吹き飛んで、粉々に割れたガラスや破片の上に落下した。点滅する画面に目をやって私はため息をつき、また1台のコンピューターに、そしてこの原稿に、死を宣告することも覚悟した。私はパソコンを床からそっと拾い上げると、何とか命を吹き返させた。そして執筆を続けている。 ガザにいる私たちはこの5日間、誰もがニュースにくぎ付けになり、攻撃と反撃が交わされ、境界の両側で死者が増えていく様子を信じられない思いで見守っている。暴力は毎回、違う始まり方をする。だがここでの終わり方はいつも同じだ。パレスチナ人が重い代償を負う。私たちは永久に悲劇的な結末を予期しながら生きている。 今、私は原稿を書いている。なぜなら執筆は生命線であり、この数日の間に底知れぬ闇が深まっていく現実からの、つかの間の逃避でもあるからだ。 電気は止まり、水は不足し、家の外
イスラエルのネタニヤフ首相は11日の緊急政府と戦時内閣の発足後、イスラム組織ハマスを壊滅させると公約し、ハマスが実効支配するパレスチナ自治区ガザへの大規模な地上攻撃を示唆する趣旨の発言を行った。 ネタニヤフ首相は夜遅くにガラント国防相およびガンツ前国防相と共にブリーフィングに臨み、「ハマスのテロリストは残らず亡き者とする」と述べた。 ハマスがイスラエルに対し大規模攻撃を開始してから5日目となる中、今回の衝突による死者数は過去半世紀で最多となっている。双方はガザ地区との境界に集結するイスラエル軍とハマスとの対決に備えており、週末にハマスに連れ去られた数多くの人質の運命が危険にさらされている。 ガンツ前国防相は「戦時と平時があるが、今は戦時だ」と述べた。ガラント国防相は「われわれは彼らを地球上から抹殺する」と述べ、3人の中で最も強い言葉を使った。
ロシア外務省のマリア・ザハロワ報道官(2020年7月27日撮影)。(c)AFP PHOTO / TASS Host Photo Agency / Yegor Aleyev 【8月7日 AFP】ロシア外務省は7日、和平合意が結ばれるには、ウクライナが戦闘を停止する必要があるとの考えを表明した。 この前日まで、ロシアによるウクライナ侵攻をめぐる和平会議が、サウジアラビアで行われていた。米国、中国、インドなど約40か国が参加する国際会議だったが、ロシアは招待されていなかった。 ロシア外務省は、ウクライナが「敵対行為とテロ攻撃」をやめ、西側諸国がウクライナへの武器提供を停止するのならば、事態を解決することが可能だと述べた。また、占領しているウクライナの領土割譲も求めた。 同省のマリア・ザハロワ(Maria Zakharova)報道官は「ウクライナの主権の根本である、中立、非同盟、非核武装の確約は必
中国、「ロシアの占領」容認か 特別代表、欧州歴訪終える 2023年05月27日07時59分配信 26日、モスクワでロシアのラブロフ外相と会談する中国政府の李輝ユーラシア事務特別代表(ロシア外務省提供)(AFP時事) 欧州歴訪中の中国政府の李輝ユーラシア事務特別代表は26日、最後の訪問地モスクワでロシアのラブロフ外相と会談し、各国政府とのこれまでの協議内容を報告した。これに関し、米紙ウォール・ストリート・ジャーナル(電子版)は西側当局者の話として、ロシアがウクライナ東・南部を占領した状態での即時停戦を呼び掛ける「和平案」を、李氏が仏独などに提示したと伝えた。 中国特別代表、ロシアで会談 ウクライナ・欧州歴訪を報告 ウクライナのポドリャク大統領府顧問は報道を受けてツイッターに投稿し、「ウクライナ全土の解放を想定しない妥協のシナリオ」だと指摘。「民主主義の敗北、ロシアの勝利、プーチン政権の存続、
「この戦争が年内に終わるとは考えていない」 ロシアによるウクライナ侵攻から1年。ウクライナと同様、ロシアと国境を接するバルト三国の1つラトビアの外相はNHKのインタビューでこう語りました。 どうすればこの戦争が終わるのか。徹底抗戦を続けるウクライナに今、必要なものは何なのか。話を聞きました。 (ブリュッセル支局長 竹田恭子) そもそもラトビアとは? バルト海沿岸に並ぶバルト三国の1つで、ウクライナと同様、ロシアと国境を接するラトビア。 18世紀以降、ロシア帝国に支配されていましたが、ロシア革命後の1918年に独立を宣言。しかし、第二次世界大戦中の1940年に旧ソビエトに併合され、その後、半世紀にわたってソビエトの一部でした。 1990年に独立を宣言した後はNATO=北大西洋条約機構、EU=ヨーロッパ連合に加盟。 今回の軍事侵攻後はロシアに対して欧米各国が政治面、経済面で強い圧力をかけるべき
またテレビに出ている――。ロシアによるウクライナ侵攻が始まって以来、ロシア軍事研究家の小泉悠さんをメディアで見ない日はない。わかりやすく冷静な語り口で、戦況や国際情勢の解説を続けてきた。ロシアへの留学経験があり、妻はロシア出身で子どももモスクワで生まれている。プライベートでも縁が深く、多くのロシア研究者と同じように「愛着のようなもの」もなくはなかった。そのロシアが侵攻を始めて1年、どんな思いで戦争を見つめてきたのだろうか。ロシアを見る目は変わったのか。本人に問いかけると、今回の侵攻を巡って2つの「ショック」があったという。(聞き手:荻上チキ/TBSラジオ/Yahoo!ニュース Voice) ――長年、ロシアの軍事を研究してきた小泉さんですが、今回の侵攻によってロシアに対する向き合い方に変化はありましたか。 小泉悠: ロシア研究者は多かれ少なかれ、ロシアという国に対して好意的な部分がある方が
ロシアの民間軍事会社ワグネルの創設者エフゲニー・プリゴジン氏(2017年7月4日撮影)。(c)Sergei ILNITSKY / POOL / AFP 【2月7日 AFP】ロシアの民間軍事会社ワグネル(Wagner)の創設者エフゲニー・プリゴジン(Yevgeny Prigozhin)氏は6日、ウクライナ東部ドネツク(Donetsk)州の激戦地バフムート(Bakhmut)を自ら戦闘機で空爆したと明らかにした。 プリゴジン氏は、暗闇を飛ぶ機内でヘルメットとパイロット用酸素マスクを着用した動画をソーシャルメディアに投稿。「われわれはバフムートを空爆し、着陸するところだ」と語っている。 さらに、翌日もミグ29(MiG29)戦闘機に乗り込むと宣言。ウクライナのウォロディミル・ゼレンスキー(Volodymyr Zelensky)大統領に対し、バフムート上空での空中戦に参加するよう呼び掛け、「あなたが勝
習近平政権が抹消した「幻の講演」 ロシアがウクライナに侵攻して、まもなく3ヵ月を迎えるが、中国にもウクライナ兵士並みの勇気を持ち合わせた外交官がいるものだ。 高玉生(こう・ぎょくせい)元駐ウクライナ中国大使、74歳である。 まずは簡単に略歴を紹介する。高氏は、国共内戦中の1947年に、首都・北京を取り巻く河北省で生まれた。青年時代の文化大革命の混乱を経て、1975年から1979年まで、天津市で中学教師をやっていた。 1979年、31歳にして、北京大学経済学部の大学院に入る。1982年に中国国際問題研究所に入所。1984年にロシアンスクールの外交官となり、4年間、3等秘書官及び2等秘書官としてモスクワの中国大使館勤務。1992年から再び4年間、1等書記官及び参事官として、モスクワの中国大使館に勤務した。その後、2000年から3年間、駐トルクメニスタンの中国大使を務めた。 続いて、2005年1
id:Vorspiel Changelogを入れたら末尾が切れてしまった…Changelogはリプにします。https://anond.hatelabo.jp/20220308162009 -- Twitterで流れていた以下の文書を翻訳したものです。 https://twitter.com/igorsushko/status/1500301348780199937 最初はTwitterに流しましたが(https://twitter.com/Vorspiel2/status/1500677825044819971)、誤訳を修正し、追加情報を入れて清書しました。 なお、この文書の真正性について、まずこちらの評価をご参照ください。(イギリスの情報サイトBellingcatの幹部Christo Grozev氏による) https://twitter.com/christogrozev/statu
玉川徹氏が持論「ウクライナが引く以外にない」早期に降伏すべきと発言 拡大 テレビ朝日の玉川徹氏が4日、同局系「羽鳥慎一モーニングショー」にリモート出演し、ロシアによるウクライナ侵攻について、「どこかでウクライナが引く以外にない」と早期に降伏すべきとの持論を語った。 番組ではロシアのウクライナ侵攻について詳報。2度目の停戦交渉が平行線に終わったことや、プーチン大統領が「容赦ない戦いを続ける」と発言したことを取り上げた。圧倒的な戦力差のあるロシア軍に対して、善戦しているとも伝えられるウクライナだが、玉川氏は今後戦争が長引くことでウクライナの犠牲者が増えていくと指摘。「民間人の(犠牲が)桁違いに増えていく戦争になる可能性が高いと思うんですね。戦力は圧倒的にロシアの方が上なわけですよ。こうなってくると、ウクライナはここまで勇敢に戦っているわけですが、どこかでウクライナが引く以外には、桁違いに死者が
在大阪中国総領事がウクライナ問題を巡って「強い人にけんかを売るな」などとツイートして注目されたことについて、中国政府は「弱い者いじめはしない」と主張しました。 在大阪中国総領事館の薛剣総領事は先月24日、自身のツイッターに「ウクライナ問題から学ぶべき教訓」と題して「弱い人は強い人にけんかを売るような愚かな行いをしてはいけない」などと投稿しました。 ウクライナ問題を巡り、台湾や日本を牽制(けんせい)したとみられます。 この投稿について見解を問われた中国外務省は1日の会見で「中国外交は国の大きさを問わずすべて平等だと一貫して主張している」と訴えました。 そのうえで「中国は強さと大きさを利用した弱い者いじめを行わない」と主張しました。
2月24日、ロシア軍がウクライナを侵攻というニュースに、ロシア全土から悲しみと怒りと自責と謝罪の織り交ざった声が響いた。 2月25日、ロシアで広く尊敬されている作家・文芸批評家のドミートリー・ブィコフがラジオ局〈モスクワのこだま〉の持ち番組で、現在の状況を2時間近くにわたり語った。国を主語にものごとを考えることの危険を訴える、示唆に富んだ内容だった。その一部を、急遽ロシア文学者の奈倉有里さんに翻訳紹介していただいた。ヘッダー画像はウクライナ出身の画家アルヒープ・クインジによる作品「朝のドニエプル川」。(編集部) 1.形而上学的な憎悪にかられている今日の放送をしないで済むのなら、高い代償を払ってでもそうしたかった。自分の母親が亡くなった日と同じくらいの悲しみを抱え、それでも今日、逃げ出すことはできなかった。私たちが生きているあいだに、またもや戦争が起きた。 ロシアがどうやってこの戦争から抜け
2010年03月04日12:40 衝撃映像 実戦の恐ろしさを垣間見ることができる、アフガン「死の谷」での襲撃動画 タリバンとアルカイダの活動拠点であり、「最も危険な渓谷」とも呼ばれるアフガニスタンのコレンガル渓谷にて、米軍の歩兵部隊が襲撃を受ける様子。兵士のヘルメットに取り付けられているカメラより、実戦の恐ろしさの一端を窺い知ることが出来ます。Kさん情報ありがとうございました。 :パラディドル 突如発生する実戦はゲームとは違う 関連動画:アフガニスタンの死の谷での激戦 「衝撃映像」カテゴリの最新記事 実戦の恐ろしさを垣間見ることができる、アフガン「死の谷」での襲撃動画 マンション15階の住人が撮影したチリ大地震の瞬間 強盗に襲われお漏らししてしまう男性の監視カメラ映像
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