「天球」とは天体がその上を運行すると考えられた地球を中心とする球体のこと。古代ギリシャより、天体の運行が音を発し、宇宙全体が和声を奏でているという発想があり、これが「天球の音楽」と呼ばれた。その響きはきわめて大きいが、つねに鳴り続けているため人間の耳には気づかれないとされる。こうした発想の根底には宇宙が数の原理に基づき、音楽はこの原理を体現するという西洋の伝統的思想がある。天球の音楽を着想したのはピタゴラスとされる。プラトン、プトレマイオス、アウグスティヌス、ボエティウスら、多くの思想家がこの発想を受け継いだ。ケプラーも自身の理論を天球の音楽に結びつけた。彼らは音楽を「ムーシカ・ムーンダーナ(宇宙の音楽:天球が発する音楽)」、「ムーシカ・フマーナ(人間の音楽:人体が発する聞こえない音楽)」、「ムーシカ・インストルメンターリス(器楽の音楽:人間がつくる聞こえる音楽)」に分け、これらは段階をも
※ご指摘いただいたので、説明を補充しました なんとなくググっていたら以下のページを見つけた。 テーマ史(音楽史編) https://masudajuku.jp/justbefore/textbook/wor01.music.pdf まずはきれいにまとまっていることに敬意を表する。ただ全体的にやばみを感じたのでブクマしたところ、それなりのブクマが付いた。 b.hatena.ne.jp やばさを共有していただいたようで何よりだ。ブコメの指摘もいちいちごもっとも。 ということで、何がやばいかを自分なりに整理しておこうと思う。 嘘・大げさ・紛らわしい 時系列順に並べる。 《中世》 ・グレゴリウス1世はグレゴリオ聖歌を作っていない 解説*1。思いっきりグレゴリウス1世が「グレゴリオ聖歌作成」したと書いてあるが、現存するグレゴリオ聖歌はほぼ9世紀以降の作と判明している。6世紀末の人であるグレゴリウス1
この記事の正確性に疑問が呈されています。問題箇所に信頼できる情報源を示して、記事の改善にご協力ください。議論はノートを参照してください。(2016年3月) 端唄(はうた)は、邦楽の一種である。端歌・破歌・葉歌・葉唄などの表記があり、時代や地域によって定義が異なる[1]。 解説[編集] 文献上の初出は、1703年(元禄3年)刊行の『松の葉』第3巻である[1]。本書では、作曲者が明らかな伝承歌曲に対して、作曲者を明示しない流行歌曲を意味する言葉として用いられていた[1]。また、後世に地唄として伝承される曲も含まれていた[1]。正徳・享保頃刊行の『古今端歌大全』以降、伝承規範曲である組歌・長歌に対して、創作芸術曲の総称として端歌の言葉が用いられるようになった[1]。さらに、宝暦期には歌木検校によって詞章や楽曲面で大きな改革が行われた[1]。 江戸時代中期以降、三味線音楽における流行歌の総称として
石器時代のロックバンドなんていうのもあったかも!? これ人類史で最初の楽器なんです。なんと、創られたのは3万5000年も前! そんなに昔から楽器を使って音楽を奏でていたという事を示す証拠の一つとなり、皆を驚かせました。 ドイツの南部Ach Valleyで見つかったこの笛の素材は旧石器時代の巨大なハゲワシの骨で、長さは8.7インチ。そして5つの穴と、V字型に彫られた部分がありました。このV字部分は、楽器を吹く時に唇をつけるリードのような役割をはたしているのではないかと、この笛を発見したテュービンゲン大学の教授Nicholas Conard教授は推測しているようです。 研究によると、現在のフルートと同じぐらいの音域を表現できたのではないかと考えられています。また、Conard教授によると音楽を持つ社会と持たない社会で、生存競争に大きな差が出来たのではないか?と推測しているようです。 上部旧石器
Acadamia reservata ● 西洋音楽史 ………「ロマン派の音楽」、 「20世紀の音楽」、 「古代ギリシアより」、 「中世、キリスト教音楽」、 「ルネサンスの音楽」、 「バロック音楽」、 「古典派の音楽」。 ● 音楽家と楽曲 ………作曲家生涯略歴や楽曲紹介、楽曲分析(解析・アナリーゼ)など。 ● ルートヴィヒ・ヴァン・ベートーヴェン ………ベートーヴェンの生涯と作曲、楽曲分析(解析・アナリーゼ)など。 ● 音楽理論以前 ………つまり到底音楽理論じゃないのさ ● ピアノ即興演奏練習所 ………ベタ打ち放ったらかしMIDIやら、ピアノ即興演奏の練習所 リンク ●クラシック・データ資料館 …………作曲家とその作品などが収められたデータベース。 ●アカデミア・ミュージック …………輸入楽譜・音楽書の専門店 ●ヨーロッパの歴史風景 …………歴史に関連して。 ●目で見る世界史(世界遺産と歴史
【音楽の政治学】ヒトラーの偽善 「劣等」と呼んだ人種のレコードを隠し持つ (1/2ページ) 2009.3.14 13:00 アーリア人種の優越性を主張し、それ以外を劣等人種と決めつけたヒトラー。ユダヤ人を大量虐殺し、ロシア人をも憎悪したこの独裁者が生前、ユダヤ人やロシア人の音楽家のレコード多数を帝国総統府内に隠し持っていたことが最近、判明した。 このレコードの存在を世に知らしめたのは、第二次大戦後のベルリンに、ソ連軍将校として赴いたレフ・ベジメンスキー氏の娘、アレクサンドラさんだ。 アレクサンドラさんと、レコードの出合いは偶然だった。1991年、モスクワ郊外の家の屋根裏で、バドミントンの道具を探していたとき、ある木箱を見つけた。箱には「帝国総統府」と書かれ、驚いて階下に戻ると、父親は「あの日」のことを語り始めた。 ヒトラーが自殺した後の45年5月、ベジメンスキー氏が総統府に入ると、特殊な
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