クロネコよ、お前もか――。食材の虚偽表示問題が騒がれるなか、ヤマトホールディングス(HD)傘下のヤマト運輸で「クール宅急便」のずさんな管理が発覚した。宅配便市場を切りひらき、「クロネコのマーク」で親しまれてきた優等生企業はなぜ、失態を招いたのか。宅配便サービスの首位を独走する裏で、クロネコは豊作貧乏のジレンマに悩んでいた。「カニが容器の中で泳いでいるんですけど」日本海沿いのカニの名産地。その
ヤマト運輸(東京)の愛知主管支店(愛知県長久手市)が契約している協力会社のドライバーが客から預かった宅配便75個とメール便約50通を、富山から新潟に向かう業務中に海に捨てていたことが2日、同社への取材で分かった。 ヤマト運輸によると、このドライバーは富山方面の配達を担当していた40代の男性。投棄したのは、富山方面の業務に向かった際、誤ってトラックに積んだ大阪方面行きの荷物という。愛知県内で集荷した。 ドライバーは8月15日深夜に富山方面行きの荷物と、誤って積んだ担当外の大阪方面行きの荷物を載せて、富山に向けて出発した。16日に誤って積んだことに気付き、同日深夜から17日未明にかけ、6カ所で日本海に捨てたという。 同社は荷主に謝罪しているが、一部のメール便の荷主が特定できておらず、ホームページ上で「心当たりがあればサービスセンターに連絡してほしい」と呼び掛けている。「他の局員に迷惑かけるのが
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