バブル崩壊後、日本の自動車業界には空前のRVブームがやってきました。トヨタ ランドクルーザーに三菱 パジェロ、日産 テラノやサファリなど、クロカン4駆が大流行。ワンボックスも、ハイエース ワゴンや三菱 デリカ、マツダ ボンゴなどがキャンピングカーのベースとして人気を集めました。 そんなRVブームを象徴するアイテムのひとつが「カンガルーバー」。RVブームはそのままSUVブームに移行しましたが、最近「カンガルーバー」を見なくなりました。 もともとはオーストラリア発祥の自動車用装備で、郊外の道路を走行中にカンガルーと接触する事故が多いことから生まれました。ブル(Bull)バーやグリルガード、ムースバンパー(カナダ)などの呼び名があります。 かわいいカンガルーをはねてしまうこともショックですが、カンガルーや鹿などの大型動物は当たりかたによってはコチラも大きなダメージを受けます。 市街地など、救援が