吉川洋『高度成長』 https://bookmeter.com/reviews/120643719 1950年代半ばは働き手の半数が農業を中心とした一次産業従事者だったのが、1970年代初頭には3分の2が会社員になっていた、と改めて言われると、高度経済成長による日本の社会構造の変化の大きさに驚く。1951年生まれのマクロ経済学者の著者にとって、幼少期~青年期にあたる高度成長期を、数値だけでなく実感のこもった生活の細部の描写や写真によって、どう変化していったかを描いている。 高度成長 (中公文庫 よ 46-1) 作者:吉川 洋中央公論新社Amazon 加藤寛監修『図解 日本の漆工』 https://bookmeter.com/reviews/120643783 漆芸品・漆器の多彩な技法を概観すると、このどんな素材にも接着力がよく、硬化後に削るなどの加工性があり、数百年が経過しても質を維持する