つながりたいと思っていても、旧友に連絡を取ることはためらうものだ。最新の研究では、どのような介入を行えば、私たちが古い友情をよみがえらせる気になるかを明らかにした。写真は、インドのジョードプルで撮影した、異なる世代のそれぞれの友情。(PHOTOGRAPH BY NEVEN GRUJIC, NAT GEO IMAGE COLLECTION) 音信不通になっていた旧友から連絡が来るのはうれしい驚きであり、友情が復活すれば満たされた気持ちになる。心理学者は長年、友人との交流の多さや友人の多様さがもつ利点を指摘してきた。しかし、カナダのサイモンフレーザー大学と英サセックス大学の心理学者たちが、2024年4月23日付けで学術誌「Communications Psychology」に発表した最新の研究によれば、私たちは多くの場合、旧友と再びつながることをためらうようだ。 この研究では全部で約2500人