お客様とつながることができれば、商品開発をアジャイル(機敏)に回すことができるようにもなる。これは今までのスーパーを通じた商品開発ではできなかったこと。なぜなら、スーパーを通じて買った人は特定できないし、新製品を最初に購入する方は一番の見込み客だが、そういう方に中途半端な状態で商品を提供すると、下手をすると二度と買ってもらえない。でもこれが、D2Cでつながりができると、プロトタイプのときに『面白いものをつくったんだけど1回試してくれませんか』というアプローチができるし、『フィードバックしていただけませんか』というお願いもできるようになる。 20代をエンジニアとして過ごした筆者は、「アジャイル開発」という言葉をよく周囲から聞きました。 プロジェクトマネージャーのキャリアが長い筆者は、ぶっちゃけ「アジャイル開発」に良い感情がありませんでした。身近にいた推進者曰く「計画は立てない」「見積もりは作