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私信に関するp_shirokumaのブックマーク (394)

  • 「反出生主義」に対する反論について / 森村進『正義とは何か』 - オベリスク備忘録

    曇。 ●反出生主義という人類滅亡のミーム - シロクマの屑籠 ●滅びていいならSDGsなんて要らないじゃない - 狐の王国 黄金頭さんの「反出生主義」に対する反論を読んだ。簡単にいうと、反出生主義は亡びの思想である、倫理的に受け入れられない、というものだが、これはまあなんというか、世間的に常識的な、健全な反論であって、反出生主義者にしてみれば、何をいまさらではあるまいか。わたしは反出生主義者ではまったくないが、彼ら彼女らの「気持ち」は、もっと個人的なそれである、といいたい。つまり、生きているのが苦しくてならない、こんなことなら、生まれてくることなど、ない方がよかったのではないか、というものだ。 そして、わたしにこれは、かなりよくわかるのである。でも、生きるのが苦しい(一切皆苦)なんてのは当たり前で、多くの人はそれでもふつうに(?)生きているし、わたしもそれは同じだ。わたしは、反出生主義は個

    「反出生主義」に対する反論について / 森村進『正義とは何か』 - オベリスク備忘録
    p_shirokuma
    p_shirokuma 2024/03/05
    確かに、反出生主義の支持者それぞれは個人的感慨から出発しているかもしれません。しかし思想というていの文化的ミームで流通しているので、賛否はさておき思想として取り扱い、考えなければならないとも思います
  • 何かを尊く思うこと −−熊代亨『「推し」で心はみたされる?』感想 - 残響の足りない部屋

    私は熊代亨氏(シロクマ氏)の文章を長く愛読していて、新刊が出たら無条件に読むことにしています。そんなわけなので新刊を読みました。 p-shirokuma.hatenadiary.com 昔の話をさせてください。私が年若い学生の頃の話です。このを読んで思い出しまして…。 私は当時、リアルタイムでCLAMP「カードキャプターさくら」という漫画を読んでいました。とくに中盤からの、さくらちゃんと小狼くんの恋物語にハマります。いわゆるカプ萌え観測です。純粋でかわいい少女とツンデレ美少年。このカプ妄想をしていると、現実での嫌な出来事が浄化されていくような感覚を覚えました。夜な夜な布団の中で甘美なイチャラブ妄想をしては、その分入眠が安らかになるという。 やがて「CCさくら」は、恋物語の成就という形で完結します。そこから私はさくらちゃんと小狼くんのアフターエピソードオリジナル妄想をさらに繰り広げます。ど

    何かを尊く思うこと −−熊代亨『「推し」で心はみたされる?』感想 - 残響の足りない部屋
    p_shirokuma
    p_shirokuma 2024/02/14
    拝見しました。「推し」をとおしてもたらされるものは色々ですね。現実や人生や社会とのつながり方もさまざまだ、と読んで思いました。正しい推し方、なんてものはひとつじゃない、とも。
  • 「配慮したら負け」という表現者のマッチョイズム - あままこのブログ

    orangestar.hatenadiary.jp 上記の記事では「新海誠好きの元彼」という同人誌を企画したが、その後批判を受けて企画を延期した三宅香帆氏 note.com への、批判とも愚痴ともつかないような文章が書かれているわけですが、 正直全く同意できませんでした。 なぜなら、小島氏の上記の記事には「表現とは自分が覚悟さえすればどんなに人を傷つけてもいいものであり、そこで他者に配慮なんかしたら負け」という、特権性に由来したマッチョイズムがあるように思えてならないからです・ 「新海誠好きの元彼」同人誌騒動への考え まず、僕が「新海誠好きの元彼」同人誌騒動についてどういう考えを持っているか述べると 「なるほど確かにその企画によって傷つく人がいることへの配慮が足りなかったかもしれない。でも、それを企画者はきちんと理解した上で、発行を延期したんでしょ。だったら、それでいいじゃん」 ということ

    「配慮したら負け」という表現者のマッチョイズム - あままこのブログ
    p_shirokuma
    p_shirokuma 2024/02/14
    私の知る限りでは、アジコさんはここに書かれている表現への配慮をいつもしていて、私の目から見ればし過ぎているんじゃないかと思うほどしていて、それでさあ……。
  • 『「推し」で心はみたされる?』についてのアジコさんへの手紙 - シロクマの屑籠

    orangestar2.hatenadiary.com アジコさんこんにちは。 このたびは『「推し」で心はみたされる?~21世紀の心理的充足のトレンド』をお読みいただき、ありがとうございました。 ブログの文章、拝見しました。 読み、アジコさんが慣れ親しんでいる「推し」や「推し活」のニュアンスと私が想定する「推し」や「推し活」のニュアンスの違いなど、色々なことがわかって大変面白かったです。そうした相違は私とアジコさんの間にある、人間や社会を見つめる視線の違い・価値観の違い・人生観の違いを反映しているものかもしれません。その違いを噛みしめながらも、共通する考えもあると感じました。 アジコさんのおっしゃる「ハレのものとしての推し」と「ケーキのようなものとしての推し」 アジコさんの「推し」のなかで重要で、それ自体、キー概念になっていて面白いと思ったのは「ハレのものとしての推し」と「ケーキのようなも

    『「推し」で心はみたされる?』についてのアジコさんへの手紙 - シロクマの屑籠
    p_shirokuma
    p_shirokuma 2024/02/12
    「ハレのものとしての推し」や「ケーキのような推し」だけでは日常の澱が除去しきれないってのは私も同感です。ほか、色々とお返事を書きました。日常にあったはずの「ケのものとしての推し」、取り戻したいですね。
  • 教養としての『ダンジョンズアンドドラゴンズ(D&D)』 - シロクマの屑籠

    はじめに ダンジョン飯 1巻 (HARTA COMIX) 作者:九井 諒子KADOKAWAAmazon アニメ『ダンジョン飯』が人気ですね。 ダンジョンで飯をうという非常識がグルメにもギャグにもなっていて、いちおうシリアスな話も進行していく『ダンジョン飯』。今日のお題は、そのインスパイア元っぽいRPG『ウィザードリィ』のさらにご先祖様の『ダンジョンズアンドドラゴンズ』(以下『D&D』と表記)です。 今、『D&D』の雰囲気をいちばん簡単・忠実に味わえる作品といえば『ダンジョンズ&ドラゴンズ/アウトローたちの誇り』でしょうか。 ダンジョンズ&ドラゴンズ/アウトローたちの誇り 4K Ultra HD+ブルーレイ[4K ULTRA HD + Blu-ray] クリス・パインAmazon 『アウトローたちの誇り』は、種族も性格も技能も違うキャラクターたちが喧嘩したり協力しながら旅を続ける物語ですが

    教養としての『ダンジョンズアンドドラゴンズ(D&D)』 - シロクマの屑籠
    p_shirokuma
    p_shirokuma 2024/02/09
    バルダーズゲート3! 十三騎兵防衛圏の次はこれをやります。/カプコンのD&Dは二作とも死ぬほどやったしどちらも傑作だけど、今はアクセスが悪すぎるので略。
  • おれは楽園追放仮説論者か〜『進化心理学入門』を読む〜 - 関内関外日記

    進化心理学入門 (心理学エレメンタルズ) 作者:ジョン・H. カートライト発売日: 2005/06/01メディア: 単行 「なんでリンゴは甘いのかしら?」 「果糖やショ糖が味蕾の受容細胞に反応を引き起こすからさ」 「あなたってつまらない男」 ……至近的説明 「なんでリンゴは甘いのかしら?」 「リンゴが必須栄養素であるミネラルやビタミンCを含んでいるからさ」 「すてき、抱いて!」 ……究極的説明、あるいは機能的説明。 至近的説明は、質的に、なぜヒトがそのように作られているのかという根的な疑問には答えない。究極的説明は、行動や心理的傾向の適応的意味や機能的意味を、そのメカニズムが私たちの祖先の生き残りにどのような利益を与えたかという点から明らかにする。進化心理学は、人間の行動について究極的な説明を試みる。 加藤忠史先生は躁うつ病のの中で、糖尿病とて人類が極寒を生き抜くために必要だったも

    おれは楽園追放仮説論者か〜『進化心理学入門』を読む〜 - 関内関外日記
    p_shirokuma
    p_shirokuma 2024/02/02
    なるほど。これは00年代の進化心理学的な本の記載としてよくある感じのものですね。00年代の知見では『人間はどこまで家畜か』は書けませんでした。よろしければ、読んでみてやってください。
  • 私にとって、オタクやキャラクター消費の話は社会の話なんです - シロクマの屑籠

    cider_kondoのブックマーク / 2024年1月23日 - はてなブックマーク シロクマ先生、今ホッテントリってる意地悪婆さん話もそうだけど、こういう業と社会の変化踏まえた考察の方が(よく書いてる迷走してるオタク論みたいなのより)圧倒的に面白いよな… こんにちは、はてなブックマークユーザーのcider_kondoさん。熊代です。先日のブログ記事に上掲コメントをくださりありがとうございました。これに関して、cider_kondoさん個人に返信したいと思います。 長く相互認識している人でなければ返信は難しい 少しだけ前置きを。 私は現在、ブログ側からはてなブックマークに返信するのは難しい、と感じています。00年代の頃は見知らぬはてなブックマークユーザーに返信するのも気軽で、ブロガーがそうしている様子をしばしば見かけたものです。しかしはてなブックマークを中心としたコミュニティが希薄化し

    私にとって、オタクやキャラクター消費の話は社会の話なんです - シロクマの屑籠
    p_shirokuma
    p_shirokuma 2024/01/25
    cider_kondoさんへ:いつもありがとうございます。今回、私なりに自分の至らぬ部分をかえりみるきっかけをいただきました。あと何年書けるのか自信はありませんが、それでも努めていきたいと思います。
  • シロクマ先生へのお礼(ベンゾジアゼピン系薬品について) - 関内関外日記

    記事には医薬品などに関する推奨されない内容を含みますので、あなたはあなたの主治医に相談して勝手に生きてください。 p-shirokuma.hatenadiary.com シロクマ先生、はじめまして黄金頭と申します。専門家からの丁寧で貴重な返信ありがとうございます。 と、言いますか、かねがね思っていたベンゾジアゼピン系薬物についての疑問(関連エントリーは適当に探してください)について、「シロクマ先生がなんか書いてくれないかな」と思っておりましたので、よくない言葉でいえば「しめしめ」というところであります。 なにせ、Wikipediaにも偏りがあることはありますし、顔も名前も知らない医師の書いたものについても、はたしてどうなのかわかりません。ただ、Wikipediaにはソースが要求されますので、「どうもベンゾジアゼピンはよくない、という方向に行っているのはたしかかな」という漠然としたもやも

    シロクマ先生へのお礼(ベンゾジアゼピン系薬品について) - 関内関外日記
    p_shirokuma
    p_shirokuma 2024/01/23
    たぶん黄金頭さんにおかれましては、主治医の先生と長い付き合いでらっしゃると思うので、私から追加で何かを言うのは。また、ガイドラインはガイドラインで、個別の症例は個別の症例、でもありますし。
  • 黄金頭さんへ(ベンゾジアゼピン系薬物についての返信) - シロクマの屑籠

    こんにちは、黄金頭さん。熊代です。 今日はいくらか精神科医っぽいスタンスで返信させていただけたら思います。 1月17日のbooks&appsの寄稿記事、興味深く拝読しました。 物心ついた頃から社交不安症に当てはまっていそうだったこと、それがベンゾジアゼピン系抗不安薬によって改善したこと等について、黄金頭さんらしい文体で綴られていると感じました。また、後半では最近のベンゾジアゼピン系薬剤への警鐘がいったい何なのか・実際には処方されているのではないか、といった疑問も綴られていました。以前にお書きになっていた「結局、ベンゾジアゼピンって長期的に飲んでいいの?」を念頭に置きながら、私の考えていることを返信してみます。 現代の学会や精神医学のガイドラインはベンゾジアゼピンの長期投与に否定的 はじめに、ベンゾジアゼピン系抗不安薬の使用について、標準的な治療ガイドラインが何を言っているか確認してみましょ

    黄金頭さんへ(ベンゾジアゼピン系薬物についての返信) - シロクマの屑籠
    p_shirokuma
    p_shirokuma 2024/01/22
    結局、ベンゾジアゼピン系薬物の長期内服ってどうなのか、という黄金頭さんのクエスチョンへの返答です。
  • 近況 - キリンが逆立ちしたピアス(ブログ版)

    パレスチナ・ガザ地区の虐殺のニュースが日々、ネットでも流れてきて、どうしようもない気持ちになりますが、長年、パレスチナの人々と繋がりながら物品販売を続けてきた「パレスチナオリーブ」で、6入りのオリーブオイルを買ったりしました。このたび、団体がテレビで取り上げられたそうです。 newsdig.tbs.co.jp ものすごく厳しい状況ですが、それでも共に暮らすことを目指して、現地の生産者さんたちがオリーブオイルの製作や刺繍作りに取り組んでいる様子が放送されました。11月18日には、アラブパレスチナとユダヤ系イスラエルのボランティアの人々が500人集まって、オリーブの収穫をしたそうです。オリーブオイルは以下のサイトから通販が可能です。 www.paleoli.org 前のブログ以降、バタバタしていてまた更新が途絶えていました。8月にクリタ水・環境科学研究賞をいただきました。東京のホテルで受賞講

    近況 - キリンが逆立ちしたピアス(ブログ版)
    p_shirokuma
    p_shirokuma 2023/12/26
    増田の文章を読みました。凄いですね。内容も文体もすっかり魅了されてしまいました。
  • 息を吐くようにブログを書いていたあの頃 - GoTheDistance

    インターネット老人会 Advent Calendar 2023」12日目の記事です。 adventar.org インターネットとの出会いは iBook G3と共に 自分のPCデビューは、1999年。当時仲の良かった友人で唯一ネットについて色々教えてくれたY山が、「だれもマカーがいねぇ」と呪詛を唱えるもんだから、何も考えずにMacを買った。これだ・・・懐かしい・・・! 最初のプロバイダーに選んだのは、AOLでした。マカーの友人が入ってた過疎ってる英会話サークルに自分も顔を出していて、プロバイダーを聞いたら「AOLがいいぞ、チャットで外人とお話できて面白いぞ」と聞いた。やってみた。タイピングが遅すぎて、helloしか打てんことに嫌気が差した。brbだけは覚えた。実際問題、何を聞いて良いかもわからんしうまいこと話せねぇわ!たまに夢に出てくる。 次の思い出は「ご近所さんをさがせ!」というサービス

    息を吐くようにブログを書いていたあの頃 - GoTheDistance
    p_shirokuma
    p_shirokuma 2023/12/15
    まだ書いてるよ! これからも書くよ!
  • もしも「ゲーム障害」が本当にあったら

    もしも「ゲーム脳」が当にあったら おれはゲーム、ビデオゲーム(以下、ゲームとします)に人生のかなり多くの時間を費やしてきた人間だ。そのことは前に書いた。 おれは平均的な人よりたくさんゲームに時間を費やした。いや、二十代、三十代とプレイする時間が減ってしまって、いまではほとんどやっていないので、「二十代になるまで」と言ったほうが正確だろう。 そんなおれが、自分のブログに「想像してみよう、もしもゲーム脳が当だったら」という記事を書いたことがある。 2008年のことだ。今から15年も前のことだ。ずいぶん前だ。 ん? ひょっとして、今の人たちは「ゲーム脳」という言葉を知らないかもしれない。そのあたりはWikipediaでも読んでほしい。 ようするに、ゲームをすると脳に異常が起きて、「キレる若者」などが生み出されているのだ、けしからん、という話である。『ゲーム脳の恐怖』というはたくさん売れた。

    もしも「ゲーム障害」が本当にあったら
    p_shirokuma
    p_shirokuma 2023/11/17
    なんか呼ばれた。でもこれ、自分の見解をちゃんと言えるかな? たぶん吉川先生(id:afcp)先生のほうが慣れてらっしゃるだろうけれども。ただ、本件に関連したことは遠からずなんらか形で世に問えるかなと思ってます。
  • 恩義と報恩の間で自分に何ができるのか - シロクマの屑籠

    年を取って、報恩、ということを考えるようになった。 報恩。恩に報いること。私には恩義のある人がたくさんいる。そのような人がたくさんいたこと、且つ、そのような人がたくさんいたと認識可能であることは幸福なことだ。このふたつの条件が揃っている人は必ずしも多いとは言えない。ゆえに、輪廻の輪のなかでそうであることが次にいつ訪れるか想像もつかない。 では自分は、恩義のあった人々に応えることができているだろうか。 恩義を返すといっても、世代差、教える側と教わる側の差、そういったものがある。だから恩義を返すといった時、いわゆる親孝行のようなかたちで直接的に恩義を返せる間柄は思うほど多くない。自分が研修医だった頃を思い出す。そのとき、教授や指導医をはじめ、多くの人から教えをいただきお世話になった。その範囲は自分の科だけではない。医師という職業だけに限ったものでもない。なかには、比較的短い期間だけお世話になり

    恩義と報恩の間で自分に何ができるのか - シロクマの屑籠
    p_shirokuma
    p_shirokuma 2023/11/06
    mazmotさんへ:私は浄土真宗のもとで育ちました。日本の大乗仏教はだいたい好きですが、色々巡った結果、結局最後の最後で阿弥陀様をあてにしている自分に気づいてしまいました。
  • 他人に、「なにものか」になるのでは? と思わせてきた人間の独白

    過去に生きる情けない人間の話です 昔話を書く。よかったころの話だ。「よかったことが少しでもあってよかったな」と、自慢のように受け取る人もいるだろう。 結局のところ単なる自虐か、という人もいるだろう。でも、一番多いのは「中年になっても子供時代の話しかできない、情けない人間だ」というものだろう。 おれだって、こんなことはだれかに聞かせたい話じゃない。結局、空虚に人生を終えるであろうつまらない人間のひとりごとだ。 さて、それはなにか。それは「おれは他人に『なにものかになれるのでは?』と思わせてきた人生だったな」ということだ。 なにも、大きなエピソードはない。自分の頭の中から消えない小さな記憶の粒を取り出して並べてみるだけだ。 なぜかプロになれそうにみえる子供 おれはちょっとなにかすると、「将来プロになれそうだな」と言われることが多かった。みんな言われているかもしれないが、みんながどうかしらない。

    他人に、「なにものか」になるのでは? と思わせてきた人間の独白
    p_shirokuma
    p_shirokuma 2023/10/12
    仕事の領域の黄金頭さんのことを存じ上げないので見当違いかもだけど、これまでのご自身の独白を読んできた限り、欠如しているのは「オペレーションの遂行」のようにみえたりします。なんか書くかも
  • どうして「好き」じゃ満足できなくて「推し」が必要なのだろう? - 頭の上にミカンをのせる

    たまたまシンクロニシティみたいな現象が起きて面白かったのでメモしておきます。 昨日なんとなくみてたらけんすうさんが「推し」に対するツイートをされてました。 ※けんすうさんは「推し」という言葉をあえて使っていなかったのが印象的でした。 推しに対する距離感についてのお話。 私は推しができちゃったら人生狂いそう(というか狂った)だから一定以上は好きにならないようにしてるけど、 推しがいる人はみんな楽しそうなので羨ましいと思う https://t.co/PTlSb4MxL4— よしき (@yoshiki_anime) 2023年6月14日 「応援している人のすべてを応援する / 一部の行動が納得いかないから嫌いになる」というのは、基的には「認知の偏りがでているかもしれない」と疑ってもいいかなあ、と。スプリッティングとか全か無か思考、といったりしますが、要は「黒か白かはっきりさせがちなこと」です。

    どうして「好き」じゃ満足できなくて「推し」が必要なのだろう? - 頭の上にミカンをのせる
    p_shirokuma
    p_shirokuma 2023/06/15
    「推し」という語彙はただの「好き」とは違いますよね。推してる対象と自分自身の「好き」以外を意識した側面が宿っている。あたかも第三者にも影響することを承知したうえでのリツイートのように。非セカイ系的だ
  • なぜ『はてなブログ』の人気エントリーはタイトルが『多重質問』になっている事が多いのか - オオカミの口の中を覗いてみる

    なぜ『はてなブログ』の人気エントリーはタイトルが『多重質問』になっている事が多いのか タイトルを多重質問にした方が人気エントリーになりやすく、アクセスがたくさん稼げるからというのが僕の仮説です まずはよしきさんのnoteを是非ご覧ください note.com 多重質問とは 具体的に言うと「なぜ〇〇は▲▲なのか」というタイトルなのに▲▲が間違っているもののこと。※よしきさんのnoteから引用 ja.wikipedia.org たとえば「あなたはまだを虐待しているのか?」といった質問がある。この質問に対しては「はい」と答えようが「いいえ」と答えようが、「あなた」にはがいて過去に虐待したことがあるということを認めたことになる。つまりこれらの事実が質問の「前提」とされたため、相手は多重質問の誤謬の罠にかけられ、一つの答えしかできない状況に追い込まれる。質問者は修辞的にこのような質問を行い、特に返

    なぜ『はてなブログ』の人気エントリーはタイトルが『多重質問』になっている事が多いのか - オオカミの口の中を覗いてみる
    p_shirokuma
    p_shirokuma 2023/05/08
    あまりこういうことは意識したことがなかったので、面白く拝見しました。
  • 最短で最小の労力で確実に最大の成果を得なければいけない時代に、求められていること。 - 犬だって言いたいことがあるのだ。

    前回「あそび」ということについて書いたら、ちょうどシロクマ先生(id:p-shirokuma)も「遊び」について書いておられた。 ところが社会の生産性が高まると同時に誰もがクオリティ高く、私たち自身に期待される商品価値も高まっていくにつれて、私たち自身ももっとストイックにならねばならず、もっと「遊び」に流されず、もっと業務に資する生活をしていくよう期待されるようになっている。もうスポーツ選手や動画配信者は"野良犬のヒーロー"ではない - シロクマの屑籠 いやあ、そう考えると今という時代はずいぶん息の詰まる時代である。 そういえば学生の頃、どうやったらコピーライターになれるのですかと広告会社のえらい人に聞いたら、あそびなさい、もっとたくさんあそびなさい、と言われたのを思い出した。 その時はその意味が全然わからなくて、いやいやそんなことをオレは聞いているんじゃない、どうすれば最短で最小の労力で

    最短で最小の労力で確実に最大の成果を得なければいけない時代に、求められていること。 - 犬だって言いたいことがあるのだ。
    p_shirokuma
    p_shirokuma 2023/03/12
    ここでいう「遊び」って、ディープラーニングだったと思うんです。だから「遊び」を推奨するとはディープラーニングを推奨することでもあった。そうして見地を深めてアウトプットをも磨いていく。ところで昨今は……
  • 兼業ライターの苦しみと喜びについて語る - 基本読書

    「これから何が起こるのか」を知るための教養 SF超入門 作者:冬木 糸一ダイヤモンド社Amazon明日3月1日に『「これから何が起こるのか」を知るための教養 SF超入門』という僕の初の単著が出るのだけど、これをPRするために(すでに書いた内容紹介文とはべつに)何か書きたいなということで兼業ライターの苦しみと喜びについて書いてみよう。初の単著、書くのは楽しい経験だったが、業を別に持つ人間として、時間的制約など大変な面も多かった。そのあたりは話としておもしろいのではないか。 huyukiitoichi.hatenadiary.jp 最初に個人的な情報を明かしておくと、僕は都内のWeb系企業でプログラマとして働く30代の男性である。プログラマは23歳の新卒の時からずっとそうで、時によって正社員だったりフリーランスだったりと転身を繰り広げ、休止期間も時にはさみながらブログや原稿を書いてきた。転職

    兼業ライターの苦しみと喜びについて語る - 基本読書
    p_shirokuma
    p_shirokuma 2023/03/01
    買って読みますね。
  • 「ゲームの歴史」の著者にしてかつて「もしドラ」で一斉を風靡したハックルさんこと岩崎夏海さんについての思い出を語る - 頭の上にミカンをのせる

    ハックルさんこと岩崎夏海さんについて自分が知ってることをちょこっと語ってみようかなと。 岩崎夏海さんとは 岩崎書店創業者のお孫さんです。建築家の父を持ち、東京藝術大学の建築科に進学。 ここまでは親の七光りみたいな人生に見えますがとんでもない。ハックルさんはめちゃくちゃ独立志向の高い人間でした。 大学卒業した後は家業から離れて放送作家をやったりAKBのアシスタントプロデューサーをつとめたりゲームソフトの開発を手掛けるものの退社。放送作家以外はどの仕事も2年ちょっとくらいしか続いてないので会社勤めが苦手なのかもしれません。無職になっていた期間はひたすらFF11をプレイしていたらしく、FF11を最速でクリアしたことで有名な伝説のプレイヤーである暇空茜さんとぜひ対談してほしいですね。 はてなダイアリーで記事を書き始めますがあまりの自意識モンスターぶりにシロクマ先生が「はく製にして展示しよう」と物騒

    「ゲームの歴史」の著者にしてかつて「もしドラ」で一斉を風靡したハックルさんこと岩崎夏海さんについての思い出を語る - 頭の上にミカンをのせる
    p_shirokuma
    p_shirokuma 2023/02/13
    私のハックルさん評は2012年8月のオフ会で大きく変わったことを申し添えておきます(コメント欄反映していただきました。ありがとうございます!)。 https://p-shirokuma.hatenadiary.com/entry/20120814/p1
  • 「今年は小説を書く」と宣言したのに、一文字も書けませんでした。

    書くということ おれは2022年の1月1日に、自分のブログで「今年は小説を書く」と宣言した。何人かの読者から期待されもした。おれはやる気だった。 しかし、2022年、おれは小説を書くことができなかった。書こうとすらしなかった。一文字も書けなかった。まったく。 ……などと書くおれはなんなのか。なんだろうな。ネットの片隅にいる日記書きだ。 それなりに長く書いてきた。書くことは好きだ。ずっと好きだった。 おれは日語を書くことが得意だと思って生きてきた。身の程に合わない大学に入れたのも、小論文一で勝ち取ったものだと思っている。だからフランス語の活用が覚えられなくて中退することになったけど。 でも、たとえば、そこらへんを歩いている人を十人くらい集めたら、そのなかで二番目くらいにものを書くのはうまいという自負もある。 もっとも、百人集めたら二十番目、千人集めたら二百番目ということになるのだが。あ、

    「今年は小説を書く」と宣言したのに、一文字も書けませんでした。
    p_shirokuma
    p_shirokuma 2022/12/27
    黄金頭さんには、本当にわざわざ小説で書かなければならないことが、そもそもあったのでしょうか。既存の様式で書けてしまうものなら、小説という様式に変えなければならない必然性は乏しいではないですか。