クリエイターの創作活動を支えるファンコミュニティ「pixivFANBOX」
経済産業研究所は4月8日、「漫画制作における生成AI活用の現状:2024春」という資料を無料公開した。2人組漫画家「うめ」のシナリオ・演出担当の小沢高広さんが作成したもので、3月に開催した講演で使用したもの。商業漫画において、生成AIを活用しているという小沢さんの知見を全103ページの資料で紹介している。 資料ではまず、うめさん自身の作業環境を例に挙げ「生成AIは新たなツールの1つとして作家を支援することができるが、ネームに関しては、当面の間はほぼ役に立てないと思う」と述べている。AIがもっともらしいウソをつく現象「ハルシネーション」を理由に「事実の検索には不向きだが、エンターテインメントとしての創作には適性があるのではないか」と説明している。 生成AIが具体的に漫画制作で貢献できることの例として、おじさん構文を作るなど「苦手なものを代わりにお願いする」や、アイデアを引き出すツールとして「
AIイラストが理解る!StableDiffusion超入門【2024年最新版】A1111、Forge対応 こんにちは、2022年10月からAIイラストの技術解説記事を連載してます、賢木イオです。この記事は、これまでFANBOXで検証してきた120本(約70万文字)を超える記事をもとに、2024年春現在、画像生成を今から最短距離で学ぶための必要情報をまとめたメインコンテンツです。 これから画像生成を学びたい初心者の方や、手描きイラストにAI技術を取り入れてみたい方が最初に読む記事として、必要知識が網羅的に備わるよう解説しています。素敵なイラストを思い通りに生成するために覚えるべきことを紹介しつつ、つまずきやすいポイントや参照すべき過去記事、やってはいけないことなどを紹介していますので、最初にこの記事から読んでいただくとスムーズに理解できるはずです。 解説役は更木ミナちゃんです。よろしくお願い
Stable Diffusion Forgeを表示した様子。基本的な操作は既存のStable Diffusion WebUI AUTOMATIC1111とほぼ同じ 画像生成AI「Stable Diffusion」用の新しいユーザーインターフェース「Forge」が2月6日に登場しました。開発したのは、これまで「Controlnet」や「Fooocus」などStable Diffusion関連の様々な重要技術を開発してきたillyasviel(イリヤスベル)さん。何よりインパクトが大きいのは、グラフィックボードのVRAM容量が小さい安価なPCでも最新版のStable Diffusion XL(SDXL)が動かせることです。 RTX 40シリーズが求められたSDXL SDXLは、2023年8月にStablity AIが発表した画像生成AI。高画質な出力ができる一方、コミュニティーサイトで話題にな
絵がド下手でもAIが上手に描いてくれる神サービス『AIキャンバス』スタート! リアルタイム画像生成Akuma.ai リアルタイム画像生成で知られている『Akuma.ai』が、あまりにも未来的かつ革命的なサービスをスタートして注目を集めている。それは『AIキャンバス』で、たとえ絵が下手な人が絵を描いても、AIが上手に描いてくれる(描き直してくれる!?)のである! 良い感じに仕上がった! これまさに革命的なサービス『AIキャンバス』 文字である程度の状況の説明を記入しつつ、画面上のキャンバスに絵を描くと、それを上手に描いてくれるのである。筆者も実際に試してみたが、まだまだ慣れていないものの、なんとなく良い感じに仕上がった! これまさに革命的なサービスである。 【正式リリース】リアルタイムで画像生成ができる「AIキャンバス」。本日より誰でも無料で使えます pic.twitter.com/JyEG
人気連載『生成AIウィークリー』で取り上げている注目論文を見ると、そこに中国IT企業の名前が頻繁に登場します。 EC大手のアリババ(Alibaba)、ゲーム大手のテンセント(Tencent)、TikTokの運営元であるBytedanceなどが常に顔を出しており、画像・音声・アニメーションと、生成AIのあらゆる分野で中国に勢いがあることがわかります。 そんな中、テンセントがなかなか衝撃的な技術を発表しました。「PhotoMaker」という画像生成AIです。これでなければできない、というものではないのですが、「ファインチューニングの事前作成不要」「元画像が少なくても良い」のに、人物のアイデンティティを維持した画像を生成できるというメリットがあります。 これまでは既存の画像AIモデルに多数の写真を読み込ませて本人性を学習させたものから新たなAIモデルやその簡易版であるLoRAモデルを作ってきまし
Stability AIが画像生成AI「Stable Diffusion」を公開したのは2022年8月のこと。すさまじい勢いで発展してきた画像生成AIの1年を振り返ってみようと思います。 初めに見てもらいたいのは「これが無料でいいのか!? “爆速生成AI”がペイントソフトに革命を起こした」で紹介した、KritaとGenerative AI for Kritaを組み合わせて作成した設定資料的な画像です。 キャラクターの3面図のサンプル。Vroidで簡単な3Dで当たり(左)として、右の画像を作成する。それを元に、プロンプトや画像に描き込んだりして、最終画像を作成していく。2枚目には前面図の頭部のカチューシャや、胸部分のフリルがなかったりするが、そこに色を加筆して、プロンプトで指示すると、最終画像にそれが追加されるのをリアルタイムに確認しながら修正できる(筆者作成) Stable Diffusi
対話型AIのChatGPTに完全統合された画像生成AI「DALL-E 3」をテストしているユーザーが、ChatGPTとDALL-E 3の間でやりとりされていると思しき内部プロンプトを発見しました。このプロンプトには「Please」という単語や大文字で書かれた文章が見つかったため、「AIに何か指示するときには大文字や丁寧語が有効なのでは?」とのうわさが立ち始めています。 Thanks to AI, the future of programming may involve YELLING IN ALL CAPS | Ars Technica https://arstechnica.com/information-technology/2023/10/thanks-to-ai-the-future-of-programming-may-involve-yelling-in-all-caps/
10月1日頃、OpenAIの新しい画像生成AI「DALL·E 3(ダリ3)」が徐々に使えるようになり、その性能の高さから話題になっています。まずサプライズで使えるようになったのがマイクロソフトのBingチャット。日本語で「猫の画像を作ってください」などと入れるだけでかわいい猫の画像が出てくると。これが無料で使えるのは衝撃的です。マイクロソフトが巨大資本で他の会社をつぶしに来たなという感じですね。どう考えても、今のところはサーバーコストが果てしなくかかる赤字サービスなのは間違いないので……。 「ラーメンを食べる女の子」が描ける! なにより衝撃的だったのは、「アニメ風の少女と猫が遊んでいる姿を作ってください」というリクエストに対し、一発で完璧な正解を出してきたことです。Stable Diffusionだと苦手とされていた指も適切に描写されています。もうひとつの着目点はオブジェクト間の関係性です
半年ほど前までであればGoogle Colabと言うクラウドGPU環境が使え、無料でサクッと動かせたのだが、それが災いし、多くの人が生成AI画像目的で利用したため、リソースが足らなくなり、後述するAUTOMATIC1111は無料枠で使用禁止になってしまった。 AUTOMATIC1111をインストールして使ってみる画像生成AIは各社が提供しており、扱うためのサービスやアプリもいろいろあるが、デファクトスタンダードはStable Diffusionを利用するためのフロントエンドにあたる AUTOMATIC1111だろう。現在は、次世代Stable Diffusion (SDXL)に対応したv1.6.0が公開されている。 ここではOSがWindows 11で、先に提示したNVIDIAのGPUが装着済の前提で解説する。少し前まではPythonやGitを入れたり、いろいろ面倒だったが、現在はbatフ
筆者も話題になった直後から試そうとしていたのですが、自分ではうまくいかず悶々としていたところ、Memeplexでできるようになったので、そのインプレッションをお届けします。 AnimateDiffの基本的な動作は、静止画を作成できるAI作画モデルを使って、一貫性のある短いアニメーションGIFを生成するというもの。Stable Diffusion 1.5、2.0といった標準的なものだけでなく、その上にカスタム学習(ファインチューニング)したモデルにも対応できるというのが特徴です。同様の技術としては「Tune-A-Video」があったのですが、一貫性が乏しかったために使いどころがなかなか難しいものでした。 筆者は現在、MemeplexとStable Diffusion WebUI上に、妻の写真を学習させたAIモデル(Checkpoint)を作成して使っていて「異世界とりちゃん」という名の下に日
「AIグラビア・AI美女を簡単に生成したい」 「量産型であるAI顔の画像は作りたくない」 「BRAV5をよく使っている」 このような場合には、BRAV6がオススメです。 この記事ではBRAV6について解説しています。 本記事の内容 BRAV6とは?BRAV6の利用方法BRAV6の動作確認 それでは、上記に沿って解説していきます。 BRAV6とは? BRAV6が、2023年7月7日にリリースされました。 BRAV6とは、BRAのバージョン6(V6)です。 BRAは、Beautiful Realistic Asiansの略称になります。 BRAV6を使うと、次のような美女(AI美女)の画像を簡単に生成できます。 サンプルは、モデル開発者のTwitterから確認できます。 https://twitter.com/PleaseBanKai このBRAシリーズは、今ではかなり有名なモデルになっていま
リリース、障害情報などのサービスのお知らせ
最新の人気エントリーの配信
処理を実行中です
j次のブックマーク
k前のブックマーク
lあとで読む
eコメント一覧を開く
oページを開く