秋田県鹿角市の山林で18日に倒れていた男性の遺体を搬送しようとしていた警察官2人がクマに襲われたことから搬送は中断していて、警察や市などは20日午後、会議を開き、遺体を安全に運び出す方法や日程を検討することにしています。 鹿角市十和田大湯の山林では18日、男性が遺体で見つかり、運び出そうとしていた警察官2人がクマに襲われ、頭や腕などに大けがをしました。 警察や鹿角市などによりますと、現場の山林にはクマがいるおそれがあり、車では十分に近づけないため、安全の確保が難しいとして、今も遺体の搬送を再開するめどが立っていません。 警察や市などは20日午後に会議を開き、安全に運び出す方法や日程について検討することにしています。 クマによる被害を受けて、鹿角市などは現場の山林を含むエリアを入山禁止にして、現場につながる道路の入り口では20日も警察がパトカーを置いて入山する人がいないか警戒にあたっていて、