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ナショナリズムの検索結果1 - 40 件 / 150件

  • ロシア・ウクライナ戦争とナショナリズム | 東京大学

    ロシアのプーチン政権をロシア・ウクライナ戦争へ駆り立てたナショナリズムの思想はどのようなものなのでしょうか。長引くロシア・ウクライナ戦争の思想的背景について、近代ロシア文学・思想を専門とする、総合文化研究科の乗松亨平教授に聞きました。 イリヤ・レーピン〈トルコのスルタンに手紙を書くザポリッジャ・コサック〉(1880-91) ©Ilya Repin プーチン政権の帝国的ナショナリズムとロシア民族主義 ―― 今回の戦争をどのようにご覧になっていますか? 従来、プーチン大統領は現実判断に基づいてプラグマティックな行動をとる冷静な政治家であると一般的に評価されていましたが、2014年のウクライナ危機以降、今回の戦争に至るまでを見ると、その評価を変えざるをえません。プーチンのこうした変化の一因として、ロシア・ナショナリズムの思想が注目されています。 プーチンは、9月30日にウクライナ4州の併合を宣言

      ロシア・ウクライナ戦争とナショナリズム | 東京大学
    • 新海誠監督『すずめの戸締まり』レビュー:「平成流」を戯画化する、あるいは〈怪異〉と犠牲のナショナリズム(評:茂木謙之介)

      新海誠監督の最新作『君の名は。』(2016)、『天気の子』(2019)に続く、新海誠の監督映画『すずめの戸締まり』(以下映画『すずめ』)は、前2作に続き、災害によって切断された日常を補綴する若年の男女の物語を描いた、観客の期待の地平をいっさい裏切らないエンタメ大作である。 九州・宮崎在住の高校生・岩戸鈴芽が登校中に出会った東京の大学生・宗像草太は、代々「閉じ師」と呼ばれる職能を司る家の末裔であった。閉じ師は、全国の廃墟に存する「後ろ戸」と呼ばれる扉を、儀礼を用いて閉じるという「家業」を受け継ぐ。後ろ戸は「すべての時間が同時にある場所」にして「死者の赴く場所」である「常世」と繋がっており、開くと中から「善くないもの」が出てきてしまうという。その後ろ戸を偶然開いてしまった鈴芽は、そこに配置されていた「要石」を引き抜いてしまい、大地震を引き起こす「みみず」と呼ばれる存在をこの世に出してしまう。草

        新海誠監督『すずめの戸締まり』レビュー:「平成流」を戯画化する、あるいは〈怪異〉と犠牲のナショナリズム(評:茂木謙之介)
      • Hiroshi Odagiri on Twitter: "なお、この「マンガ・アニメは日本独自の文化」という考え方がクールジャパン的なナショナリズムに結びつき、それが海外マンガの無視、蔑視につながるというアイディアは2019年の第12回海外マンガ交流部会での椎名ゆかりさんの発表「ストーリ… https://t.co/95NjrVqYRX"

        なお、この「マンガ・アニメは日本独自の文化」という考え方がクールジャパン的なナショナリズムに結びつき、それが海外マンガの無視、蔑視につながるというアイディアは2019年の第12回海外マンガ交流部会での椎名ゆかりさんの発表「ストーリ… https://t.co/95NjrVqYRX

          Hiroshi Odagiri on Twitter: "なお、この「マンガ・アニメは日本独自の文化」という考え方がクールジャパン的なナショナリズムに結びつき、それが海外マンガの無視、蔑視につながるというアイディアは2019年の第12回海外マンガ交流部会での椎名ゆかりさんの発表「ストーリ… https://t.co/95NjrVqYRX"
        • 里山ナショナリズムの源流を追う 21世紀環境立国戦略特別部会資料から|GFB

          更新情報 ・誤字、表記ゆれの修正と、IGESに関する追記を行いました。(2019年12月31日) ・矢原徹一さんのブログ記事での指摘を受け、総合地球環境学研究所のプロジェクト「日本列島における人間ー自然相互関係の歴史的・文化的検討」に関する内容を修正しました。(2020年1月1日) ・矢原徹一さんが『環境史とは何か(シリーズ日本列島の三万五千年史ー人と自然の環境史1)』中の「第5節 西欧的自然観と日本的自然観の違いとその意義」を公開してくださいましたので以下のリンクを追記します。是非ご一読ください。(2020年1月2日) 西欧的自然観と日本的自然観 - 空飛ぶ教授のエコロジー日記  (Y日記)(研究業務用) https://yahara.hatenadiary.org/entry/2020/01/02/210245 本稿の内容は私の独自調査と考察に基づき構成されています。登場する人物につい

            里山ナショナリズムの源流を追う 21世紀環境立国戦略特別部会資料から|GFB
          • 雁琳(がんりん) on Twitter: "一言で言えば、「弱者男性は明らかな社会的弱者なのに現代の様にマイノリティのアイデンティティ・ポリティックスが強化されればされる程「敵」として扱われるので、社会的属性として自己救済するためには「ナショナリズム」「男性中心主義」などの… https://t.co/ogd9SyGNlr"

            一言で言えば、「弱者男性は明らかな社会的弱者なのに現代の様にマイノリティのアイデンティティ・ポリティックスが強化されればされる程「敵」として扱われるので、社会的属性として自己救済するためには「ナショナリズム」「男性中心主義」などの… https://t.co/ogd9SyGNlr

              雁琳(がんりん) on Twitter: "一言で言えば、「弱者男性は明らかな社会的弱者なのに現代の様にマイノリティのアイデンティティ・ポリティックスが強化されればされる程「敵」として扱われるので、社会的属性として自己救済するためには「ナショナリズム」「男性中心主義」などの… https://t.co/ogd9SyGNlr"
            • ジョセフ・ヒース「アイデンティティ・ポリティクスはナショナリズムに似ている」(2023年11月26日)

              年をとるにつれ、周りの人が覚えていないことを思い出せる機会が増えていく。私がアイデンティティ・ポリティクスを巡る昨今の議論を真面目に受け取る気になれない理由の1つはこれである。私は既に同じことを経験してしまっているのだ。この映画は前に見たことがあるし、結末だって知ってる。 言い換えれば、私は1990年代のことを生き生きと思い出せるのだ。実際、私は90年代からこの仕事に就いているが、全く同じ考えについて(提示の仕方まで全く同じであることも多い)、人々がどれほどの熱量で議論していたかを覚えている。マキシム誌のような90年代後半の文化製品を取り上げて、「なんてこった、こいつらはセクシストだったんだ」と言ったり、「となりのサインフェルド」 [1]訳注:アメリカの国民的なコメディドラマ。 のジョークの一部には「問題がある」と不満を述べたりする若者を見るのは、愉快であるとともにゾッとする経験だ。若者は

                ジョセフ・ヒース「アイデンティティ・ポリティクスはナショナリズムに似ている」(2023年11月26日)
              • 旭日旗問題に見る韓国ナショナリズムの新側面

                • 「バービー問題」に潜む原爆ポップカルチャーと被爆国ナショナリズム:朝日新聞デジタル

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                    「バービー問題」に潜む原爆ポップカルチャーと被爆国ナショナリズム:朝日新聞デジタル
                  • 米FOXニュース「韓国の旭日旗に対する怒りは2011年から拡がり、反日ナショナリズムに火を点けるためのものとしてきた」と指摘……どうやら欧米マスコミもキ・ソンヨンの虚言を理解してきた模様

                    South Korea demands Olympic officials ban Japan's 'Rising Sun' flag at 2020 games(FOXニュース・英語) FOXニュースが韓国政府がIOCに対して「旭日旗の禁止を」と訴えたこと、および東京オリンピック大会組織委員会が旭日旗を禁止しないこと等を伝えています。 「韓国は『アジアの国々にとってナチのハーケンクロイツと同じだ』と訴えている」という記述はありますが、どちらにウエイトをかけるということもなく、そこそこニュートラルな感じですかね。 こうした事柄を韓国が東京オリンピックに向かって出している理由を、日韓関係の悪化の結果であるということも語られています。 少なくともニューヨークタイムズのように煽っていません。 最後にこんな文章がありまして── 「旭日旗使用に対する韓国の怒りは2011年に増えはじめ、反日ナショナリ

                      米FOXニュース「韓国の旭日旗に対する怒りは2011年から拡がり、反日ナショナリズムに火を点けるためのものとしてきた」と指摘……どうやら欧米マスコミもキ・ソンヨンの虚言を理解してきた模様
                    • 「ナショナリズムの旗振った安倍氏を、元自衛官がなぜ」 青木理さん | 毎日新聞

                      菅政権についてインタビューに答えるジャーナリストの青木理さん=東京都千代田区の毎日新聞東京本社で2021年1月14日、手塚耕一郎撮影 安倍晋三元首相が銃撃され亡くなった事件をどう受け止めるか。識者らに聞いた。 ジャーナリストの青木理さんの話 戦後最長の政権を成し遂げ、現在も政界に大きな影響力を持つ安倍晋三元首相が元自衛官に撃たれたのは衝撃的で、日本政治史に特筆される重大事件です。人の命を、しかも民主的手続きを経て選ばれた元総理、政治家の命を暴力によって奪うのは、元首相の政治思想や政治姿勢への評価とはもちろん関係なく、断じて許すべきではありません。 あらゆる事件やテロには社会的、政治的背景があります。日本はこの数十年、経済は長期低迷から脱せず、格差や貧困が広がり、将来への展望を描けない焦燥感を抱えた時代でした。政治がこれに十分対処したとは到底言えず、多くの人びとが政治に失望し、諦めのような感

                        「ナショナリズムの旗振った安倍氏を、元自衛官がなぜ」 青木理さん | 毎日新聞
                      • 「鬼滅の刃」で考えるナショナリズム 煉獄杏寿郎の教え:朝日新聞デジタル

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                          「鬼滅の刃」で考えるナショナリズム 煉獄杏寿郎の教え:朝日新聞デジタル
                        • ナショナリズムを刺激する「軍艦島」の、世界遺産としての説明責任は重い

                          世界から見れば「軍艦島」は日本の世界遺産の中でもそれほど重要な位置付けではないが、日本人にとっては特別な意味を持つ ziggy_mars-iStock. <明治日本の産業革命遺産が輝かしく見えるのは、日本の「国民史」においてそう位置付けられているからだ。「世界遺産」なら、「国民史」の枠組みを離れて韓国やさらにはそれ以外の国の人々にも通じる説明が必要だ> 去る6月15日、東京都内にて「産業遺産情報センター」の公開が再開された。3月31日に開館した同館であるが、同日の開所式直後から新型コロナウイルスの蔓延により臨時休館を余儀なくされていたから、この日が事実上の開館だったという事になる。 その名称からも明らかな様にこのセンターは、2015年に正式登録されたユネスコの世界遺産「明治日本の産業革命遺産:製鉄・製鋼、造船、石炭産業」に関わる内容を展示するものであり、同センターはその為の研究機能をも併せ

                            ナショナリズムを刺激する「軍艦島」の、世界遺産としての説明責任は重い
                          • 「愛国心やナショナリズムは危険だ」という大誤解

                            コンテンツブロックが有効であることを検知しました。 このサイトを利用するには、コンテンツブロック機能(広告ブロック機能を持つ拡張機能等)を無効にしてページを再読み込みしてください。 ✕

                              「愛国心やナショナリズムは危険だ」という大誤解
                            • 万引き家族、あなたが壊した 待ち構えるナショナリズム:朝日新聞デジタル

                              ","naka5":"<!-- BFF501 PC記事下(中⑤企画)パーツ=1541 -->","naka6":"<!-- BFF486 PC記事下(中⑥デジ編)パーツ=8826 --><!-- /news/esi/ichikiji/c6/default.htm -->","naka6Sp":"<!-- BFF3053 SP記事下(中⑥デジ編)パーツ=8826 -->","adcreative72":"<!-- BFF920 広告枠)ADCREATIVE-72 こんな特集も -->\n<!-- Ad BGN -->\n<!-- dfptag PC誘導枠5行 ★ここから -->\n<div class=\"p_infeed_list_wrapper\" id=\"p_infeed_list1\">\n <div class=\"p_infeed_list\">\n <div class=\"

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                              • 稲垣吾郎MC のNHK番組が日本の五輪ナショナリズムやヘイト、排外主義を批判! 稲垣は「ネット右翼」にも言及 - 本と雑誌のニュースサイト/リテラ

                                稲垣吾郎MC のNHK番組が日本の五輪ナショナリズムやヘイト、排外主義を批判! 稲垣は「ネット右翼」にも言及 オリンピック推しを前面に出した『NHK紅白歌合戦』に続き、年が明けてメディアではいよいよオリンピック盛り上げムードが一層高まるなか、そうした雰囲気に一石を投じるような異色の番組が放送された。 NHK Eテレで元旦に放送された番組『100分deナショナリズム』だ。人気番組『100分de名著』のスペシャル番組で、稲垣吾郎と安部みちこアナウンサーがMCを務め、社会学者の大澤真幸氏、作家の島田雅彦氏、政治学者の中島岳志氏、漫画家のヤマザキマリ氏をスタジオに迎え、名著から「ナショナリズム」の本質を探るという内容だった。 ナショナリズムについて特集するということ自体は、ほかのテレビ番組でも珍しくはない。ただ多くの場合、アメリカにおけるトランプ大統領の登場や、ヨーロッパにおける極右勢力の台頭など

                                  稲垣吾郎MC のNHK番組が日本の五輪ナショナリズムやヘイト、排外主義を批判! 稲垣は「ネット右翼」にも言及 - 本と雑誌のニュースサイト/リテラ
                                • プーチンが覚醒させた世界各国のナショナリズム

                                  しかし、この戦争にはもっと論じなければならない問題がたくさんあると思います。そこで、この座談会ではもう少し違う切り口から議論できればと思っています。 まずは古川さんから、この戦争をどのように捉えているかお話しいただけますか。古川さんは北海道の大学で働いていますから、私たちの中でいちばんロシアの脅威を感じていると思います。 古川:いや、ほんとに(笑)。北海道から本州へは陸路で逃げられませんからね。攻められたら死ぬしかありません。 それはともかく、私もウクライナ関連の報道に関しては中野さんと同じ印象を持っています。とにかく「ロシアはひどい」「ウクライナはかわいそうだ」といった感傷的な報道ばかりで困ったものだなと。 別の機会にもお話ししたことですが、私はこの戦争で日本人が問われていることの1つは、ナショナリズムとどう向き合うか、ということだと思います。 戦後の日本では、「ナショナリズムは戦争につ

                                    プーチンが覚醒させた世界各国のナショナリズム
                                  • ユヴァル・ノア・ハラリ「ナショナリズムは外国人を憎むことではない。だから、グローバルな協働と両立可能」 | 『漫画 サピエンス全史』刊行記念インタビュー

                                    絵にすることで細部が明確に ──今回、『サピエンス全史』をドキュメンタリーやテレビ番組ではなく、漫画にしようと思ったのはなぜですか? ユヴァル・ノア・ハラリ:いつかテレビ番組を作れればいいですね。しかし、漫画にしたのは、人文科学の本や記事をあまり読まない人たちにも読んでもらいたかったからです。科学や歴史を視覚的に語る方法を、脚本を書いたダヴィド・ファンデルミューレン、漫画を担当したダニエル・カサナヴェと一緒に考えましたが、とても楽しかったです。 アカデミックな習慣を打破する必要がありました。たとえば、ある章は推理小説の形をとって、何が地球上の巨大哺乳類の大部分を殺したのか、謎解きにしました。その答えは、『サピエンス全史』の中の、およそ50000年前に最初の人類がオーストラリアに到達したところに出ています。

                                      ユヴァル・ノア・ハラリ「ナショナリズムは外国人を憎むことではない。だから、グローバルな協働と両立可能」 | 『漫画 サピエンス全史』刊行記念インタビュー
                                    • 国民を「こじき」にした一族支配、行き過ぎた仏教ナショナリズム──スリランカ崩壊は必然だった

                                      ウィクラマシンハ首相の退陣を求めて、7月13日に首相府を占拠したデモ隊 ABHISHEK CHINNAPPA/GETTY IMAGES <怒れる民衆が大統領府・公邸に突入、大統領は国外へ逃亡。未来を窒息させ、歴史的危機を招いた根本要因は偏狭なナショナリズムにある> スリランカの悲しくも無惨な歴史に、また1つの大きな転機が訪れた。去る7月9日の土曜日、怒れる民衆が大統領府に、そして大統領と首相の公邸に詰め掛け厳重なバリケードを突破し、治安部隊の殴打や催涙ガス攻撃にも耐えて果敢に前進し、ついには内部に突入して3つとも占拠してしまった。 大統領のゴタバヤ・ラジャパクサは、もちろんデモ隊が到着する前に逃げ出していた(国外から電子メールで、国会議長に辞表を送ってきたのは5日後のことだ)。ラニル・ウィクラマシンハ首相の私邸にも火が放たれたが、こちらはデモ隊に罪をなすり付けたい親大統領派の仕組んだ工作の

                                        国民を「こじき」にした一族支配、行き過ぎた仏教ナショナリズム──スリランカ崩壊は必然だった
                                      • 「アイデンティティへの疑問がナショナリズム研究につながった」藤原帰一教授 退職記念インタビュー【前編】 - 東大新聞オンライン

                                        東大で30年以上国際政治研究に携わり、東南アジアのナショナリズム、民主化から国際秩序に至るまで活発な議論を展開してきた藤原帰一教授のロングインタビューを2回に分けてお届けする。前編では、藤原教授に自身の学生生活や研究内容の展開、現地調査での経験などについて聞いた。 (取材・円光門、撮影・中井健太) 藤原帰一(ふじわら・きいち)教授(法学政治学研究科)  米イエール大学大学院政治学研究科博士課程留学を経て、84年東大法学政治学研究科博士課程単位取得退学。東大社会科学研究所助教授(当時)などを経て、99年より現職。著書に『平和のリアリズム』(岩波書店)、『国際政治』(放送大学教育振興会)、『不安定化する世界——何が終わり、何が変わったのか』(朝日新書)など。 【インタビュー後編はこちら】 「恐怖の中で思考し続けることが国際政治の分析だ」藤原帰一教授 退職記念インタビュー【後編】 ──1975年

                                          「アイデンティティへの疑問がナショナリズム研究につながった」藤原帰一教授 退職記念インタビュー【前編】 - 東大新聞オンライン
                                        • アメリカが心酔する「新ナショナリズム」の中身

                                          今度のスローガンは「アメリカをつねに偉大に(Keep America Great)」だという。アメリカのドナルド・トランプ大統領が6月18日再選出馬を宣言した。共和党内の支持率は9割近くに達し、同党の大統領候補選びでは対抗馬はまだ出そうにない。仮に再選で敗れたとしても、共和党内での大きな影響力は続くだろう。だとすれば、この数十年間、共和党の屋台骨をつくってきたアメリカ保守主義はどうなるのか――。 「トランピズム」の核心 自由貿易や小さな政府といった、アメリカ保守主義の中核的な理念について、トランプ大統領は重視していない。自由貿易を核として進むグローバリゼーションに対しては敵視さえしている。自由貿易と並んで、冷戦後期以来、アメリカ保守主義外交の中心的テーマであった民主化の拡大、つまりネオコン(新保守主義者)路線にも否定的だ。 自由貿易に代わって保護主義、他国の民主化などより「アメリカ・ファー

                                            アメリカが心酔する「新ナショナリズム」の中身
                                          • 「Jアノン」はなぜ日本でトランプを支持したのか?<陰謀論問題だけでは片付かない日本的ナショナリズムの危うさ 第2回> « ハーバー・ビジネス・オンライン

                                            前回、米国連邦議会突入事件の直前に日本で行われていた、「Jアノン」によるトランプ応援デモの構成団体等について整理した。今回は、本家「Qアノン」とは少々事情が異なるJアノンについて、何が問題なのかを掘り下げていきたい。 昨年12月30日掲載の記事「日本で繰り返されるトランプ応援デモの主催者・参加者はどんな人々なのか」で、私は〈バイデン氏が大統領に就任し大統領選が決着した後の方が、Jアノンはややこしい「発展」を見せるのかもしれない〉と書いた。それは、この運動が単純なトランプ応援運動ではなく、トランプ氏が姿を消した後も運動の大義名分である「中国共産党問題」はなくならないからだ。 ましてや、路上でのトランプ応援デモは、それ以前から政治活動を展開してきた宗教団体系の組織が支えている。 幸福の科学は2009年の幸福実現党結成から現在まで、公式非公式に様々な政治運動を展開し、関係者が他の保守運動と連携し

                                              「Jアノン」はなぜ日本でトランプを支持したのか?<陰謀論問題だけでは片付かない日本的ナショナリズムの危うさ 第2回> « ハーバー・ビジネス・オンライン
                                            • 「スピリチュアル」はナショナリズムと合体するのか? 橋迫瑞穂氏インタビュー - wezzy|ウェジー

                                              パワーストーン、オーラソーマから布ナプキンまで、「スピリチュアル系」と呼ばれるグッズやサービスはいまや一大市場を築き上げ、必ずしも神秘体験を求めない人も気軽に購入するまでになっている。とくに大きな消費層の一つとなっているのが妊娠・出産を迎えた女性たちで、活況の一方で健康被害が懸念されるものも少なくない。 なぜ母親になろうとしている人たちは、スピリチュアルを切実に求めるのか。宗教社会学者である橋迫瑞穂さんによる『妊娠・出産をめぐるスピリチュアリティ』(集英社新書)は、実際の「スピリチュアル市場」を調査した経験と、数々の文献からその背景を読み解いた一冊だ。 インタビュー前編では「スピリチュアル」の歴史的経緯と、しばしば目にするスピリチュアルとナショナリズムとの接近について話を聞いた。(聞き手・構成/柳瀬徹) 橋迫瑞穂(はしさこ・みずほ) 1979年、大分県生まれ。立教大学大学院社会学研究科社会

                                                「スピリチュアル」はナショナリズムと合体するのか? 橋迫瑞穂氏インタビュー - wezzy|ウェジー
                                              • 近代国家の成立のために歴史的背景と起源を求め創造される歴史的伝統文化と保守の立場 〜国家的オリジナリティとしての歴史【ホブズボーム『ナショナリズムの歴史と現在』 】 - 日々是〆〆吟味

                                                歴史的立場としての保守 相容れないはずの保守同士の立場 変わりゆく政治権力や社会制度 近代 〜歴史による自分たちの出所説明 世界標準化した近代ヨーロッパ的価値観 〜非ヨーロッパ諸国の出所説明の必要性 母国的価値観とヨーロッパ的科学文明の必要性 均一化される世界の中での国家的オリジナリティとしての歴史 気になったら読んで欲しい本 本居宣長『玉勝間』 ムーニー『ゴースト・ダンス』 ワースレイ『千年王国と未開社会』 ホブズボーム『ナショナリズムの歴史と現在』 前回のお話 https://www.waka-rukana.com/entry/2019/12/05/190026 歴史的立場としての保守 相容れないはずの保守同士の立場 そんなわけで保守といってもほとんどバラバラで、一体何が共通するのだろう、と不思議になってきてしまいますが、それこそマンハイムのいうように新しく表れてきた勢力=敵によってま

                                                  近代国家の成立のために歴史的背景と起源を求め創造される歴史的伝統文化と保守の立場 〜国家的オリジナリティとしての歴史【ホブズボーム『ナショナリズムの歴史と現在』 】 - 日々是〆〆吟味
                                                • 米FOXニュース「韓国では旭日旗が反日ナショナリズムに利用されている」(海外の反応)

                                                  米国の保守系ニュース専門放送局『FOXニュース』より 韓国がIOCに東京五輪での旭日旗禁止を要請 South Korea demands Olympic officials ban Japan's 'Rising Sun' flag at 2020 games - 2019/09/12 - By Barnini Chakraborty | Fox News 韓国政府は11日水曜、来年の東京オリンピックで日本の "Rising Sun" flag(旭日旗)の使用を禁止するようIOC(国際オリンピック委員会)に公式に要請した。 同政府は旭日旗をナチス・ドイツの鍵十字と同等と見なし、日本による植民地支配中の残虐行為のつらい記憶を呼び起こす侮辱的なものであるとの見方を示した。 日本の正式に定められた国旗は白地に赤い丸の日章旗だが、今回韓国が東京五輪での使用禁止を求めた旗は赤い太陽とそこから外側に向

                                                    米FOXニュース「韓国では旭日旗が反日ナショナリズムに利用されている」(海外の反応)
                                                  • 英軍ラグビーチームの靖国神社訪問にネトウヨ大喜びもイギリスで大問題に! タイムズ紙「靖国は攻撃的ナショナリズムの培養器」 - 本と雑誌のニュースサイト/リテラ

                                                    英軍ラグビーチームの靖国神社訪問にネトウヨ大喜びもイギリスで大問題に! タイムズ紙「靖国は攻撃的ナショナリズムの培養器」 今夜、日本で開幕を迎えたラグビーW杯。だが、そのラグビーを巡って、別の“イギリス・ラグビーチーム”が靖国神社を訪問したことが国際的な波紋を広げている。 靖国を参拝したのは、日本の防衛省が主催する「国際防衛ラグビー競技会」に参加している英国軍チーム。この大会は、今月9日から23日までの日程で、陸上自衛隊朝霞駐屯地などでおこなわれるもので、公式サイトで〈世界各国軍のNo.1ラグビーチームが決まる!!〉と謳われているように、日本の自衛隊や韓国軍、ニュージーランド軍など計10チームが各国軍隊代表として競い合う。つまり、W杯の代表チームではないが、現役の英国軍人で構成されるイギリス軍代表チームが、あの靖国神社を訪問したわけだ。 この事実は、少なくとも13日までに、英国軍チームの公

                                                      英軍ラグビーチームの靖国神社訪問にネトウヨ大喜びもイギリスで大問題に! タイムズ紙「靖国は攻撃的ナショナリズムの培養器」 - 本と雑誌のニュースサイト/リテラ
                                                    • 文化ナショナリズムに向き合い、乗り越えるために。山本浩貴評「アイヌの美しき手仕事」

                                                      文化ナショナリズムに向き合い、乗り越えるために。山本浩貴評「アイヌの美しき手仕事」日本民藝館(東京)にて、アイヌ民族の工芸品を紹介する展覧会が開催されている。文化や民族の多様性とその重要性が再考されるなかで、周縁化されてきた少数民族の営みをどう見るべきか。文化研究者の山本浩貴がレビューする。 文=山本浩貴 イラクサ地切伏刺繍衣裳(テタラペ) 樺太アイヌ 日本民藝館蔵 いま、アイヌについて考えるということ──文化的本質主義の視点から 日本民藝館で開催中の「アイヌの美しき手仕事」展の意義について、同館HPでは「柳がアイヌの工芸から受けた『真実なものへの強い感銘』を本展を通して共有することで、民族の多様性を尊重する社会へと繋ぐこと」と説明される。本展に収められた「イラクサ地切伏刺繍衣裳(テタラぺ)」など染織物を中心とするアイヌの人々の手仕事による工芸品は、細部に至る配慮のなされた精妙な品々である

                                                        文化ナショナリズムに向き合い、乗り越えるために。山本浩貴評「アイヌの美しき手仕事」
                                                      • アメリカはキリスト教の国? 共和党の政治家や支持者の間に広がる「クリスチャン・ナショナリズム」とは

                                                        アメリカでは近頃、共和党の政治家たちがクリスチャン・ナショナリズムを理想に掲げ、それを実践しようとする政治家もいる。 クリスチャン・ナショナリズムは、アメリカ人であることとキリスト教徒であることの本質的なつながりを強く主張する。 専門家は、クリスチャン・ナショナリズムという政治イデオロギーはキリスト教徒の価値ともアメリカ人の価値とも矛盾していると指摘する。 「クリスチャン・ナショナリズム」という概念は何百年も前からあるものだが、共和党の政治家がそのイデオロギーを大っぴらに受け入れ、キリスト教がアメリカ人の暮らしや制度においてより大きな役割を果たすべきだと主張する中、近年、改めて注目を集めている。 6月にはコロラド州選出のローレン・ボーバート下院議員が「政教分離にうんざり」「教会が政府を指示すべき」と発言した。7月にはトランプ前大統領がアメリカ人であることとキリスト教徒であることを結びつける

                                                          アメリカはキリスト教の国? 共和党の政治家や支持者の間に広がる「クリスチャン・ナショナリズム」とは
                                                        • 「トランプの陰謀論」が今なお5000万人を魅了するワケ。『白人ナショナリズム』著者、渡辺靖に訊く|FINDERS

                                                          CULTURE | 2021/01/08 「トランプの陰謀論」が今なお5000万人を魅了するワケ。『白人ナショナリズム』著者、渡辺靖に訊く Photo by Shutterstock 新型コロナウイルスがもたらす世界的な異常事態の中行われた2020年のアメリ... Photo by Shutterstock 新型コロナウイルスがもたらす世界的な異常事態の中行われた2020年のアメリカ大統領選。選挙運動中からドナルド・トランプは「不正選挙」の可能性を示唆し、それに伴ってさまざまな憶測がインターネット上を飛び交うこととなった。 トランプの主張には確たる証拠がなく、「単なる陰謀論である」という批判を浴びたが、トランプとその支持者は考えを改める気配がない。お互いが客観的なエビデンスを持ち寄って話せば最終的には分かり合えるはず、というコミュニケーションの前提が揺らいでしまったかのようだ。 オカルトや

                                                            「トランプの陰謀論」が今なお5000万人を魅了するワケ。『白人ナショナリズム』著者、渡辺靖に訊く|FINDERS
                                                          • Koichi Nakano@Progressive! Channel on Twitter: "オリンピックではなぜ、女性差別、障がい者差別、反ユダヤ主義が問題になるのに、歴史修正主義はスルーされてしまうのかという疑問がありますが、それはたぶんオリンピックが基本的にナショナリズムの祭典だからではないですかね。ホスト国の公式歴史修正主義を許さないならボイコットしかないのかも。"

                                                            オリンピックではなぜ、女性差別、障がい者差別、反ユダヤ主義が問題になるのに、歴史修正主義はスルーされてしまうのかという疑問がありますが、それはたぶんオリンピックが基本的にナショナリズムの祭典だからではないですかね。ホスト国の公式歴史修正主義を許さないならボイコットしかないのかも。

                                                              Koichi Nakano@Progressive! Channel on Twitter: "オリンピックではなぜ、女性差別、障がい者差別、反ユダヤ主義が問題になるのに、歴史修正主義はスルーされてしまうのかという疑問がありますが、それはたぶんオリンピックが基本的にナショナリズムの祭典だからではないですかね。ホスト国の公式歴史修正主義を許さないならボイコットしかないのかも。"
                                                            • 🐶西山 柴けん@なんだな🐶 on Twitter: "玉木雄一郎、すごいな(←褒めてない)。別人? 三橋貴明の前では、岸田政権は緊縮だと批評し、規制緩和と自由貿易への懐疑と経済的ナショナリズムを説く。 倉山満の前では、岸田政権は社会主義だと批評し、規制緩和と民間活力を説く。 は… https://t.co/b3gZk6aPlF"

                                                              玉木雄一郎、すごいな(←褒めてない)。別人? 三橋貴明の前では、岸田政権は緊縮だと批評し、規制緩和と自由貿易への懐疑と経済的ナショナリズムを説く。 倉山満の前では、岸田政権は社会主義だと批評し、規制緩和と民間活力を説く。 は… https://t.co/b3gZk6aPlF

                                                                🐶西山 柴けん@なんだな🐶 on Twitter: "玉木雄一郎、すごいな(←褒めてない)。別人? 三橋貴明の前では、岸田政権は緊縮だと批評し、規制緩和と自由貿易への懐疑と経済的ナショナリズムを説く。 倉山満の前では、岸田政権は社会主義だと批評し、規制緩和と民間活力を説く。 は… https://t.co/b3gZk6aPlF"
                                                              • 舞えない兵庫 on Twitter: "小中華思想って子分根性じゃなくて清より自分たちの方が中華。自分たちは最高というナショナリズムの発露だよ。 https://t.co/EhJ86blIfm"

                                                                小中華思想って子分根性じゃなくて清より自分たちの方が中華。自分たちは最高というナショナリズムの発露だよ。 https://t.co/EhJ86blIfm

                                                                  舞えない兵庫 on Twitter: "小中華思想って子分根性じゃなくて清より自分たちの方が中華。自分たちは最高というナショナリズムの発露だよ。 https://t.co/EhJ86blIfm"
                                                                • 日韓メディアの労組が共同宣言「ナショナリズムを助長する報道には加担しない」

                                                                  韓国の言論労組は8月2日に「ジャーナリズムの本領と普遍的な人権価値を守れ」という声明を発表。日本でも新聞労連が9月6日に「『嫌韓』あおり報道はやめよう」と題した声明を発表していた。

                                                                    日韓メディアの労組が共同宣言「ナショナリズムを助長する報道には加担しない」
                                                                  • (インタビュー)香港ナショナリズム 台湾・中央研究院台湾史研究所副研究員、呉叡人さん:朝日新聞デジタル

                                                                    ","naka5":"<!-- BFF501 PC記事下(中⑤企画)パーツ=1541 -->","naka6":"<!-- BFF486 PC記事下(中⑥デジ編)パーツ=8826 --><!-- /news/esi/ichikiji/c6/default.htm -->","naka6Sp":"<!-- BFF3053 SP記事下(中⑥デジ編)パーツ=8826 -->","adcreative72":"<!-- BFF920 広告枠)ADCREATIVE-72 こんな特集も -->\n<!-- Ad BGN -->\n<!-- dfptag PC誘導枠5行 ★ここから -->\n<div class=\"p_infeed_list_wrapper\" id=\"p_infeed_list1\">\n <div class=\"p_infeed_list\">\n <div class=\"

                                                                      (インタビュー)香港ナショナリズム 台湾・中央研究院台湾史研究所副研究員、呉叡人さん:朝日新聞デジタル
                                                                    • 中井遼『ナショナリズムと政治意識』(光文社新書) 9点 : 山下ゆの新書ランキング Blogスタイル第2期

                                                                      6月8 中井遼『ナショナリズムと政治意識』(光文社新書) 9点 カテゴリ:政治・経済9点 ナショナリストといえば、政治的には「右」であり、「保守」であり、近年は「嫌韓・嫌中」などの排外主義的な傾向を持つ者ものも多い。日本で暮らしているとおおよそこんなイメージだと思います。 ところが、世界的に見るとそうでもないのです。例えば、デンマークでは「左派」と見られる社会民主党のもとで移民を厳しく制限する政策が進みました。 また、何が「ナショナリズム」なのか? という問題もあります。スコットランドの独立を目指すスコットランド民主党は「ナショナリズム」政党と言えるのか? 韓国では、北朝鮮との統一を目指すのが「ナショナリスト」なのか? それとも北朝鮮との対決姿勢をとるのが「ナショナリスト」なのか?というのは一概には決められないでしょう。  本書は、既存の「ナショナリズム」、「右と左」といった概念を大きく揺

                                                                      • [寄稿]ベトナム戦の韓国軍民間人虐殺取り上げた映画とナショナリズムを超える想像力

                                                                        イ・キル・ボラ | 映画監督・作家 ベトナム戦争当時の韓国軍の民間人虐殺に対する異なる記憶を描いたドキュメンタリー映画『記憶の戦争』が日本で公開された。版権が売れたという知らせを聞いた時は嬉しかったが、同時に心配にもなった。日本の右翼団体が、「韓国もベトナム戦争で民間人を虐殺し、性的暴行を犯したから、日本政府に責任を問えない」という自らの主張を裏付ける根拠として、この映画を例に挙げるのではないかと懸念した。 3月20日には福岡市にある九州大学韓国研究センター主催で、映画の上映及び対談イベントが開かれた。上記の虐殺事件を20年間取材してきたハンギョレのコ・ギョンテ記者が書いた本『ベトナム戦争と韓国、そして1968』を翻訳した平井一臣教授(鹿児島大学法政策学科)と対談を行った。同書を翻訳するようになった経緯について聞くと、彼は韓国の書店で偶然同書を見つけたと答えた。ベトナム戦争に同盟国として参

                                                                          [寄稿]ベトナム戦の韓国軍民間人虐殺取り上げた映画とナショナリズムを超える想像力
                                                                        • RAVEN_6@リハビリ中 on Twitter: "米軍に対してはナショナリズムを引っ込める方々を見る度、「主権とはなんだろうか」と考えさせられる・・・・・・ https://t.co/fpUIZexYGq"

                                                                          米軍に対してはナショナリズムを引っ込める方々を見る度、「主権とはなんだろうか」と考えさせられる・・・・・・ https://t.co/fpUIZexYGq

                                                                            RAVEN_6@リハビリ中 on Twitter: "米軍に対してはナショナリズムを引っ込める方々を見る度、「主権とはなんだろうか」と考えさせられる・・・・・・ https://t.co/fpUIZexYGq"
                                                                          • 国連総長、ワクチン・ナショナリズムに警鐘 裏取引や過剰確保を批判

                                                                            国連のアントニオ・グテレス事務総長(2020年12月17日撮影)。(c)Michael Sohn / POOL / AFP 【1月16日 AFP】国連(UN)のアントニオ・グテレス(Antonio Guterres)事務総長は15日、世界の新型コロナウイルスによる死者が200万人を超えたことを「痛ましい節目」を迎えたと嘆き、「ワクチン・ナショナリズム」に警鐘を鳴らした。 グテレス氏は、「われわれはきょう、ワクチンの空白を目にしている」と述べた。「ワクチンは、高所得の国々にすぐ行き渡ったが、特に貧しい国々には全く届いていない」 グテレス氏は、「科学の面では成功しているが、連帯の面では失敗している」と指摘。名指しこそしなかったが、「裏取引をしている国や必要以上のワクチンを確保している国もある」と批判した。 さらに、「各国政府には自国民を守る責任があるが、『ワクチン・ナショナリズム』は自滅行為で

                                                                              国連総長、ワクチン・ナショナリズムに警鐘 裏取引や過剰確保を批判
                                                                            • 澤田克己 on Twitter: "自分たちは犠牲者なのだという記憶を世襲した攻撃的な民族主義を批判する書『犠牲者意識ナショナリズム』について改めて。ポーランド研究者だった著者の林志弦教授はそうした意識をポーランドやイスラエルに見出し、韓国も同じだと考えました。そう… https://t.co/vQlEEIRaGS"

                                                                              自分たちは犠牲者なのだという記憶を世襲した攻撃的な民族主義を批判する書『犠牲者意識ナショナリズム』について改めて。ポーランド研究者だった著者の林志弦教授はそうした意識をポーランドやイスラエルに見出し、韓国も同じだと考えました。そう… https://t.co/vQlEEIRaGS

                                                                                澤田克己 on Twitter: "自分たちは犠牲者なのだという記憶を世襲した攻撃的な民族主義を批判する書『犠牲者意識ナショナリズム』について改めて。ポーランド研究者だった著者の林志弦教授はそうした意識をポーランドやイスラエルに見出し、韓国も同じだと考えました。そう… https://t.co/vQlEEIRaGS"
                                                                              • 「犠牲者意識ナショナリズム」 各国の歪んだ自意識と向き合う 朝日新聞書評から|好書好日

                                                                                犠牲者意識ナショナリズム 国境を超える「記憶」の戦争 著者:イム・ジヒョン 出版社:東洋経済新報社 ジャンル:社会思想・政治思想 「犠牲者意識ナショナリズム」 [著]林志弦 「犠牲者意識ナショナリズム」とは著者の造語で、自分の国の一体性や正当性を主張するために、自分たちの英雄的な行動ではなく、他国から受けた被害を過剰に強調し、自分たちの加害を過剰に小さく見せようとする態度のことをいう。 慰安婦問題が欧州の女性に対する犯罪の記憶を呼び起こしたり、ホロコーストの記憶とイスラエルによるパレスチナでの暴力の記憶が重ねられたりする記憶のグローバル化を背景に、ポーランド、ドイツ、イスラエル、日本、韓国、旧ユーゴなどの犠牲者意識ナショナリズムを縦横無尽に論じる快著の翻訳を寿(ことほ)ぎたい。 私が初めて著者の報告で犠牲者意識ナショナリズムという言葉を聞いたとき、なんて恐ろしい概念だと驚愕(きょうがく)し

                                                                                  「犠牲者意識ナショナリズム」 各国の歪んだ自意識と向き合う 朝日新聞書評から|好書好日
                                                                                • 「幻覚的ナショナリズム」にとらわれた中国の愛国者たち

                                                                                  <中国政府が初めて承認した中国人ノーベル賞作家である莫言が、「幻覚的ナショナリズム」にとらわれた愛国者たちに訴えられ、全人民への公開謝罪を要求されている> 莫言(モー・イェン)は、中国政府が初めて承認した中国人ノーベル賞作家である。その作品は「幻覚的なリアリズムによって民話、歴史、現代を融合させた」と評価された。魔術的リアリズム(幻覚的リアリズム)の中国語「魔幻現実主義」という言葉は中国で一時的にブームになり、莫言自身も「創作の無限の可能性を掘り返せただけでなく、リアルな社会問題もよく表現できた」と、その評価に納得した。 しかし、受賞から12年たった今、莫言の作品は「革命英雄を侮辱した」と愛国者らに訴えられた。それだけでなく、全国人民への公開謝罪も要求されている。莫言の作品に登場する革命英雄は格好悪く、日本軍人などの悪役のほうが格好良く描かれている......といった理由からだ。 これは幻

                                                                                    「幻覚的ナショナリズム」にとらわれた中国の愛国者たち