北朝鮮の首都平壌の地下鉄駅を訪れた観光客(2017年7月23日撮影、資料写真)。(c)AFP/Ed JONES 【8月6日 AFP】米政府は5日、訪米時に査証(ビザ)が免除される外国からの訪問者のうち、2011年以降に北朝鮮を訪問したことのある人については、ビザ免除対象から除外した。北朝鮮の旅行業界にとって新たな打撃となる可能性がある。 米国はビザ免除プログラムにより、日本、韓国、フランスなど38か国の国民に対し、ビザなしで最長90日間の滞在を認めている。 だが米税関国境警備局(US Customs and Border Protection)のウェブサイト上に5日に掲載された詳細によれば、2011年3月1日以降に北朝鮮を含む8か国への訪問経験のある入国者については、ビザ免除の「資格を失う」とし、観光もしくは商用ビザを申請しなければならなくなるという。 北朝鮮以外の7か国は主に中東諸国で、