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メディアラボの検索結果1 - 40 件 / 297件

  • MITメディアラボ的、TED的な“衒学的アカデミア”に終わりは来るか|ショーンKY

    「衒学的」(pedantic)は「過剰に学者っぽくふるまう」という意味なので、単に「学者っぽくふるまう」の場合「似非」(pseudo)のほうが良いのではないかという指摘がありました。元の文意を出せるように「衒学的」を置き換えると学問風アカデミアとしたいところです…… ※この記事は、下記のまとめの抄録に解説文を付けたものです。 MITメディアラボが組織的性犯罪者ジェフリー・エプスタインの資金を、彼が性犯罪者であることを知りながら受け取っていたスキャンダルが大きく報じられている。 性犯罪者の資金で回っていたMITメディアラボ この件は当初メディアラボ側からするととばっちりと思われていたが、所長の伊藤穣一は、エプスタインがMITの寄付不適格者であることを知りつつ、分散して匿名寄付にしたり迂回名義を使うなどして資金を受け取る、個人のファンドにも出資してもらうなど、すべてを知りながら行っていた「クロ

      MITメディアラボ的、TED的な“衒学的アカデミア”に終わりは来るか|ショーンKY
    • 「もはや計画は不要になった」 MITメディアラボ・伊藤穰一氏が語る、"インターネット後の世界"と"新しい原理" - ログミー[o_O]

      「もはや計画は不要になった」 MITメディアラボ・伊藤穰一氏が語る、"インターネット後の世界"と"新しい原理" 革新的なことをしたいなら「ナウイスト」になろう #1/2 マサチューセッツ工科大学(MIT)のメディアラボ所長に日本人として初めて就任し、またNYタイムズ、ソニーなど多くの一流企業で取締役を務めるなど実業家、投資家としての一面も持ち合わせる伊藤穰一氏。そんな氏が考えるイノベーションの新しい原理を、世界各地で起こっている実例とともに紹介しました。(TED2014 より) 素人集団による放射線量公開プロジェクトを成功に導いた、新しい原理 伊藤穰一氏(以下、伊藤):2011年3月10日。私はケンブリッジのMITメディアラボで、学部生やスタッフと、私が次期代表にふさわしいか議論していました。その夜。マグニチュード9の地震が日本の太平洋沖を襲いました。 そのニュースを見た瞬間、私はパニック

        「もはや計画は不要になった」 MITメディアラボ・伊藤穰一氏が語る、"インターネット後の世界"と"新しい原理" - ログミー[o_O]
      • 伊藤穣一氏がMITメディアラボ所長を辞職したのは嘘がばれたから

        2014年9月 大学が不適格とした犯罪者から資金を得るための偽装工作(匿名化) 2019年8月 少女虐待の罪を犯した犯罪者だとは知らなかったと嘘の釈明 2019年9月4日 公民権運動の指導者などに相談した結果、メディアラボの再建を支援するために所長継続を明言 2019年9月6日 元職員が偽装工作を告発、メールのやりとりが記事に掲載される 2019年9月7日 数週間の熟慮の末、メディアラボ所長やMITの教授職を即刻辞めることが最善だと判断(メディア取材はすべて答えなかった) MIT伊藤教授、辞任へ 少女虐待の米富豪から資金 今回の辞任劇は米誌ニューヨーカー(電子版)による6日の報道がきっかけだった。伊藤氏とメディアラボの同僚が、エプスタイン氏を寄付提供者として不適格な人物と認識し、記録上は匿名とするなど、交友関係を意図的に隠す行為をしていたと報じた。MIT側は米誌の報道を受けて調査を始めてい

          伊藤穣一氏がMITメディアラボ所長を辞職したのは嘘がばれたから
        • 「マストドンが日本だけ流行ってるのはロリコンのせい」 MITメディアラボのレポート

          MITのメディアラボと市民メディアセンターに所属するイーサン・ザッカーマン氏によるブログは、英文メディアとしてはひさびさにマストドンを取り上げたものだ。 Mastodon is big in Japan. The reason why is… uncomfortable しかし、その中身がまあひどい。 マストドンがBig in Japan、つまり日本でだけ人気なのはロリコンのせいだというのだ。 ザッカーマン氏がこのブログを書いたのは、なぜマストドンユーザーの69%が日本なのかということを知りたかったためだという。 BACK TO THE FUTURE:THE DECENTRALIZED WEB 筆者らが関わった、100ページを超えるこの調査レポートのマストドンに関わる部分の多くは、5月末に「マストドンについて読んでおくべき4本の英文記事と見ておくべき1本の動画」で取り上げたマシュー・スカラ

            「マストドンが日本だけ流行ってるのはロリコンのせい」 MITメディアラボのレポート
          • 五歳からのプログラミング@MITメディアラボ - My Life After MIT Sloan

            プログラミングって、ある意味最強の表現手段なのだと思うときがある。 例えば先日書いた私の欲しい電子書籍のアプリや出版社が実現すべき電子教科書も、 私がプログラミングのような表現言語を持っていれば、私が見ている未来の世界を製品にすぐに実現して、世の中に広めることが出来るのに、と思う。 でも、私にはそういう表現手段が無いから、一生懸命、色んな言葉で表現するのだ。 それが、自分でモノが作れる人たちやコンテンツをもってる人たち(教科書会社とか)の目に届いて、一緒に未来を作っていければ・・と願いながら書いている。 もっとも私も一応FORTRANとかC++はかつては少しは書けたので(もう錆ついてるが)、 ちゃんと勉強すればObjective-CもJavaも書けるようになるのかもしれないが・・。 このように、いくら頭の中に未来のデバイスやアプリの姿を詳細まで想像できても、 プログラミングなどの表現手段を

              五歳からのプログラミング@MITメディアラボ - My Life After MIT Sloan
            • 日本の若者たちよ、慣れ親しんだ環境から世界へ出よう MITメディアラボ 石井裕さんインタビュー - 日本経済新聞

              39歳の時にNTTの研究員から米国のMITに転身し、「タンジブル・ビット」の研究によってコンピューターのインターフェース・デザインに多大な影響を与えた石井裕さん。グローバル化が進むこれからの時代に生き残るための働き方を、日本の若いビジネスパーソンに向けて語ってもらった。──海外を目指す日本人学生がここ数年減り続け、若者の海外離れが指摘されています。石井さんが教壇に立つ米マサチューセッツ工科大学(MIT)メディアラボでもそのような傾向はありますか。

                日本の若者たちよ、慣れ親しんだ環境から世界へ出よう MITメディアラボ 石井裕さんインタビュー - 日本経済新聞
              • MITメディアラボ所長・伊藤穰一&ジェフ・ハウ『9プリンシプルズ』の訳者・山形浩生あとがき|Hayakawa Books & Magazines(β)

                ※坂本龍一氏が推薦し、《スター・ウォーズ》シリーズ監督のJ・J・エイブラムス、リンクトイン共同創設者のリード・ホフマン氏らが絶賛する『9プリンシプルズ 加速する未来で勝ち残るために』に込められたメッセージとは? 山形浩生氏によるツボを心得た「訳者あとがき」でその一端を公開します。 訳者あとがき 本書はJoi Ito & Jeff Howe, Whiplash: How to Survive Our Faster Future (Grand Central Publishing, 2016) の全訳となる。翻訳にあたっては、原著出版社から提供された最終ゲラのpdfファイルをもとにしている。原題のWhiplashはむち打ち症だ。乗っているぼくたちがむち打ち症になってしまうほどの急速度で変化する社会、というスピード感の表現で、副題にある通り「加速する未来を生き延びるために」、つまりそうした高速な

                  MITメディアラボ所長・伊藤穰一&ジェフ・ハウ『9プリンシプルズ』の訳者・山形浩生あとがき|Hayakawa Books & Magazines(β)
                • MITメディアラボ教授夫妻の最先端子育て

                  今回登場するのは、メディア論を専門にするジャーナリストの菅谷明子さん。単身渡米して大学院へ行き、メディアに関する取材を続け、今も版を重ねる『メディア・リテラシー』や、ニューヨーク公共図書館をルポした『未来をつくる図書館』で知られる。ハーバード大学のニーマンフェローという、世界のジャーナリストがあこがれる環境にも身を置いた。 夫は、デジタルメディア研究で世界を牽引するMIT(マサチューセッツ工科大学)メディアラボ教授で副所長の石井裕さん。メディアラボからヘッドハントされ、1995年にNTTの研究所から転身。「タンジブル・ビッツ」という新領域を切り開き、その分野で世界的権威に。アメリカの大学にはさまざまな立場の研究者がいるが、MITのようなトップスクールで、終身在職権(テニュア)を取得するのは極めて困難で、世界的な業績が必要とされる。一家はMITやハーバードがある大学街で、ボストンの隣ケンブリ

                    MITメディアラボ教授夫妻の最先端子育て
                  • MITメディアラボ新所長、伊藤穣一氏に聞く | WIRED VISION

                    前の記事 ソーシャルネットとナルシシズム:研究結果 MITメディアラボ新所長、伊藤穣一氏に聞く 2011年4月28日 社会 コメント: トラックバック (0) フィード社会 Sam Gustin Photo courtesy Joi Ito/Flickr.サイトトップの画像はWikimedia 誕生から25年を迎えるマサチューセッツ工科大学(MIT)メディアラボは、第4代所長として伊藤穰一氏を指名した。伊藤氏は、一見「落ち着きなく」見える自身の経歴もあって、因習に捕らわれない研究アプローチで有名なメディアラボは、まるで「わが家」のように感じられると述べている。 伊藤氏は、2010年に辞任したFrank Moss氏に代わってMITメディアラボの所長を務めることになる。メディアラボは、1985年にNicolas Negroponte氏(日本語版記事)によって創設された。Negroponte氏は

                    • ジョイのボーイズクラブ|MITメディアラボ所長の辞任騒動をめぐる覚書 【若林恵】|黒鳥社|blkswn publishers Inc.

                      TEXT BY KEI WAKABAYASHI 【まえがき】 下記に掲載したテキストの骨子は、伊藤穰一さんがMITメディアラボ所長を退任した直後に書いたもので、どこかに出そうかどうしようか迷っているうちに思わぬ時間が経ってしまった。 騒動の顛末については、特に終盤になってからかなり熱心に追いかけていたので、新しい情報が出てくるたびにSNSで大騒ぎになるのをリアルタイムで、こういうと大変失礼だが、手に汗握りながら見ていた。 MITメディアラボには、一度ばかり取材に行ったことがあるし、伊藤穰一さんには取材などで何度もご協力いただいたことがあるが、個人的にメールをやりとりするような間柄ではなかった。お話はいつも面白く、キレキレなので、もちろんリスペクトしていたが、MITメディアラボという組織に関して言えば、ある時期から興味を失っていた。なかには好きな研究者もいたが、表立って目立つものと言えばイノ

                        ジョイのボーイズクラブ|MITメディアラボ所長の辞任騒動をめぐる覚書 【若林恵】|黒鳥社|blkswn publishers Inc.
                      • Amazon.co.jp: リーン・スタートアップ: エリック・リース (著), 井口耕二 (翻訳), 伊藤穣一(MITメディアラボ所長) (解説): 本

                          Amazon.co.jp: リーン・スタートアップ: エリック・リース (著), 井口耕二 (翻訳), 伊藤穣一(MITメディアラボ所長) (解説): 本
                        • 伊藤穣一氏がMITメディアラボ辞任。エプスタイン事件経緯とMITメディアラボの対応のまとめ

                          伊藤穣一氏がMITメディアラボ辞任。エプスタイン事件経緯とMITメディアラボの対応のまとめ2019.09.09 13:0058,254 satomi 未成年女子人身売買容疑で逮捕され獄中で怪死を遂げた富豪ジェフリー・エプスタイン(66)。 この渦中の人物から大量の金を受け取っていたことでMITメディアラボ所長の伊藤穣一氏に辞任を求める声が高まり、ついに辞意を発表しました。 エプスタイン事件とは?ジェフリー・エプスタインはヘッジファンドで財を成し、フロリダ、NY、ニューメキシコ、ヴァージン諸島のプライベートアイランドに総額2億ドル(約213億円)の豪邸を買い、ロリータライフを送っていた人物です。 「ラコステのポロシャツを山のように買い込み、1回袖を通したら捨てる」(使用人)面でもヴァージン趣味。当局の捜査によると、元愛人Ghislane Maxwell容疑者(行方不明)を介して、トランプの豪

                            伊藤穣一氏がMITメディアラボ辞任。エプスタイン事件経緯とMITメディアラボの対応のまとめ
                          • MITメディアラボ石井裕副所長インタビュー(1) « クーリエ・ジャポンの現場から(編集部ブログ)

                            クーリエ・ジャポン1月号の特集「未来はこうして創られる」を監修したMITメディアラボの石井裕教授は、「情報は共有されたがっている、再編集されたがっている。再発信されたがっている」と言っています。そこで、1月...クーリエ・ジャポン1月号の特集「未来はこうして創られる」を監修したMITメディアラボの石井裕教授は、「情報は共有されたがっている、再編集されたがっている。再発信されたがっている」と言っています。そこで、1月号に掲載した石井教授のインタビューも、より多くの人に共有してもらえるようにウェブ上でも公開いたします。 Photographs by Jessica Scranton「2200年の世界に何を残せるか。それを考えて僕は毎日を生きている」 MITメディアラボの教授に1995年に就任し、日本人初の「終身在職権」を獲得した石井裕。「タンジブル・ビット」という独創的なインターフェースの概

                            • MITメディアラボ所長 伊藤穣一氏、就任後日本初講演 (前編)【増田(@maskin)真樹】 #MediaLab_tokyo | TechWave(テックウェーブ)

                              [読了時間:8分] 日本人として初めて米マサチューセッツ工科大学ーMITのメディアラボの所長に就任した伊藤穣一氏が1月17日、東京・汐留の電通ホールの開催された「MIT Media Lab @Tokyo 2012」で講演した。 日本で一般から広くゲストを集めたイベントは今回が初。イベントのテーマは「The Power of Open, Scaling the Eco System」。MITメディアラボ創設者のニコラス・ネグロポンテ氏を初め、多くの研究者や日本からのスポンサー(メンバーと呼ぶ)が会場に集まりセミナー等を実施した。それではオープニングの挨拶として講演された内容をお伝えしよう。 “インターネット前”と“インターネット後” MIT Media Lab 所長・伊藤穣一 ありがとうニコラス。ニコラスの話にも出てきましたけれど、メディアラボというのは25年以上前に創業されて、そこで皆さん

                                MITメディアラボ所長 伊藤穣一氏、就任後日本初講演 (前編)【増田(@maskin)真樹】 #MediaLab_tokyo | TechWave(テックウェーブ)
                              • 日本人よ、権威を棄て現場に回帰せよ MITメディアラボ新所長・伊藤穣一氏に聞く | JBpress (ジェイビープレス)

                                マサチューセッツ工科大学(MIT)のメディアラボといえば、グーグルストリートビューの大本になった技術やアマゾンのキンドルに使われているEインクなどの革新的なテクノロジーを生み出した、世界トップレベルの基礎研究機関である。 しかし、設立から25年経ち、近年は話題性やスポンサーから得る予算が下降気味で、テコ入れが必要でもあった。そこに4代目の所長として就任が決まったのが、伊藤穣一氏。もちろん日本人初の快挙であり、伊藤氏のデジタル界における影響力や人的ネットワーク、ベンチャーキャピタリストとしての経験が高く評価された。 先に「今週のJBpress」でも触れたが、伊藤氏が語るリーダーシップのあり方は、いまの日本が抱える問題の本質を考えるうえで非常に示唆に富む。メディアラボの改革から小泉純一郎の功罪まで、インタビューの内容を詳しくご紹介する。 長期的な視野で産業を育てるコミュニティーをつくりたい ─

                                  日本人よ、権威を棄て現場に回帰せよ MITメディアラボ新所長・伊藤穣一氏に聞く | JBpress (ジェイビープレス)
                                • データジャーナリズムをMITメディアラボ所長・伊藤穰一氏が語る

                                  5月12日、朝日新聞主催で、「MITメディアラボ×朝日新聞シンポジウム メディアが未来を変えるには ~伝える技術、伝わる力~」が東京都内で開催された。新しい時代のメディアとデジタル技術の関係について掘り下げたシンポジウムで、MITメディアラボ所長、ニューヨーク・タイムズ取締役でもある伊藤穰一氏が、データジャーナリズムと政治について、事例を挙げながら語った。講演を全文でお伝えする。

                                    データジャーナリズムをMITメディアラボ所長・伊藤穰一氏が語る
                                  • マイクロソフトからアスキー社長に転身して味わった「天国と地獄」 | 今月の主筆 アスキー創業者 東大大学院IoTメディアラボディレクター 西 和彦 | ダイヤモンド・オンライン

                                    1956年生まれ、神戸市出身。早稲田大学理工学部機械工学科中退後、1977年にアスキー出版(現アスキー、KADOKAWA傘下に)を設立後、マイクロソフトとアスキーマイクロソフトを設立し社長に就任。2001年にアスキーの全ての役職を退任。米国マサチューセッツ工科大学メディアラボ客員教授や尚美学園大学教授等を務め、2001年に須磨学園高校の校長を務めるかたわら2017年から現職 今月の主筆 アスキー創業者 東大大学院IoTメディアラボディレクター 西 和彦 日本で初めてのパソコン雑誌「アスキー」を設立、マイクロソフトのビル・ゲイツと意気投合し、極東担当副社長を務めるなど、日本のパソコン市場創世記を牽引した西和彦。そんな西は今、研究者と教育者に軸足を置いている。これまでのIT革命を振り返ると共に、将来のIT世界について語ってもらった。 バックナンバー一覧 ビル・ゲイツとMS‐DOS、Window

                                      マイクロソフトからアスキー社長に転身して味わった「天国と地獄」 | 今月の主筆 アスキー創業者 東大大学院IoTメディアラボディレクター 西 和彦 | ダイヤモンド・オンライン
                                    • マサチューセッツ工科大学メディアラボ新所長伊藤穣一 特別インタビュー「僕らは儲けや効率性よりも夢や希望の技術を作り出したい」

                                      グーグルの「ストリートビュー」の大元となる技術や、アマゾンの「キンドル」に使われているEインク技術を生み出すなど、世界有数のコンピュータサイエンス研究所として知られるマサチューセッツ工科大学(MIT)メディアラボ。その第4代所長に、インターネットの伝道師として世界を舞台に長年活躍してきた起業家の伊藤穣一氏(44歳)が抜擢された。伊藤氏はツイッターに出資しているデジタルガレージの共同創業者兼取締役で、ネットの世界ではつとに有名な人物だ。しかし、学術研究機関を率いた経験もなければ、大学は中退で学士号も持たない。NYタイムズは「unusual choice(異例の選択)」と報じた。そんな注目の人物に、抜擢の経緯から今後の運営方針、イノベーションに対する持論まで、縦横無尽に語ってもらった。 (聞き手/ジャーナリスト 瀧口範子)

                                        マサチューセッツ工科大学メディアラボ新所長伊藤穣一 特別インタビュー「僕らは儲けや効率性よりも夢や希望の技術を作り出したい」
                                      • DIY、ハードサイエンス、バイオハッカー...。MITメディア・ラボ伊藤穰一氏が示すイノヴェーター未来予想図

                                        DIY、ハードサイエンス、バイオハッカー...。MITメディア・ラボ伊藤穰一氏が示すイノヴェーター未来予想図2014.07.29 21:30 先日、虎ノ門ヒルズで開催された「MIT Media Lab @ Tokyo 2014」。2日に渡って、テクノロジーやアート、サイエンスなどさまざまな分野で研究を進めている日本や世界のイノヴェーター達が登壇した、密度の濃い豪華なカンファレンスでした。 このカンファレンスの2日目最後には、MITメディアラボ所長の伊藤穰一さんがクロージング・トークに登壇しました。伊藤さんは、教育からDIYカルチャー、エンジニアリング、バイオサイエンスなど、メディアラボ内と世界の最先端で起きている重要トレンドを紹介しました。 約50分以上に及ぶトークでは、普段は注目もされない、既存概念から少し離れているイノヴェーター達を数多く紹介し、未来を作るために何が必要か、今私たちの社

                                        • エプスタイン資金問題を受け、メディアラボの総会で話されたこと

                                          性的搾取疑惑のある投資家からの資金提供を巡って開かれたMITメディアラボの内部会議での初代所長のニコラス・ネグロポンテの発言は、会議に参加した人々に衝撃を与えた。 by Karen Hao2019.09.08 586 256 71 7 MITメディアラボ所長の伊藤穰一は、辞任を迫られている。性的搾取の疑いがある投資家、ジェフリー・エプスタインから研究資金を調達していたことを明らかにしたためだ。だが、9月4日になり、1985年にメディアラボを共同設立し、20年間所長を務めていたニコラス・ネグロポンテが、伊藤所長にエプスタインからの出資を受けることを勧めていたことを明らかにした。ネグロポンテは、「時計を巻き戻せたとしてもなお、私は『受け取れ』と言うでしょう」と付け加えた。彼はさらに強調して、「『受け取れ』とね」と繰り返した。 9月4日の午後、メディアラボの総会の最後に述べられたネグロポンテの発

                                            エプスタイン資金問題を受け、メディアラボの総会で話されたこと
                                          • 松浦 正浩 on Twitter: "メディアラボ所長辞任の件、日本の報道だと、少女売春のエプスタインの寄付を貰ったことが理由のように書いてあるが、本質はそこじゃない。MITでは受領禁止だったエプスタイン資金を匿名化し隠蔽して受領した不正疑惑が問題。東大教授が反社のカネを偽って研究助成として受け取ってたみたいな話。"

                                            メディアラボ所長辞任の件、日本の報道だと、少女売春のエプスタインの寄付を貰ったことが理由のように書いてあるが、本質はそこじゃない。MITでは受領禁止だったエプスタイン資金を匿名化し隠蔽して受領した不正疑惑が問題。東大教授が反社のカネを偽って研究助成として受け取ってたみたいな話。

                                              松浦 正浩 on Twitter: "メディアラボ所長辞任の件、日本の報道だと、少女売春のエプスタインの寄付を貰ったことが理由のように書いてあるが、本質はそこじゃない。MITでは受領禁止だったエプスタイン資金を匿名化し隠蔽して受領した不正疑惑が問題。東大教授が反社のカネを偽って研究助成として受け取ってたみたいな話。"
                                            • MITメディアラボ・スキャンダル報道の「正しい」読み方

                                              NHK教育テレビの「スーパープレゼンテーション」で長らくホスト役(番組司会者&解説者)を務め、日本では文字通り全国的に知られる存在になった、マサチューセッツ工科大学(MIT)のMITメディアラボ所長、伊藤穰一氏。その伊藤氏が、2016年10月にはWIREDの特集企画でBarak Obama元米大統領の対談相手に指名されるなど、少なくともテクノロジー関連分野では世界的な知名度・影響力を持つセレブリティであることは、当媒体読者の多くがすでによくご存知だろう(四半世紀ほど前、朝日新聞社から出ていた雑誌「OPEN DOORS」によく登場していた頃の伊藤氏を覚えている人間にとっては文字通り「隔世の感」がある)。 さて、そんな伊藤氏の名前が、この夏米英のメディアを賑わせていたJeffrey Epstein氏――未成年女性の売春斡旋容疑で逮捕され、その後8月に留置所内で自殺した小児性愛者――のスキャンダ

                                                MITメディアラボ・スキャンダル報道の「正しい」読み方
                                              • MITメディアラボの伊藤穣一はエプスタインの件でがっつりクロ。スプツニ子はインスタでコメント

                                                junkTokyo @junktokyo 未成年性的虐待容疑のエプスタインから資金援助を受けていたMITメディアラボの伊藤穣一所長がいよいよ窮地。NYTとWaPoが辞任止む無しの大型記事。NHK番組の司会も務めた人なのに、日本でろくに報じられていないのはなぜなのか nytimes.com/2019/09/05/bus… washingtonpost.com/local/educatio… 2019-09-07 08:48:01 junkTokyo @junktokyo うわ、急展開。伊藤穣一氏がMITメディアラボ所長を7日付で辞任、とNYTが特報。ローナン・ファロー砲がとどめだったのかな。伊藤氏はNYTの社外取締役も兼務しているんだけど、「同社はコメントしていない」とのこと nytimes.com/2019/09/07/bus… 2019-09-08 04:30:02 石田健 / イシケン

                                                  MITメディアラボの伊藤穣一はエプスタインの件でがっつりクロ。スプツニ子はインスタでコメント
                                                • MITメディアラボにカネいれてた性犯罪者の問題についてスプツニ子とか何か言ってないの? : やまもといちろう 公式ブログ

                                                  騒ぎが拡大しているようですが、どうもメディアラボの伊藤穰一所長が謝罪に追い込まれたようで、周辺の問題もかなりいろいろと掘られ始めているようです。 疑惑の投資家に絡むスキャンダルに揺れるMITメディアラボ--研究者2人が抗議の辞任 https://japan.cnet.com/article/35141599/ 性虐待の米富豪、MIT機関に出資=研究者抗議、日本人所長が謝罪:時事ドットコムint https://www.jiji.com/jc/article?k=2019082300400 もちろん、問題とされたエプスタインさんは残念なことに自ら命を絶ってしまったので、良いこともたくさんしてきたはずの彼の功罪についてきちんと本人から弁証することはついになくなったのは残念なことですが、一方で、そういうエプスタインさんに受益してきたMITメディアラボ関係者から具体的なコメントが出ないようであるの

                                                    MITメディアラボにカネいれてた性犯罪者の問題についてスプツニ子とか何か言ってないの? : やまもといちろう 公式ブログ
                                                  • 疑惑の投資家に絡むスキャンダルに揺れるMITメディアラボ--研究者2人が抗議の辞任

                                                    不祥事を起こした投資家Jeffrey Epstein氏からMITメディアラボが資金を受け取っていた事実が明るみになったことを受けて、同ラボの研究者2人がこの件に抗議して辞任を表明した。MITメディアラボは最近になってEpstein氏に絡むスキャンダルに揺れており、今回の辞任はその最新の展開と言える。Epstein氏は性的搾取を目的とする人身売買の容疑で起訴されていたが、米国時間8月10日に勾留中の留置所で自殺した。 MITシビックメディアセンターの所長で、メディアラボの准教授でもあるEthan Zuckerman氏は20日、Boston Globe紙に対しEpstein氏とメディアラボのつながりを問題視し、同ラボを離れると表明した。Globe紙によれば、Zuckerman氏はメディアラボによる「Disobedience Award」(不服従賞)の主催者の1人でもあった。この賞は社会の不正に

                                                      疑惑の投資家に絡むスキャンダルに揺れるMITメディアラボ--研究者2人が抗議の辞任
                                                    • MITメディアラボで“変な人たち”に囲まれながら、スプツニ子!が学んだこととは?── - sight 次世代を生み出すテクノロジーの視点

                                                      世界に影響を与える若手アーティストの一人として、世界経済フォーラムやTEDなどにも登壇したスプツニ子!さん。テクノロジーとの出会いは中学生の時のiMacでした。アーティストとしての道は、幼少時から感じていた、周囲に馴染めない “異分子”としての葛藤が背景にあったと言います。あらゆる領域でテクノロジーとの結びつきが不可欠の時代に、アーティストは何を問い、新しい世界を切り拓くために、エンジニアに何を期待するのでしょうか。 Profile 東京藝術大学美術学部デザイン科准教授 スプツニ子!(尾崎マリサ)さん 1985年生まれ。英国ロイヤル・カレッジ・オブ・アートでスペキュラティブデザインを専攻。マサチューセッツ工科大学(MIT)メディアラボ助教を経て、2019年4月現在、東京藝術大学美術学部デザイン科准教授。「生理マシーン、タカシの場合。」「東京減点女子医大」といったジェンダーや生命倫理、社会的

                                                        MITメディアラボで“変な人たち”に囲まれながら、スプツニ子!が学んだこととは?── - sight 次世代を生み出すテクノロジーの視点
                                                      • なぜ、MITメディアラボはたった3年でロゴを変えたのか

                                                        なぜ、MITメディアラボはたった3年でロゴを変えたのか2014.11.03 22:008,857 mayumine 遡ること2011年、米ギズモードでは当時刷新されたMIT メディアラボのクールな新しいロゴを紹介しました。独自アルゴリズムで4万通りのバリエーションに変化し、MITメディアラボに所属する人はそれぞれオリジナルロゴを使うことができました。 そして先月、MIT メディアラボはこれまでのロゴをわずか3年で刷新、全く新しいアイデンティティを提示。でもそれには理由があったのです。 1985年に米国マサチューセッツ工科大学建築・計画スクール内に設置された研究所が生まれて約30年が経ち、驚くほど活動内容の幅も広がり深みも増しました。例えばタンジブル・メディア・グループに属する、約24の個々のワークグループの中の「Cognitive Machines Group」は、言語と機械を関連させて学

                                                          なぜ、MITメディアラボはたった3年でロゴを変えたのか
                                                        • 西 和彦 Kazuhiko Nishi on Twitter: "クラウドファンディングのお客様へのお知らせ 私個人は金融取り立て屋から追い込まれ、裁判になっております。 クラファンはNPO法人IOTメディアラボで個人とは別の法人ですので無関係です。念のため、お知らせします。 引き続き、MSX… https://t.co/6bkqiWWGzA"

                                                          クラウドファンディングのお客様へのお知らせ 私個人は金融取り立て屋から追い込まれ、裁判になっております。 クラファンはNPO法人IOTメディアラボで個人とは別の法人ですので無関係です。念のため、お知らせします。 引き続き、MSX… https://t.co/6bkqiWWGzA

                                                            西 和彦 Kazuhiko Nishi on Twitter: "クラウドファンディングのお客様へのお知らせ 私個人は金融取り立て屋から追い込まれ、裁判になっております。 クラファンはNPO法人IOTメディアラボで個人とは別の法人ですので無関係です。念のため、お知らせします。 引き続き、MSX… https://t.co/6bkqiWWGzA"
                                                          • MITメディアラボ 伊藤所長が明かす「お金」の未来予想図 | Forbes JAPAN 公式サイト(フォーブス ジャパン)

                                                            あらゆるものをインターネットが変えたように、デジタル通貨、その基盤技術ブロックチェーンも社会の構造をがらりと変える可能性を秘めている。進化する“最先端の未来像”とはー。 「ブロックチェーンには、インターネット並みのインパクト、そして多くの機会とイノベーションを解き放つポテンシャルがある」 そう話すのは、MIT(マサチューセッツ工科大学)メディアラボ(*1)所長・伊藤穰一。日本のインターネット黎明期から活躍し、その“未来の可能性”についていち早く言及した人物だ。日本初の商業用インターネット接続サービスの立ち上げから、ツイッター社への出資と日本進出のサポートまでとその実績は枚挙に暇がない。 インターネットが社会の構造を変えると予測し、その発展と並走してきた彼が、現在MITメディアラボで取り組んでいるテーマがビットコイン(*2)に代表される「デジタル通貨」とその基盤技術である「ブロックチェーン(

                                                              MITメディアラボ 伊藤所長が明かす「お金」の未来予想図 | Forbes JAPAN 公式サイト(フォーブス ジャパン)
                                                            • お絵かき感覚で作曲:メディアラボの『ハイパースコア』 | WIRED VISION

                                                              お絵かき感覚で作曲:メディアラボの『ハイパースコア』 2006年2月 2日 コメント: トラックバック (0) Mark Anderson 2006年02月02日 マサチューセッツ州ケンブリッジ発――携帯電話ユーザーは40億ドルを超える金額を着信音に費やしてきたが、その大部分は人気のある既存のヒット曲の一節を使ったものだ。しかし今、マサチューセッツ工科大学(MIT)メディアラボは着信メロディーの作曲ツールを無料で一般の人たちにひろく提供し、この市場で新たな創造のかたちを切り開こうとしている。 MITが開発したこの音楽作成ソフトウェアは『ハイパースコア』という。これを用いて制作されたオリジナルの着信メロディーを対象としたコンテストが開催され、1月27日(米国時間)にはMIT構内で優秀作が表彰された。コンテストにはロックバンド、U2のエッジ氏も審査員の1人として名を連ねたが、表彰式には欠席した

                                                              • Niche Media Lab : ニッチメディアラボ

                                                                本日、NHK出版から『フリー <無料からお金を生みだす新戦略>』と先日に紹介した『シェア <共有>からビジネスを生みだす新戦略』の電子版がそれぞれ発売されました。 特に『フリー』は書籍刊行から1周年ということもあり、1週間のみ無料公開だそうです。『シェア』からも複数章がバンドルされるということなので、この機会に未読の方は触れてみてはいかがでしょうか。 電子版『フリー』と『シェア』は気に入ったフレーズが簡単に引用でき、ほかの読者と「SHARE READER」というサイトを介してシェア(共有)できます。なお、同サイトはNHK出版の刊行物だけではなく、ダイヤモンド社刊行の『ザッポス伝説』なども共有対象になっています。電子版のフォーマットや出版社間を超えたシェア・リーディングサイトとして活用してみてください。 → 電子版『フリー』 (App Store) → 電子版『シェア』(App Store)

                                                                  Niche Media Lab : ニッチメディアラボ
                                                                • 少女との乱交、不審な自殺とMITメディアラボ エプスタイン・マネーと伊藤穣一氏突然の辞任の背景 | JBpress (ジェイビープレス)

                                                                  【本記事は「プレミアム会員」限定記事ですが、特別無料公開中です。プレミアム会員にご登録いただくとJBpressのほぼすべての過去記事をお読みいただけます。この機会にぜひご登録ください。】 9月7日、マサチューセッツ工科大学(MIT)メディア・ラボ所長を務めていた一人の日本人が、その職を辞しました。 同時にニューヨーク・タイムズ取締役などの職も退いたことが国際的に伝えられています。 彼の名は伊藤穣一。知る人は知る、影響力の大きな人物が失脚した形になっています。なぜ彼はMITを去らねばならなかったのか? すでに伝えられているように、伊藤氏は未成年者への性的搾取を目的とした人身取引の罪で有罪とされていた富豪、ジェフリー・エプスタイン(1953年1月20日~2019年8月10日)から長年にわたって多額の資金援助を受け続け、かつそれを隠蔽し続けていたことが発覚しました。 メディア・ラボ内部からも矢の

                                                                    少女との乱交、不審な自殺とMITメディアラボ エプスタイン・マネーと伊藤穣一氏突然の辞任の背景 | JBpress (ジェイビープレス)
                                                                  • 「ブロックチェーンの未来に僕はわくわくしている」、MITメディアラボ伊藤所長が語る

                                                                    1966年、京都生まれ。少年時代を米国で過ごし、シカゴ大学などで物理学を学ぶ。ベンチャーキャピタリストでありエンジェル投資家の顔も持つ。 過去に、米ツイッター、米シ ックス・アパート、米キックスターターなどに投資してい る。2011年、日本人として初めてマサチューセッツ工科大学(MIT)メディアラボの第4代所長に就任した。(写真:Koichiro Hayashi) FinTech革命が巨大なうねりとなって日本でも話題になっています。この流れをどう見ていますか。 そうですね。まず、FinTechそのもののムーブメントは実は古くからありました。それこそインターネットの登場以前から起きていることなんです。ブロックチェーンのアイデアも、個々のパーツを見ていけば昔からあるいろいろなアイデアだったりします。 FinTechが今盛り上がりを見せているのは、コンピュータの処理速度が向上し、様々な要素がタイ

                                                                      「ブロックチェーンの未来に僕はわくわくしている」、MITメディアラボ伊藤所長が語る
                                                                    • MIT メディアラボ 石井裕教授の話を聞いてきた / JAPAN INNOVATION LEADERS SUMMIT に行ってきた - techlog

                                                                      JAPAN INNOVATION LEADERS SUMMIT というイベントに参加した。 MIT メディアラボ 石井裕教授の話を聞きたかったので応募して、抽選にあたって参加することができた。 石井教授のいろいろなアカウントはこちら。 [twitter:@ishii_mit] [twitter:@hiroshi_ishii] Hiroshi ISHII - Google Profile それぞれのセッションは興味深いものだったし、Hack for Japan の方々の話を聞いて考えることがたくさんあった。それでも石井教授のセッションは別格だった。まるでライブに行ったみたいだった。文字では表現できなくて、映像でも伝えきれなくて、やっぱりその場にないと伝わらないようなもの。 いちおう、セッション中のtweetのまとめはこちら。 Togetter - 「JAPAN INNOVATION LEAD

                                                                        MIT メディアラボ 石井裕教授の話を聞いてきた / JAPAN INNOVATION LEADERS SUMMIT に行ってきた - techlog
                                                                      • MITメディアラボ石井裕副所長インタビュー(後編) « クーリエ・ジャポンの現場から(編集部ブログ)

                                                                        昨日のインタビューの続きを掲載いたします。 「石井裕副所長インタビュー(前編)」に戻る [caption id=昨日のインタビューの続きを掲載いたします。 「石井裕副所長インタビュー(前編)」に戻る Photographs by Jessica Scranton──近年、SNSの普及などによって人々のコミュニケーションの形が大きく変わってきています。ネットを介して多くの人が協力し合う「集合知」が社会にもたらすインパクトは、今後どうなっていくと思われますか? 要するにジョイ伊藤(伊藤穰一)が生きている世界ですね。世界中どこでも、彼を大歓迎して、お互いに切磋琢磨したいコミュニティがあって、その広がりの大きさゆえにクリエイティブ・コモンズ(※インターネット時代のための新しい著作権ルールの普及を目指す組織とプロジェクトの総称。作者は著作権を保持したまま作品を流通でき、受け手は一定条件のなかで

                                                                        • MITメディアラボ所長「ジョイ」辞任で露呈した競争社会アメリカの暗部

                                                                          伊藤の下で、メディアラボはこの分野で世界最高の研究機関になったが RUBEN SPRICH-REUTERS <性犯罪で起訴され自殺した富豪の寄付を受けた、MITメディアラボと伊藤穣一の経済的プレッシャー> アメリカのエリート大学が評判の急落に直面している。人気女優を含む多数のセレブが子供を世界トップクラスの大学に不正入学させた事件は、名門大学の実力主義の建前に大打撃を与えた。このスキャンダルの傷がまだ癒えないうちに、今度は「汚れた寄付金」問題だ。 特に驚かされるのは、こうしたアメリカの名門大学は学生から1人当たり年間約7万ドルを徴収しているというのに、経営は富裕層からの寄付に依存し切っているという事実だ。ある大学の幹部は先日、「授業料だけでは光熱費を賄うのがやっと」だと私に言った。 大口の寄付は大学の予算だけでなく、志願者集めの決め手となる大学ランキングでいい位置に付けるためにも重要だ。

                                                                            MITメディアラボ所長「ジョイ」辞任で露呈した競争社会アメリカの暗部
                                                                          • 米MITの神髄は「発明か死か」 石井メディアラボ副所長に聞く - 日本経済新聞

                                                                            「Invent or Die(新しいものを生み出すか、さもなくばやめてしまえ)」――。米マサチューセッツ工科大学(MIT)メディアラボの石井裕副所長は、同校の文化をこう説明する。世界のIT(情報技術)をリードする研究はいかに生まれるのか。17年間メディアラボに在籍し、現実世界とデジタル世界の垣根をなくす研究を続ける同氏に、MITの実像を聞いた。 ――MITメディアラボの設立から25年が経過した。この間、変わらないことは何か。

                                                                              米MITの神髄は「発明か死か」 石井メディアラボ副所長に聞く - 日本経済新聞
                                                                            • MITメディアラボ所長 伊藤穣一氏、就任後日本初講演 (後編)【増田(@maskin)真樹】 #MediaLab_tokyo | TechWave(テックウェーブ)

                                                                              これがどういう影響を出すかというと、今度はコストを下げるわけです。余計なものがなくなってきて、パソコンが安くなってネットワークが安くなって、そうすると開発や流通、コラボレーションのコストがものすごく安くなる。何が起きるかというと、リスクが下がるわけですね。 1個のアイディアにトライするリスクが低くなる。するとイノベーションコストが下がる。イノベーションコストが下がると、大企業でやる必要性は何かというと大きな資金を集めるということに尽き、大学だとかベンチャーでできるようになってきて。インターネットが生まれてくると、いろいろなところでイノベーションが起きてくるというわけになる。 さっき(前編)のニコラスさんの話とつながってくるのですが、大企業の頭の中というのはこのようになっているわけです。 大企業というのはリスクが一番心配。コストがオーバーするとか、受注は受けたけど時間がかかり過ぎたとかは、と

                                                                                MITメディアラボ所長 伊藤穣一氏、就任後日本初講演 (後編)【増田(@maskin)真樹】 #MediaLab_tokyo | TechWave(テックウェーブ)
                                                                              • なぜ米国はMITメディアラボ・伊藤穣一氏だけ責めるのか

                                                                                このニュースを聞いて、「なぜ伊藤氏だけが責任を取るのか?」と疑問に感じた人も多いのではないか。というのも、エプスタイン氏から資金を受け取っていた大学や研究者は伊藤氏だけではないからだ。 ではなぜ伊藤氏だけが問題視されるのか。日本では、エプスタイン氏の事件に関する報道が米国に比べて少ないため分かりにくいが、米国での報道を順に追っていくとその理由が見えてくる。 「辞めないで」の署名が集まった8月 米国内でエプスタイン氏への注目が一気に集まったのは、同氏がニューヨーク南地区の連邦地検に起訴された今年7月だ。8月10日に同氏が拘置所内で自殺すると、報道は一気に過熱。そんな中で出てきたのがエプスタイン氏から寄付を受け取っていた大学や科学者たちのリストだった(バズフィードの関連記事)。 8月15日、伊藤氏は謝罪文をMITのホームページに掲載。13年からエプスタイン氏と交友があり、メディアラボだけでなく

                                                                                  なぜ米国はMITメディアラボ・伊藤穣一氏だけ責めるのか
                                                                                • AXISフォーラム「MITメディアラボ 副所長・教授 石井 裕氏 講演会」レポート その1

                                                                                  2010.04.09 AXISフォーラム「MITメディアラボ 副所長・教授 石井 裕氏 講演会」レポート その1 去る1月15日に開催したアクシスフォーラム「MITメディアラボ 副所長・教授 石井 裕氏 講演会」の模様を4週にわたって動画でお届けします。 テーマは「永訣の朝・身体の痕跡・ポストタンジブルビット」。まずは石井教授が若き頃に感銘を受けた宮沢賢治の詩「永訣の朝」を起点に、「私は喋るスピードがどんどん早くなります」とおっしゃるように、話は徐々に熱を帯びてきます。 そして、「ミュージック・ボトルズ」をはじめとするさまざまな作品を振り返りながら……。 突然、北斎の『冨嶽三十六景 神奈川沖浪裏』が飛び出す……。 次週につづきます! 石井 裕/1956年東京生まれ、札幌育ち。北海道新聞社のコンピュータプログラマーだった父の影響で幼少期からコンピュータに興味を持つ。80年北海道大学大学院情報