毎年1月は餅をのどに詰まらせる事故が相次いでいます。食べ物をのどに詰まらせて亡くなった人はおととし4600人を超えていて、日本赤十字社などでは「背部叩打法」など、詰まったものを取る応急手当ての方法を覚えてほしいと呼びかけています。
奈良市内の路上で8日、街頭演説中に銃撃され、病院に搬送された安倍晋三元首相(67)が亡くなった。搬送先の奈良県立医科大学付属病で、救命措置を担当した救急医学・福島英賢教授が午後6時過ぎ、同病院内で会見した。 以下は一問一答 福島教授「12時20分に救命センターに搬送されまして、病院到着時は心肺停止状態。蘇生処置をいたしましたが残念ながら5時3分、お亡くなりになりました。けい部に2か所の銃創がありまして、心臓および大血管の損傷による心肺停止と考えられました。止血術、輸血を行ないましたけれども、残念ながら…という結果になった」 ―2か所の銃創はどのあたり? 傷の深さは 「(クビの前側、鎖骨より上の)真ん中のところと、少し右。距離的には5センチ離れていた。大きさは非常に小さいです。深さは心臓にまで到達するのか深さと理解していただきたいと思います」 ―搬送時にもう厳しかったか 「救急隊とドクターへ
シリーズ「名医のいる相談室」では、各分野の専門医が病気の予防法や対処法など健康に関する悩みをわかりやすく解説。 今回は正月三が日に集中する「餅をのどに詰まらせてしまう事故」について、福井大学医学部付属病院救急救命科科長で総合診療部教授の林寛之先生に徹底解説してもらう。 この記事の画像(15枚) 餅がのどに詰まる原因 正月に多発する餅などを喉に詰まらせた時の対処法についてお話しします。 基本的には餅を詰まらせる事故というのはほとんどが高齢者ですから、加齢に伴う嚥下機能の低下というのが一番の原因になります。 理由は、実際噛もうと思っていても歯が少ないためちゃんと噛めない、唾液がちゃんと出ないので飲み込むのが下手になる、"ゴックン"と喉を持ち上げる力も弱くなる、そして、詰まりそうなときにする咳がすごく下手になる。 この4つの機序で餅が詰まったときにうまく出せなくなっています。 餅は喉の声帯の上に
こんにちは。広島の作業療法士の川本健太郎です。 いつもブログをご覧いただき、ありがとうございます。 医療従事者でもある作業療法士は皆さんの健康を保つことについて相談を受けることが多いです。 特にこれからの時期は 熱中症 に関する質問を受けることも多くなってきます。 では、そもそも熱中症とはどんなことを言うのでしょうか。 また、熱中症が疑われる場合、どのような応急処置が必要なのでしょうか。 今回からシリーズで『熱中症』について皆さまにお伝えしようと思います。 第1回目は『熱中症のメカニズムと応急処置の手順・方法』についてお伝えします。 熱中症とは 熱中症とは、高温・多湿の環境に対して、体が適応できずに体温の調整がうまくできなくなることで、体内に熱が溜まって高体温(うつ熱)になり、その結果として体の中のさまざまな臓器が障害を受けたり、体の中の水分が減ってしまって栄養や酸素を運び込む血液の流れが
すり傷や切り傷は、日常でよくあるけがです。転んで膝をすりむいたり、誤って包丁で指先を切ったりといったことは誰にでもあると思います。とくに小さい子どもがいる家庭では、ほんの少し目を離したすきに子どもが足を滑らせてけがをしたという経験が一度はあるのではないでしょうか。 当記事はMEDLEYニュース(2019年4月4日配信)より許可を得て転載しています 軽いすり傷や切り傷であっても、いざ自分や家族の身に起こった時はどう対処すればいいか困ってしまうかもしれません。本コラムでは、誰にでも実践しやすい傷の手当ての方法について、最新のガイドライン(2019年4月時点)を踏まえた5つの基本ステップを紹介します。 けがをしてしまった時は、まずは落ち着いて、以下の手順を参考にしてみてください。(内容を完全に覚えておくのは難しいので、このコラムをブックマークしておくといざというときに思い出せるかもしれません。)
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