映画「GODZILLA ゴジラ」の脚本にあった原爆描写に不満を示す国防総省の内部文書。「もしこれが広島と長崎に原爆を投下した決定への謝罪や疑問視を意味するなら、そこで終わりだ」とシルされている(ロジャー・スタール氏提供) 【ジョン・ミッチェル特約通信員】ハリウッド映画「GODZILLA ゴジラ」(2014年)の製作に協力した米国防総省が広島の原爆被害を取り上げた途中段階の脚本に抗議し、製作者側がせりふを削除していたことが分かった。同省は協力打ち切りを持ち出して圧力をかけていた。 【写真】米国防総省の介入を明らかにしたロジャー・スタール教授 ■渡辺謙さんのシーンを問題視 同省は俳優の渡辺謙さんが演じる科学者が原爆投下に触れるせりふを「完全に不必要で不当だ」と批判。高官は「もしこれが広島と長崎に原爆を投下した決定への謝罪や疑問視を意味するなら、そこで終わりだ」と、協力撤回の意向を内部文書に記し
2回見た。1回目は一人で。2回目は家族で。 これは間違いなく、宮崎駿の最後の作品であろう。と予感した。 「まーた、これで最後最後詐欺だろ」という声も聞こえてきて、実際にそうかもしれないけど、そこが問題なのではない。 現在82歳となった宮崎駿。彼にとって、最後の作品が「風立ちぬ」(2013年)ということであったのだが、彼はこれではいけない、と思ったに相違ないのだ。知らんけど。 ぼくは10年前に「風立ちぬ」をかなり厳しく批判した。 kamiyakenkyujo.hatenablog.com 「風立ちぬ」は一言で言えば「人間はそれぞれの時代を、力を尽くして生きている」として、「全体には美しい映画をつくろうと思う」という意図を貫いた映画となった。逆に言えば零戦を開発したという戦争の負の側面は糾弾されることもなく、あるいは何か昇華されることもなく、ただ不問に付されて終わってしまったのである。別にドキ
「吉本興業製作」「企画・プロデュースが明石家さんま」「声優に芸人が沢山いる」「プペルにも関わったSTUDIO4℃制作のアニメ映画」「親子愛の押し売りしそうな内容で感動ポルノ臭がすごい」「”#みんな望まれて生まれてきたんやで”というTwitter広告の気持ち悪さ」 パイリン州のような地雷だらけの作品で、映画を観てもないのに何となく苦手意識、嫌悪感を抱いている人もいるアニメ映画『漁港の肉子ちゃん』 更にはエヴァのラストランの特典商法とガンダム映画最高のヒットになりそうな『機動戦士ガンダム 閃光のハサウェイ』に挟まれてテレビで宣伝している割には空気なアニメ映画『漁港の肉子ちゃん』 僕もハードルを低くするだけでなく撤去して鑑賞したので感想を一言で言うと… 本当に良い作品だった。 舐めててすいませんと言いたくなる出来で、良質なジュブナイルドラマとストレートな人情話に感動してしまった。 ここからはネタ
2023年映画館での鑑賞10作目。 三連休中のお昼過ぎの回を観賞。今回は長男と一緒に。 観客は200人くらいで、こんなに映画館の客席が賑わっているのを久しぶりに見た気がします。 これだけ大勢の人が観ていたにもかかわらず、上映中は、みんながこの作品の行方を見届けようとしているがゆえの静寂に包まれていたのが印象的でした。 僕もポスターのなんかちょっと気持ち悪い鳥の写真とだいたいの上映時間くらいしか予備知識はありませんでした。 そんなに積極的に観るつもりはなかったのですが、予定外に時間が空き、映画館が近くにあったので、それじゃあ、ネタバレが世間に浸透する前に話の種に観てみるか、という感じだったのです。 以下は完全ネタバレなので、未見の方は読まないことを強くおすすめします。 この作品が「まぎれもない名作である」とは思わないのですが、「よくわからないもの」をよくわからないまま観て、そこで自分が受け取
「俺たちは無節操な人間だから、お気楽なB級映画が作りたかったんだ」 ―まずはアサイラム社の始まりから教えてください。 ラット:アサイラムは25年ほど前に、もう1人の男性と一緒に創業したんだ。最初は彼のアパートを使っていたよ。当時、俺らはある映画製作会社をクビになったばかりで、最初の2、3年は製作会社の下請けと配給業務をしていた。専門はインディーズ映画。今でこそサメが台風にのって飛び交う『シャークネード』シリーズのような映画が専門だけど、当時はアート系の映画を扱っていたんだ。これ誰にも言わないでね! ―アート系の映画を扱っていたのに、なぜ路線変更を? ラット:若かったし、お金が必要だったからアート系を扱っていたけど、多くの人は小難しくて映画祭で賞を取るような映画より、B級映画の方が好きだってことに気付いたんだ。例えばドラマ作品を売ろうとしたときに、かわいいビキニ姿の女性の背景が爆発してるよう
映画配給会社株式会社ツインは、YouTube上にて新作映画「アイアン・スカイ/第三帝国の逆襲」の予告として、本編映像を一部公開しました。 クラウド上の神「スティーブ」に祈りを捧げるカルト宗教団体。しかし司祭は、信者の中に「完全なるデザイン」を尊重しない不正ユーザーを発見。 なんとiPhoneを「脱獄(Jailbreak)」をしていることが発覚。「デフォルトの壁紙に不満か?」「着信音が足りないのか?」と問います。 問答無用、教団はiPadから脱獄者のiPhoneを遠隔操作、そのまま脱獄者を爆殺してしまいます。 「月面からナチスが攻めてくる」という衝撃的なストーリーで話題をかっさらった前作「アイアン・スカイ」。現在Amazon Prime Videoでも視聴できる名作ですが、その続編となる「アイアン・スカイ/第三帝国の逆襲」は、クラウドファンディングで100万ドル以上の制作費を調達。国内では7
洋画・邦画に限らずここ1,2年に公開された新作映画がことごとくつまんない ストーリーは練られてるのが多いんだけど演出が下手すぎる 映画ってまず最初の20分ぐらいかけて観客に状況把握をさせるっていうのがセオリーで セオリーを破るとしたらシンプルな進め方をしないと観客がついて行けない ロード・オブ・ザ・リングだってスターウォーズだって丁寧に世界の説明するでしょ マーシャン(オデッセイ)はすぐに火星に取り残されるでしょ 最近の映画は説明なしにどんどん登場人物だけ増やしていく(しかも魅力が無い)から全然話の内容が分からんし追いつけない 後半になって最初の方に出てきたあいつが実は犯人でしたーとか言われても 「は?誰?」 ってなるし脚本家大丈夫か?っていう気分になる 面白かったのはテネットぐらいだけど、あれは分かりにくいのを「まぁノーランだからいいか」で乗り切ってるところがある 結局、続編とかテレビア
All About ニュース ライフ 映画ポスターの「右肩上がり手書き文字」はなぜ流行っている? 作品の“エモさ”を引き出す理由を分析してみた 映画ポスターの「右肩上がり手書き文字」はなぜ流行っている? 作品の“エモさ”を引き出す理由を分析してみた 映画ポスターでよくある「右肩上がり手書き文字」はなぜ流行ったのでしょうか? その源流はどこにあるのでしょうか? 受け手に与える印象や、映画以外のケースも含めて、複合的に分析をしてみます。※画像出典:(C)2019『愛がなんだ』製作委員会 映画ポスターの「右肩上がり手書き文字」と聞いて、ピンと来る人はいるでしょうか。作品の“おしゃれ感”や“切なさ”、“淡さ”を表現するような筆記体の文字が右肩上がりで配置されるデザインは、映画をはじめ、近年のメディア作品のポスターや表紙などによく使用されているようです。 「右肩上がり手書き文字」の映画ポスター例 少
【本編無料公開】押井守監督の原点でもある、カルト的人気の近未来SF映画『ラ・ジュテ』の大塚明夫による日本語ナレーション版を2/9(金)21:00~YouTube初無料公開!Prime Videoチャンネル「シネフィルWOWOW プラス」公式YouTubeでは、一度は観ておきたい名画、人気のミステリードラマ、名作アニメなどを続々無料公開! © 1963 Argos Films Amazonプライム会員向けの配信サービス、Prime Videoチャンネル「シネフィルWOWOW プラス」の公式YouTubeにて、クリス・マルケル監督によるSF映画の傑作『ラ・ジュテ』の、『攻殻機動隊』『イノセンス』のバトー役でおなじみ大塚明夫による日本語ナレーション版を、2月9日(金)21時より2週間限定無料公開! テリー・ギリアム監督の『12モンキーズ』(1995)をはじめ、その後の数多くの<タイム・トラベル>
オンライン講座を通して日本文化を発信するNaro.tvにて、「アニメ/特撮カテゴリー」 の第1弾講師として登場した押井。「押井守に学ぶアニメ・映画」は計300分の全20セッションで、押井の思考や、映画監督として実践していることが紹介される。セッションの中には「GHOST IN THE SHELL / 攻殻機動隊」のシーン分析や、映画と出会った幼少期から監督になるまでの振り返りも。価格は税込1万円。期間限定で税込7980円で購入できる。また押井のコメントと、アニメ特撮研究家・氷川竜介氏から「押井守に学ぶアニメ・映画」についての推薦文も到着した。 押井守監督コメントアニメーション監督は机上で映画を作ることが仕事です。 机の上には映画の根拠となるものー現実の風景も役者も存在しません。 そこにあるのは言葉と、それが作り出すイメージだけです。 そして、だからこそ僕は映画を語ることに拘ります。 映画を
田川げんご @ochinchinriichi 若い世代でジブリを見たことがある人が減っているとかいう話、確かに地上波でたまに放送するけど中年以上が盛り上がってる印象しかないし、若い子はそもそもテレビ見ないし、レンタルビデオ屋も無いし、サブスクでも見れないし、考えてみたら接点かなり減ってるな…… 2022-10-21 10:38:33 田川げんご @ochinchinriichi 多少課金すれば視聴できる環境自体揃ってるけど、500円とか1000円で見放題に慣れると1タイトルに数百円払うのも相対的に高くなるし、そもそもエンタメが多すぎて積極的にジブリ作品を見ようとする域までたどり着かない 2022-10-21 10:40:52
伊坂幸太郎氏のベストセラー小説「マリアビートル」を、 ブラッド・ピットさん主演でハリウッド実写化した、 映画「Bullet Train」の予告編が2日、世界一斉公開されました。 本作の舞台は日本。 ブリーフケースの回収の任務にあたる、 久しぶりに殺し屋の任務に復帰した主人公(ブラッド・ピット)が、 新幹線に偶然乗り合わせていた殺し屋たちと、 死闘を繰り広げるアクション大作になっています。 監督は「デッドプール2」などで知られるデヴィッド・リーチ氏。 予告編は1日で再生数300万回を超えるなど大反響。 「トンデモ日本」にツッコむ声や、出来栄えを絶賛する声など、 様々な反応が寄せられていましたので、その一部をご紹介します。 「日本人は冷静だな」 日本が舞台のゲームを公平に評価する日本人の姿勢が話題に 翻訳元■■■■ https://www.youtube.com/watch?v=8b8c1o0
受け手によって解釈が違う表現って、視聴者間のレスバトルが引き起こされて嫌な気分になるんだよね。 作品自体は面白かったとしても、その後のネットコミュニティが荒れまくると、うんざり気分に上書きされちゃう。 人類史上もっとも一般人の推し活とレスバが盛んなこの時代、揉め事の種にならないようにはっきり説明してくれる作品や解釈の幅が少ない作品が求められるのは自然だね。 つまりカップリング論争なんて最早うんざりだから、公式正史における本命CPは明示されてる方がありがたいってことよ。 そしてCPやオタクジャンル以外でも近いことが言える。 現代では、作品そのものの効用と、その作品に対してネットでお祭りすることの効用が、同じくらい重要になってる。 オタクジャンルでは以前から「公式が新情報を追加し続けて、オタクの二次創作や限界萌え狂い芸やトレンド乗りといったファンコミュニティの活気を絶やさないことが大事。それっ
前川知大 Tomohiro MAEKAWA @TomoMaekawa 昨日来た姪(高1)は演劇を観るのがまだ二回目。アニメや映画で育ってきて、演劇はどう思ったかと聞くと。干渉可能性が怖いと。つまり立ち上がって叫べば芝居を壊せるという事実が恐ろしく、客席で緊張するのだと言う。よく客が入って芝居は完成すると言うが、そのことを本質的に理解してるのだな。 2019-11-11 12:32:15 前川知大 Tomohiro MAEKAWA @TomoMaekawa あと面白かったのは、「君たちには無限の可能性がある」(セリフであるんです)とか言われると、途方もなくて怖い、むしろ有限であって欲しい、と。確かに15歳の頃はそうだったと、はっとした。トータルな感想としては、内容も相まって演劇気持ち悪い、それ作ってる叔父さん気持ち悪い、でした。 2019-11-11 12:34:38 前川知大 Tomohi
映画「バービー」公式、海外の“原爆ファンアート”にハートつきで「忘れられない夏になりそう」 日本では批判の声続出 映画「バービー」の海外公式X(Twitter)アカウントの投稿に、日本のユーザーから批判が集まっている。作中のキャラクターと、原爆やキノコ雲を合わせて描いたファンアートにハートマークの絵文字つきで「忘れられない夏になりそう」などと返信。投稿に対し、日本のユーザーからは「絶対に観に行かない」「無神経すぎる」などと批判の声が続出している。 バービーは、おもちゃのバービー人形をテーマにした実写映画。問題の投稿は、原爆の開発に携わった科学者を描く伝記映画「オッペンハイマー」とバービーを一緒に描いたファンアートに対する返信だ。ファンアートは、爆発を背景にはしゃぐバービーを、オッペンハイマー側の主人公であるロバート・オッペンハイマーが抱えているものだった。 バービー公式アカウントは他にも、
みんみんぜみ @inuchochin コメント付きリツイートが70以上あった。みんな好きですね、霞の構え。 「この構えからどうやって攻撃するの」「目をつく受けの構え」「真剣じゃないと有用ではない」「ありえない構え」という意見があって、これも創作や剣道から広まった何やらぼんやりしたイメージがありそう。 twitter.com/kagetsuki1988/… 2020-06-29 12:05:18 みんみんぜみ @inuchochin 霞構えは江戸時代から伝わる流派でどう使われているか見てみると肥後の新陰流の三学で出てくるものはこのような感じ。 「間に進み剣を高く左(右)に構え、頭を覆う。(敵は)進んで左手拳を切る。(我は)これを避け剣をおろし(敵)左(右)手を抑え(以下略)」 twitter.com/zefu_kai/statu… 2020-06-29 12:13:12
©2023 Warner Bros. Ent. All Rights Reserved. ©2023 Warner Bros. Ent. All Rights Reserved. 音楽ディレクター / 評論家の柴崎祐二が、映画の中のポップミュージックを読み解く連載「その選曲が、映画をつくる」。第4回は、マーゴット・ロビー主演『バービー』を取り上げる。 バービー人形をモチーフに、ジェンダーをはじめ種々の社会的なテーマに取り組んだ本作は、Netflixの諸作品とも通じるような、いかにも今日的なエンターテイメント作品といえる。マーク・ロンソンのプロデュースのもと、今を代表する豪華なミュージシャンが集結したサウンドトラックも大きな話題だ。 柴崎は、本作の社会問題への眼差しや音楽の優れた使用に一定の評価を示しつつも、それらが「目配せ」的な「記号」となっていることに疑義を呈する。それは、メタ的な手法が
8月18日に公開されたアニメ映画『SAND LAND』(サンドランド)の冒頭約15分の映像が本日20時より公開されることを記念して、原作者・鳥山明氏からの直筆メッセージ&描き下ろしイラストも公開された。 【写真】その他の写真を見る 配給の東宝によると鳥山氏が手書きでメッセージを書くのは珍しいそうで「映画SAND LANDをすでにごらんになっていただいた神のようなみなさん、ほんとうにありがとうございます!」とファンに感謝。 続けて「動員数はまだまだですが評判はおかげさまでなかなかいいみたいで意外にも感激した!なんてステキな人たちまで。特にメカ関係の評価が高いのは完全にアニメスタッフのおかげです」と周囲の反響を伝えた。 最後に「まだ観ていない、迷っているみなさん、観る気ないよ、ってみなさんもそんなこといわないでぜひごらんになってみてくださいね!」と呼びかけた。
Twitterなどで昨今増えつつある「ビジネス本の図解アカウント」が一部で物議を醸しています。中には「ファスト映画みたい」「法的にどうなの」といった批判や疑問の声も。“他者の本の内容の図解化”はどのような問題があるのか、弁護士に見解を聞きました。 ビジネス本を「図解」してフォロワーを稼ぐ『図解クリエイター』が一部で流行っているらしい(Togetter) 問題になっているのは、主に有名なビジネス本などを対象に、書籍の内容を3~4枚の図にまとめて投稿しているアカウント群。ひろゆきさんの『1%の努力』や、近藤麻理恵さんの『人生がときめく片づけの魔法』など、Twitterで「図解+書名」などのキーワードで検索すると、多くの書籍が“図解化”されているのが見つかります。自分なりの知識やノウハウ、日常の“あるある”などを図解にして投稿しているツイートは以前からありましたが、最近になってこうした「書籍の図
ホーム > 映画ニュース > 2022年11月3日 > 「ゴジラ」通算30作目の新作は2023年11月3日公開! 山崎貴監督「とてつもないゴジラを目指す」 「ゴジラ」通算30作目の新作は2023年11月3日公開! 山崎貴監督「とてつもないゴジラを目指す」 2022年11月3日 12:03 2023年11月3日に公開!日本が生んだ特撮怪獣映画の金字塔「ゴジラ」の新作が山崎貴監督のメガホンで製作され、2023年11月3日に公開されることが明らかになった。「ゴジラの日」である11月3日、配給の東宝が発表した。 初代「ゴジラ」(本多猪四郎監督)が公開されたのは、1954年11月3日。足掛け68年、同じ11月3日に日本映画としては通算30作目という節目の作品の発表となった。東宝は新作映画について、公開日と監督名の発表に留めており、キャスト名は明らかにしていない。 メガホンをとる山崎貴監督山崎監督は、
「若者が動画を倍速で見ている」という話がネットで話題になった。ソーシャルネイティブで他者の共感とコスパを重視する現在の若者=Z世代は、共通の話題となる映像作品を早送りで見ている(のはいかがなものか)というのがその論調だが、果たして本当にそうなのか? 大学でのアンケートを基にその実態と本質を考えたい。 メディア接触・コンテンツ密度・咀嚼(そしゃく)スピード本題に入る前にメディアとコンテンツの関係を押さえておきたい。大学のメディア系の講義で学生に分かりやすく単純化して伝える話でもあるのだが、メディアが「お皿」でコンテンツが「料理」という関係に喩えたりする。同じ物語というコンテンツ(料理)でも、それを載せるメディア(お皿)の形が変われば、たとえ材料が同じでも料理の味わい方やその価値が変わるということだ。 そして、一口にコンテンツと言っても、シーケンシャル(連続的)に受け取らなければ意味を把握しづ
人気漫画が原作のアニメーション映画「劇場版『鬼滅の刃』無限列車編」の興行収入が、公開から73日間で324億円に達し、平成13年に公開された「千と千尋の神隠し」の316億円を抜いて、国内で上映された映画の歴代1位になりました。 人気漫画「鬼滅の刃」を原作にした「劇場版『鬼滅の刃』無限列車編」は、大正時代の日本を舞台に主人公の少年が敵の鬼たちと戦いを繰り広げる物語で、去年放送されたテレビアニメの続きが描かれています。 映画を配給する東宝などによりますと、ことし10月16日の公開から27日までの73日間の観客動員数は2404万人で、興行収入は324億7889万円に達したということです。 この結果、興行収入は、平成13年に公開された宮崎駿監督の「千と千尋の神隠し」の316億8000万円を抜いて、国内で上映された映画の歴代1位になりました。 歴代興行収入 トップ10 興行通信社がまとめた国内で上映さ
──なぜアイヌのイオマンテを撮ろうと思われたのでしょう? 映像を撮ったのは、じつは1986年で、いまから35年前のことです。それまで僕は沖縄の久高島や西表島の神事にまつわる映像を撮っていて、アイヌのほうには目が行っていなかった。 でもどういうわけか、和人ながらアイヌ名を持つ堤大司郞という写真家から、北海道の屈斜路湖畔でキタキツネの霊送りを75年ぶりにやるから撮影しないかという話が来ました。 それがきっかけで、初めてアイヌのことを少し勉強して、撮影させてもらいました。いずれ本格的な映画を作ろうと思いつつ、結局35年も放っていたんですが……。 いまになって映画にした理由は、ふたつあります。ひとつは、民俗資料としても貴重なこの映像記録をなんとしても世に出さねばと思ったからです。 イオマンテを執り行ったのが、当時75歳だった日川善次郎エカシです。この儀礼は当時ですらできる人がほとんどいなかった。そ
Twitter上のハッシュタグ「#2019年映画ベストテン」を集計しました!有効投票数1073名が選んだ2019年最高の映画は『アベンジャーズ/エンドゲーム』でした! 2019年の映画ベスト100 順位 タイトル 得点 1 位 アベンジャーズ/エンドゲーム 3696.0 2 位 ジョーカー 3308.0 3 位 スパイダーマン:スパイダーバース 2533.5 4 位 ワンス・アポン・ア・タイム・イン・ハリウッド 2378.5 5 位 グリーンブック 1384.5 6 位 スパイダーマン:ファー・フロム・ホーム 1335.5 7 位 ゴジラ キング・オブ・モンスターズ 1002.0 8 位 スター・ウォーズ/スカイウォーカーの夜明け 992.5 9 位 天気の子 886.0 10 位 アクアマン 760.0 11 位 アイリッシュマン 738.0 12 位 愛がなんだ 735.5 13 位
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