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書評の検索結果81 - 120 件 / 2718件

  • 本を「捨てる・捨てない」で葛藤中のあなたに “日本一の書評家” の本整理術、教えます - STUDY HACKER(スタディーハッカー)|社会人の勉強法&英語学習

    紙の本が増えすぎて、部屋に保管するスペースがなくなってきた。もう読まなくなった本を捨てるべきかどうか、考えても答えが出ない……。読書好きの人なら、一度はこのように悩んだことがあるでしょう。 自宅を図書館みたいにできれば理想かもしれませんが、なかなかそういうわけにもいきませんよね。「電子書籍よりやっぱり紙の本をもちたい!」という人も多いはず。 そこで今回は、本を「捨てる」「捨てない」で葛藤中の人へ、本を気持ちよく処分するためのヒントを3つご紹介します。 【1】「背表紙の可視化」と「時系列並べ」で本棚をメンテナンスする 年に700冊以上読み500本の書評を書く“日本一の書評家(※)” 印南敦史氏は、処分すべき本を見極めたいなら、本棚を定期的にメンテナンスするとよいと言います。具体的には、次の2点を心がけるだけで、本を処分しやすくなるそうです。(※多様な分野の日本一認定サイト「日本一ネット」によ

      本を「捨てる・捨てない」で葛藤中のあなたに “日本一の書評家” の本整理術、教えます - STUDY HACKER(スタディーハッカー)|社会人の勉強法&英語学習
    • 自分がどう生きるかは、結局自分が決めるしかないのでは?―『21世紀の道徳』批判的書評 - あままこのブログ

      21世紀の道徳 作者:ベンジャミン・クリッツァー晶文社Amazon著者のベンジャミン・クリッツァー氏(id:DavitRice)の論考については以前もこのブログで何度か取り上げたことがあります。 amamako.hateblo.jp amamako.hateblo.jp amamako.hateblo.jp 上記の記事を読めば分かるとおり、僕はクリッツァー氏の豊富な知識量についてはすごいと思っているんですが、そこから示される、社会問題や学問観・人生論にはどうしても同意できないところがあります。ただ、なんでそこで同意できないかはいまいちよく分からなかったんですね。 それは、この本を読んでも正直あまり変わらなかったんですが、ただこうやってまとまった形で論考を読むことによって、そもそもクリッツァー氏と僕には、根本的な考え方の違いがあるんだなと思うようになりました。 学問は「唯一無二の正解」を示す

        自分がどう生きるかは、結局自分が決めるしかないのでは?―『21世紀の道徳』批判的書評 - あままこのブログ
      • 【こんまり】まずは「捨てる」。近藤麻理恵「人生がときめく片づけの魔法」【書評63歩目】 | わんブック

        この記事を読めば、正しい「片づけマインド」が身に着いて、お部屋を綺麗に片づけることができ、理想の生活を送ることができますよ♪ お部屋の片づけしなきゃ…。 どこから手をつけよう…! 片づけに取り掛かる前に、チョット待って! 正しい片づけマインドを身に着けて片づけないと、いつまでも片づけてはまた汚れて、片づけて…の片づけリバウンドに陥ってしまいますよ。 私も片づけが大の苦手で、使ったら使いっぱなし、すぐ手の届くところに置いておきたい気持ちから、自分の周りは物でいっぱい…の状況になっていました。 友人や恋人を自宅に招くときにはもちろん、普段の生活でも綺麗なお部屋で生活できたら、もっともっと気持ちよく過ごせますよね。 そこで今回この記事では、サンマーク出版 近藤麻理恵「人生がときめく片づけの魔法」を参考に、「収納」より前の段階「捨てる」に焦点を絞って片付けマインドについて紹介をしていきたいと思いま

          【こんまり】まずは「捨てる」。近藤麻理恵「人生がときめく片づけの魔法」【書評63歩目】 | わんブック
        • 円堂都司昭 on Twitter: "「あの人、書評書けるんですか?」という豊崎由美氏は、ゼロ年代には「あの人、“批評”書けるんですか?」みたいないわれ方してたわけで。2010年代にTwitter文学賞やってた人が今はTikTokくさす、と。時は流れましたね……。"

          「あの人、書評書けるんですか?」という豊崎由美氏は、ゼロ年代には「あの人、“批評”書けるんですか?」みたいないわれ方してたわけで。2010年代にTwitter文学賞やってた人が今はTikTokくさす、と。時は流れましたね……。

            円堂都司昭 on Twitter: "「あの人、書評書けるんですか?」という豊崎由美氏は、ゼロ年代には「あの人、“批評”書けるんですか?」みたいないわれ方してたわけで。2010年代にTwitter文学賞やってた人が今はTikTokくさす、と。時は流れましたね……。"
          • 【書評】自分を変える方法 いやでも体が動いてしまうとてつもなく強力な行動科学 ケイティ ・ミルクマン ダイヤモンド社 - 京都のリーマンメモリーズ

            特別お題「わたしの2022年・2023年にやりたいこと」 2023年にやりたいことは、いい習慣を身に付けることです。飲みすぎをやめて、毎日運動を心掛ける生活にしたいと思います。自分を変えるというのはなかなか難しいですね。そんな中、世界26カ国で続々刊行し、世界的ベストセラーとなっている自分を変える方法を教えてくれるというすんごい本を紹介します。(笑) 【本書の紹介】 【2.本書のポイント】 【3.本書の感想】 【4.関連書籍の紹介】 【本書の紹介】 習慣を変えたり、目標達成するような本はたくさん出ています。 この本も、習慣改善本の1冊になると思います。 ただし、この本のすごいところは、著者が、世界最高の数十人の経済学者や心理学者、コンピューター科学者、医者たちと共同研究を行う機会に恵まれたところです。 これは、期待大ですね! それぞれの学者さんたちが、「自称世界最高」でないことを祈ります。

              【書評】自分を変える方法 いやでも体が動いてしまうとてつもなく強力な行動科学 ケイティ ・ミルクマン ダイヤモンド社 - 京都のリーマンメモリーズ
            • 【書評】「コンテナセキュリティ コンテナ化されたアプリケーションを保護する要素技術」 | DevelopersIO

              セキュリティに限定せず、「コンテナとは何か」から詳細に説明しています。コンテナやセキュリティの深淵に触れてみたい方にお勧めの、遅効性の良書という印象です。 コーヒーが好きな emi です。 コンテナを使ったアーキテクチャは引き合いも多く、私も常々しっかり学ばねばならないと思っていました。そんな折、以下のイベントでコンテナセキュリティに関する内容で登壇をすることになりました。 コンテナセキュリティについて学ぶため「コンテナセキュリティ コンテナ化されたアプリケーションを保護する要素技術」を読みましたので、本記事では本書の概要と感想を記載します。 書籍情報 書籍タイトル : コンテナセキュリティ コンテナ化されたアプリケーションを保護する要素技術 著者 : Liz Rice(著)、株式会社スリーシェイク(監修)、水元 恭平、生賀 一輝、戸澤 涼、元内 柊也(訳) 出版社 : インプレス 出版日

                【書評】「コンテナセキュリティ コンテナ化されたアプリケーションを保護する要素技術」 | DevelopersIO
              • ライフハッカー・ジャパンの書評家が選ぶ、2023年の名著10選 | ライフハッカー・ジャパン

                4TBが9千円台だって。バッファローの静音HDDは在庫があるうちに回収しておこう【Amazonセール】

                  ライフハッカー・ジャパンの書評家が選ぶ、2023年の名著10選 | ライフハッカー・ジャパン
                • 書評 「人間の本質にせまる科学」 - shorebird 進化心理学中心の書評など

                  人間の本質にせまる科学: 自然人類学の挑戦 東京大学出版会Amazon 本書は若手研究者たちにより執筆された自然人類学の総説・入門書になる.内容的には東京大学の駒場の1,2年生向けのオムニバス講義がもとになっているようだ.自然人類学は「人間とは何か」という問いを自然科学的に探究する営みであり,時系列的にはチンパンジーとの分岐から未来まで,対象のスケールとしてはゲノムレベルから地球生態系までを視野に入れた広大な学問領域になる.本書ではそれぞれの専門家から人類進化の軌跡,ゲノム科学,ヒトの生物としての特徴,文化とのかかわりが解説されている. 第1部 人類進化の歩み 第1部は,霊長類の行動と社会,チンパンジーとの分岐から猿人*1まで,ホモ属,ネアンデルタールという4章構成になっていて,人類進化の最新の知見が要領良くまとめられている.各部において内容的に興味深かったところを紹介しておこう. 霊長類

                    書評 「人間の本質にせまる科学」 - shorebird 進化心理学中心の書評など
                  • 【書評】たった一つの改善で30点から70点取れるようになる『変える技術、考える技術』が素晴らしい。

                    まず、何といっても、実績がぶっ飛んでいます。 発売後わずか1ヶ月で、Amazonで250以上のレビューを獲得。 もちろん、本の売り方やマーケティングも上手かったのかもしれませんが、 それだけでは、これほど高い評価は獲得できないはず。 また、本の中身も1ページ目からユーモアにあふれています。 最初の章で「イライラしたときは、”イ”を”ム”に変えてみよう。ムラムラしてくるだろ?」と紹介されていますが、これを試すだけでアンガーマネジメントの7割くらいは習得できそうです。 何となく、只者ならぬ雰囲気を感じるこの本。 いったいなぜこんなに注目されているのでしょうか? それは、枝葉のハウツーではなく、本質的な「コツ」が語られていたからです。 では、本書に書かれていた「コツ」とはいったい何だったのか? …と本題に入る前に、まずは「コツ」の意味を補足しておきます。 『もっと早く、もっと楽しく、仕事の成果を

                      【書評】たった一つの改善で30点から70点取れるようになる『変える技術、考える技術』が素晴らしい。
                    • 【書評】『Google Cloudのしくみと技術がしっかりわかる教科書』は、クラウド初心者から経験者までオススメできる一冊でした | DevelopersIO

                      【書評】『Google Cloudのしくみと技術がしっかりわかる教科書』は、クラウド初心者から経験者までオススメできる一冊でした このブログは、2021年9月16日に発刊された『Google Cloudのしくみと技術がしっかりわかる教科書』の書籍レビューの記事です。かなりの良著でしたので、良かった点などをまとめてご紹介できればと思います。 私は普段AWSを扱っていますが、GCPについてもざっくり理解したいという動機でこの本を購入しました。 オススメしたい人 この書籍は、以下が当てはまる方にオススメできます。 クラウド技術を学びたい初心者の方 他のクラウドに関する経験(AWSやAzureなど)がある方で、GCPの特徴もざっくりと理解したい方 テキストベースでなく、豊富な図や表を見てGCPのサービスをキャッチアップしたい方 また、私自身はGCPの認定資格を持っていないので何とも言えませんが、G

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                      • 【書評】才能を開く編集工学 世界の見方を変える10の思考法  安藤昭子  Discover - 京都のリーマンメモリーズ

                        今週のお題「肉」 食欲の秋なので、焼き肉なんか食べた日にゃついつい食べすぎてしまいますよね。これには注意したいところですね。肉は体の栄養には欠かせないものですが、今回は脳の血肉となるすんごい本を紹介します。(笑) 【1.本書の紹介】 【2.本書のポイント】 【3.本書の感想】 【4.関連書籍の紹介】 【1.本書の紹介】 ご存知ですか? 才能って何でしょう? 記憶力のことでしょうか? 計算力のことでしょうか? 教養のことでしょうか? 違います。 たぶん。(笑) ではいったい、才能って何なんでしょう? そして、才能を伸ばすにはどうしたらよいのでしょうか? 【2.本書のポイント】 物事の間に潜在する関係を見つけ、組み合わせをつくることによって、新しい意味や価値を生み出していく。この関係の発見を意図的に起こしていく営みが「編集」であり、それを遂行する力が「編集力」です。「編集力とは関係発見力」と言

                          【書評】才能を開く編集工学 世界の見方を変える10の思考法  安藤昭子  Discover - 京都のリーマンメモリーズ
                        • [書評]シニアエンジニアから先のキャリアを考える「スタッフエンジニア マネジメントを超えたリーダーシップ」 | DevelopersIO

                          「シニアエンジニアになったけど、この先何を目指すべきなのか?マネージャー?」のような悩みのある方に向けたマネージャー以外の選択肢に関する本「スタッフエンジニア マネジメントを超えたリーダーシップ」の書評です。 はじめに 「シニアエンジニアになったけど、この先何を目指すべきなのか?マネージャー?」 「会社としてシニアエンジニアに今後どんなキャリアを提示できるだろうか?」 社内で一定以上のキャリアに到達すると、従来の大企業などの場合はマネージャーに昇進することが多かったかと思います。国内の先進的な企業ではエキスパート、ICなどの肩書きが生まれている印象です。海外ではシニアの上位でエンジニア寄りのポジションとしてスタッフエンジニアなどの役割を作っています。スタッフという言葉が日本では聞き馴染みなかったですが、「エンジニアのリーダー」や「幹部の補佐」に相当するポジションです。では、スタッフエンジニ

                            [書評]シニアエンジニアから先のキャリアを考える「スタッフエンジニア マネジメントを超えたリーダーシップ」 | DevelopersIO
                          • 【書評】迷わず書ける記者式文章術 プロが実践する4つのパターン 松林薫 慶應義塾大学出版会 - 京都のリーマンメモリーズ

                            【1.本書の紹介】 【2.本書のポイント】 【3.本書の感想】 【4.関連書籍の紹介】 【1.本書の紹介】 こちらは、元日本経済新聞記者が、とてもわかりやすく、文章をかんたんに書く方法を紹介した本です。 プロは、各内容によって4つのパターに分けて書くことで、余計なことには迷わず、記事を書いていけるそうです。 さて、4つのパターンとはどういうモノなのでしょうか? 【2.本書のポイント】 「日本語を書く能力」があったとしても、そもそも「伝えるべき何か」がなければ、文章を書くことはできない。 新聞の文章は規格化されています。悪く言えば個性ですが、だからこそ誰が読んでも理解できます。 どんな取材もそうですが、とにかく人から話を聞く場合、事前の情報収集が成否のカギを握ります。これは、限られた時間で何を聞くのかという、質問の絞り込みができるからです。 他人から情報を得るには、それと同じ価値の情報を相手

                              【書評】迷わず書ける記者式文章術 プロが実践する4つのパターン 松林薫 慶應義塾大学出版会 - 京都のリーマンメモリーズ
                            • 書評 「心理学を遊撃する」 - shorebird 進化心理学中心の書評など

                              心理学を遊撃する 作者:山田祐樹ちとせプレスAmazon 本書は認知心理学者山田佑樹による,「心理学の再現性問題」についてそれをリサーチ対象として捉えて突っ込んでいった結果を報告してくれる書物である. 「心理学の再現性問題」は,心理学者にとって自分のリサーチの基礎ががらがらと崩れていくかもしれないような重苦しいテーマであるに違いない.しかし著者はそれを軽やかに取り上げ,様々な角度からつつき,本質を見極めようとする.物語としてはその突貫振りが楽しいし,再現性問題が非常に複雑な側面を持ち,かつとても興味深い現象であり,到達点がなお見えない奥深いものであることを教えてくれる.それはまさに最前線からの「遊撃」レポートであり,迫力満点の一冊だ. 第1章 心理学の楽屋話をしよう 第1章では心理学の「楽屋話」が書かれている.まず著者の駆け出しのころの研究(ランダムネスの知覚),面白い効果を実験で示せたと

                                書評 「心理学を遊撃する」 - shorebird 進化心理学中心の書評など
                              • いいか、よく聞け。書評には三種類ある。逆に言うと三つしかない。 (1) 要..

                                いいか、よく聞け。書評には三種類ある。逆に言うと三つしかない。 (1) 要約お前の書評はこれ。要約だからって無価値なわけではない。 勉強会で輪読するような場合、読んできたやつが読んでいないやつに本の内容を伝えるのは要約が一番だ。 (2) 比較同ジャンルの本を多く読んでいる場合、それらとの比較をして今回読んだ本を評価できるはずだ。 他の本にない特徴や新規性はなにか、他にない独特のストーリー展開や表現はなにか、 他にくらべてどのくらい優れていてどのくらい価値があるか。 ここの部分は何々の引用で、ここは何々の影響がみられるとか。 プロの書評はこういうやつだ。読書量が少なく自分の評価軸を持っていない素人が真似してはいけない。 (3) 自分語り書評が上手くなりたいやつにおすすめなのはこれだ。 読書感想文で賞をとるような小学生が書いているのもこれだ。 読んだ本に書いてある内容にむりやりこじつけて自分の

                                  いいか、よく聞け。書評には三種類ある。逆に言うと三つしかない。 (1) 要..
                                • 評論家の坪内祐三さん死去 61歳 エッセーや書評人気:朝日新聞デジタル

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                                    評論家の坪内祐三さん死去 61歳 エッセーや書評人気:朝日新聞デジタル
                                  • 山形浩生「これは驚いた。言語と音楽(そして踊り)についての、コロンブスの卵のような理論だ」『〈脳と文明〉の暗号』書評|Hayakawa Books & Magazines(β)

                                    山形浩生「これは驚いた。言語と音楽(そして踊り)についての、コロンブスの卵のような理論だ」『〈脳と文明〉の暗号』書評 ベストセラー『ヒトの目、驚異の進化』のマーク・チャンギージーが「聴覚」を糸口に人類誕生の謎に迫った話題作、『〈脳と文明〉の暗号――言語と音楽、驚異の起源』(中山宥訳、ハヤカワ・ノンフィクション文庫)。本記事では評論家・翻訳家の山形浩生氏による書評をお届けします! これは驚いた。言語と音楽(そして踊り)についての、コロンブスの卵のような理論だ。言語は不思議なもので、霊長類ですら大した言語活動をしないのに、ヒトだけ突然、やたらに複雑な言語を駆使できるようになる。チョムスキーやピンカー的な発想だと、言語というのは人間で突然発生した、完全に生得的な能力だ。つまり、人間はなんだか知らないけれど他の動物とはまったくちがい、生まれながらに言語を習得する能力を持っている、というのがかれらの

                                      山形浩生「これは驚いた。言語と音楽(そして踊り)についての、コロンブスの卵のような理論だ」『〈脳と文明〉の暗号』書評|Hayakawa Books & Magazines(β)
                                    • 【書評】最先端研究で導き出された「考えすぎない」人の考え方  堀田秀吾  サンクチュアリ出版 - 京都のリーマンメモリーズ

                                      今週のお題「お気に入りの靴下」 長持ちする靴下。そう、考えすぎてはいけません。答えは、それでイイんです。そんなに考えなくても、そんなに間違っていないでしょ。(笑) 今まではしっかり考えることが大事だと思っていた私達に、真逆の説を唱える研究結果を紹介してくれるすんごい本を紹介します。(笑) 【1.本書の紹介】 【2.本書のポイント】 【3.本書の感想】 【4.参考書籍の紹介】 【5.著者よりコメント頂きました!】 【6.出版社より】 【1.本書の紹介】 ずーっと、悩み続けた経験はありませんか? 悩みは、簡単に解決することではないので、なかなか止まらないですよね。 しかし、悩み続けることはムダなんです! と、言われたら、どう感じますか? とりあえず、私は、悩んだ時間を返して欲しいと思いますね。(笑) 本書では考えすぎる事よりも、もっと大切なことを紹介しています。 さて、考えすぎる以上に大切なこ

                                        【書評】最先端研究で導き出された「考えすぎない」人の考え方  堀田秀吾  サンクチュアリ出版 - 京都のリーマンメモリーズ
                                      • 【書評】雰囲気でOAuth2.0を使っているエンジニアがOAuth2.0を整理して、手を動かしながら学べる本 #技術書典7 | DevelopersIO

                                        【書評】雰囲気でOAuth2.0を使っているエンジニアがOAuth2.0を整理して、手を動かしながら学べる本 #技術書典7 技術書典7で頒布された「雰囲気でOAuth2.0を使っているエンジニアがOAuth2.0を整理して、手を動かしながら学べる本」を読んでみたのですが、良かったので紹介します。 以下で購入可能です。 雰囲気でOAuth2.0を使っているエンジニアがOAuth2.0を整理して、手を動かしながら学べる本 雰囲気でOAuth2.0を使っているエンジニアがOAuth2.0を整理して、手を動かしながら学べる本 すごくざっくり言えば、OAuth 2.0 ってなんなの?と、実際にサービスのエンドポイントを叩いて各フローを実際に体験するチュートリアルから構成されています。 私が特に良いなと思ったのは、 実際に存在するサービスを使った例に合わせて説明が進むので、それぞれのロールが「そもそも

                                          【書評】雰囲気でOAuth2.0を使っているエンジニアがOAuth2.0を整理して、手を動かしながら学べる本 #技術書典7 | DevelopersIO
                                        • 【書評】『Kaggleで勝つデータ分析の技術』(技術評論社) - u++の備忘録

                                          限定の先行販売*1で紙版を入手した『Kaggleで勝つデータ分析の技術』(技術評論社)を読みました。なお電子版をご恵贈いただく予定です。 gihyo.jp 10月7日の発売を待たずして Amazon*2のベストセラー1位になるなど、注目を集めています。 既に著者の一人である threecourse さんは、執筆者視点で見どころを紹介しています*3。 本記事では一人の読者、そして Kaggler の視点で書評を記します。なお私は既に1年以上 Kaggle に取り組んでおり、一定程度の知識を有している視点からの書評になります*4。 本書の魅力 1. データ分析コンペのテーブルデータコンペに注力して書かれた「教科書」である 2. 技法のみならず筆者および関係者の実体験に基づいた集合知も言語化されている 3. コードが公開されている どんな人に本書はお勧めか Kaggleに取り組んだ経験があり、更

                                            【書評】『Kaggleで勝つデータ分析の技術』(技術評論社) - u++の備忘録
                                          • 書評:綿野恵太『「差別はいけない」とみんないうけれど。』(平凡社、二〇一九年) - 過ぎ去ろうとしない過去

                                            「差別はいけない」とみんないうけれど。 作者: 綿野恵太 出版社/メーカー: 平凡社 発売日: 2019/07/18 メディア: 単行本(ソフトカバー) この商品を含むブログを見る この本の結論、すなわち、我々は「経済と差別というふたつの領域で平等を求める」「ポリティカル・コレクトネスを大義とした、古臭い左翼であり、新しい左翼でもある」と宣言すべきだという結論*1には異論はない。 だが、私が思うのは、この本の内容に代表されるように、なぜ人は、差別の問題とその解消をひたすら訴えかけるような現在の反差別運動にひとつの行き詰まりを感じてしまうのか、ということである。小説でもテレビドラマでもよい。10年前、20年前、30年前のコンテンツを見てみるがいい。いかに現在の視点からは耐え難い差別表現が随所にみられることか。そしてそれらは現在、いかに解消されてきたことか。現在のバックラッシュが激しいとはいえ

                                              書評:綿野恵太『「差別はいけない」とみんないうけれど。』(平凡社、二〇一九年) - 過ぎ去ろうとしない過去
                                            • 書評『不可逆的なダメージ』アビゲイル・シュライアー著—われわれはジェンダーイデオロギーを克服することができるのか|Oranssi

                                              匿名のインターネットによる書評。トランスジェンダーに懐疑的で「ジェンダーイデオロギー」という言葉を使う人物にもかかわらず、本書にあまりにがっかりしていたので面白かったから訳した。 https://substack.com/@duckwalk文化的な火種というのは、つくづく気まぐれで、誰もが予想だにしなかったところから現れるものだ。それは人生の妙味、運命の悪戯である。 例えば、男女平等権憲法修正案は、どう見ても文言レベルの修正だった。第27次改正。そのひとつ前の改、正が、選挙権を21歳未満にまで拡大したのと同じプロセスで可決されただけのものだ。 1971年、時の大統領リチャード・ニクソンはこの修正を全面的に支持しており、およそ反対の声が上がるとも思えなかった。「および女性」をいくつか追加するだけの、ごくごく簡単な修正である。議論の余地もない眠たい話だと、誰もが考えていた。 とんでもなかった。

                                                書評『不可逆的なダメージ』アビゲイル・シュライアー著—われわれはジェンダーイデオロギーを克服することができるのか|Oranssi
                                              • [書評] クラウド時代の負荷試験の基本が学べる一冊 – 「Amazon Web Services負荷試験入門」 | DevelopersIO

                                                AWSなどクラウド上のシステム負荷試験について解説した書籍「Amazon Web Services負荷試験入門」のレビュー記事です。負荷試験の基本知識、ツール、PDCAサイクルを使った具体的な進め方が詳細に解説されています。 こんにちは、ゲームソリューション部の入井です。 今回は、AWS等のクラウド上に構築したシステムへの負荷試験について、具体的な手順や試験中に発生しがちな課題とその解決方法等について解説した書籍「Amazon Web Services負荷試験入門」を読んだ感想を書いていきます。 感想 Chapter 1 間違いだらけの負荷試験とWebシステムの失敗事例 タイトルの通り、負荷試験の進め方のよくあるアンチパターンが架空の事例を使って紹介されています。 打ち合わせ、試験準備、試験実施、試験レポートといった段階毎に登場人物同士の対話形式で進んでいくのですが、「お客様の意向で今回は

                                                  [書評] クラウド時代の負荷試験の基本が学べる一冊 – 「Amazon Web Services負荷試験入門」 | DevelopersIO
                                                • 【書評】成功者がしている100の習慣  ナイジェル・カンバーランド  ダイヤモンド社 - 京都のリーマンメモリーズ

                                                  【1.本書の紹介】 【2.本書のポイント】 【3.本書の感想】 【4.関連書籍の紹介】 【1.本書の紹介】 本書は、15年以上に渡り世界中の様々な人々にコーチングをしてきた著者の経験から生まれたものです。 大勢の人々とそれぞれが抱える問題の解決に取り組む中で、著者は成功する人には年齢や分野を問わず共通の習慣があることに気づきました。 その習慣を最重要の100個に厳選し、皆さんの成功に役立つ情報としてお届けしています。 さて、成功者がしている習慣とはどのようなものなのでしょうか? 【2.本書のポイント】 鏡に映る自分に、にっこりと微笑む。毎朝そうしていると、人生に大きな変化が起こる(オノ・ヨーコ) 成功する人は上手に休んでリフレッシュし、成功しない人はズルズルと働き続ける 理屈で考え、直感に従わないと、物事がうまくいかなくなる(アンジェリーナ・ジョリー) 真の成功とは、多くの友人に囲まれるこ

                                                    【書評】成功者がしている100の習慣  ナイジェル・カンバーランド  ダイヤモンド社 - 京都のリーマンメモリーズ
                                                  • 【書評】「AWS を使って学ぶ 監視設計」 #技術書典 | DevelopersIO

                                                    技術書典 にて頒布予定だった 「AWS を使って学ぶ 監視設計」 をご紹介します! とても良い内容でした!! 園部です。 残念ながら現地開催はされなかった 技術書典8 で頒布予定だった 「AWS を使って学ぶ 監視設計」 を電子版で購入し読みました! とても良かったので、紹介させていただきたいと思います。 概要 (上記販売ページより引用) この本について 主に監視の設計手法を紹介する本です。 この本では、「モニタリング(監視)」 というテーマについて、CloudWatchを中心にAWSの各サービスを見ながら、どのように監視を設計していくかを著者の経験を基に説明していきます。 私自身、ここ数年で開発メンバー、リーダー、テックリードといくつかの立場を経験しましたが、どの立場にいてもシステム開発に携わる以上、監視というのは重要な要素になってきます。特にここ数年はSLI/SLOを導入するなど、監視

                                                      【書評】「AWS を使って学ぶ 監視設計」 #技術書典 | DevelopersIO
                                                    • 【書評】仕事が速い人は、「これ」しかやらない 石川和男 PHP - 京都のリーマンメモリーズ

                                                      著者は現在、建設会社の総務経理、大学の非常勤講師、セミナー講師、時間管理コンサルタント、税理士と、5つの仕事をしているスーパーサラリーマンです。どうやればこんな人になれるのでしょうか? 【1.本書の紹介】 【2.本書のポイント】 【3.本書の感想】 【4.関連書籍の紹介】 【1.本書の紹介】 著者は元々、定時が23時になってしまうほど、そんなに出来の良い会社員ではありませんでした。(笑) しかし、このままではいけないと思い、時間管理や仕事の効率化の本を年100冊のペースで読み漁り、ビジネスセミナーにも月1回をノルマに参加しました。 そして、良いと思ったコンテンツやノウハウを書き留めて、実践し、習慣化していきました。 その習慣化した内容が、ここに書かれている方法です。 他の本でも言われていることも含まれています。 ただし、著者自身が生み出した方法もあり、時短の為にとにかく一生懸命やってきた事

                                                        【書評】仕事が速い人は、「これ」しかやらない 石川和男 PHP - 京都のリーマンメモリーズ
                                                      • 「FINAL FANTASY XVの人工知能」がなかなか面白かったので書評 - Stimulator

                                                        - はじめに - このブログの人気シリーズの一つ、「献本されて読んだら良かったので書評で作者に媚を売ろうシリーズ」です。 今回は、あるきっかけで「FINAL FANTASY XV の人工知能 - ゲームAIから見える未来」(以下 FF本)という本を頂く形になりました。 FINAL FANTASY XV の人工知能 - ゲームAIから見える未来 作者: 株式会社スクウェア・エニックス『FFXV』AIチーム出版社/メーカー: ボーンデジタル発売日: 2019/06/04メディア: 大型本この商品を含むブログを見る 私自身の専門もあって、普段はこの手の「人工知能本」と私が認識しているジャンルの本、例えば「よくわかる人工知能」「人工知能ビジネス徹底解説」といった旨の本を手に取る事はほぼなく、ましてや誤った知識を流布する事が多いジャンルでもあると認識していたが、このFF本はまた別の楽しみ方が出来たの

                                                          「FINAL FANTASY XVの人工知能」がなかなか面白かったので書評 - Stimulator
                                                        • 書評:「無線LAN技術 最強の指南書」(日経BP) - hgot07 Hotspot Blog

                                                          [2021/5/27追記] この本には、後継とも言える新しい本があります。 書評:「これ1冊で丸わかり 完全図解 無線LAN入門」(日経BP) - hgot07 Hotspot Blog 「無線LAN」とタイトルに含まれる本は数多あれど、初心者向けの、価値があるのかすら分からないレベルのものばかり目につきます。ホテルはだいたい無線LAN完備になり、カフェなどの店舗でもフリーWi-Fiが提供され、大学のキャンパス無線LANの導入・運用に携わる人々も少なくない昨今、無線LANシステムの構築側のノウハウが重要なはずですが、その点についてまとめられた本は、なかなか見当たらないのです。 たまたま見かけた拾い物ですが、いい感じの本があったので、紹介します。(ムック本なのでおそらく再販されず、物理本が高騰しているので、気を付けて。定価2,400円(税抜)ですよ) 無線LAN技術 最強の指南書 発売日:

                                                            書評:「無線LAN技術 最強の指南書」(日経BP) - hgot07 Hotspot Blog
                                                          • 書評 「ストーリーが世界を滅ぼす」 - shorebird 進化心理学中心の書評など

                                                            ストーリーが世界を滅ぼす―物語があなたの脳を操作する 作者:ジョナサン・ゴットシャル東洋経済新報社Amazon 本書は進化的視点から文学を論じる著書を持つ英文学者であるジョナサン・ゴットシャルによる,物語*1がヒトの認知にとってどのような意味を持ち,それが現在の世界にどういう影響を与えているかを論じた本だ.あるいは「物語の闇の力」についての本といってもよいだろう.原題は「The Story Paradox: How Our Love of Storytelling Builds Societies and Tears them Down」 序章 物語の語り手を絶対に信用するな 序章では本書の大きなテーマが語られている.ヒトが会話するのは,それは相手を「なびかせる」ためだ.それは他人の心に影響を与えることであり,普通には説得で,時には操作ということになる.そして著者は「物語」こそが「なびかせ

                                                              書評 「ストーリーが世界を滅ぼす」 - shorebird 進化心理学中心の書評など
                                                            • D・カーネギー【著】『道は開ける』書評&要約 もう無駄に悩むことやめませんか? - こひー書店(cohii book store)

                                                              読破ポイント💡 本書の目次 悩みに関する基本事項 悩みを解決する魔術的公式 悩みを分析する基礎技術 事実の把握に関していえること 悩みの習慣を断ち切る6つの鉄則 非難を気にしない決めるのは自分次第 まとめ 本書は、すべての人間に共通する「悩み」の実態とその克服法について述べた本である。著者 デール・カーネギーは、コミュニケーション講座の講師をしながら、あらゆる受講生たちにとっての重大問題は「コミュニケーション」と「悩み」であるとしった。しかし当時、「悩み」の解決方法について説かれた本はわずかしかなかった。 そこで、著者は7年もの執筆期間のあいだ、徹底的に「悩み」の実態解明に取り組み、「悩み」についての古今東西の専門書や伝記の読破、インタビュー、さらには学生からのフィードバックなどを通じ、誰よりも多く「いかに悩みを克服したか」という話に耳を傾けてきた。その知識をわかりやすくかみ砕いて整理さ

                                                                D・カーネギー【著】『道は開ける』書評&要約 もう無駄に悩むことやめませんか? - こひー書店(cohii book store)
                                                              • 【毎日書評】頭の回転が速い人がやっている「言語化力」を高める習慣 | ライフハッカー・ジャパン

                                                                著者によれば、『頭の回転が速い人の言語化のコツ』(金山拓夢 著、総合法令出版)で解説されている「言語化力」とは“相手にわかりやすいかたちで自分の考えや意見を伝える能力”のことなのだそう。 言語化ができるようになると、自分の想いや考えが相手に伝わるようになり、人間関係が驚くほど変わります。 仕事はもちろん、友人、恋愛でも良い関係を築くことができます。さらには、ありきたりな言葉ではなく、あなただけの言葉で想いを伝えられるようになります。 自分の言葉で話せる人は、やがて人から信頼されるようになり、結果的に自分に自信を持てるようになります。(「はじめに 言語化できる人から順に信頼されていく」より) 難しいことのように思えるかもしれませんが、自分の想いや考えを言語化するにはコツがあり、それは難しいことではないのだとか。日常的にちょっと意識しておくだけで、変えていけることばかりだというのです。つまり本

                                                                  【毎日書評】頭の回転が速い人がやっている「言語化力」を高める習慣 | ライフハッカー・ジャパン
                                                                • 【書評】20歳の自分に受けさせたい文章講義 古賀史健 海星社新書 - 京都のリーマンメモリーズ

                                                                  #新生活が捗る逸品 ということで、わかりやすい文章術の逸品をご紹介します! 【1.本書の紹介】 【2.本書のポイント】 【3.本書の感想】 【1.本書の紹介】 こちらは、あのベストセラー「嫌われる勇気」の著者でおなじみの古賀史健さんの著書です。 いい文章を書くには、文才が必要だと思われています。(起) しかし、いい文章を書くには文才は必要ありません。(転) 実は、「”翻訳”の意識と技術」があればいい文章が書けるんです。(承) だから、この本を読めば、あなたもいい文章が書けるようになります!(結) さて、大人気作家となった古賀さんが、主張する「”翻訳”の意識と技術」とはどんな内容なのでしょうか? 【2.本書のポイント】 どうすれば自分の”感じ”や”思い”を、文章として正しくアウトプットできるのか?僕の結論はシンプルだ。書くことをやめて”翻訳”するのである。 素人だからこそぼくは、取材先で得た

                                                                    【書評】20歳の自分に受けさせたい文章講義 古賀史健 海星社新書 - 京都のリーマンメモリーズ
                                                                  • 書評 プロフェッショナルTLS&PKI 改題第2版 (PR) - ぼちぼち日記

                                                                    はじめに 『プロフェッショナルTLS&PKI改題第2版(原題: Bulletproof TLS and PKI Second Edition)』が出版されました。今回は出版前のレビューには参加していませんが、発売直後にラムダノートさんから献本をいただきました。ありがとうございます(そのためタイトルにPRを入れてます)。原著のサイトでは前バージョンとのDiffが公開されており、今回は翻訳の確認を兼ねて更新部分を重点的に読みました。このエントリーでは、改訂版のアップデート部分がどのようなもので、今後どう学んだらよいかということを中心に書いてみたいと思います。 短いまとめ: HTTPSへの安全意識が高まっている今だからこそ『プロフェッショナルTLS&PKI』を読みましょう。 長文注意!: 書いているうちに非常に長文(1万字以上)になってしまったので、長文が苦手な方は、GPT-4要約(400字)を

                                                                      書評 プロフェッショナルTLS&PKI 改題第2版 (PR) - ぼちぼち日記
                                                                    • 書評 「なぜヒトだけが言語を話せるのか」 - shorebird 進化心理学中心の書評など

                                                                      なぜヒトだけが言葉を話せるのか: コミュニケーションから探る言語の起源と進化 作者:トム・スコット=フィリップス東京大学出版会Amazon 本書は認知と文化が専門の認知科学者,心理学者であるトム・スコット=フィリップス*1によるヒトの言語の進化と起源に関する一冊.ヒトの言語の進化的起源については,霊長類などの信号システムとの連続性を前提に,再帰的構造を重視する議論*2が主流だが,本書においては,ヒトの言語と霊長類の信号システムとの非連続性を強調し,語用論の重要性を正面から採り上げる独自の議論が説得的に主張されていて,とても興味深い書物になっている.原題は「Speaking Our Minds: Why human communication is different, and how language evolved to make it special」 第1章 コミュニケーションへの2

                                                                        書評 「なぜヒトだけが言語を話せるのか」 - shorebird 進化心理学中心の書評など
                                                                      • 書評「Kubernetes on AWS ~アプリケーションエンジニア 本番環境へ備える」は Kubernetes を中心に AWS も学ぶことができる良書 | DevelopersIO

                                                                        書評「Kubernetes on AWS ~アプリケーションエンジニア 本番環境へ備える」は Kubernetes を中心に AWS も学ぶことができる良書 そろそろ Kubernetes 入門しようかな。インフラは AWS がいいな。 そんなあなたに Kubernetes on AWS ~アプリケーションエンジニア 本番環境へ備える ということで本日は 2020/03/25 に出版されたKubernetes on AWS ~アプリケーションエンジニア 本番環境へ備えるを紹介したいと思います。 こんな方にお勧め コンテナベースの開発プロセスや Kubernetes の基本的な使い方を理解したいアプリケーションエンジニアの方 Kubernetes は避けては通れないと思っている AWS エンジニア(インフラエンジニア)の方 Kubernetes を本番運用するにあたり何をすべきなのか知りたい

                                                                          書評「Kubernetes on AWS ~アプリケーションエンジニア 本番環境へ備える」は Kubernetes を中心に AWS も学ぶことができる良書 | DevelopersIO
                                                                        • [書評] そろそろ Notion あらゆるデジタルデータをあつめて、まとめて、管理するオールインワンの神アプリ | DevelopersIO

                                                                          [書評] そろそろ Notion あらゆるデジタルデータをあつめて、まとめて、管理するオールインワンの神アプリ 先日(2021年10月19日)、オールインワンドキュメントツール「Notion」の新しい書籍『そろそろ Notion あらゆるデジタルデータをあつめて、まとめて、管理するオールインワンの神アプリ』が発売されていました。Notionは個人でも仕事でも利用して絶賛使い倒し中でしたのでこの書籍も即購入!しました。紙媒体(ソフトカバー)、Kindle版の両方で購入可能です。 当エントリではこの書籍を読んでみた感想とNotion及び当書籍に関する概要等を紹介していきたいと思います。 目次 全編フルカラー&日本語版完全対応 章毎の内容紹介 CHAPTER 1: Notionとは CHAPTER 2: Notionの使い方 CHAPTER 3: Notionと過ごす生活 CHAPTER 4:

                                                                            [書評] そろそろ Notion あらゆるデジタルデータをあつめて、まとめて、管理するオールインワンの神アプリ | DevelopersIO
                                                                          • 【書評】片岡大右『小山田圭吾の「いじめ」はいかにつくられたか』の問題点:あきれた本|虫塚虫蔵

                                                                            自分の好きなアーティストが、過去の失言で攻撃され、悪魔に仕立て上げられた場合、その名誉を回復させ、本人に悪意がなかったことを証明したくなる気持ちは、わからなくもない。 それは小山田圭吾氏(以下、敬称略)もそうだ。小山田が社会的に抹殺された2021年、過熱報道がエスカレートするなか、某女性ブロガーが中心になって小山田を擁護する論陣が張られた。もちろん、ろくにファクトチェックをしなかった毎日新聞や、その元になった「孤立無援のブログ」は批判されるべきだ。 しかし、ありとあらゆる証拠をかき集めて反証していく際、客観性を装いつつ、盲目的にその対象を信奉したり、あるいは「〇〇は悪くない」という結論ありきで、自分の意見をゴリ押しする姿勢で書き連ねた本は総じてゴミクズだと思う。しかも、バイアスまみれのくせに「検証」という真っ当な体裁を取り繕ってるので、なおさらタチが悪い。 ネタバレしておくと、これはそうい

                                                                              【書評】片岡大右『小山田圭吾の「いじめ」はいかにつくられたか』の問題点:あきれた本|虫塚虫蔵
                                                                            • 「エビデンスおやじ」や「客観性おやじ」に出会ったら「客観性とはそもそも何ですか?」と聞いてみよう!? : 村上靖彦著「客観性の落とし穴」書評 | 立教大学 経営学部 中原淳研究室 - 大人の学びを科学する | NAKAHARA-LAB.net

                                                                              「エビデンスおやじ」や「客観性おやじ」に出会ったら「客観性とはそもそも何ですか?」と聞いてみよう!? : 村上靖彦著「客観性の落とし穴」書評 「それって、エビデンスはあるんですか?」 「その意見って、あなたの主観ではないですか?」 「客観的な意見を言ってもらえますか?」 ・ ・ ・ 村上靖彦著「客観性の落とし穴」を読みました。冒頭述かかげたように、現代社会では「エビデンス」「主観・客観」といった言葉が、ひとびとのあいだで、日常的にやりとりされています。肌感覚で恐縮ですが、どうも現在の日本社会には、何も考えずに「客観性=数字=良い」と考える「エビデンスオヤジ」や「客観性オヤジ」が10万人くらい跳梁跋扈しているような気がします。 鬼の首をとったかのように・・・ 「それって、エビデンスはあるんですか?」 「その意見って、あなたの主観ではないですか?」 「客観的な意見を言ってもらえますか?」 ・

                                                                                「エビデンスおやじ」や「客観性おやじ」に出会ったら「客観性とはそもそも何ですか?」と聞いてみよう!? : 村上靖彦著「客観性の落とし穴」書評 | 立教大学 経営学部 中原淳研究室 - 大人の学びを科学する | NAKAHARA-LAB.net
                                                                              • 「リベラルとは何か」書評 「自由と再分配」の危機と可能性|好書好日

                                                                                リベラルとは何か 17世紀の自由主義から現代日本まで (中公新書) 著者:田中拓道 出版社:中央公論新社 ジャンル:新書・選書・ブックレット リベラルとは何か [著]田中拓道 リベラルという言葉の使い方は実に難しい。もともと多義的なことに加え、現在ではしばしば(あるいはほとんどの場合)否定的な含意を込めて使われるからだ。日本では1990年代半ばの政治改革期に、それまでの革新という言葉に代わり、突如として用いられ始めた。リベラルを掲げる政治勢力に属する政治家が、「ところでリベラルって何だ」と聞いたという笑えない逸話も残っている。 本書の最大のメリットは、この言葉を明確に絞り込んで使っている点である。例えば本欄でも取り上げられたヘレナ・ローゼンブラットの『リベラリズム 失われた歴史と現在』が、古代ローマ以来の射程でこの概念を捉えるのに対し、本書の基軸となるのは20世紀に生まれた現代リベラルであ

                                                                                  「リベラルとは何か」書評 「自由と再分配」の危機と可能性|好書好日
                                                                                • 書評 「アメリカン・ベースボール革命」 - shorebird 進化心理学中心の書評など

                                                                                  アメリカン・ベースボール革命: データ・テクノロジーが野球の常識を変える 作者:ベン・リンドバーグ,トラビス・ソーチック化学同人Amazon 本書は「マネー・ボール」に始まるメジャーリーグにおける数理統計やデータサイエンスの応用の最新動向を扱った本になる.著者はベン・リンドバーグとトラビス・ソーチック.いずれもジャーナリストで,ソーチックは「ビッグデータ・ベースボール」の著者でもある. メジャーリーグにおける本格的な数理統計の応用は「マネー・ボール」で紹介されたセイバーメトリクスの利用から始まる.これは選手の能力や貢献を測るためには伝統的な成績指標(打率,打点など)よりも有効な指標(長打率,出塁率など)があることを理解し,フリーエージェント市場で割安に選手を調達し,強いチームをつくることを目指したものだ.しかしこの手法の有効性が多くの球団に認められると優位性はなくなる.次に現れたのは「ビッ

                                                                                    書評 「アメリカン・ベースボール革命」 - shorebird 進化心理学中心の書評など