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美術史の検索結果41 - 56 件 / 56件

  • nix in desertis:いっそのこと今度は夢女子の日本美術史展をやってほしい(「日本美術の裏の裏」展)

    サントリー美術館の「日本美術の裏の裏」展に行っていた。所蔵品展であるが,だからこそキャプションと展示構成で引きつけようという努力と創意工夫がこらされていて満足度は非常に高かった。所蔵品展だったからこそ写真撮影が自由だったのも良い。 展覧会タイトルの通り,普段に比べると随所にかなり遊びが入っていて,展示物もネタに走ってかなり珍しいものを放出していた。サントリー美術館の所蔵品展はかなり行っていて有名どころは概ね見ているので,だから一つ前の所蔵品展は回避していたのだが,今回の所蔵品展は初めて見たものも多かった。そういう棲み分けだったのだろう。展示室に入ると,円山応挙の「青楓瀑布図」がお出迎え。展示室が現実の滝の水しぶきが飛んでいるかのように飾り付けてあった。一種のインスタレーションでつかみはばっちりである。何枚かの屏風を挟んで,ミクロな調度品のゾーンへ。「ちひさきものはみなうつくし」という『枕草

    • 松下哲也 on Twitter: "美術において「美」が権威主義と本質主義の合流地点にあらわれる知的堕落の概念であることは美術史の本を読めば誰にでも理解できる常識であるから、この言葉を専門的なタームとしてカギカッコに入れずにあたかも自明の言葉であるかのように使っている現代人の言説はすべて嘘だと考えて間違いないです。"

      美術において「美」が権威主義と本質主義の合流地点にあらわれる知的堕落の概念であることは美術史の本を読めば誰にでも理解できる常識であるから、この言葉を専門的なタームとしてカギカッコに入れずにあたかも自明の言葉であるかのように使っている現代人の言説はすべて嘘だと考えて間違いないです。

        松下哲也 on Twitter: "美術において「美」が権威主義と本質主義の合流地点にあらわれる知的堕落の概念であることは美術史の本を読めば誰にでも理解できる常識であるから、この言葉を専門的なタームとしてカギカッコに入れずにあたかも自明の言葉であるかのように使っている現代人の言説はすべて嘘だと考えて間違いないです。"
      • 『アリエナイ理科ノ大事典』など126冊がセール対象! Kindleストアで2020年12月の月替わりセール/『日英語表現辞典』は499円、『チャートで読み解く美術史入門』は299円【Book Watch/セール情報】

          『アリエナイ理科ノ大事典』など126冊がセール対象! Kindleストアで2020年12月の月替わりセール/『日英語表現辞典』は499円、『チャートで読み解く美術史入門』は299円【Book Watch/セール情報】
        • 【読書】「いちばん親切な西洋美術史」池上英洋・川口清香・荒井咲紀:著 - 「言葉こそ人生」読むだけ元気お届け人の"今ここを生きる心"の裏側

          西洋美術の歴史や様式について、分かりやすく解説している内容です。 西洋の人が、いかに宗教・神と対峙して美術・芸術に向き合ったのか、少し理解できました。 その作品が創られた時代の雰囲気が、美術を介して現代に伝わってきます。 時代によって、表現方法が微妙に進化して行ったり、新しいものを作ろうとするエネルギーが込められたりしていて、面白かった。 今度から西洋美術を鑑賞する時も、この本から得た知識で、新鮮な見方ができると思います。 いちばん親切な 西洋美術史 作者:池上英洋 新星出版社 Amazon imakokowoikiru.hatenablog.com ↓応援クリックして頂けると励みになります。ありがとうございます。↓ にほんブログ村 ↓はてなIDがなくても拍手して頂けます!コメントもOKです。↓

            【読書】「いちばん親切な西洋美術史」池上英洋・川口清香・荒井咲紀:著 - 「言葉こそ人生」読むだけ元気お届け人の"今ここを生きる心"の裏側
          • 珠玉の版画作品が問いかける。「日本美術史とは、何か?」 小金沢智評「もうひとつの日本美術史  近現代版画の名作2020」展

            珠玉の版画作品が問いかける。「日本美術史とは、何か?」 小金沢智評「もうひとつの日本美術史  近現代版画の名作2020」展明治から平成にかけての版画の名作約300点により、日本の近現代を振り返る展覧会が福島県立美術館にて開催された。これまで日本の美術の歴史を語るうえであまり光が当てられることのなかった「版画」を文脈として、地方から見えるもうひとつの近現代日本美術史を編み直す。版画表現の歴史を振り返りながら、キュレーターの小金沢智が本展をレビューする。 文=小金沢智 「もうひとつの日本美術史 近現代版画の名作2020」展「第7章:社会のなかで―日本版画協会のころ」 展示風景 提供=福島県立美術館 版画表現から日本の近現代美術史への 再考をうながす 画期的な展覧会だ。「近現代版画の名作2020」というタイトルは名品展的趣を感じさせるが、「もうひとつの日本美術史」とあるように、本展は明治時代以降

              珠玉の版画作品が問いかける。「日本美術史とは、何か?」 小金沢智評「もうひとつの日本美術史  近現代版画の名作2020」展
            • OTA on X: "吉原展は、日本美術史(近代以前)の分野外の先生たちから強い非難を浴びてるように思うんですけど、日本の日本美術史がなぜジェンダーギャップ等に言及するのを控えがちなのかを考えた時に、思いつくのは2000年代のバックラッシュ。これなんと論文やエッセイで当時の偉い先生たちの罵詈雑言が読める。"

              • 西洋美術史とは?年代順に詳しく解説 | thisismedia

                西洋美術史とは?年代順に詳しく解説 これだけは知っておきたい! 西洋美術史の基礎知識 有名絵画の来日などで話題になる美術展。 海外旅行では必ずツアーに組み込まれている美術館。 会社によっては内覧会に招かれたりと、美術史は大人の教養として最低限身につけておきたいものですよね。 「ピカソやゴッホの名前は聞いたことがあるけど、違いがよく分からない」 「絵は好きだけど、美術史はちょっと苦手」 そんなあなたも、大まかな流れを押さえておくだけで作品を見る楽しみがもっと広がります。 今回は、最低限知っておきたい美術史の流れをご紹介。 皆さんも美術史への理解を深めて、美術鑑賞をもっと楽しんでみてくださいね。

                  西洋美術史とは?年代順に詳しく解説 | thisismedia
                • 現代美術と社会との関係、通史としてたどる『現代美術史』 助成で後押しされ、若手研究者が出版|じんぶん堂

                  記事:じんぶん堂企画室 山本浩貴さん(東京藝術大学上野キャンパスの国際芸術創造研究科にて) 書籍情報はこちら ――こんなに若い研究者が新書を、そして、「通史」を書かれたということは、私を含め多くの若手研究者が感化されたと思います。どのような経緯でこの本を書かれたのですか。 ロンドン芸術大学の博士課程在籍時、サントリー文化財団「若手研究者のためのチャレンジ研究助成」を受けていました。その中間発表会後の懇親会で出版社の方々とお話しする機会があり、中公新書の編集者の方と出会ったのがきっかけです。 ――助成の対象となった研究はどんな内容だったのでしょうか? 東アジアのナショナリズムが肥大化し、国同士の敵意が大きくなっていく中で、美術がどういう可能性を持っているかを歴史―社会的な観点から考察するものです。1990年代以降、日本では歴史教科書問題や「慰安婦」問題が取り上げられるようになりました。それ以

                    現代美術と社会との関係、通史としてたどる『現代美術史』 助成で後押しされ、若手研究者が出版|じんぶん堂
                  • 早川タダノリ on Twitter: "『美術手帖』2021年 8月号「特集 女性たちの美術史」を入手、こんなに熱心に美術手帖を呼んだのは数年ぶり。初めて知ったことも多い中でも、美術の世界で97年から98年にかけておこった「ジェンダー論争」には驚いた。https://t.co/X60N342EHf"

                    『美術手帖』2021年 8月号「特集 女性たちの美術史」を入手、こんなに熱心に美術手帖を呼んだのは数年ぶり。初めて知ったことも多い中でも、美術の世界で97年から98年にかけておこった「ジェンダー論争」には驚いた。https://t.co/X60N342EHf

                      早川タダノリ on Twitter: "『美術手帖』2021年 8月号「特集 女性たちの美術史」を入手、こんなに熱心に美術手帖を呼んだのは数年ぶり。初めて知ったことも多い中でも、美術の世界で97年から98年にかけておこった「ジェンダー論争」には驚いた。https://t.co/X60N342EHf"
                    • 【読書感想】ビジネス戦略から読む美術史 ☆☆☆☆ - 琥珀色の戯言

                      ビジネス戦略から読む美術史 (新潮新書) 作者:西岡 文彦新潮社Amazon Kindle版もあります。 ビジネス戦略から読む美術史(新潮新書) 作者:西岡文彦新潮社Amazon フェルメールの名画は「パン屋の看板」として描かれた!? ガラクタ扱いされていた印象派の価値を「爆上げ」したマーケティング手法とは? 美術の歴史はイノベーションの宝庫である。名画・名作が今日そう評されるのは、作品を売りたい画家や画商、そして芸術を利用しようとした政治家や商人たちの「作為」の結果なのだ。ビジネス戦略と美術の密接な関係に光を当てた「目からウロコ」の考察。 もう10年くらい前の話になりますが、ゲームのイメージ画などで知られる有名画家の個展に行ったことがあるのです。 そこには数々の作品(版画)が展示されていて、感心しながら見入っていたのですが、記憶に残っているのは、そこのスタッフの熱心な「売り込み」だったん

                        【読書感想】ビジネス戦略から読む美術史 ☆☆☆☆ - 琥珀色の戯言
                      • 米国名門大学が西洋美術史コースを廃止─「ストレートの白人男性色が強い」という理由への違和感(クーリエ・ジャポン) - Yahoo!ニュース

                        アメリカの名門イェール大学が、美術史学科の「西洋美術の入門(概説)コース」の廃止を発表した。その理由に「行き過ぎではないか」との声が挙がっている。 たとえば、米国では祝日である「コロンブスデー」を「先住民の日」に変更するという動きがある。これは、ヨーロッパ的(入植者)な見方に偏った歴史解釈を正そうという動きのひとつ。 1492年にクリストファー・コロンブスが「新世界」アメリカを「発見した」というのは、また、その日からアメリカの歴史は始まったとして祝うのは、言うまでもなくヨーロッパ的な見方に偏重したものだ。実際は、南北アメリカ大陸にはすでに何千万もの人たちが暮らしていたことが判明している。 さて、これと同じ流れの話ではあるが、「さすがに行き過ぎではないか」との声が挙がっているのが、アメリカのイェール大学の美術史学科の「西洋美術の入門(概説)コース」の廃止発表である。 同大学が発行する「イェー

                          米国名門大学が西洋美術史コースを廃止─「ストレートの白人男性色が強い」という理由への違和感(クーリエ・ジャポン) - Yahoo!ニュース
                        • 女たちは抵抗し、応答した 戦後美術史を中嶋泉・阪大准教授が語る:朝日新聞デジタル

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                          • 【読書感想】「1時間でわかる西洋美術史」アートレベルを上げたい。 - G-log 日々思うこと

                            久しぶりの読書感想。今回は「1時間でわかる西洋美術史」です。 先に言っておくと、「1時間じゃ読めねーだろ!」ということですかね。 逆に言えば、内容も充実していると言えばしている本です。 美術史とぼく 原始芸術から現代まで 一度読んだだけじゃ分からんナリよ アート展に行った話(過去記事) 【ムンク展】 【ルーベンス展】 【荒木飛呂彦原画展】 【デジタルアートミュージアム】 美術史とぼく いろんな企画展などには行くものの、日ごろから芸術(特に絵画)に親しんでいるかというと、全くそんなこともありません。 世界史の授業も受けてはいましたが、カタカナ語は覚えられないので、割と苦手でした。 そんなわけで、美術史なんて最も苦手と言っても過言ではありません。 この本を読んで最初に知ったことは、恥ずかしながら「ミロのヴィーナス」が紀元前の作品ということでした。 15世紀ヨーロッパとか、もっと近代の作品だと思

                              【読書感想】「1時間でわかる西洋美術史」アートレベルを上げたい。 - G-log 日々思うこと
                            • Amazon.co.jp: なぜ脳はアートがわかるのか ―現代美術史から学ぶ脳科学入門―: エリック・R・カンデル (著), 高橋洋 (翻訳): 本

                                Amazon.co.jp: なぜ脳はアートがわかるのか ―現代美術史から学ぶ脳科学入門―: エリック・R・カンデル (著), 高橋洋 (翻訳): 本
                              • 『チャートで読み解く美術史入門』 | 青い日記帳

                                玄光社より刊行となった『チャートで読み解く美術史入門』を読んでみました。 『チャートで読み解く美術史入門』 ナカムラクニオ(著) 美術書は多くのカラー図版を載せることにより、読み手に著者の意図が伝わりやすくなるものです。ところが、いざ作品画像を掲載するとなると「著作権」が絡みたちどころに高い壁に突き当たってしまいます。 一般的に画家や作家が亡くなってから50年が経過すると著作権はなくなり、自由に使えるようになるとされています。 確かに、個人が趣味でやっているこのブログのような媒体であれば問題はありませんが、商用利用するとなると多額の費用が発生することが多々あります。 例えば東京国立博物館所蔵の作品画像を本に掲載しようとすると… 画像貸出利用申込書、貸出利用規約・料金表 驚くの高額設定!! ラスコーの洞窟壁画や縄文土器から仏像に建築物そして現代アートまで、ありとあらゆるアート作品を網羅してい

                                • Topics:サントリー学芸賞『アンチ・アクション』 「男たち」の美術史に一石 50~60年代に活躍、女性画家3人に光 | 毎日新聞

                                  2020年度のサントリー学芸賞を受賞した『アンチ・アクション』(ブリュッケ)は、1950~60年代の日本美術史をジェンダーの観点から読み直した画期的な本だ。「戦後美術史は『男たち』による男性中心の物語であり、そのことがほとんど振り返られることがないのは問題」と著者の中嶋泉・大阪大准教授。ジェンダー化された物語の「主流」からこぼれ落ちた前衛女性画家に光を当て、作品に新たな解釈を加えた。 「アンチ・アクション」は著者独自の概念だ。激しい身ぶりによる男性的な抽象表現「アクション・ペインティング」に対して、本書が扱う同時代の女性画家、草間彌生、田中敦子、福島秀子に共通する抵抗の姿勢を指す。3人は戦後美術史で「例外的」あるいは「居場所をなくした」存在だという。足かけ10年に及んだ今回の調査・執筆は「とにかく資料を集めることから始まった」。図書館に通っては戦後、60年代半ばまでのさまざま…

                                    Topics:サントリー学芸賞『アンチ・アクション』 「男たち」の美術史に一石 50~60年代に活躍、女性画家3人に光 | 毎日新聞