装甲車の残がいで遊ぶ子どもたち。アフガニスタン東部ガズニ州で(2021年11月13日撮影)。(c)Hector RETAMAL / AFP 【1月31日 AFP】アフガニスタンのイスラム主義組織タリバン(Taliban)の勝利の証しとして、撤退した米軍の基地にあった防爆壁などが東部ガズニ(Ghazni)州で一般公開されている。 歴史上の兵士がやってきたように、米軍兵士も占領した基地の壁などによく名前を書き残す。タリバンが公開した防爆壁には、アフガニスタン紛争で同州に駐留した米兵の名前と連隊名が刻まれている。 だが今この防爆壁は、米国との20年にわたる戦闘に勝利したというタリバンの武勇伝の一部だ。 同州を管轄するタリバンの文化当局者ハビブラ・ムジャヒド(Habibullah Mujahid)氏は「この展示によって、アフガニスタン人に、世界に、そして未来の世代に、われわれが米国人を打ち負かした