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――本書は、言語学者である私が近年抱いている「読者の方々に、ことばの様々な側面について、もっともっと知ってもらいたい、そしてもっともっと考えてもらいたい」という想いを前提として、4人の「ことば」のプロたちと語り合った対談をまとめたものです。歌人・ラッパー・声優・言語学者/小説家、彼女ら・彼らがことばとどう向き合っているのか、それを言語学の視点から解釈するとどうなるのか、対話を通してこそ浮かびあがってくる発見と興奮が本書にはつまっています。―― 『日本語の秘密』はじめに より 気鋭の言語学者が「ことばの達人」に出会ったら――。思わず誰かに話したくなる、日本語の魅力とことばの楽しみ方が満載の対談集! ※本記事は川原繁人『日本語の秘密』から抜粋・編集したものです 「3人の学生が来た」と「学生が3人来た」は何が違う? 川原 川添さんは、日本人が日本語を使っているときに頭の中で何が起きているのかを研
※本記事は「音MAD Advent Calendar 2021」4日目の記事です。他にも面白い記事が上がる予定なので是非。 adventar.org こんにちは。ShiMaと申します。チャー研MADをメインに活動しております。 代表作は、「ヒカマニサイコトロピック」「ドーナツに穴があってよかったな~」「ポシャルル/亀井有馬&ユージ」などです。 さて、この3作品のどれにおいても僕は人力VOCALOIDなる技術を用いたわけですが、この記事ではそんな人力VOCALOIDについて検討していきます。 その過程で、これらの作品をどのように作ったかについても適宜紹介していこうと思います。 そして、もう一つの主題について。 アドベントカレンダーの企画に誘われたのでネタを探していたら、「調音音声学」という音MADに応用できそうな学問を見つけました。 なので、まだ知って3ヶ月くらいのにわか知識ではありますが、
堀田隆一:音韻論と音声学の違いがよく分からないのですが、具体例を用いて教えてください。 日本語の「シ」をキーボードから打ち込むときに "si" と打つのが音韻論的発想で、"shi" と打つのが音声学的発想です。どちらが正しいか間違いかという問題ではなく、同じ「シ」を表示させるための2つの異なるアプローチだということです(ローマ字の種別としては、前者が訓令式ローマ字、後者がヘボン式ローマ字と呼ばれています)。 私たちは、日本語「サ」「ス」「セ」「ソ」を発音するときに同一の子音を用いています。しかし、「シ」だけは異なっています。もしここで「サ」「ス」「セ」「ソ」と同じ子音を用いるならば、「シ」ではなく「スィ」の発音となるでしょう。「シ」の子音は、むしろ「シャ」「シュ」「ショ」と共通しているのです。 このように「シ」の子音は「サ」「ス」「セ」「ソ」の子音と異なるのだ、ということをめざとく(耳ざと
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