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  • TM NETWORKの40周年トリビュートアルバムのこと - WASTE OF POPS 80s-90s

    TM NETWORKの40周年記念のトリビュートアルバムを、きちんと盤で買いました。 こういうトリビュートアルバム、カバーアルバムの類は、ここ十数年割とお手軽にあまりお金かけることなくリリースされることが多くなっていて、数曲いいのはあっても全体としては何だかなあというものが多いですが、これは違います。 さすが「周年」を冠したアルバムだけあって、各曲ともお金をかけて丁寧に制作されていることがわかりますし、別のトリビュート系アルバムには割とよくある「とりあえずヒット曲並べとけ」という感じはなく、きちんと担当ミュージシャンに違和感なくハマる楽曲を選択していることもあって、非常に聴きごたえのあるアルバムになっています。 以下各曲。 01. SEVEN DAYS WAR / GREe4N BOYZ 確かに彼らがTMの曲をやるとすればこれだという気持ち。ただ、従来の彼らのトレードマーク的歌唱であるとこ

    • Summer Sonic 2023の運営のこと - WASTE OF POPS 80s-90s

      去年のサマソニは、スタジアムのスタンドが一時通路まで満杯になって身動きが取れない状況になったり、女性受けするタイプのグループの出番前のステージ最前付近への入口付近で混乱が起きたりしていました。 今年はそれらについては、自分が見た限りではさほど気にする状況ではなくなっていたものの、それはそれで今年は今年の問題が発生しておりました。 ■熱中症&長期待機問題 「熱中症で多くの人が救護室に」という件は当日の昼過ぎにはスピード報道されていた問題ですが、これ恐らくその相当数がNewJeansでアリーナにいた人たちだと推測します。 19日の早朝には入口ゲート前に数百人レベルの行列ができていたということで、要するに早い人は朝から昼の開演までロクに日陰もない場所にずっといたということですので。 入口でスポーツドリンクが没収された、という話もありましたが、それは今回に限った話ではなく、サマーソニックは従前から

        Summer Sonic 2023の運営のこと - WASTE OF POPS 80s-90s
      • 野外スタジアムでのライブの音出しのこと - WASTE OF POPS 80s-90s

        adoさんの国立競技場でのライブの一部席で音響が大変に悪かったという話が出ていまして、その中で周囲の住民が「騒音」に対して近年特に態度が厳しくなっているからという推測もされておりまして。 そもそも国立競技場でライブの類を開催することは相当にハードルが高いというのは、改築前の国立競技場でライブを開催したことがあるのはSMAP・ドリカム・嵐・ラルク・ももクロ・AKB48のみということからもわかります。 改築後に至っては通常の有人公演を行ったのはadoさんの前には永ちゃんのみで。 野外でのライブのPA仕事は非常にしんどいという話も割とよく聞きます。 基本的なところ以外はおよそその場での経験則の積み重ねの賜物だということですので、過去にほとんど事例がない国立競技場で、かつこれまで以上に厳しい制限の下で、となるとそりゃ大変でしょう。 とはいえ安い席でも1万円となれば、観客だって文句の一つも言いたくな

          野外スタジアムでのライブの音出しのこと - WASTE OF POPS 80s-90s
        • 第74回紅白歌合戦を見たこと - WASTE OF POPS 80s-90s

          紅白をようやく見返しました。 個々のパフォーマーについては旧Twitterにリアルタイムで入れた通りですが、改めて見返して思ったことを。 まず目に付いたのが、装置の立体造形がまた凝り始めたこと。 かつては鬼のような装置を各歌手の出番ごとに動かしていたものですが、LEDによる演出が使えるようになってからは、一時はバックほぼ全面LEDでそれにおよそ各シーンの演出を任せるという年もあったのですが、ここ数年また大型装置が復活してきていて、今回は可変式の段の装置が乃木坂とかYOSHIKIの時にかなりいい働きをしていた感もあって、やっぱりこういう方が気持ちいいです。 紅白で101スタジオにあそこまで観客を入れたことは過去記憶にないのですがありましたっけ。現在のファンダムの在り様を考えれば、ああいう形は正解だったと思います。 ただ、最高だったのは収録でしたがランちゃんの観客というか親衛隊。まだオタ芸もサ

            第74回紅白歌合戦を見たこと - WASTE OF POPS 80s-90s
          • ジャニーズの紅白出場のこと(2023年9月) - WASTE OF POPS 80s-90s

            ジャニーズ事務所の件、いろいろ各企業から起用しない宣言出たりとか、NHKでは先日「クローズアップ現代」の枠でここまでの総括のようなこともしておりました。 所属タレント起用を辞めると明言した企業は、じゃあ所属タレントが出演している番組へのスポンサードはどうなるのかとか、それも辞めるとなればそれこそ長期的には各テレビ局の番組への起用自体どうなるのか、まだまだこの先見えないところは多いです。 この問題は、性加害の部分とメディアや代理店・企業との不正な結託の部分があり、人権的な問題の側面と労働問題としての側面があり、また故人から旧経営陣から新経営陣から所属タレントからファンから、メディアによって排除されたグループからそのファンから所属事務所から、いろんな角度がありすぎて、ぼけっと見ていただけの自分がそう簡単に断定して断言できる類のものではないのですが。 ただ、2021年の紅白出場者が発表された際に

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            • 新星堂が中央線沿線から消滅すること - WASTE OF POPS 80s-90s

              本日、新星堂 アトレ吉祥寺店が来月の5月19日に閉店することが発表されました。 【閉店のお知らせ】 いつも新星堂アトレ吉祥寺店をご利用いただき 誠にありがとうございます。 誠に勝手ながら当店は2024年5月19日(日)をもちまして 閉店させていただく運びとなりました。 長らくご愛顧いただきました皆々様に 心から厚く御礼申し上げます。 新星堂アトレ吉祥寺店 スタッフ一同 pic.twitter.com/dsb5Sr0GeJ— 新星堂 アトレ吉祥寺店 (@ssd_kichi) April 19, 2024 新星堂は元々高円寺の小さな個人店舗から始まり、1964年に法人化してからかなりの期間において荻窪に本社を置いていたこともあり、ホームグラウンド的な地域として中央線沿線には多くの支店が置かれておりました。 それがアトレ吉祥寺店の閉店をもって、中央線沿線の新星堂が全て閉店と相成ります、ということ

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              • 第74回紅白歌合戦の出場者のこと - WASTE OF POPS 80s-90s

                紅白の出場者出ました。 出場者のレーベルと所属事務所が気になったのでざっくり調べてみました。 ここんとこ毎年言っていますが、もうこの世には「老若男女広い層が認知している今年のヒット曲」なんてものは存在していない、ということは前提で。 嗜好が細分化されまくり、所属していると思っているコミュニティ内で情報を探れば自分好みの次の曲を見つけられるので、ヒットチャートに入っているレベルの曲でも興味があるジャンル外の曲は一切聴かずに済む状況。 こうなってしまったら、元々は「その年のヒット曲が一堂に会する場」であった紅白歌合戦が、これまで通りの紅白歌合戦であり続けることは非常に困難です。というかもう無理です。 多くの皆さんが仰るように「もうやめてしまえよ」というのが割と一番の正論ではないかとも思うのですが、それでもあがき続けて何らか「ぽい」ものを提示し続ける姿をウォッチするのが正直面白いのだ、ということ

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                • リニューアルしたSHIBUYA TSUTAYAのこと - WASTE OF POPS 80s-90s

                  休みだしせっかくなんで、4月25日にリニューアルオープンしたSHIBUYA TSUTAYAを覗きに行ってきました。 フロアはこんな感じ。 うち、現状で一見で自由に入れるのはB2階と1-5階。 B1階はまだ開いてなくて、6階/7階は事前に整理券を入手した人のみ入場可。8階はよくわからない。 フロアは完全に一新されているわけですが、その中でも「『SHIBUYA TSUTAYA』の伝統を受け継いだ」と掲げられているのがB2階。 一番気になっていたことは、このB2階がまだ「CDショップ」と呼べる体と言えるのかどうか、という点だったのですが、結論としては微妙。 チョイスされたミュージシャンのコーナーが並んでいるのみという形、その他のミュージシャンのCD/DVDが50音順に棚に並んでいるということは一切なく、言ってみればリニューアル前の1階とだいたい同じような感じです。 CDは売っていますが所謂「CD

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                  • 山野楽器 銀座本店がCD販売をやめること - WASTE OF POPS 80s-90s

                    いよいよ来ました。山野楽器銀座本店、CD/DVDの扱いを7月限りで終了します。 【銀座本店 4F CD/映像商品お取り扱い終了のお知らせ】 誠に勝手ながら7月31日(水)をもちまして、銀座本店でのCD/映像商品の取り扱いを終了させていただきます。 これまでご愛顧いただきましたお客さまには心より感謝いたします。 詳しくはこちら🔽https://t.co/5YUbRTpmOC— 山野楽器 銀座本店 (@yamano_ginza) May 24, 2024 山野楽器銀座本店は、現存する日本最古のレコード/CD販売店、のはず。 しかもその取り扱い開始から建て替え等で仮店舗営業した時期を除いてはまさに銀座四丁目のあの場所で。 こちらに公式の年表がありますが、松本楽器店としての開業が1892年。 蓄音機が日本で販売開始されたのは1870年代ですが、その時はまだ音楽用途ではなく、音楽再生機としてレコー

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                    • ミュージック・テイト(帝都無線)が破産したこと - WASTE OF POPS 80s-90s

                      8月23日に(株)ミュージック・テイトが破産の手続きを開始しました。 ミュージック・テイトは元々存在していたレコード屋チェーンの「帝都無線」の流れを汲むお店。恐らくもっとも有名な店舗は、紀伊國屋書店新宿本店の2階の書籍売り場に島のように存在していたあの店だと思います。 2011年に紀伊國屋を撤退後、西新宿7丁目の中古輸入レコード屋密集地帯に移転、紀伊國屋にいた時から売りにしていた「演芸」に完全に絞り、専門店化して生き延びていました。 また、それ以前から西新宿7丁目にあったV系専門店の自主盤倶楽部もミュージック・テイトによる運営でした。 移転したその店舗もコロナで疲弊、2022年9月に引き払い、それ以降は自主盤倶楽部の店舗を間借りというか、平日の昼間はミュージック・テイトがメイン、夕方以降と日曜は自主盤倶楽部メイン、みたいな住み分けで営業していたものの、その組み合わせにはだいぶ無理があったこ

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                      • 最近の新宿ディスクユニオンのこと - WASTE OF POPS 80s-90s

                        とにかく時代の流れと近辺の空きテナントの状況に応じて変容し続けているのが新宿のディスクユニオン。 ROCK INNのギターショップ等が入っていた4階建てのビルを一棟借り上げで「ユニオンレコード」名義を復活させたりの大改編を行ったのが2018年。 紀伊國屋書店の隣に新築されたビルの1フロアに「ベストアルバムストア」という前代未聞の括りの店舗等、中古を中心に再編を行ったのが2021年。 それ以降大きな動きはなかったのですが、2023年夏、過去ほど大きくはありませんが割と興味深い感じで動かします。 かつては新宿の総本山だった山田ビル。今も地上7階地下1階の全フロアをユニオンが占め、様々なジャンルのショップを各階に詰め込んでいますが、その2フロアに変更がかかるところが特に気になっています。 1)B1階:8月7日に「平成J-POPストア」オープン。 ユニオンがそこを狙ってきたかという気持ちにもなりま

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                        • ジャニーズ系の所属レーベルのこと - WASTE OF POPS 80s-90s

                          元ジャニーズ事務所の人たちがどのレコード会社に所属していたのか、しているのかということが気になって調べてみました。 1997年以降は自社レーベルも持っている中、それでも自社にすべてを集約するでもなく、割とあちこちのレーベルに振り分けている感があったので。 時代を追って眺めてみるといろいろと趣深いところがありました。 以下表ですが、いろいろ注釈は必要そうです。 ピンクっぽいのが古参レーベル、オレンジっぽいのが新興レーベル、青がジャニーズ事務所の自社レーベルになっています。 古参と新興の区分は便宜上1968年設立の「CBSソニー」以前以後に邦楽部門があったかなかったか、というあたりで切りました。 何せフォーリーブスはCBSソニーの国内ミュージシャンとしては第1号の契約でもあったわけで。 ので、ワーナーの海外ミュージシャンはそれ以前から(東芝から)出ていたけど、ワーナーパイオニアとしては1970

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                          • 「TSUTAYA デイズタウンつくば店」がオープンしたこと - WASTE OF POPS 80s-90s

                            10月17日、茨城県つくば市に「TSUTAYA デイズタウンつくば店」という店舗が新規オープンしました。 2022年10月に閉店したララガーデンつくば店の移転という位置付けとしても捉えられなくはないですが、それでも閉店時期に移転のことは言っていなかったこと、1年の間があったことから「新規オープン」と言ってもいいのですが。 というか公式には2023年4月に閉店した水戸市のTSUTAYA見和店の移転という位置づけらしく。それは無理がある。 で、この新店舗のヤバいところは、「CD/DVD販売」「CD/DVDレンタル」実施の店舗だということ。 各地すごい勢いでTSUTAYAが閉店し、幸いにして移転で再オープンしたとしてもだいたいの場合は「TSUTAYA BOOKSTORE」名義の書籍販売オンリーの店になることがほとんどな中、奇跡の店舗と呼んでもいいレベルです。 ちょっとどんなもんか気になったので、

                              「TSUTAYA デイズタウンつくば店」がオープンしたこと - WASTE OF POPS 80s-90s
                            • 中島みゆき@東京国際フォーラムのライブのこと - WASTE OF POPS 80s-90s

                              5月29日は東京国際フォーラムで中島みゆきのコンサート。 自分が、ミュージシャン単位で気に入り、その人の過去音源まで遡って聴くようになった初めての人です。 途中で洋楽メインに行ったり、アイドルに首突っ込んだりしながら、それでも自分の一番底の方に原点のように常にいる人です。 それでも好きになった当時は好きにコンサートに行けるような環境ではなく、大学時代から社会人初期は洋楽メイン期、それ以降は思い立ってもなかなかチケットが取れず、結局観たのは所謂コンサートではなく演劇とライブの折衷的な公演「夜会」の1回だけ。 そのまま2020年に入り、「中島みゆき2020ラスト・ツアー 結果オーライ」と銘打たれたツアーが開催されるに至り、絶望していたわけですが、そのツアーは全24公演のうち8公演を終えた時点でコロナで中止。 最初の方は代替公演も発表されたもののそれも改めて中止になり、そのまま沈黙。 2020年

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                              • Summer Sonic 2023で観たライブのこと - WASTE OF POPS 80s-90s

                                Summer Sonicに行ってきました。 チケットもBlurが発表された時点で「悔いなし」と判断して先行で入手し、半年以上前から千葉市内に宿を取り、万全で臨みました。 Blurは、ベストヒットと新譜のバランスが完璧で、大好きだとずっと言い続けている「Modern Life Is Rubbish」のA面とB面の間の「Interlude」もさわりだけですがやってくれて、もう最高だったわけですが、それぞれはだいたいTwitter(X)で触れましたので、ここでは特に言及したいと思ったのをかいつまんで。 GABRIELS 正直、サマソニへの参加が公表されて知ったバンド。 ジャズ風味の演奏に抜群の歌。声量があるから上手く聴こえるタイプではない、引いた感じの歌の時点ですごいヤツ。 ああ、素晴らしいなと思いながら音源を聴いたうえでライブに臨んだわけですが、これ素晴らしいどころじゃなかった。 心揺さぶられ

                                  Summer Sonic 2023で観たライブのこと - WASTE OF POPS 80s-90s
                                • 2023年ブックオフオンライン年間ランキングのこと - WASTE OF POPS 80s-90s

                                  紅白の歌唱曲が出ましたが、その前日に出ていた自分的には重大な事項を先に。 日本最高レベルに地獄度が高いランキング、最新版です。 ウォッチ開始した当時に、ログが残っていた2013年以降を並べています。 過去の方に順位にFが付いているのは、海外ミュージシャンが別枠の時だったり、Jが付いているのは(旧)ジャニーズが別枠だったりしたものです。 ブックオフ公式オンラインストア 2023年 年間ランキング(CD) というわけで、主に1990年代後半から2000年代の、程よくCDが売れていた時代に特に馬鹿売れしていたメジャーどころのCDが20年経っても売って買われてグルグルしているだけの、割と酷いランキングですが、それでもその中から「その年ならでは」を無理やり読み取ろうと努力するのが醍醐味です。 キンプリは去年1stアルバムが7位に入っていましたが、今年は5人時代の最終アルバムが1位に。 これはアルバム

                                    2023年ブックオフオンライン年間ランキングのこと - WASTE OF POPS 80s-90s
                                  • 書店チェーンのCD販売用の店名のこと - WASTE OF POPS 80s-90s

                                    書店チェーンの中にはCDも売っているところが割とありますが、CD売り場に別の屋号を掲げたり、CD販売も行っている店舗には別の店名を付けたりすることがままあります。 たとえば紀伊國屋書店、それなり以上の大きな店舗にはCD売り場がショップインショップの形で展開されていて、囲われたそのエリアの入口には「Forest」という独自屋号が付いておりました。 が、ここ最近の紀伊國屋書店で「Forest」を見ることがめっきりなくなりました。まだCD売り場の面積がそこそこ大きな店舗はありますので、残っているところもあるのかもしれませんが、ここ最近自分が行った数店舗ではもう名無しの単なる「CD売り場」になっていました。 そういう独自の屋号でCD売り場を展開しているところ、概ね風前の灯火状態のような気がしたのでざっくり調べてみました。 Pax(成田本店) 青森市を代表する書店チェーンの成田本店はCD売り場を「P

                                      書店チェーンのCD販売用の店名のこと - WASTE OF POPS 80s-90s
                                    • 第74回紅白歌合戦の歌唱曲のこと - WASTE OF POPS 80s-90s

                                      今日、紅白の曲順が出たわけですが、一旦無視して歌唱曲について。 例年行っている、歌唱曲のリリース年とCD(レコード)売上を。 アルバム楽曲、C/W曲、配信のみの場合はその旨書いていますが、さすがにCD売上だともう見えないところも多いので、 「#」の後の数字はビルボードHot100の年間順位、一番右の枠には同じくビルボードの「年間アーティスト100」の順位を入れてみました。 MAN WITH AMISSIONとmiletは、歌唱曲がそれなので、「MAN WITH AMISSION×milet」名義の順位で。 毎度言っていますが「老若男女に広く親しまれている今年のヒット曲」なんてものはもうこの世に存在していない、ということは前提。 それを踏まえて、元々は「今年売れた曲が一堂に会する場所」であった紅白歌合戦ですが、実はずっときちんと「売れている」人を連れてきているわけです。割と。 ビルボードの「

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                                      • 2023年にリリースされた80年代バンド関連音源のこと - WASTE OF POPS 80s-90s

                                        先日、New Orderの「Substance」4枚組再発盤を購入したのですが、その他の1980年代関連の音源の中から割と興味深いものを紹介したいと思います。 まず、Various Artistsで。 シンセポップ黎明期のバンド・グループの音源を「リリース年」で括ってCD3枚組というボリュームで出しているヤツ。 Musik Music Musique 1980 The Dawn Of Synth Pop Musik Music Musique 2.0 1981 The Rise Of Synth Pop Musik Music Musique 3.0 1982 Synth Pop On The Air 2020年に第1弾「1980年」、2021年に「1981年」、そして今年になって「1982年」が登場。 1983年以降はさすがに多様化もハンパなくなってくるので、ここまでじゃないかと思って3

                                        • CD/DVD販売レンタル界隈2023年10大ニュースのこと - WASTE OF POPS 80s-90s

                                          ブログやXというかTwitterで既に触れたものやや多めではありますが、2023年のCD/DVD販売レンタル界隈で起きたことの中から、ざっくり10大ニュースをつまんでみました。 ■トップカルチャー、レンタル撤退失敗 2021年7月に「2023年中にレンタルから全面撤退」宣言をしていたTSUTAYAの最大手フランチャイジーのトップカルチャーですが、関東から相当数の店舗を引き上げたりはしたものの、結局年を跨いでも残存店の約半数でレンタル継続中。 レンタル撤退した店舗は、雑貨販売やらショップインショップの形でテナント誘致等を行っていましたが、そっちが結果としてレンタル以下の収益性しかなく、それ以降進むに進めなくなっているものと思われます。 蔦屋書店 八王子みなみ野店(レンタル継続) ■大きな都市圏でもTSUTAYAレンタル消滅 TSUTAYAは相変わらず閉店しまくっていますが、さすがにこれだけ多

                                            CD/DVD販売レンタル界隈2023年10大ニュースのこと - WASTE OF POPS 80s-90s
                                          • 沢田研二@さいたまスーパーアリーナのライブのこと - WASTE OF POPS 80s-90s

                                            昨日は沢田研二@さいたまスーパーアリーナ。 彼のライブは5年前に一度観ているのですが、今回は「スペシャルゲスト:瞳みのる / 森本太郎 / 岸部一徳」がアナウンスされていて、要するにデビューから解散まで在籍したザ・タイガースのメンバーが揃うわけです。 ああ、これは観に行かなければならん。という、同じ気持ちの皆様で、さいたまスーパーアリーナはメインアリーナ超満員。最強の切り札を出してきたとはいえこれだけの集客力の75歳。 元祖ヴィジュアル系、強いです。 ライブは途中で休憩を挟んでの二部構成でしたが、もう少し細かく言えば四部構成。 1:ザ・タイガースのパート 2:80年代前半までのソロヒット曲パート 3:それ以降現在までの楽曲パート 4:アンコール いきなり虎の着ぐるみで出てきて「シーサイド・バウンド」。恐らく3万人いるであろう観客がその一発でぶち上がる。 この年齢層のライブではなかなか見ない

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                                            • 2023年上半期のTSUTAYAのこと - WASTE OF POPS 80s-90s

                                              半年たったのでやろうやろうと思いつつ、1か月遅れでTSUTAYAの主にレンタルまわりのことを。 相変わらず快調に閉店しています。以下、公表されている8月までの閉店店舗と、CD/DVDの取り扱いをやめて書籍専門店に鞍替えした店舗。 8月までで100店舗越えています。 01/09:TSUTAYA 東根店(山形県) 01/09:TSUTAYA 鶴見緑店(大阪府) 01/13:平和書店 TSUTAYA 松ヶ崎店(京都府) 01/15:TSUTAYA 高麗川店(埼玉県) 01/15:TSUTAYA 三好店(愛知県) 01/15:TSUTAYA フジグラン緑井店(広島県・書籍専門店へ移転) 01/15:TSUTAYA 松山インター店(愛媛県) 01/16:TSUTAYA 三軒茶屋店(東京都・CD取扱終了) 01/22:TSUTAYA 新所沢店(埼玉県) 01/22:TSUTAYA セブンタウン小豆沢店

                                                2023年上半期のTSUTAYAのこと - WASTE OF POPS 80s-90s
                                              • CDレンタル店舗が1000店舗を割ったこと - WASTE OF POPS 80s-90s

                                                2023年の10大ニュースで「CDレンタルを行っている店舗がもうすぐ1000店舗を割りそう」と言いましたが、今しがたカウントしたら割っていました。 TSUTAYA:407 GEO:536 三洋堂:24 HYPERBOOK/SUNMUSIC:5 合計:972 「レコードレンタル」という業態が公式に始まったのは1980年の東京都三鷹市の黎紅堂。 その後数々のチェーンが立ち上がり、翌1981年の末までには公式な数だけで1000店舗に届こうかという数にまで増えましたので、栄枯盛衰の42年を経て黎明期の数にまで戻ったということになります。 そして今後ですが。 4月23日にリニューアルオープンするSHIBUYA TSUTAYAにはDVDを含めてレンタルを行う予定なし 大手フランチャイジーのVidawayが、現在19店舗に残っているCDレンタルを3月末で全店舗で終了することを公表(DVDレンタルはほぼ残

                                                  CDレンタル店舗が1000店舗を割ったこと - WASTE OF POPS 80s-90s
                                                • アダルト系女優の音楽活動のこと - WASTE OF POPS 80s-90s

                                                  おとといフライデーのアルバム、2016年からのシングルを集めたものではあるのですが、なかなか感慨深い。 制作に参加しているミュージシャンが、トリプルファイヤー、マキタスポーツ、柴田聡子、NATSUMEN、Enjoy Music Club、Have a Nice Day!、バクバクドキン、パソコン音楽クラブ。更に作詞にはマンガ家の大橋裕之と映画監督の今泉力哉。 滅茶苦茶なんですが、何となく筋が通っているようにも思えるこの人の並び。 普通に音楽として滅茶苦茶面白いので、お勧めです。 ここでふと、AV女優の音楽活動について考える。 たとえば非アダルトな歌手がその後アダルト映画に入ってきた事例としては五月みどりや畑中葉子。 逆にアダルト映画やAV出身で歌も歌い、その後非アダルトなタレント業に参入したのは美保純や可愛かずみ、飯島愛。 そこらへんのメジャーなところはわかるのですが、じゃあ最初って誰よ、

                                                    アダルト系女優の音楽活動のこと - WASTE OF POPS 80s-90s
                                                  • 2023年解散・活動休止のこと - WASTE OF POPS 80s-90s

                                                    2023/01/03 FAREWELL, MY L.u.v(解散) 2023/01/07 Parfait Girls(パフェの惑星へ一時帰還) 2023/01/09 sherbetNEO(活動終了) 2023/01/12 BLUEME7(解散) 2023/01/21 イケてるハーツ(解散) 2023/01/21 うさぎ症候群(解散) 2023/01/22 CUPIDOLIC(解散) 2023/01/23 ANSIFLE(解散) 2023/01/27 Drive at your Brain(解散) 2023/01/28 ALICes(活動休止) 2023/01/28 SAISON(解散) 2023/01/29 イマココ←(解散) 2023/01/29 ドラマストア(解散) 2023/01/30 煌めき☆アンフォレント(活動停止) 2023/01/31 SPiCYSOL(無期限活動休止) 20

                                                      2023年解散・活動休止のこと - WASTE OF POPS 80s-90s
                                                    • 連載「Girls In The Band〜ガールズ・ロック、バンドの歴史(洋邦対応)」③価値観逆転!その後の女性ロックのルーツの90s|THE MAINSTREAM(沢田太陽)

                                                      連載「Girls In The Band〜ガールズ・ロック、バンドの歴史(洋邦対応)」③価値観逆転!その後の女性ロックのルーツの90s どうも。 では、連載企画、進めてまいりましょう。 ガールズ・ロック、ガールズ・バンドの観点からロック史を紐解く「Girls In The Band」。今回はその第3回。今度は、現在の女性のロックにつながる 地点になってます90年代、オルタナティヴ・ロックの時代のガールズ・ロック、これに迫ってみたいと思います。 ①80s末に、これまでと異なるダークで内向きな流れ これ、①と銘打ってはいますが、僕の気持ちの中ではむしろ「ゼロ章」に近いです。 前回のテーマとなった70年代後半から80年代にかけてという時代は、ある種の躁状態というか、世界的にかなり賑やかで見かけ上はハッピーに見える時代でした。そんな時代、音楽の主張もド派手になりがちでした。それは、どんなに暗いこと

                                                        連載「Girls In The Band〜ガールズ・ロック、バンドの歴史(洋邦対応)」③価値観逆転!その後の女性ロックのルーツの90s|THE MAINSTREAM(沢田太陽)
                                                      • 2023年のTSUTAYAの閉店は約130店舗だったこと - WASTE OF POPS 80s-90s

                                                        年末ですので、恒例のをやっておきます。 2023年もTSUTAYAの閉店は130店舗強というあたりでした。 01/09:TSUTAYA 東根店(山形県) 01/09:TSUTAYA 鶴見緑店(大阪府) 01/13:平和書店 TSUTAYA 松ヶ崎店(京都府) 01/15:TSUTAYA 高麗川店(埼玉県) 01/15:TSUTAYA 三好店(愛知県) 01/15:TSUTAYA フジグラン緑井店(広島県・書籍専門店へ移転) 01/15:TSUTAYA 松山インター店(愛媛県) 01/16:TSUTAYA 三軒茶屋店(東京都・CD取扱終了) 01/22:TSUTAYA 新所沢店(埼玉県) 01/22:TSUTAYA セブンタウン小豆沢店(東京都) 01/22:TSUTAYA 蛍田店(神奈川県) 01/23:TSUTAYA 錦糸町店(東京都) 01/31:TSUTAYA 柏青葉台店(千葉県)

                                                          2023年のTSUTAYAの閉店は約130店舗だったこと - WASTE OF POPS 80s-90s
                                                        • 新星堂の「駅ビル店」がなくなること - WASTE OF POPS 80s-90s

                                                          新星堂が今年になってすごい勢いで店舗を閉めています。 2022年に7店舗、2023年には6店舗を閉店させ、順調に縮小していたのですが、今年に入って1月だけで9店舗閉店します。 これにより一気に全国40店を割り込み、一時は200店舗を数えていた店舗網もいよいよ最終局面か、という感じです。 そしてその縮小に伴って、新星堂「らしさ」を感じる部分も失われつつあります。 この31日に閉店する「国分寺駅ビル店」。これによりかつては新星堂にやたらあった「駅ビル店」という支店名が消滅します。 2004/06閉店:新星堂 八王子駅ビル店 2006/02閉店:新星堂 青森駅ビル店 2008/01閉店:新星堂 金沢駅ビル店 2008/02閉店:新星堂 熊谷駅ビル店 2011/01閉店:新星堂 千葉駅ビル店 2012/01閉店:新星堂 取手駅ビル店 2016/08閉店:新星堂 小岩駅ビル店 2017/05閉店:新

                                                            新星堂の「駅ビル店」がなくなること - WASTE OF POPS 80s-90s
                                                          • 【絶妙にダサいけどカッコイイ90s古着】POLO SPORT(ポロスポーツ)を狙おう! - YMのメンズファッションリサーチ

                                                            なんか気分だぞ、POLO SPORT(ポロスポーツ) POLO SPORT(ポロスポーツ)とは 90年代リバイバルとPOLO SPORT(ポロスポーツ) ポロスポーツのアイテム ハーフジップ スウェットシャツ ポロシャツ Tシャツ ショートパンツ キャップ まとめ なんか気分だぞ、POLO SPORT(ポロスポーツ) レギュラー古着とは主に80年代から90年代くらいの古着を指し、それ以前の(古い)年代のものに比べれば(ものにはよりますが)まだそれほど望外に価格も高騰しておらず、過度に緊張せずに楽しく選べるカテゴリーだと言えましょう。もう少し時間が進むとどんどん価値が上がって買いにくくなってくるのかもしれませんが・・・。 私は古着を買いますがほぼほぼ90年代くらいのレギュラーが中心です。 最近は90年代リバイバルがトレンドと言われていて当時のスタイリングが注目を浴びているわけでですが、その中

                                                              【絶妙にダサいけどカッコイイ90s古着】POLO SPORT(ポロスポーツ)を狙おう! - YMのメンズファッションリサーチ
                                                            • 【全てのジーンズの祖・リーバイス501】90sレギュラーアメリカ製だけど禊(みそぎ)を終えた件 - YMのメンズファッションリサーチ

                                                              令和6年4月、501を買う リーバイスとジーンズを始める禊ぎこそが501 リーバイスのはじまり 501の誕生 リーバイス501のレビュー 今回の個体の説明 501の特徴 コーディネート まとめ 令和6年4月、501を買う ymfresearch.info 過去記事で述べたように、僕は元々様々な理由でリーバイスとジーンズを避けていた。古着もアメカジも好きだけれど、リーバイスとジーンズはちゃんと通っていない(ちゃんとではなければ通ってはいる)。 それはそれで良いと思っていたが、それはやはり駄目だと思った。 例えるならば日本食が好きで詳しいけれどお米を食べたことがないと言っているようなものだと思ったのだ。 フレンチが好きで詳しいけれどラタトゥイユなど聞いたことがないというのと一緒(しつこい)。 中華に精通していると言いながら好きな中華料理はエビマヨだと言っているようなもの(もういい)。←言うまで

                                                                【全てのジーンズの祖・リーバイス501】90sレギュラーアメリカ製だけど禊(みそぎ)を終えた件 - YMのメンズファッションリサーチ
                                                              • BOOKOFFのアナログ盤販売のこと - WASTE OF POPS 80s-90s

                                                                世の中の流れに合わせてBOOKOFFでもアナログ盤を積極的に扱うようになって数年経ちます。 自分も割と面白がってできるだけ各地のBOOKOFFを回るようにしています。 ある程度数を回ると何となく癖というか、取り扱い方の店舗ごとの差異のようなものも見えてきまして。 都市型小型店舗の場合、新規でアナログを置くスペースを捻出できないためか、アナログを置いていないことが多い TSUTAYAとの併設店舗の場合、TSUTAYAを潰してBOOKOFF単独とし、それで捻出できたスペースでアナログ扱いを開始する店舗複数 ハードオフ併設または近隣にハードオフ店舗がある場合、アナログはハードオフ側に既存のため、BOOKOFF側ではアナログ扱いは行わないことが多い。BOOKOFF側では比較的美品のみ扱い、ハードオフはジャンク扱いのみというパターンも。 BOOKOFFも割とフランチャイジーによって運営されている店舗

                                                                  BOOKOFFのアナログ盤販売のこと - WASTE OF POPS 80s-90s
                                                                • Jesus Jones@下北沢Shangri-Laのライブのこと - WASTE OF POPS 80s-90s

                                                                  昨日は下北沢Shangri-LaでJesus Jonesのライブ。 とりあえず観たいじゃないですか。このタイミングならもうベストヒット選曲以外ありえないし、それもキャパ600程度でそのクラスの箱の中でも割と近く見える印象の元GARDENの箱です。 当時は割とアイドル人気的なところも高かったわけですが、果たして今回はおっさんだらけ。8:2くらいでおっさん。Tシャツも1991年のDOUBTツアーの時に買ったのを引っ張り出してきた友人をはじめ、布袋寅泰やM-AGEのTシャツもいて開演前から割と面白状態。 デビューアルバム「Liquidizer」リリース時の日本盤プロモーションの際、「20世紀末のロック界の救世主か、はたまた最後の徒花か」というフレーズが使用され、「Doubt」のプロモーション時には「やっぱり救世主だった!」とはしゃいだものの、人気は長く続かず結果としてやっぱり「徒花」感出てきてし

                                                                    Jesus Jones@下北沢Shangri-Laのライブのこと - WASTE OF POPS 80s-90s
                                                                  • New Order「Substance」のこと - WASTE OF POPS 80s-90s

                                                                    高校生だった自分が、初めて買ったCDがこの「Substance」でした。 リリースが発表され、その収録内容を見て、直ちに親に「そろそろCDプレーヤー買ってくれんか」と土下座をし、試験を頑張って何とか買ってもらうことになり、でもまだ実際プレーヤー買わないうちにこのCDだけは購入して待ち構えていたものでした。 これ、どうしてもCDを買わなければいけない理由があったのです。 そこまで「State Of The Nation」と「Bizarre Love Triangle」は12インチシングルで持っていましたが、それ以前も全部収録されて新曲も入っている盤が、LPは2枚組3500円か3800円で過去のシングルのA面曲12曲収録。片やCDは2枚組5000円でA面曲に加えてB面曲も収録されて24曲。 それ、CD買わないという選択肢はないじゃないですか。なので迷わず土下座したわけです。 で、今回CD4枚組

                                                                      New Order「Substance」のこと - WASTE OF POPS 80s-90s
                                                                    • ゴダイゴ@ビルボードライブ東京のこと - WASTE OF POPS 80s-90s

                                                                      21日はゴダイゴ@ビルボードライブ東京。 「観ることができるうちに観ておけ」シリーズの一環として。 ゴダイゴは言ってみれば「メディアのタイアップによってスターダムにのし上がったバンド」のはしりと言ってもいいわけで。 それはバンドのブレイク以前から劇伴等も担当していたミッキー吉野がいたバンドだったからですが、今改めて振り返ると、J-POPの直系の先祖と言ってもいい存在です。 自分は当時、何となく知ってはいてもそのタイアップ攻撃に直接ぶつかったことはなく、「西遊記」の曲のイメージも夜ではなく、再放送を見た放課後の友達の家のイメージだったりしますが、聴く人間それぞれがそういう、曲に触れた時のイメージを割と強く持っていることが、現在に至っても圧倒的な強みになっているわけで。 ライブ開始から4曲、1stアルバム「新創世記」と「西遊記」でもドラムのトミー・シュナイダーがヴォーカルを取る曲という、割とゴ

                                                                        ゴダイゴ@ビルボードライブ東京のこと - WASTE OF POPS 80s-90s
                                                                      • NUANCEの「dubrise」@渋谷WOMBのこと - WASTE OF POPS 80s-90s

                                                                        1月20日は、割と推しているアイドルグループNUANCEのライブだったんですが、ちょっといつもと違うヤツ。 NUANCEはちょいちょい普通でないライブを開催しています。 ワンマンライブでもそこここに寸劇やコントとかが挟まったりしていたのですが、ライブによってはガチでお笑いの人を呼んできて、その中でメンバーも割と気合いの入ったコントをしてみたり落語をしてみたり。 そもそもライブアイドルはだいたい四六時中ライブをしているわけで、ガチのオタクやライブより特典会目当ての人が相手であったとしても、さすがに毎回同じものを見せるわけにもいきません。 そのため運営は毎回セットリストをいろいろ考えているわけで、NUANCEの運営はそれが行き過ぎた結果コントとかになるわけですが、それはメジャーなアイドルグループがテレ東の深夜にテレビでやってることを、それも興行としてやっているのだと考えれば、一応筋は通っている

                                                                          NUANCEの「dubrise」@渋谷WOMBのこと - WASTE OF POPS 80s-90s
                                                                        • トレカを取り扱う新星堂が増えていること - WASTE OF POPS 80s-90s

                                                                          草加市に行って、ついでにマルイに入っている新星堂行ってみたんですよ。 5階まで上がってフロアマップ眺めたところ「新星堂」が見つからなくて一瞬「あれ、閉店してたっけ」と思ってもう一度見直して発見したのが「ガンリュウバイシンセイドウ」の文字列。 最近、新星堂とWonderGOOにはショップinショップの形で「GANRYU」という屋号のトレカショップが入っていることは知っていたのですが、こういう表記ではなかなかわからない。 で、行ってみたところ、その床面積のほとんどがトレカに占拠されていて、CDは端っこの方に少し棚があって予約コーナーがあって終了。 前に愛知・岐阜に行った時は店によって「GANRYU」の看板がかかっていたりいなかったり、よくわからないところがあったので、一旦現状の全店舗を確認してみました。 〇はトレカの扱いあり、●はなし。 支店名の:の次は、店舗が入っている商業施設のサイトでの表

                                                                            トレカを取り扱う新星堂が増えていること - WASTE OF POPS 80s-90s
                                                                          • 忘れらんねえよ@ZEPP SHINJUKUのライブのこと - WASTE OF POPS 80s-90s

                                                                            今年の初ライブは忘れらんねえよ@ZEPP SHINJUKU。 彼らのライブを観たのは過去に2回。 元々3ピースだったのが、ドラムが抜けベースが抜け、今はフロントマン柴田の1人プロジェクト状態ですが、3人時代と2人時代に一度ずつ。 チャットモンチーの「ハナノユメ」の動画を見たことで会社員をやめてバンドを始めた柴田が、15年かけて橋本えっちゃんと共演を果たし、そのチャットモンチーとの出会いも歌ったデビュー曲「CからはじまるABC」を一緒に演った音源が収録されると聞いて久々にCDで購入し、ああこれは素晴らしいなと思っていたところに、ライブで共演した際のとんでもなくエモいMVを見てしまい泣きそうになったというか本当に少し泣いて、その直後にチケットを取りました。 いや、柴田だし「忘れらんねえよのすべて」というツアータイトルから考えてもライブにはゲストは呼ばないだろうなとは思いながら、でもちょっとこれ

                                                                              忘れらんねえよ@ZEPP SHINJUKUのライブのこと - WASTE OF POPS 80s-90s
                                                                            • 「スクラム」が消滅していたこと - WASTE OF POPS 80s-90s

                                                                              東北を中心に、多い時には10近い店舗網を持っていた、CD/DVD販売及び書籍販売店のチェーン「スクラム」ですが、10月22日に宮城県大崎市の古川店の閉店をもって全店舗閉店、屋号が消滅しておりました。 (大河原店)1983年に当時の宮城県泉市に出店、以降各地で開店したり閉店したりで以下のような感じ。 泉店(宮城県・1983-2003) 香寺店(ブックバーン)(兵庫県・1988-1991) 大河原店(宮城県・1995-2022) 古川店(宮城県・1999-2023) 東根店(山形県・2002-2016)☆ 富谷店(宮城県・2003-2015)☆ 札幌桑園店(北海道・2004-2009)☆ 元町店(北海道・2004-2007)☆ 利府店(宮城県・2005-2016)☆ 盛岡南店(岩手県・2006-2009)☆ 発寒店(北海道・2006-2008)☆ 石巻店(宮城県・2007-2016)☆ 仙台中

                                                                                「スクラム」が消滅していたこと - WASTE OF POPS 80s-90s
                                                                              • ドレイクやビヨンセの影響で90sハウス人気が再燃!? 近年のリバイバルの傾向や制作TIPSをまとめてご紹介

                                                                                2022年6月17日、人気ラッパーのDrakeが7thアルバム『Honestly, Nevermind』をリリースしました。同作のほとんどの曲でハウスの要素が取り入れられていたことに注目が集まったのは、記憶に新しいところです。 またその翌週にはR&BシンガーのBeyoncéも、90年代のハウスクラシックとして知られるRobin S.の「Show Me Love」をサンプリングした新曲「Break My Soul」をリリースしました。 現在のポップ・シーンを代表するトップアーティストが同じタイミングでハウスを取り入れたことに衝撃を受けた音楽ファンは多いと思いますが、海外メディアの中にはそのアプローチを「90sハウス・リバイバル」的なものとして捉える向きもあります。今年はすでにフレンチハウスや2000年代のダンスポップ系エレクトロハウスがリバイバルする気配がありましたが、ここにきて新たにクラシ

                                                                                  ドレイクやビヨンセの影響で90sハウス人気が再燃!? 近年のリバイバルの傾向や制作TIPSをまとめてご紹介
                                                                                • CD/DVD販売・レンタルの各チェーンが少し似てきていることについて - WASTE OF POPS 80s-90s

                                                                                  CD/DVDの販売やレンタルを生業としている各チェーン、主業と言えば元々は以下のような感じだったわけで。 タワーレコード:CD/DVD販売 HMV:CD/DVD販売 新星堂:CD/DVD販売・楽器販売 TSUTAYA:CD/DVDレンタル・書籍/コミック販売 ゲオ:CD/DVDレンタル・ゲーム販売 BOOKOFF:中古書籍/コミック・中古CD/DVD販売・中古ゲーム販売 それが、CD/DVD販売や書籍/コミック販売が時を追うにつれて不調になっていくのに伴い、各チェーン必死になっていって様々に取扱いが増え、よく言えば多様化、悪く言えば雑になっていきます。 タワーレコード ・PBグッズの強化 ・新譜アナログの販売(各店舗) ・中古アナログの販売/買取(TOWER VINYL) ・中古CDの販売 ・中古CDの買取 HMV ・新譜アナログの販売(各店舗) ・書籍販売の強化(HMV&BOOKS) ・

                                                                                    CD/DVD販売・レンタルの各チェーンが少し似てきていることについて - WASTE OF POPS 80s-90s