隣接する厚生労働省に向け、陰謀論集団「日本列島百万人プロジェクト」が罵声を浴びせている。その横でカウンター・デモをするのは毎度おなじみ流浪の反ワクチン活動家、塚口洋佑。相変わらず性能の良いスピーカーで罵声に罵声をかぶせていた。
5類に移行した2023年5月から感染者数が徐々に増え、夏にかけて一度流行した(第9波)。そして今年の初めにも感染拡大。ワクチン接種ないし実際の感染によって免疫を獲得している人が多いため重症化率は高くないが、感染力が落ちているわけではない 2023年5月8日に新型コロナウイルスが5類に移行してから1年。今年のゴールデンウイークは全国的に人であふれ、コロナ禍以前の景色が完全に戻った印象だ。しかし、どうしてもモヤモヤが......。コロナ禍は終わったの? そうだとしても、なかったことにするのは違くない? ■日本も世界も、まだ感染している 昨年5月8日に新型コロナが感染症法上の5類に移行してから1年が過ぎた。あのコロナ禍の日々から、日本社会も普通の日常を取り戻している。厳しい感染対策や行動制限がなくなり、暫定的に続いていた、ワクチン無償接種や高価なコロナ治療薬への補助も今年3月いっぱいで終了。 す
全国的に好天に恵まれ、新型コロナウイルス感染症の5類移行後初めてとなった今年のゴールデンウイーク。人出が伸びたと思ったら、国内居住者に限ると全国主要都市の駅周辺60地点の88%に当たる53地点で前年に比べて減っていたことが、大規模なデータ分析によって明らかになった。 1ドル=150円台に及ぶ歴史的な円安に伴う物価高で、節約意識が強まったとみられる。円安はインバウンド(訪日客)の増加をもたらし、ホテル代が高騰して日本人からすると泊まりにくくなった。有識者からは物価高が長引くとの予測が聞かれ、家計の余裕が乏しい状況が続きそうだ。(共同通信=三好寛子、亀井淳志) ▽札幌、仙台、名古屋が2桁マイナス IT企業クロスロケーションズ(東京)が47都道府県から東京・新宿や大阪・梅田など主要な60駅を抽出した。駅周辺の半径500メートルにどれだけの人が来たのかを示す来訪数データを推計し、その速報値を共同通
《正直……、本当は悔しくて悔しくて……。何でコロナ? 何で? 何で? って。今だに、一人になっては涙してしまう……》 ボーカルダンスグループ・MAXのMINA(46)が、母の日の5月12日、自身のInstagramを更新。母の写真とカーネーションの画像をアップし、《私ごとですが、先日母が天国へと旅立ちました》と、3カ月近く前に母が新型コロナウイルス感染症で他界したことを明かした。 彼女の投稿によれば、今年2月に父から、〈お母さんがコロナで、救急車で運ばれて入院することになった〉と連絡を受け、その数時間後には、《今日一日持たないかもしれない》と告げられたという。 MINAの願いも届かず、罹患から約20日後に母は帰らぬ人に。 《今まで大病一つしてこなかった母。まさかの状況に心は全くついていけなかったです》と、今でも悔しさがぬぐえないでいるという。 2類感染症相当だった新型コロナが、季節性インフ
5月31日、昼。午前中で止んだ雨の匂いと午後からの厳しい日差しに5月ながら夏を感じ、子どもの頃思い出の映画を見に行った、夏休みのあの日を思い出しながら筆者は日比谷公園にいた。 日比谷線を降り、日比谷門から入るとすぐに大勢の人が行列を作っているのが確認できた。日比谷野音へと向かうにつれて人の数は多くなり、やがて前へ進むのも難しい状況になる。どうやら野音に入りきれない人々が周囲にたむろするしているようだ。そんな人々に混じって耳をすませば、野音から「ニッポン!ニッポン!」の大合唱が聞こえてくる…。平日の午後にもかかわらず、日比谷公園にはプラカードや日章旗を手にした人々が大勢集まっていた。5月の終わり、首都の中心である皇居に隣接したこの公園で、一体何が行われていたのだろうか。 凄い数の人、人、人であったWHOから命をまもる国民運動 大決起集会この日行われていたのは、4月に記事を書いたパンデミック条
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最近、忙しくてブログがなかなか書けないなか、面白そうな話題がTLを駆け抜けていった。togetterに、それがまとめられている。 togetter.com 「昔の方が暴力が横溢していたのに、なぜ今になって不登校やひきこもりが増えているのか」について、いろんな人がいろんな意見を述べている。不登校、というのも意外に新しい概念で、昔は登校拒否という言葉が使われていて、それ以前には、農業手伝いなどの理由で親が子どもに学校に通わせない、なんてこともあった。昭和の終わりになっても、田植えや稲刈りの時期になると学校を抜けて家業を手伝うクラスメートがいたものである。もちろん、今日の不登校においては農業手伝いのために学校に行かない・行けないという事情は滅多になくなっているだろうけれども。 で、不登校については、増加し続けている。少しネット検索してもらえれば右肩上がりのグラフにいくらでも出会うはずだ。コロナ禍
スクウェア・エニックス(以下、企業名は一部省略)が苦しんでいる。24年3月期決算によれば、営業利益は前期443億円から325億円と26.6%減らした。このため、数々のゲームメディアやSNSでは同社に対し嘲笑的な風評が寄せられ、5月13日まで約6300円だった株価も約5300円と急落した。結果、スクエニは今日本で特にネガティブなイメージのある企業となったことは否めない。 スクウェア・エニックス 2024年3月期決算短信より しかし筆者は、この報道には疑問がある。 スクエニが減益で苦しんでいるのは事実だが、それは何も、スクエニだけの問題ではないからだ。 具体的には、コーエーテクモの営業利益も前期比で391億円から284億円と、27.2%減らした。 セガサミーの営業利益は全体では21%の増加だが、これは遊技機事業(パチンコ)の大幅な利益増に支えられたもので、エンタテインメントコンテンツ事業(ゲー
お酒を飲むと顔が赤くなる人は、ならない人に比べて約5倍新型コロナウイルス感染症にかかりにくい――。佐賀大の研究グループがそんな研究成果を発表した。 【写真】ヨード入りうがい薬、続けたら…70歳女性「私、おかしくなった?」 研究は、佐賀大医学部の松本明子准教授(49)と、同大の客員研究員で農水省消費・安全局農産安全管理課審査官の高島賢さん(56)らのグループが手がけた。 高島さんはコップ1杯のビールで顔が真っ赤になる「アジアンフラッシュ」と呼ばれる東アジアに多い体質だ。身近で新型コロナや、それ以前のインフルエンザ、ノロウイルスの集団感染が起きた時に無症状だったのは、自身の体質に理由があるのではと考えた。業務で植物の遺伝子と形質の関係を見てきたからだ。 「他の人と比べて私が強い形質というのは、赤ら顔くらい」と思い、身の回りの57人に聞いたところ、アジアンフラッシュ体質で新型コロナに感染した人は
新型コロナウイルスの感染拡大を防ぐためにマスク着用を呼び掛ける看板。2021年の英ロンドンで(2021年12月18日撮影)。(c)Tolga Akmen / AFP 【5月25日 AFP】新型コロナウイルスが猛威を振るった2019~21年に世界の平均寿命(出生時平均余命)は2年近く短くなったとする調査結果を世界保健機関(WHO)が24日、世界保健統計の2023年版で発表した。 平均寿命と健康寿命は着実に伸びてきたが、新型コロナにより後退したとしている。 WHOの年次報告書によれば、2021年の世界の平均寿命は1.8歳短くなり、71.4歳。健康寿命は1.5歳縮まり、61.9歳。いずれも2012年と同水準に落ち込んだ。 英医学誌ランセット(The Lancet)に今年1月掲載された論文では、新型コロナの流行時に平均寿命は1.6歳短くなったとの調査結果が明らかにされていたが、WHOの報告はそれを
「母の日」に母親がコロナでなくなったことをSNSで報告したMAXのMINA/Copyright (C) 2024 Kobunsha Co.,Ltd. All Rights Reserved. 《正直……、本当は悔しくて悔しくて……。何でコロナ? 何で? 何で? って。今だに、一人になっては涙してしまう……》 【グラフあり】第1波~第10波までのコロナを死原因とする死亡数の推移 ボーカルダンスグループ・MAXのMINA(46)が、母の日の5月12日、自身のInstagramを更新。母の写真とカーネーションの画像をアップし、《私ごとですが、先日母が天国へと旅立ちました》と、3カ月近く前に母が新型コロナウイルス感染症で他界したことを明かした。 彼女の投稿によれば、今年2月に父から、〈お母さんがコロナで、救急車で運ばれて入院することになった〉と連絡を受け、その数時間後には、《今日一日持たないかもし
米モデルナ社の日本法人モデルナ・ジャパンの長山和正社長がインタビューに応じ、メッセンジャーRNA(mRNA)技術を活用した、新型コロナウイルスとインフルエンザの混合ワクチンの臨床試験について、今冬の開始を目指すことを明らかにした。順調に進めば、数年以内にも日本国内での実用化が期待できるという。日本でのワクチンの供給体制を強化するため、国内での生産拠点整備を進めていることも明らかにした。 インタビューの全文も読めます がんワクチン開発は「最終段階」 モデルナ、新型コロナに続く戦略 混合ワクチンについて米モデルナは2023年10月、初期と中期の臨床試験で、安全性と効果を確認したと発表していた。これを受け、モデルナ・ジャパンは日本国内で最終の臨床試験を今冬から、数百例規模で実施したいとしている。結果がまとまれば、できるだけ早く承認申請を行う予定という。 長山氏は「1回の接種で幅広いウイルスに対応
せめて感染者数の発表や、罹患者が医療にアクセスしやすい体制を整えるべきだろう(写真:IYO/PIXTA) ■自己負担額の増加で治療薬を断る人も 5類に移行する際、厚労省は「最大で約6万4千の外来医療機関でコロナ患者を診る体制を目指す」としてきたが、今年3月27日時点でコロナ患者に対応している外来医療機関は約5万施設止まり。しかも、厚労省は今年3月末で公表を打ち切ったため、その後の増減は不明だ。 さらに、「コロナ治療薬などの自己負担が増えたことも拍車をかけている」と玉井さん。 政府は、5類移行後も続けてきたコロナ治療薬などの公費負担を今年3月に終了。 ラゲブリオやゾコーバといった重症化リスクが高い人に処方される治療薬の自己負担額は、3割負担の場合で約1万5千~3万円にも上る。 「ラゲブリオだと1割負担でも1万円弱ですから、年金暮らしの高齢者の場合『それならいらない』と断る方もおられます。当院
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週プレNEWS TOPニュースIT・科学「新型コロナウイルス学者」、ついに新型コロナウイルスに感染する【「新型コロナウイルス学者」の平凡な日常】 うっすらと「T」のところに線が......! 連載【「新型コロナウイルス学者」の平凡な日常】第49話 2023年に入って海外出張に行く機会も増え、いつかは新型コロナウイルスに感染しても仕方ないかなと感じていたという筆者。そしてついに、その日が来た......。 * * * ■2023年6月29日、COVID-19発症 2023年6月29日、ついにCOVID-19を発症してしまった。 2023年になってから、1月にフランス(40話)、2月にシンガポール、3月上旬にフィリピン、3月下旬にドイツ(19話)、6月にオランダとチェコ(41話)と、海外出張をしまくっていた。ワクチンは当時4回接種していたが、海外ではマスクをしていない人が大半だし、内心、そろそ
上皇后さまがコロナ感染 時事通信 社会部2024年06月03日15時00分配信 上皇后さま=4月9日、東京都内(AFP時事) 宮内庁の黒田武一郎次長は3日の定例記者会見で、上皇后さま(89)が新型コロナウイルスに感染されたと発表した。上皇后さまの感染は初めて。軽症のため入院はせず、お住まいの仙洞御所(東京都港区)で静かに過ごしているという。 佳子さまがコロナ感染 鳥取県訪問中 黒田次長によると、上皇后さまは2日未明からせきの症状があり、3日朝には喉に軽い違和感があったため、同日午前にPCR検査をしたところ、陽性が確認された。上皇さま(90)は陰性だった。 新型コロナウイルス 社会 皇室 最終更新:2024年06月10日08時04分
コロナが5類に移行して1年たったが、あの騒ぎは何だったのか。騒ぎの張本人だった西浦博氏は、日本の感染症対策を自画自賛している。 週プレ故にグラビア優先。 しかし、おそるべし。 内容が正確だ。。https://t.co/3Wpv7OaC9I — Hiroshi Nishiura (@nishiurah) May 31, 2024 行動制限も緊急事態宣言も有害無益だった この記事に登場する岩田健太郎氏はこう振り返る。 こうしてなんとかコロナ禍を乗り越えた今だからこそ、これまでの対策や政策の中で、どこが正しく、どこが間違っていたのか? 何が有効で、何がムダだったのか? コロナ禍の約4年間を振り返り、しっかりと考えるべきだと思うのですが、日本では国もメディアも『もう終わったこと』にして振り返ろうとしない。 とんだブラックユーモアである。岩田氏は、かつて激しくロックダウン(刑事罰による行動制限)を主
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