はじめに 本連載では、想定読者を次のような方々としています。 これから設計書も書くことになったプログラマーもっと効率的な設計書の書き方を模索したいシステムエンジニア設計書の標準化を進めて、組織的に設計効率を上げたいリーダーアジャイル開発における設計書のあり方に悩んでいるリーダー保守・運用コストが肥大化し、保守運用負荷を軽減したいマネージャー 今まで、なんとなく(見よう見まねで)設計書を作成していたという人も多いと思いますが、一度、原点に立ち戻ってシステム設計書を“書く意義”や“書き方”について見つめ直しましょう。そして、令和時代に合った良い設計書の書き方を理解し、自分の仕事に活かしてください。 第1回と第2回では、“設計書の書き方”に入る前に、現在のシステム開発についての全体像を解説します。 プログラミングの割合は3割以下 「システム開発と言えば、やっぱりプログラミングだよね」。はい、テレ